【結婚相談所名】×××× 【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★ 【都道府県】兵庫県 【年齢】20歳 【職業】自営業 【活動期間】平成30年4月~平成30年12月 |
私が彼女と出会ったのは、●●に入会して3ヶ月が過ぎた頃でした。
それまでに複数人、私の条件に合う女性を担当者から紹介してもらっていたのですが、残念なことにお付き合いにまで発展することはなかったため、「今回こそは!」と意気込んでお見合いのセッティングをお願いしました。
お見合い当日、目の前に現れたのは僕の好みの黒髪セミロングの清楚な感じの可愛らしい女性!
写真よりも実物の彼女はもっと素敵に見え、早く付き合いたいと思ったので見極め期間をすっ飛ばして「交際したい」と申し込んだのですが、驚くことにすんなりとOKをもらえたのです。
そのときは本当に嬉しかったのですが、今思えば、見極め期間をもっと有効に使っていればあんな思いをせずに済んだかもしれません…。
交際が決まってから、彼女と頻繁に連絡を取るようになりました。
女性との交際経験がない僕は、女性と会話が続く楽しさを噛み締めながら「マメな人だなぁ」と思う程度で、当時は何の疑問も感じていなかったのです。
彼女の異変に気付いたのは、初めてのデートのときでした。
とにかく、めちゃくちゃベタベタくっついてくるんです。
交際しているとはいえ、初めてのデートで「そんなに体をくっつける!?」と驚くぐらいの密着度。
待ち合わせ場所で合流すると腕を組まれて、そのまま移動することに。
驚いたものの「積極的な人だなぁ」と思う程度の僕と、事あるごとにボディタッチをしてくる彼女。
「羨ましい!」と思う男性も多いと思いますが、ベタベタの度合いがすごくて僕は少し疲れてしまいました。
彼女を駅まで送り届けてデートは終わりましたが、改札で別れてすぐに彼女からLINEが届いたのです。
「今日は楽しかったです。また、デートしたいですね」「今度は、〇〇に行ってみたいなぁ」「次はいつデート出来ますか?」と、こちらが返信をする前に立て続けに送られてきたため少しギョッとしましたが、僕は「来週末で良ければ」と返信をしました。
そんな調子で、彼女は少しずつ正体を現していったのです。
翌日は仕事が忙しく、スマホを触る時間がなかったのですが、仕事終わりに確認してみると彼女からの「不在着信」がなんと10件以上も!
彼女に何かあったのかと慌ててかけ直してみると数コールの後、「もしもし~」とあっけらかんとした声が聞こえてきました。
何かあったのか聞いてみると「声が聞きたかっただけなの」「なんで電話に出てくれなかったの?」「女の人といたんじゃないでしょうね?」とまくし立てられたのです。
「今日は一日中仕事だって言ったのに」と思いながらも、僕はつい彼女に謝ってしまいました。
今思えば、この謝罪で2人の立場が決まったのかもしれません。
それ以降は、彼女の仕事終わりや休日にはなるべく電話に出られるようにしなければいけなくなりました。
2~3回電話に出れないと「浮気してるでしょ!」「今からそっちまで行ってやる!」と怒鳴られてしまいます。
彼女はいわゆる「構ってちゃん」だったのです。
それも、極度の。
交際を始めて1ヶ月も経つ頃には、彼女が会いたいと言えば飛んででも会いに行かなければいけない状況となっていました。
連絡に気付かなかったり会いに行かなかったりした場合に、彼女はヒステリックに泣きわめくようになっていたのです。
浮気を疑われるのは当たり前で、友達や家族とも出掛けることが出来なくなっていました。
常に彼女を第一に行動をしていたのですが、友達から「その人、やばいよ。無理して付き合わないほうがいいと思うし、結婚もしないほうがいいんじゃないかな」と心配されたことがきっかけで目が覚めたのです。
彼女との別れ話を進めようにもヒステリックに怒鳴られてどうにもならず、自分では対処出来ないと思ったので僕は結婚相談所の担当者に連絡をしました。
どうやら彼女は結婚相談所では猫をかぶっていたらしく、打ち明けてもすぐには信用してもらえませんでしたが、LINEでのやり取りを見せると事情を把握したらしく、その後はすぐに対応してもらえ、僕はなんとか彼女から逃れることができたのです。
それまでに結婚相談所を通して出会った女性は常識のある人ばかりでしたので、ヒステリックな彼女のことはかなり印象に残っています。
たとえ好みの女性ですぐに付き合いたいと思っても、見極め期間を有効に使ってどんな人なのかをしっかりと確認してから判断していかないといけないなと思った出来事です。
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