前向きな気持ちで婚活をスタートしたものの、思ったような結果が得られず、疲れてしまうという方がいっしゃいます。
「婚活疲れ」なんていう言葉も耳にしますが、せっかく結婚相手を探すために頑張っているのに、精神的に疲れてしまってはいい結果も出ません。
そこで今日は、離婚・再婚経験アリのリンダが、
「婚活がうまくいかないときにちょっと変えてみてほしい相手選びの目線」
について、女性の皆さんにお話ししていきます!
【対策ポイント】婚活に疲れたら、目線を変えてみてもいい5つのポイント
婚活中の女性の皆さんから
「友達に相談したら、『もっと妥協しないとだめだよ』と言われるんです」
と、ため息交じりに言われることがあります。
その意見、基本的に私は反対。
なんでも妥協すればいいわけじゃないですからね!
妥協しまくった末に、なーんとも思わない人となんとなく結婚してしまうのも本末転倒じゃないですか。
もちろん、「おいおい、それはプリンセスストーリーすぎるぞ……」なんて条件は、しっかり軌道修正していただきます。
妥協じゃなくて『目線を変えて』もらうんです!
2度の結婚を経験したリンダが、婚活中の人に向けて、ちょっと目線を変えてみてもいいかなと思う点を紹介します。
その1.収入は100万円単位で登録されているから、目線を変えてみて!
結婚して、生計を共にするんですからお相手の収入だって重要なポイント!
けれど、結婚相談所に登録している年収ってざっくり100万円単位なんです。
というのも、婚活会員数60万人以上になるIBJ(日本結婚相談所連盟)の表示ルールが100万円単位。
このIBJに加入している結婚相談所がほとんどなので、ほぼこの表示ルールであると考えていてOK。
たとえ350万円でも「300万円」と表記される場合があるのです。
だから年収だけで判断するのはキケン。
それに、年収が高いわりには貯蓄額が少ないという男性もいます。
私からすると……こちらの方が問題だなぁ……と感じますね。
一人暮らしが長い男性は稼いだ分だけ使ってしまったり、お金がかかる趣味を持っていたりするケースも多いんですよね。
となると、年収がそれほど高くなくても、貯蓄できる堅実さがあれば、結婚生活はうまくいくと考えています。
女性が仕事を続けるつもりならなおさらです。
年収700万円だけど、年間貯金額は20万円の散財タイプ。
年収300万円だけど、年間貯金額は100万円の堅実タイプ。
いつかは『現役リタイア』するでしょうから、老後のことまで考えると後者との生活の方が安定していたりするかも!
ただ、要注意点があります。
金銭感覚が同じ人でないと、ちょっとした買い物や外食でも文句を言われて揉め事の原因になります。
お相手の人がどんなお金の使い方をするのか、しっかりと見極めて自分と合う人を探しましょう。
その2.男性に求める年齢は幅広くてOK。ボリュームゾーンは40~44歳
実は結婚相談所の男女比って、男性が少なめ・女性が多めなんですよ。
そして、
結婚相談所に登録されている男性で最も多い年代は40~44歳。
女性の婚活者にとって「絶対これ以下!」という年齢の設定は、婚活の難易度をあげてしまいます。
もちろん、恋愛対象外の年代まで、視野に入れる必要はありません。
けれど、ご自身の許容範囲内で年上男性も視野に入れると、出会いの幅が広がって良い方向に進むことも期待できるのです。
その3.コミュニケーション能力は敬遠ポイントではない!?
「話ベタだったり、コミュニケーション能力が低い男性はイヤだ!」
とおっしゃる女性も多いのですが、実はこれ、とってもとっても、もったいないです。(笑)
「少し口数が少ないなぁ……」なんて、いずれ慣れるポイントです。
女性の方からも無理に会話を続けなくてラクというメリットにも転じるので、ここはあまり問題視しなくてもいい点と言えると思います。
- 社交的でコミュ力満点!
- 内気で口下手……
どちらの男性と幸せになれるのか。
これはお互いの『相性』にあるので、必ずコレ!なんて答えはありません。
今まで好きになる人は、コミュ力高めの人ばかりだったけれど、話してみると、口下手な人も意外と安心するかも!
なんてケースもありますからね。
その4.連絡のスピードで判断しない
私たちの生活にすっかり浸透しているSNS。
「既読になったのに返事がなくて……」という声を聞くことがありますが、そもそも30~40代の男性はあまりマメにメッセージに返信しない人が多いようです。
仕事でもちょうど責任のある立場につく人が増える年代ですから……。
なかには、メッセージを読んで納得して「オッケー!了解」と思ってしまう人もいますし、友達同士のような連絡のスピードでなくてもいいのではないでしょうか。
お見合い後、仮交際に発展したけれど、連絡がマメじゃない……。
と不安になる人もいると思いますが、それよりも、実際に会って、距離を縮めていくに越したことはありません!
その5.生活リズムが合わない。けれど、それが結婚後のメリットになることも
どちらかのお仕事に夜勤があって、お休みの日がずれる場合、「一緒にいる時間が減ってしまうのでは?」と不安に感じる方もいると思います。
でも、私が見てきた限り、この点もあまりネックにならないようです。
1日でも休日が重なれば、一緒にいる時間は確保できますし、その分自分の時間が取れるのでメリットでもあるという方が多いですね。
(ただし、お互いのスケジュールを把握していることが前提になりますが……)
忙しすぎてお互い顔を合わせる暇がないというのは問題ですが、生活のリズムが多少違うくらいでは問題ないのでは、と皆さんにアドバイスしています。
ただし、結婚後にお子さんを考えているなら、婚前にある程度話し合っておきたいものですね。
【妥協しないポイント】婚活で譲るべきでないポイントは……?
続いて、「いやいや、ここは譲らなくてもいいんじゃない?」と思うポイントを紹介していきます。
その1.高学歴の女性が選ぶ、男性の学歴
高学歴の女性は経済力もあり、男性よりも優位になりがち。
男性は経済力=自分の価値とみなす人が多いので、自分より収入がある、頭がよく優れていると思う女性に対しては卑屈になります。
この差は慣れることがなく、いずれ2人の間に深刻な問題になるケースが多いです。高学歴の女性にはご本人に合った学歴の男性をお勧めしています。
もちろん、「自分より収入も学歴も良いとは言えないけれど、大好き!」っていうケースであれば問題ないでしょう。
けれど婚活って男性のプロフィールでお会いする人を絞って、マッチングしていくっていうシステムなので、ある程度の基準を設けていた方がいいですね。
その2.身長は170cmならいける!
日本人男性全体でも身長180cm以上という人はまだまだ少ないです。
180cm以上の男性じゃなきゃイヤ!とおっしゃる婚活女性には、「それはかなり難しいです……」と提案しています。
でも、170cm以上という人はかなりいますよ!ここは条件としてプラスしてもいいでしょう。
最近は背の高い女性も増えていますので、「自分より背が高い人」という条件ならアリだと思います。
ちなみに男性も「自分よりも背が低い女性」を条件にすることがほとんどです。
その3.生理的にムリなルックス・顔
「顔なんて結婚に関係ない」「顔が好きな人なんて選んでいるから相手が見つからないんだよ」と周りから腐るほど諭された。という人、いませんか?
確かに「ディーン・フジオカ似で」と言われたら、難しいかもしれません。(笑)
でも、
生理的に無理な顔の相手とは、共同生活を続けられないので、ここは諦めないでOK。
周りのアドバイスに流され過ぎないようにしてくださいね。
その4.話がまったく合わない、フィーリングが合わない
話がつまらない、好きなものや嫌いなものがまったく違う……。
このように、
なんとなく一緒にいて居心地が悪い、フィーリングが合わないというのも、譲らないでいい点です。
言ってみれば、価値観が全く違うということなので、長く一緒にいればいるほどストレスになります。
【裏技】婚活をして1年、なかなかいい相手に巡り合えないなら……
結婚相手を選ぶのですから、相手選びの際に譲れない点があるのは当然です。
ある程度、「ここ譲れない」とはっきりしていたほうが、相手を選びやすいですし、時間もムダにしないで済みます。
でも、婚活して1年過ぎてもいいなと思える出会いがないという方、これは確実に「婚活がうまくいっていない」と思います。
「言われなくても分かってる!」って感じだと思いますが、私から以下のアドバイスをしたいと思います。
相手の悪いところではなく、良いところを見つけるように
欠点ばかりに目が行ってしまうと、ひとつでも気に入らないことがあると「この人はダメ!」となってしまいます。完璧な人はいません。
長い期間、婚活をしてもなかなかまとまらない方は、こういう方が多いですね。
あとは、欠点のように思えても、別の角度から見ると、いい面もあるというケースもあります。
例えば、
自分の話ばかりして、女性の話をまったく聞かない人もいる中で、こんな男性は貴重かもしれません。
でも、「金遣いが荒い」「浮気性」「嘘が多い」「思いやりがない」など、目を背けてはいけない致命的な欠点もあります。
ここは見極めが重要ですが、悪いところだけ見続けるのは止めにしませんか?
良いところを探すのです。
そして、良いところの周りも探すのです。
例えば先ほどの例だと、こんな感じ。
さらによーく観察してみると、こんなプラスが!?
➡︎ニコニコしている&褒めてくれる
➡︎趣味を応援してくれる
人間の長所・短所には裏表が必ずあります。
悪いところも、逆から見れば、良いところの場合もあるということです。
よーく、相手の男性の性格を観察して、悪いところの裏側にある、良いところを探してあげましょう!
まとめ.譲れるポイントと、譲れないポイントを見極めて!
人生を共に歩む相手を見つけるための婚活で「どうしてもココだけは譲れない」という点があるのは当然のこと。
婚活中の方は家族や友人などに「もっと妥協しなくちゃ」と言われて、それを鵜のみにしてしまう方もいるのですが、結婚するのはご本人ですから、自分の気持ちを大切にしてください。
1年以上婚活をしても、成果が出ないという方はこの記事を参考に譲れそうなポイントがないか探してみてくださいね。
一つでも譲れるポイントがあれば、結婚相談所から紹介される男性の数もぐんと増えるかもしれません。
また、気持ちが暗いままだと素敵な出会いも逃してしまいます。
少しの間、婚活をお休みして思いっきり好きなことをすることで、気持ちをリフレッシュさせることも大切ですよ。