【婚活の秘訣:体験談】結婚相談所選びと心の変化が決めて!
30歳で焦って入会、1年で男性紹介ゼロ|30歳女性Cさんの結婚相談所体験談
結婚相談所に入れば、少なくとも出会いは増える。
Cさんも、最初はそう思っていました。

会社員(年収350万円)の女性Cさんは、30歳で婚活をスタートし、33歳で成婚退会しました。
婚活にかかった費用はトータル80万円。
紹介してくれない『相談所』から、違う相談所へ移った——これがCさんの婚活の大きな転機でした。
みんな結婚しているし、出会いも全然ない……
30歳になったとき、焦ったCさんは、そこそこ知名度のあった結婚相談所Aに入会しました。
説明会で対応してくれた担当者の感じが良く、「ここなら大丈夫」と思って決めたそうです。
ただ、最初の1年は、ほぼ何もなかったと言っていい1年でした。
一人も男性を紹介してもらえない月もあり、80万円のうち最初の40万円は、ほとんど何の手応えもないまま消えていきました。
33歳の今、結婚相手と式の段取りをしているCさんから見ると、30歳の頃は「焦り」だけで動いていたのだと思います。30歳で婚活開始、33歳で成婚退会。この3年を最短距離で書くことはできますが、間にあった「1年・80万円・紹介ゼロ」を削ってしまうと、Cさんの体験は何も残らなくなってしまう。
だからここからは、岡田の視点も交えながら、最初の1年に何が起きていたのかから見ていきます。
知名度で選んだ相談所Aで失敗した3つの理由
最初に書いておきたいのは、相談所Aは決して「ひどい相談所」ではなかった、ということです。
対応が悪かったわけでも、世間的な成婚数が少なかったわけでもありません。

それでもCさんには合いませんでした。
理由は3つあります。
- 紹介ゼロの月があった
- 月3名の「紹介」と月3回の「お見合い」は別物だった
- 紹介ゼロの月にも会費が発生し続けた
1つ目は、紹介ゼロの月があったことです。
Aは担当者が月3名紹介してくれるシステムで、入会前のCさんは「月3人なら十分」と思っていました。
でも実際には、一人も紹介してもらえない月がありました。
お見合いが組まれても、当日までに流れてしまう「会えない」月もあったのです。
話が違うんじゃない?
そんな不安だけが、毎月積み上がっていきました。
2つ目は、月3名の「紹介」と月3回の「お見合い」がまったく別物だったことです。
紹介してもらえても、双方がOKしないとお見合いには発展しません。
プロフィール写真や条件設定が悪かった可能性もある。
それはCさん側の課題でもあります。
けれど「月3名紹介」という言葉だけを信じて入会したCさんには、その落差がつらかったのです。
紹介ゼロでも発生する会費とAの解約
3つ目は、紹介ゼロの月にも会費を払い続けたことです。
Aは決して「安い」とは言えない会費で、紹介ゼロの月にも同じ金額が引き落とされていく。
何のために払っているのか分からなくなる月が、何度もありました。
入会から1年で、Cさんは相談所Aを解約しました。
Aが悪いと感じたくなる場面もありましたが、後から考えると、Cさんの活動エリアである関西に単純に合っていなかっただけでした。
このエリアの話は最後にもう一度書きます。
1年で解約。
31歳になっていたCさんは、今度は仕組みの違う相談所を選びました。
IBJ加盟相談所に乗り換えて変わったこと、変わらなかったこと
結婚相談所を解約した当時、Cさんは31歳になっていました。
昔から結婚願望は強かった方なので、ここで婚活をやめるという選択肢はなかった。

今度は日本結婚相談所連盟(IBJ)に加入している相談所Bへ入会しました。
待つ婚活から「自分から動く」婚活へ
環境はガラッと変わりました。
たくさんの男性会員がいて、出会いの母数が一気に広がった感覚がありました。
- Aでは担当者の紹介を判断するだけ(月3名の枠の中でしか動けない)
- Bでは自分で検索し、自分のタイミングで申し込む(月に50人まで)
今までお見合いすら成立しなかったのに、男性から申し込みもあったのです。
これは正直、Cさんにとって大きな救いでした。
あ、私、まだいけるんだ
そう思えました。
会費もAの半額程度で、良心的でした。
ここまで読むと、こう思うかもしれません。
結局、IBJに変えて成功したんでしょ?
岡田もそう書ければよかった。でも、本当のことを書きます。
条件だけ見れば、すべて良くなったように見えました。Bに入って、月50人申し込めて、男性から申し込みも来て、会費も半分になって——それでも、納得できる成果が出ないまま、再入会から1年が過ぎていました。
合計で婚活歴2年。
費用は80万円に達しようとしていました。
Cさんは、環境を変えれば成果が出ると思っていました。
出会いの数が増えれば、その中の誰かと進展するはずだと信じていた。
けれど、申し込みは来ても仮交際が続かない。
お見合いをしても返事がもらえない。
環境は整った。なのに成果は出ない。
32歳のCさんは、ようやく自分自身を疑い始めました。
婚活歴2年・32歳で気づいた「お見合いが合格判定の場になっていた」こと
暇さえあれば、コツコツと男性会員のプロフィールをチェックして、お見合いを申し込みして、実際にお会いしてみたり……。
今振り返ると、あの頃のCさんは、真面目に頑張っていたからこそ、婚活を「労働」みたいにこなしていました。

仕事の昼休みに検索、帰りの電車で申し込み、土日はお見合い。
それを2年続けて、結果は出ない。婚活歴2年。
32歳になったCさんは、自分を振り返ってみたのです。
どうして頑張っているのに上手くいかないのか?
最初は相手のせいにしました。次に相談所のせいにしました。
でも、どちらも違うのは本人も分かっていた。
最後に、責めるためではなく、変えられる部分を探すために、自分の何かを見るしかなくなった。
そこで気づいたのが、自分の「お見合いの受け取り方」でした。
Cさんはお見合いの席で、目の前の男性そのものを見ていなかった。見ていたのは「この人と進展するかどうか」という結果だけでした。
1時間のお見合いを、相手を知る場ではなく、自分が合格できるかどうかを判定される場、つまり合格判定の場として受け取っていたのです。
そう気づいた瞬間、過去のお見合いの記憶が一気に塗り替わりました。
あの男性、何が好きな人だっけ?
そう聞かれて、答えられないお見合いがいくつもあった。
Cさんは相手の話を聞いていたつもりで、「この人は私にOKを出してくれる人かどうか」というフィルター越しにしか聞いていなかったのです。
うまく笑えているか、次につながるか、断られないか。
そんなことばかり考えていた。
そこから、お見合いの席での聞き方を変えました。
「結婚相手として合うかどうか」より先に、「この人が今日、何を話したがっているか」を聞くようにした。
具体的には、相手のプロフィールに書かれた趣味や仕事の話を、自分の判断材料として聞くのではなく、ただその人の話として聞いたのです。
そう思えてからは、お見合いの後のお返事でOKをもらえるようになりました。
不思議なことですが、Cさんが「合格判定」をやめたら、相手もCさんを判定する目で見なくなったように感じたそうです。質問の仕方や表情が変わると、相手も安心して話せるようになる。これは婚活の現場でも、よく起こる変化です。
仮交際で3人と同時交際、決め手は「顔も普通・年収平均」の年下男性だった理由
それから、Cさんは条件に合った男性3人と同時交際をしました。
婚活をしていない人に同時交際というとびっくりされるのですが、仮交際の時点では同時交際がOKで、それはお相手も同じこと。

お友達感覚で相手を知る期間というイメージです。
Cさんが3人と会っているとき、相手の3人も別の女性と会っている。
それが業界のルールで、不誠実でも何でもありません。
3人それぞれに、感覚は違いました。
- 一人は条件で言えば申し分ないのに、会うたびに気持ちが盛り上がらない人
- 一人は話していると楽しいのに、次に会いたいかと聞かれると言葉に詰まる人
- 最後の一人は、会う前より会った後のほうが、気持ちが軽くなる人
条件ではなく、人柄で選べるようになる瞬間
最終的にCさんは、今の夫を選びました。ここは正直に書きます。
夫となる男性は地方の一つ年下で、背が高くて顔も普通。
年収も30代の平均年収ぐらいです。
30歳のCさんが見ていたら、たぶんお見合いを申し込んでいなかったタイプです。
「顔も普通」「年収平均」というのは、婚活市場の数字で言えば「特に有利なポイントがない」という意味になります。
言い換えれば、条件表だけで見ると、強く目立つタイプではなかったのです。
それでも選んだのは、人当たりもよく家族思いで、どんなことにも真剣に取り組んでいる姿に目が留まったからでした。
お見合いを合格判定の場にしていた頃のCさんだったら、見えていなかった部分です。
年収やルックスのチェックリストでは引っかからなかった。
今まで年下の男性に恋愛感情を抱いたことがなかったCさんですが、
年齢のわりにしっかりしているので年下感はなく、かわいらしいなぁ
と思うこともあるそうです。(笑)
この「かわいらしい」という感情は、30歳で婚活を始めた頃のCさんには絶対になかったものです。
条件で人を選んでいた頃のCさんには、年下の男性を「かわいい」と思う回路自体がなかった。
条件で選んでいた人が、人柄で選べるようになる瞬間がある。逆ではない、と岡田は思います。最初から条件をまったく見ずに人柄だけで選べる人は、そう多くありません。条件で選び続けた先で、ようやく人柄が見えるようになる。Cさんの場合は、それに2年かかりました。
体験談からわかる結婚相談所の選び方|地域の会員数と紹介方式を見る
ここまでのCさんの失敗から、これから相談所を選ぶ人に伝えたいことを4つ整理します。
これはCさんの後悔から出た、かなり現実的な基準です。

- 会員数は「全国」ではなく「自分のエリア」で確認する
- 「待つ婚活」か「動く婚活」か、自分に合う方式を見極める
- 説明会の担当者の印象だけで決めない
- 紹介ゼロの月でも払い続けられる会費かを基準にする
1つ目は、会員数を「全国」ではなく「自分の活動エリア」で見ることです。
CさんはAの全国会員数の数字に乗ってしまいました。
Aは全国的に会員数が多いものの、それは『関東』での話で、Cさんが活動していた『関西』では会員が少なく、紹介できる男性がいなかったようです。
「全国に何万人います」ではなく、「関西で実際に会える人がどれだけいるか」を見るべきだった
これが関西で婚活したCさんの一番の後悔です。
IBJはいろいろな相談所が加入しているので、会員数が多く、関西でも十分に活動できました。
公式サイトの全国会員数を、自分のエリアの数字に読み替えて確認する。ここを聞かない、または濁す相談所は、少なくとも岡田なら、入会前にかなり慎重に見ます。
2つ目は、自分が「待つ婚活」に向いているのか、「動く婚活」に向いているのかを見極めることです。
Cさんの場合、Aでは紹介を待つ感覚が強く、紹介ゼロの月に心が折れました。
IBJに移ってからは、月50人に自分から申し込む活動に変わりました。
同じ婚活でも、Aの1年とBの1年では動き方がまったく違ったのです。
自分が待つ側でいられるタイプか、動かないと不安になるタイプか、入会前に確認したほうがいいです。
3つ目は、説明会の担当者の印象だけで決めないことです。
Cさんが30歳でAを選んだ最大の理由は、説明会の担当者の感じが良かったからでした。
今思えば、それは入会の決め手にしてはいけなかった。
担当者の対応の良さと、紹介システムが自分に合っているかは別の話だからです。
4つ目は、会費の妥当性です。
紹介ゼロの月でも払い続けられる金額かどうか。少なくともCさんにとっては、これが一番大事な基準でした。
紹介がある月は、会費が高くても気になりません。
紹介ゼロの月にも同じ金額が引き落とされていく——そのときに自分が耐えられるかどうかで決めるべきでした。
ただ、相談所をどれだけ慎重に選んでも、最後に効いたのはそこではありませんでした。
まとめ|相談所選びの失敗も、心の向きが変われば成婚への材料になる
Cさんの3年は、ただ相談所を乗り換えた話ではありません。「相談所を変えたから成婚した」ではなく、「環境を変え、32歳で合格判定をやめたから」成婚に近づいた話です。
相談所Aだけのせいでも、IBJだけのおかげでもない。

32歳で気づいた「合格判定の場になっていた」という見方の変化がなければ、Bでもう1年、紹介ゼロのAと同じことを繰り返していたはずです。
もちろん、
もっと調べてから入会すればよかった
という後悔もあります。
「(笑) でも結果として、今の夫と幸せになれたのでよかった。」とCさんは語っています。
この「(笑)」のところに、Cさんの3年が全部詰まっています。
80万円のうち、最初の40万円は無駄だったかもしれない。
でも、その無駄があったから、32歳の自分を疑うことができた。
80万円払って、紹介ゼロの月もあって、32歳でようやく自分のお見合いの見方に気づいた。
遠回りでしたが、その遠回りがあったから、33歳で今の人に出会えたのだと思います。
Cさんは失敗していたのではなく、まだ調整の途中だった。
相談所のせいだけにも、自分のせいだけにもしなくていい。
両方とも、ちょっとずつ合っていなかっただけ。
それに気づくのに、Cさんは2年かかりました。
だから今うまくいっていない人も、相談所選びと自分のお見合いの見方、その両方を少しずつ調整していけばいいのです。





