交際3ヶ月で結婚できる?16社の意見を紹介

交際3ヶ月で結婚できる?16社の意見を紹介

16社に聞いたら、賛成派・慎重派・条件付きでキレイに割れた

結婚相談所では交際3ヶ月で成婚退会を目指すのが基本です

――そう聞いて、「いや、3ヶ月で結婚を決めるなんて早すぎる」と感じた人。

その感覚、かなり自然だと思います。

同じように不安を感じている婚活中の人から、私のところにも相談が来ました。

結婚相談所では交際3ヶ月ルールがあります。あのルール、結婚相談所の中の人からみて、どんなメリット・デメリットがあるのですか?私はなんだか変なルールだと思うんです。3ヶ月で結婚できるかどうか、自分では決められそうにないです。

なので、知り合いのカウンセラーさん16社に本音をぶつけてみたんです。

会員数が100名以上いて、毎年たくさんの成婚を出している現役の相談所ばかりです。

すると――結論から言うと、意見は3つにキレイに割れました。

「3ヶ月もあれば十分」と言い切る賛成派、「私は変なルールだと思っています」と業界内から異を唱える慎重派、そして「ルールはあるけど機械的には切らない」という条件付き運用派。

業界の中の人ですら、ここまで意見が割れている。

それを先に知っておいてほしいんです。

だから、3ヶ月ルールをただ怖がる必要もないし、逆に何も考えず信じる必要もない。

見るべきなのは、「そのルールが誰のために、どう使われているか」です。

仕組みだけ簡単に書いておくと、お見合い→交際に進んだら3ヶ月で成婚退会を目指す。

難しければ6ヶ月。

IBJ系のルールでは、一定期間を過ぎると成婚扱いになる運用があります。

それだけの話なんですが、この「3ヶ月」を巡って、現場の温度感は想像以上にバラバラだったんです。

賛成派・慎重派・運用派――16社の本音はこう割れた

賛成派|自身も相談所で結婚した14社目「3ヶ月もいらない」

賛成派で一番強かったのは、自分自身が結婚相談所で結婚した14社目のカウンセラーさんの言葉でした。

私も婚活し始めた当初は、絶対に3ヶ月で結婚できるかどうかなんて決められないと思っていました。でも、私たち夫婦も含め、成婚されたお客様方が異口同音におっしゃるのは『3ヶ月もいらない』ということです

自分が当事者として通った道。

そして、自分が送り出してきた成婚カップルから直接聞く声。

この二つが重なって、このカウンセラーさんは「3ヶ月で十分」と言い切るんですよね。

4社目のカウンセラーさんは、もっと私的な話までしてくれました。

私個人の経験で恐縮ですが、プライベートで出会った女性に3ヶ月でプロポーズすることができました。入籍をしたのは、それから1年後です

「3ヶ月という期間は短すぎず長すぎず、プロポーズには良い期間」――自分の人生で実際にやってみた人だから言える言葉だと思いました。

慎重派|成婚料を取らない2社目「うちでは不要なルール」

ところが、ここで真逆の声がぶつけられました。

「私は変なルールだと思っています。」

これ、業界外の人ではなく、現役のカウンセラーさんが言った言葉です。

続けてこう言われました。

「『成婚料』がない当社のような存在からすると、無いほうが良いです。『成婚料』を取っている相談所にはメリットがあるでしょう」

これには、私も一番ドキッとしました。

ここは、婚活している人ほど知っておいた方がいい構造です。

3ヶ月ルールは中立に見えますが、実は相談所のビジネスモデルによって立場がまったく変わる。

成婚料を取る相談所にとっては、3ヶ月という区切りで成婚退会してもらえれば売上が立つ。

逆に、成婚料を取らない相談所にとっては、3ヶ月で区切る経済的合理性がそもそもない。

同じ業界の中で、料金体系の違いがそのままルールへの立場の違いになっている。

表向きは「会員のため」のルールに見えるものの裏側に、相談所側にも「そうしたくなる理由」がある、ということです。

これは私も16社に聞くまで、ここまではっきり見えていませんでした。

10社目のカウンセラーさんは、もっと感情的に率直でした。

私もこのルールについて、ずっとおかしいと思っています!私自身も、期限を決めて活動するなんて……私なら嫌です

13社目のカウンセラーさんは、カウンセラーになり始めた頃のことを正直に話してくれました。

「私がカウンセラーになり始めた頃、この3ヶ月ルールを説明する時に困りました。私自身、ひとめ惚れなどしないタイプだし無理だと思っていたからです。だから、さらっと伝えるようにしていました」

業界に入ったばかりの頃の戸惑いを、何年経っても自分の言葉で話せる。

これは結構、誠実なことだと思うんですよね。

運用派|「3ヶ月で切ることは、実はほとんどない」

賛成派と慎重派の声を聞いた後、私が一番ホッとしたのはこの一言でした。

今は、基本『3ヶ月で交際を切る』ことはほとんどないです

5社目のカウンセラーさんは「一番は会員様の気持ちが優先だと考えていますので、期日規定の優先順位は低くしています」と言ってくれました。

つまり、ルールはルールとしてある。

でも、現場ではそれが機械的に発動しているわけじゃない。

読者が真っ先に怖がる「3ヶ月たったら強制終了」みたいなイメージは、少なくとも会員一人ひとりをちゃんと見ている相談所では起こっていない、ということです。

ただし――ここが重要なんですが――この「機械的に切らない」のは、あくまで会員を見ている相談所の話。

後半で出てきますが、相談所間の温度差は本当にあります。

3ヶ月で決められるカップルが、実は同じことをやっている

「4回会えばわかる」――あるカウンセラーさんが先輩から聞いた言葉

では、3ヶ月で決められる人たちは、何か特別なことをしているのか。

結論から言うと、ものすごくシンプルです。

ちゃんと会って、ちゃんと話しているんです。

3社目のカウンセラーさんが、開業したばかりの頃に先輩から聞いた言葉を教えてくれました。

「結婚するケースは4回会えばわかる」

最初は「そんなバカな」と思ったらしい。

でも、その後の現場経験を経て、こう続けていました。

「確かにその通り。本当にうまくいっているケースは4回で本当に結果が出るんです」

もちろん、全員が4回で決められるわけじゃない。

ここは大事なところです。

ただ、長く現場を見てきたカウンセラーさんは「本当に合うカップルは、3回、4回会った時点で迷い方が違う」と話していました。

7社目のカウンセラーさんも、似たことを話してくれました。

「お互いをよく知って、徐々に惹かれていくのは5回目辺りだと思います。比較的女性は遅いですが」

5回というのは、週に1回会ったら1ヶ月半。

3ヶ月の半分です。

つまり、3ヶ月の前半でだいたい流れは見えていて、後半は気持ちを固めていく時間――現場ではそういう感覚らしい。

なぜ、そんな短期間で見えるのか。

14社目のカウンセラーさんは、相談所の出会いの特殊性をこう言いました。

ちょっとした食事やデートをご一緒するだけで、将来の生活状態をイメージできるので、『合うかどうか』が早く分かるのです。そして、本当に相性の合う人が見つかると、たった3回位会っただけで、3ヶ月くらい一緒にいるような錯覚に陥ります

普通の恋愛よりも、最初から「結婚」という終着点を意識しやすい。

だから、毎回のデートが「結婚相手としての確認作業」になっていく。

ここが、相談所での出会いの濃さなんですよね。

決められないカップルに共通するのは、相性じゃなくて会う回数

逆に、3ヶ月たっても決められない人たちには、はっきりした共通点がありました。

15社目のカウンセラーさんがこう話してくれました。

「3ヶ月じゃわからない、決められない――そんなことを言う人たちの共通点は、『会っていない』『忙しい』『友達と出かける』……色んな理由を優先して、週に1度も会っていないことがほとんど。恋に臆病だから、自分から行動を起こせない」

少し厳しい言葉です。

ただ、臆病になるのも無理はありません。

結婚がかかっているからこそ、怖くなる。

傷つきたくないし、相手を傷つけたくもない。

だから動けなくなる人もいるんです。

それでも、私が一番ハッとしたのは、この後の言葉でした。

「要は、期限がどうのではなく、コミュニケーションがとれないんです。目を向けるべきは、コミュニケーションスキルです」

つまり、「3ヶ月じゃ短い」と感じている人の中には、3ヶ月をフルに使えていない人もいる。

週1も会わずに3ヶ月が過ぎて、それで「まだわからない」と言っている。

これ、期間の問題だけではないんですよね。

もちろん、慎重になること自体が悪いわけではありません。

大事なのは、迷っている自分を責めることではなく、「会えていないのか」「話せていないのか」「それとも本当に相性が違うのか」を分けて見ることです。

11年現場を見てきた8社目のカウンセラーさんの言葉も重いです。

「お互い真剣に結婚を考えている男女が交際成立から3ヶ月を経過しても真剣交際へ移行できない場合、このまま4ヶ月、5ヶ月と交際してもほぼ真剣交際には至らないと考えています。9割以上、もしくはもっとですね」

「それならば、ダラダラと付き合いはせずに次の人に進むほうが良い」――厳しい結論ですが、11年現場を見続けた人の言葉だから、軽くは聞けません。

ただ、そう言われても自分では決められない、というときにカウンセラーさんがいるんだとも思います。

「次に進むべきか」を一人で抱え込まずに、第三者の目を借りられるのが相談所の本来の使い道です。

女性の一年を守るルール、男性をキープから守るルール

このルール、実は読む人の立場によって意味がまったく違ってきます。

8社目のカウンセラーさんが、女性会員から実際に聞く声を、生のまま教えてくれました。

「結婚相談所へ話を聞きに来る女性の8割以上が、アプリやカップリングパーティーの経験があり」、そこでうまくいかなかった理由はだいたい同じ。

  • 「(恋愛はしたいけれど)まだ結婚はすぐには考えていない」と言われた
  • 一年ほど付き合ったが結局「今は結婚は考えられない」と言われた(大事な一年を無駄にしてショックだった)

この一年、本当に痛い。

「特に女性の婚活は時間(年齢)との戦いという面もあるため、まだ結婚する意思の固まっていない男性との交際は無駄な時間になります」――8社目のカウンセラーさんはこう続けました。

3ヶ月ルールは、こういう「気がついたら一年過ぎていた」を防ぐためのものでもある、ということです。

そして――ここが、私が一番見落としていた視点だったんですが――このルールは、男性をキープから守るためのものでもあるんです。

9社目のカウンセラーさんはこう言いました。

「『あとがないかもしれない』『いい人なんだけれど……』『断るほどの理由が見つからない。でも気持ちが前に進まない』といった気持ちで断らないまま、交際を継続する女性達も多いですね」

そして、「このルールがないと、『とりあえず良い人が見つかるまで』と”キープ状態”にされてしまう男性が多くなるのです」

3ヶ月ルールって、女性を急かす道具のように見える。

でも逆方向から見ると、はっきり気持ちが進まないまま交際だけ続いて、男性側が時間とお金を費やしていく構造を止める働きもある。

もちろん、女性がキープされることもあるし、男性が決めきれないこともあります。

ここで言いたいのは、どちらが悪いという話ではありません。

曖昧なまま時間だけが過ぎると、どちらか一方が深く傷つくことがある、という話です。

12社目のカウンセラーさんも似たことを言っていました。

ある程度のメドがないと、ズルズルと引っ張ってしまった結果、『情』というものが出てきて、結婚はしないけど別れられない

「情で別れられない」――これ、当事者になったら本当にしんどいやつです。

男のけじめ、女の決断。

ある年配のカウンセラーさんは、3ヶ月ルールをこの一言で言い切りました。

少し古い言い方に聞こえるかもしれません。

でも、言いたいことは「双方が曖昧にしない」ということです。

優柔不断さも織り込んだ上で、男女双方に時間と覚悟を求める仕組みなんだ、と。

女性の一年を無駄にしないことと、男性をキープから守ること――同じ問題を、別方向から見ているだけなんですよね。

あるカウンセラーさんは、少し突き放した言い方をしていました。

「放っておいても決断力のある方は、結婚相談所に来なくても決まっているでしょう」

冷たく聞こえるけど、私は妙に納得しました。

これは相談所に来る人を否定しているのではなく、決めるための環境を使う意味がある、という話です。

相談所に来る人は、「決められない自分」を自分でわかっていて、それを変えたくて来ている人が多い。

だとしたら、期限という外側の枠は、決めるための舞台装置として機能するんです。

ただし、こういう厳しい話を聞いて「自分には無理かも」と思った人ほど、カウンセラーさんに相談していい。

決められない自分を持ち込める場所が相談所、というのも事実なので。

3ヶ月ルールが危険になる瞬間――10社目・15社目が見た現場

ここから先は、相談所のパンフレットにはまず表に出にくい話です。

3社目のカウンセラーさんが、業界の慣行を教えてくれました。

「半年経ってまだわからないという人へは『成婚料を払って退会して付き合う』という形にするという相談所が多いようです」

つまり、「結婚に至っていないけど、ルール上は成婚扱いにして、料金は支払う」という運用がある。

読者の感覚からすると「え、結婚してないのに成婚料?」って思うでしょう。

ここは、入会前に必ず確認しておいた方がいいポイントです。

でも、業界の中ではそれなりに通っている話らしい。

3社目のカウンセラーさんが直接見た失敗ケース

その3社目のカウンセラーさんは、過去に直接担当したケースを話してくれました。

「過去に、お相手会員さんが『成婚料を払って退会して付き合う』形にした為に『私も成婚料を払います』と成婚退会した会員さんがいました。が、その後、2人はうまくいかなかったようでした……」

そして、こう一言。

「こんな時って後味が悪いものです」

この「後味が悪い」という言葉、私はずっと頭から離れませんでした。

制度に従ったがゆえに、本当は守れたかもしれない関係が終わってしまう。

それを目の前で見ていた人の言葉です。

10社目のカウンセラーさんが体験した「相手相談所に押し切られた」ケース

10社目のカウンセラーさんも、似た経験を話してくれました。

「他の相談所(特に大手や年配のカウンセラーさん)は、3ヶ月が過ぎると成婚退会と決めることが多く、担当の方に『もう少し待ってあげてほしい』と話して延ばすこともありますが、『もうこちらは成婚退会とさせます!』と言われ、お相手相談所に合わせるしかなかったこともあります」

その時、10社目のカウンセラーさんは、本当の意味では成婚していないので「データ上は退会扱い、成婚料はいただかない」という対応をした。

良心的な対応です。でも、結果は冷たい。

残念ですが、そのおふたりは結婚には至りませんでした

会員のために延長を申し出ても、相手相談所が「もう成婚退会とさせます」と言えば、合わせざるを得ない。

会員一人ひとりに向き合っている相談所が、機械的に運用する相談所と組まされたとき、こういうことが起こるんです。

15社目のカウンセラーさんが見た「利益優先」の相談所

そして、もっと露骨な話もありました。

15社目のカウンセラーさんからです。

「会員さんと何もコンタクトもとらず、理解も会話も殆どせず、3ヶ月になったら成婚費用の請求をしてくる相談所があることです。過去いくつか当たりましたが、利益優先としか答えが見当たりませんでしたね」

もちろん、すべての相談所がそうではありません。

ただ、現場でこういう声が出てくる以上、読者側も「そういう相談所もある」と知っておいた方がいい。

12社目のカウンセラーさんも「6ヶ月過ぎると延長料金を取るところもあるとか。それはちょっと無茶苦茶かと思います」と言っていました。

現場の人だから言える感覚です。

10社目のカウンセラーさんが感じる温度差にも、生々しい言葉がありました。

「交際中の状況をお相手相談所様に伝えても、『え~そうなんですか?』と言われることも多く少し残念です」

会員の状況を細かく把握している相談所と、ろくに把握していない相談所が、同じカップルの担当として組まされる。

ここが、3ヶ月ルールの本当の危険ポイントなんです。

16社に聞いたうえで私が一番怖いと思ったのは、ルールそのものじゃなくて、会員と話さずに3ヶ月で請求書を切ってくる相談所の存在でした。

交際3ヶ月の地点で見るべきこと――16社の声から3つ

では、怖がるだけではなく、自分の交際では何を見ればいいのか。

自分が今、交際3ヶ月の地点に立ったとき、何を確認すればいいのか。

カウンセラーさんたちの声から、私が抜き出したのはこの3つです。

  1. 週に1回以上、ちゃんと会えているか
  2. 結婚後の生活が、すでに会話に出てきているか
  3. 「いい人だけど進まない」を、3ヶ月放置していないか

**1つ目。週に1回以上、ちゃんと会えているか。

**

15社目のカウンセラーさんの「色んな理由を優先して、週に1度も会っていないことがほとんど」――この言葉を、もう一度自分に当ててみてほしい。

3ヶ月は約12週。

週1で会っても12回。

そこに足りていないなら、まだ判断材料が揃っていないだけかもしれません。

もちろん、遠距離だったり、仕事の繁忙期だったり、どうしても毎週は会えない事情もあると思います。

その場合に見るべきなのは、「次に会う日が決まっているか」「会えない間も話し合いができているか」です。

会う回数そのものより、関係を進めるための行動があるかどうか。

ここが大事です。

**2つ目。

結婚後の生活が、すでに会話に出てきているか。

**

5社目のカウンセラーさんが「条件的な部分は早期に分かるが、性格・人柄・感情的な判断や気持ちの整理は個人差があると思います」と話してくれましたが、感情の整理が進んでいるかどうかは、会話の中身に出ます。

住む場所、家事の分担、お金の話、子どものこと。

こういう話題が、自然に出てきているかどうか。

最初から全部を決める必要はありません。

むしろ、いきなり詰めすぎると重くなることもある。

ただ、結婚後の生活に関わる話題を避けずに話せるかどうか。

出ていないなら、それはまだ「お見合いの延長」で止まっている、ということです。

3つ目。これが一番大事です。

「いい人だけど進まない」を、3ヶ月放置しない。迷っているなら、迷っていることをそのままカウンセラーに伝える。

9社目のカウンセラーさんが言っていた「断るほどの理由が見つからない。でも気持ちが前に進まない」――この感覚、特に女性に多いそうです。

これを「もう少し時間が経てば変わるかも」で放置すると、相手は知らないうちに「キープされている」状態になる。

3ヶ月の地点で、自分の中の違和感をカウンセラーさんに言葉にして話してみてください。

「嫌ではないけど、前に進む感じがない」「会うのは苦ではないけど、結婚後のイメージが湧かない」くらいでいいんです。

きれいに整理してから相談しようとしなくていい。

それで状況が動くこともあれば、動かないこともある。

動かないことがわかるのも、立派な結論です。

10社目のカウンセラーさんはこう言ってくれました。

「うちは、焦らせず、会員様が『もう大丈夫!』と自分の意志を持ってきてくれるとき、両方の親御さんにきちんとわかっていただけた後でないと『成婚』とはしていません」

期限じゃなくて、自分の意志。

これが揃ったときが、本当の3ヶ月の使い方なんだと思います。

3ヶ月ルールの運用で、相談所の質はだいたい見抜ける

ここまで読んでもらえると気づくはずです。

3ヶ月ルールをどう運用しているかには、相談所の姿勢がかなり出ます。

質問の数は多くなくていい。

契約前の面談で、これだけ聞いてみてください。

「3ヶ月を過ぎたら、どう判断しますか?」

→ 16社に聞いて分かったのは、相談所によって運用がまったく違うということ。「ルールはルールなので3ヶ月で成婚退会していただきます」と機械的に答える相談所と、「会員様の状況によります」「気持ちが固まるまで待ちます」と人の話として答える相談所では、その後3ヶ月の中身が別物になります。ここで見たいのは、ルールの説明だけで終わるか、会員の気持ちや交際状況まで聞く姿勢があるかです。

「成婚料は、どのタイミングで発生しますか?」

→ ここで相談所のビジネスモデルが見えます。半年経ったら自動的に「成婚料を払って退会」になる仕組みなのか、本当に結婚の意志が固まってから請求するのか。2社目のカウンセラーさんが言った「成婚料がない当社では不要なルール」という発言の意味が、この質問でだいたい分かります。答えが曖昧な場合は、契約前に書面や規約でも確認しておいた方がいいです。

「6ヶ月以降に延長料金は発生しますか?」

→ 12社目のカウンセラーさんが「6ヶ月過ぎると延長料金を取るところもあるとか。それはちょっと無茶苦茶かと思います」と言っていた、その慣行があるかどうかの確認です。料金が発生すること自体よりも、それを事前にきちんと説明してくれるかどうかを見てください。

5社目のカウンセラーさんの「結婚相談所のフォローと会員様との信頼関係で随分違うのでは?」――この言葉、本当にその通りです。

もちろん、大手か小規模かだけでは決まりません。

ただ、会員一人ひとりを担当者がどこまで見ているかで、3ヶ月の使い方はかなり変わります。

柔軟さは、規模よりも「人を見ているか」に出るんです。

まとめ|16社に聞いて見えたのは、ルールの善し悪しじゃなかった

16社の声を並べてみると、3ヶ月ルールは単純に良い・悪いで切れる話ではないと見えてきます。

3ヶ月ルールについて、賛成派の声が多かったのは事実です。

でも同じくらい、「変なルールだと思っています」「私なら嫌です」と言うカウンセラーさんも普通にいました。

だから、「業界全員が一致して推している魔法の期間」みたいに思わなくていいんです。

16社に聞いて見えたのは、3ヶ月ルールそのものの良し悪しではありませんでした。大事なのは、そのルールを会員のために使っている相談所か、相談所都合で使っている相談所か。これだけです。

成婚料を取らない相談所では「不要なルール」になり、利益優先の相談所では「3ヶ月で請求書を切る道具」になり、会員に向き合う相談所では「機械的には切らない目安」になる。

同じルールが、相談所によってまったく違う顔を見せていました。

仕組みとしては、結婚を目的にした出会いを進めるうえで、3ヶ月という目安は理にかなっている。

普通の恋愛では期限なんてないから、このルールは、まさに結婚を目的とした合理的なルールなのかもしれません。

ただし、それは会員の気持ちを見ながら運用されて初めて、合理的な目安になる。

それが焦りに変わったり、利益優先の相談所に都合よく使われたりすると、会員の側が一番痛い目に遭う。

焦って決めて後悔――なんてことには絶対になってほしくない。

でも、決めないまま流れていく時間が一番もったいない、というのも現場の声でした。

16社の声を聞き終えて、最後に思うのは、結局「会員の気持ちを最優先にする相談所かどうか」が一番大事だということです。

焦らず、自分に合う相談所を、ゆっくり見つけてくださいね。

そして入会前には、3ヶ月を過ぎたときの判断、成婚料の発生条件、延長料金の有無。

この3つだけは、必ず聞いておいてください。

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