ほとんどの女性は男の性欲を分かっていない

ほとんどの女性は男の性欲を分かっていない

男の性欲についてほとんどの女性が誤解していること

男の性欲は、ほとんどの女性が思っているのと、まるで違う。

「手を繋ぐ」たったそれだけのことに、男がどれだけ緊張しているか。

「誘う」というたった一言に、どれだけの恐怖が張りついているか。

でもその誤解が、付き合ってから男を静かに苦しめていることには、もっと気づいてほしい。

誤解を早め早めに解いていくことが、男女関係の絶対法則なのだ。

この記事では、女性が「当たり前」だと思っている常識の裏側にある男の本音──プレッシャー、恐怖、傷つきやすさを、ひとつずつ言語化していく。

ということを、一度女性に考えてほしい。そう問いかけたいんだ。

男の性欲を、多くの女性はまだ誤解している

では、その誤解の正体は何か。

「男の性欲=強くて単純」。多くの女性が、このイメージを持っている。

付き合う前はそれでも問題にならない。

でも交際が進んで、手を繋ぐ段階、キスの段階、ベッドの段階と関係が深まるたびに、この「強くて単純」という思い込みは、男にとって見えない重圧に変わっていく。

「男なんだから自分からいけるでしょ」「そういうの好きでしょ」

そう思われること自体が、プレッシャーなのだ。

では、その誤解が最初に現れる場面から見ていこう。

手を繋ぐ・誘う──男の性欲の手前にあるプレッシャー

ある男女が出会い、付き合い始めたとする。

多くの女性は、交際が進んでいけば「そのうち彼がタイミングを見て手を繋いでくる」と思っている。

デートの帰り道、隣を歩きながら、彼の手は何度もポケットを出たり入ったりしている。

あれは、迷っているのだ。

これ、普通の話だよな? でも、この普通の話はいったい誰が決めたのだろう? 男性は好き好んでこういうことをやりたいのだろうか?

もちろん、したくないわけじゃない。

好きな人の手を握りたい気持ちは、男だって同じだ。

でもここに「男がやるのが当然」という空気が乗っかると、話は変わる。

実際には、「自分から手を繋ぐ」という行為に、大きなプレッシャーを感じている男もいるんだ。

好きだからこそ、怖い。

嫌われたくないからこそ、手が動かない。

本当に、くだらない話なんだけど、男はこの時、「断られたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」と不安に思っている。

くだらない、と自分でも思う。たかが手を繋ぐだけの話だ。

でもその「たかが」を「たかが」と思えないのが、好きな人を前にした男の現実なのだ。

この気持ちをさ、女性にも少しは分かってほしい。それが言いたいんだ。

初めて誘う時、男の恐怖は何倍にもなる

そしてこれが、手を繋ぐよりさらにハードルの高い場面──初めてホテルに誘う時、初エッチを試みる時になると、恐怖は何倍にもなる。

女性は「私がOKするような雰囲気になったタイミングで彼から誘ってくる」と思っているだろう。

男の本心はこうだ。

おいおいおい、そんな難しいこと、丸投げしないでよ~

実際は声に出さない。

でも心の中にはこの叫びがある。

OKのタイミングなんか… 正解がわからないって!

ここで一つ、女性に聞きたい。

女性はさ、男のことを、何度断られても余裕で立ち上がってくるメンタルモンスターだと思ってない?

思っているなら、それは誤解だ。

大好きな彼女との初エッチを勇気を出して誘ってさ、断られた時の気まずさ、辛さ、苦しさ、後悔って… その場から消えてなくなりたいくらい落ち込んでしまう。

それくらい、男は傷つく。

「性欲が強い」と思われているその同じ男が、拒絶一つで立ち上がれなくなる。

だからといって、それらを女性から主導するのは違うけどな。

手を繋ぐのも、誘うのも、やっぱり男がやりたい気持ちはある。

全部を女性に背負わせたいわけじゃない。

ただ、わかっていてほしい。

男の中にはいつも「好きだからこその恐怖」があるということを。

女性がこの恐怖と緊張を理解してくれて、ちょっとだけでも助け舟を出してくれたら嬉しいなと思うんだ。

助け舟というのは大げさなことじゃない。腕にちょっと触れる。

今日、帰りたくないな

一言つぶやく。それだけで男の恐怖は半分になる。

女性から手を繋いでいいんだよ~

それは「女性が主導する」こととは違う。

二人の距離を縮めるために、ほんの少しだけ手を差し伸べる、ということだ。

ここまでの話で「でも男の性欲は強いんだから、そのくらい平気なはず」と思った人もいるかもしれない。

でも、その「強い」も実は誤解だ。

男の性欲は”強い”のではない。出方が違うだけだ

「男は性欲が強い。女はそうでもない」──この常識は根強い。

でも、実際の男女の現場を長年見てきて、私が思うのは全然違う。

相談の中で話を聞いていくと、「性欲がない」と思っていた女性側にも、しっかり欲求はあるんだ。

ただ、出方が全然違うだけだ。

たとえば男女の相談でよくあるズレがこれだ。

男は「彼女が全然求めてこない」と言い、女は「彼がムードも何もなく、いきなり求めてくる」と言う。

ちゃんと向き合ってからがいい、というだけなのに、それが男には「求めてこない」に見えてしまう。

お互い不満を持っているんだけど、よく聞くと欲求自体はどちらにもある。

見え方が噛み合っていないだけなのだ。

男は、タイプの女性を見たらすぐに、それだけで性欲がムラムラするだろう? そりゃあ分かりやすくて「男には性欲がある」となりやすいよな。

男の性欲は視覚的で直接的だから、外から見て「分かりやすい」。

それだけのことだ。

反対に女性は、一緒にいる男性と触れ合って、愛を伝え合って、安心できて、心に余裕がある時にだけ欲求を感じ始める、ということ。

条件が揃わないと火がつかないから、外から見えにくい。

見えにくいだけで、ないわけじゃない。

要するにこういうことだ。

発火するタイミングが難しいだけで、根本の欲求の強さは変わらないのだ。

ここが腑に落ちると、次の話が刺さる。

欲求の強さが同じなら、断られた時の傷つき方も同じはずだ。

男の性欲を傷つけるのは、拒否ではなく断り方

断ること自体は、何も悪くない。

体調が悪い日もある。気分が乗らない夜もある。

付き合いが長くなれば、彼からの求めに応じられない時は当然出てくる。

問題は、断ること自体じゃない。

断り方だ。

女性には、その断り方のことを、もっと大切に考えてほしいんだ。

責めたいわけじゃない。疲れている時は、誰だって冷たくなる。

それは仕方がない。

ただ、その上で具体的に聞きたい。

愛の無い、冷たい断り方してない?

「もういいって」とか「ムリムリムリ」とか「もう…」とか言って、面倒くさそうな顔をして背中を向けてない?

男がどんな気持ちで声をかけたか、想像してほしい。

断られること自体は覚悟している。

でも面倒くさそうに背中を向けられた瞬間、傷つくのは性欲じゃない。

「自分はこの人にとって迷惑な存在なのか」という、もっと深いところだ。

こんな冷たい断られ方をされて、男がもう一度アタックできると思う?

できない。少なくとも、すぐには無理だ。

冷たく断られた記憶は残る。

次に手を伸ばそうとした時、あの時の背中がよぎって、手が止まる。

男はメンタルモンスターでもないし、性欲モンスターでもないんだ。(中にはまったく気にしない奴もいるけど)

ここで視点を一度、反転させたい。

女性から求めて断られたら、すごく傷つくだろう? 男だってその気持ちは一緒だ。

自分から「今日、一緒にいたい」と伝えて、相手にため息をつかれたら。

「ムリ」と一言で片づけられたら。

その夜どんな気持ちで眠るか、想像できるはずだ。

男も同じだ。同じ人間だから。

だから、こう伝えたい。

彼からの求めにすべて応じる必要はないし、イヤなことはハッキリNO!と言うべきだけど、思いやりを持った断り方というのを、ちょっと考えてほしいんだ。

  • 「今日は疲れてるから、代わりにくっついて寝よう」。
  • 「ごめんね、でもこうしてるのは好きだよ」。

断る言葉の後に、一つだけ温かい言葉を添える。

それだけで、男は「拒絶された」ではなく「今日はタイミングが違っただけだ」と受け取れる。

NOを言う権利は、絶対に守ってほしい。

ただ、NOの届け方には選択肢がある。

ここまで、女性に気づいてほしいことばかり話してきた。

でも正直に言うと、男の側にも相当な問題がある。

男の鈍感さも、性欲の誤解を深くしている

ここまで女性に注文ばかりつけてきたけど、白状すると、男のほうがよっぽどタチが悪い。

男には男の、致命的な欠点がある。

男は女性の性欲や感情のサインに気付かないんだな。

女性が「もう少し一緒にいたいな」とか「帰りたくないな」というさりげないサインを出しても、男はそれに気付かないんだ。鈍感だから。

「もう少しいたい」の裏にある気持ちを、男は額面通りにしか受け取らない。

「そうなんだ」で終わる。

このさりげないサインの裏には、あなたともっと近づきたい、という欲求があるんだけどな。男はそれに全然気付かない。

男は自分の欲求を直接的に表現する。

だから無意識に、女性も同じように直接言ってくれると思い込んでいる。

男は自分の感情を直接表現するから、女性も同じように表現をすると思い込んでいる。このコミュニケーションのズレが、男女間の誤解を生んでいる。

このズレが「男ばかり性欲が強い」という誤解をさらに強化する。

男は欲しい時にはっきり言う。

女性は直接言わない。

結果、「男だけがいつも求めている」ように見える。

でも本当はそうじゃない。

女性の欲求が見えていないだけだ。

男は女性のサインに、もっと敏感にならなければいけない。

これは男への注文だ。

女性に助け舟を出してくれと言った以上、男だって変わらなきゃいけない。

「帰りたくないな」の一言に込められた気持ちを、ちゃんと受け取る努力をすること。

それができないなら、「女性が何も求めてこない」と嘆く資格はない。

男女どちらにも、ズレを埋める余地がある。

でもここまで読んでくれたあなたは、もう一歩先にいる。

男の性欲を理解した女性が手に入れるもの

ここまで読んで、「私がそこまで気を遣わないといけないの?」と感じた人もいるかもしれない。

答えは、気を遣わなくても構わない。

そのプレッシャーは当然のように世の中にあるから、別に女性がこれを気にしないからといって、関係が悪化することはないよ。気にしなくても、今まで通りそれなりにやっていける。ただ…

でも、女性がこの男の気持ちを理解してあげて、プレッシャーを少しでも和らげるフォローをしてあげたら、そりゃあ男は嬉しいし、あなたのことがめちゃくちゃ好きになる。

これは操作術じゃない。

「こうすれば男が離さなくなる」というテクニックの話でもない。

ただ、誤解が一つ減るだけだ。

「男の性欲は強くて単純」だと思っていたものが、実はプレッシャーと恐怖と傷つきやすさでできていた。

それを知っただけで、彼の行動が違って見えるようになる。

誘ってこない夜の沈黙が、「私に興味がないのかな」ではなく「怖いのかもしれない」に変わる。

全部を背負う必要はない。毎回助け舟を出す必要もない。

腕にちょっと触れる。

帰りたくないな

一言つぶやく。できるのは、その程度のことでいい。

ただ、知っていてほしい。

彼が手を伸ばしてきた時、それは「性欲が強いから」じゃない。

怖いのを我慢して、あなたに近づきたくて、勇気を振り絞った結果だ。

その勇気に、少しだけでいい、応えてあげてほしい。

それだけで、彼はあなたを手放せなくなる。

-------PR-------