【婚活の妥協と対策】うまくいかない・合わないを解決!<女性編>

【婚活の妥協と対策】うまくいかない・合わないを解決!<女性編>

「もっと妥協しなさい」と言われて疲れた女性へ。まず私から伝えたいこと

もっと妥協しないとダメだよ

婚活中の女性なら、家族や友達から一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。

LINEで愚痴をこぼしたら返ってきた。

お正月に親戚から言われた。

久しぶりに会った既婚の友達からポロッと出た――。

場面はいろいろあれど、その言葉を聞くたびに、心のどこかがすり減っていく感覚、ありませんか?

妥協しろと言われるたびに、自分が高望みしている悪者のように感じてしまう。

でも本当は、ただ幸せになりたいだけなんですよね。

最初に書いておきます。「もっと妥協しなさい」という言い方に、私は基本的に反対です。

妥協の前に、地図を持ちましょう

私は岡田として、結婚相談所の現場でたくさんの女性会員さんと向き合ってきました。

婚活中の人に向けて、少し目線を変えてみてもいいかなと思う点をお伝えします。

だからこそ言えることがあります。

なんでも妥協すればいいわけじゃないですからね!

妥協を重ねた末に、心が動かない相手と「これでいいのかな」と思いながら結婚してしまうのも、本末転倒じゃないですか。

私自身、これまで見てきた何百組ものご縁を思い出しても、「妥協を重ねた結果うまくいった結婚」というのは、正直そう多くないんです。

ただ、こうも思っています。

「ここは譲っても大丈夫な条件」と「ここを譲ると、結婚生活できしみやすい条件」は、確かに分かれています。そして多くの婚活女性は、この2つがごちゃ混ぜになったまま、「全部妥協しなきゃいけない気がする」と追い込まれている。

本当に疲れる原因は、妥協圧力そのものより、「何を譲って、何を守ればいいのか」の地図がないことだと、私は感じています。

だからこの記事は、あなたを責める記事ではありません。

妥協じゃなくて『目線を変えて』もらうんです!

――そのための整理を、一緒にしていきます。

まず、「ここは絶対に譲らないでください」という話から始めます。

先に守るべきものを確認しておかないと、その後の話がこんなふうになってしまうので。

結局全部妥協しろってこと?

一方で、ここは絶対に妥協しないでください

周囲から「妥協しなよ」と言われやすい部分にこそ、実は譲ってはいけない領域があります。

私が現場で見てきた中で、譲ると後から無理が出やすいポイントを4つ、先にお伝えします。

学歴差は、本人同士の問題で済まないことが多い

高学歴の女性は、経済力や仕事の実績がある分、相手によっては男性側が引け目を感じてしまうことがあります。

そして、男性は経済力=自分の価値とみなす人が多いので、自分より収入がある、頭がよく優れていると思う女性に対して、必要以上に自信をなくしてしまうことがあるんです。

これは男性をバカにしているわけではなくて、男性側もしんどい構造の中にいるということなんですよね。

社会から「男はこうあるべき」と背負わされてきた重さが、結婚生活の日常の中で、少しずつ二人の間に出てくることがあるんです。

だから、高学歴の女性には、ご本人に合った学歴の男性をお勧めしています。

もちろん、こういうケースは別です。

学歴は下だけど、この人が大好き!

けれど婚活は、男性のプロフィールでお会いする人を絞って、マッチングしていくシステムなので、ある程度の基準を設けていた方がいいですね。

身長は、現実的なラインに置き直す

日本人男性全体で見ても、身長180cm以上という人はまだまだ少ないです。

180cm以上の男性じゃなきゃイヤ!

とおっしゃる婚活女性には、こうお伝えしています。

それはかなり難しいです……

ただ、これは「身長を諦めろ」という話ではありません。

180cm以上に絞った瞬間、候補者の母数がかなり小さくなるという話です。

最近は背の高い女性も増えていますので、「自分より背が高い人」という条件ならアリだと思います。

ちなみに男性も「自分より背が低い女性」を条件にすることがほとんどです。

お互いの自然な感覚を尊重した形に置き換えると、ぐっと現実的になります。

生理的に無理なルックス――ここは絶対に譲らなくていい

「顔なんて結婚に関係ない」「顔が好きな人なんて選んでいるから相手が見つからないんだよ」

と周りから腐るほど諭された、という人はいませんか?

確かに「ディーン・フジオカ似で」と言われたら、難しいかもしれません。

(笑)でも、これだけは現場で何度も見てきた私から言わせてください。

生理的な違和感が強い相手とは、共同生活を続けるのが難しいので、ここは諦めないでOK。

朝起きて隣に顔がある。

歯を磨きながら鏡越しに目が合う。

何十年も続く生活の中で、「どうしても生理的に受け入れられない」というところからスタートした人が、その違和感を乗り越えられたケースを、私は本当に見たことがありません。

周りのアドバイスに流され過ぎないようにしてくださいね。

フィーリングが合わない、は価値観の警報

話がつまらない。好きなものや嫌いなものがまったく違う。

なんとなく一緒にいて居心地が悪い。これも譲らないでいい点です。

価値観や心地よさの感覚に、かなりズレがある可能性が高いので、長く一緒にいればいるほどストレスになります。

ここまで読んで、こう思った方もいると思います。

じゃあ何を譲ればいいの?

次は、見直しても大丈夫な領域の話です。

数字とプロフィールだけで切り捨てないで。見直すと出会いが変わる条件

ここからは、譲るというより、プロフィールの読み方を変えてほしい話です。

同じ条件のままでも、見方を変えると、まったく違う人が浮かび上がってくることがあります。

年収の「数字」だけで切らないで――100万円単位の落とし穴

結婚して、生計を共にするんですから、お相手の収入は重要なポイントです。

けれど、ここはぜひ知っておいてほしい現場の話があります。

結婚相談所に登録している年収は、ざっくり100万円単位で表示されている。婚活会員数60万人以上になるIBJ(日本結婚相談所連盟)の表示ルールが100万円単位で、このIBJに加入している結婚相談所がほとんど。つまり、たとえ350万円でも「300万円」と表記される場合があるのです。

つまり、年収の表示だけで線を引くと、本当はもう少し上の収入があるかもしれない人を、自分で除外してしまっていることになる。

それは、とってもとっても、もったいないです。(笑)

それに、年収が高いわりには貯蓄額が少ないという男性もいます。

むしろ私が現場で気にするのは、年収の高さよりも「入ってきたお金をどう扱うか」です。

一人暮らしが長い男性は、稼いだ分だけ使ってしまったり、お金がかかる趣味を持っていたりするケースも多いんです。

年収がそれほど高くなくても、貯蓄できる堅実さがあれば、結婚生活はうまくいくと考えています。

結婚生活は今だけでなく、老後まで続くものですから、堅実なタイプとの生活の方が安定していることもあります。

タイプ 年収 年間貯金額
散財タイプ 700万円 20万円
堅実タイプ 300万円 100万円

この極端な対比は補助的に置いておくとして、伝えたいのは「年収の高さと貯蓄額は、思ったほど比例しない」ということ。

ただし、金銭感覚が同じ人でないと、ちょっとした買い物や外食でも文句を言われて、揉め事の原因になります。

年収より、お金の使い方の感覚――ここが合うかどうかを見る方が、ずっと大切です。

年齢の上限を絞りすぎると、出会える数が一気に減る

実は結婚相談所の男女比って、男性が少なめ・女性が多めなんですよ。

そして、結婚相談所に登録されている男性で最も多い年代は40〜44歳です。

絶対これ以下!

という年齢を強く設定すると、出会える人の数が一気に減ります。

もちろん、どうしても恋愛対象として見られない年齢まで広げる必要はありません。

そこまで無理をすると、結局また「妥協しなきゃ」という苦しさに戻ってしまいますから。

ただ、ご自身の許容範囲の中で、上限を1〜3歳だけ広げてみると、出会いの数が変わることがあります。

恋愛対象外の年代まで広げるのではなく、「少しだけ視野に入れてみる」くらいでいいんです。

「話ベタ」「連絡が遅い」は、観察の角度を変えてみる

話ベタだったり、コミュニケーション能力が低い男性はイヤだ!

とおっしゃる女性も多いのですが、少し口数が少ないくらいなら、「つまらない人」ではなく「落ち着いて聞ける人」として見直せる場合があります。

むしろ、女性の方からも無理に会話を続けなくてラク、というメリットに転じることもあります。

ここは、あまり問題視しなくてもいい点と言えると思います。

今まで好きになる人は、コミュ力高めの人ばかりだったけれど、話してみると、口下手な人も意外と安心するかも――そんな発見があるんです。

お見合いで観察してみてほしいポイントは、こんなところです。

  • ちゃんと話を聞いてくれるか、途中で遮らないか
  • ニコニコしているか
  • あなたの話を否定せず、受け止めてくれるか
  • 趣味や仕事のことを応援してくれそうか

「話が上手い」だけが評価軸ではありません。

次のお見合いから、少し角度を変えて見てみてください。

連絡頻度もそうです。

既読になったのに返事がなくて……

と落ち込む女性は多いですが、もちろん、返事がないと不安になるのは自然です。

脈がないのかな、と考えてしまいますよね。

ただ、そもそも30〜40代の男性は、あまりマメにメッセージへ返信しない人も多いようです。

仕事でも、ちょうど責任のある立場につく人が増える年代ですから……。

なかには、メッセージを読んで納得して、

オッケー!了解

と思ってしまい、それで返信を打たない人も少なくありません。

連絡が遅いことを「私への関心の薄さ」と読み替える前に、次に会ったときの態度、会話の温度、約束を守るかを見てください。メッセージの頻度だけで判断せず、実際に会って距離を縮めていくに越したことはありません!

生活リズムは、案外問題にならない

どちらかのお仕事に夜勤があって、休みの日がずれる。

勤務時間が違う。

そういう不安を持つ方も多いのですが、私が見てきた限り、この点もあまりネックにならないようです。

実際、ご結婚されたご夫婦から聞こえてくるのは、こんな声の方が多いです。

1日でも休日が重なれば、一緒にいる時間は十分確保できる
むしろ、お互いに自分の時間が取れて、ちょうどいい

平日は短く話す、休日が重なる日を大事にする、家事の分担を先に決めておく。

そういう工夫で、うまく暮らしているご夫婦もいます。

完全に同じリズムで生活している夫婦の方が、案外少ないものなんですよ。

ただし、「忙しすぎてお互いの顔を見る日が月に数日しかない」というレベルになると、これは生活リズムの問題というより、一緒に暮らす意味そのものに関わってきます。

そこの線引きだけはしておきたいですね。

それと、結婚後にお子さんを考えているなら、生活リズムの違いが育児にどう影響するかは、婚前にある程度話し合っておきたいものです。

これは現場を見てきた立場として、お伝えしておきます。

ここまでで、譲っていい領域と譲ってはいけない領域が、少しだけ整理できたかと思います。

それでも――「条件は悪くないのに、なぜか好きになれない」という人、いませんか?

次はその話です。

「条件は悪くないのに、好きになれない」を分解する見方

プロフィールを見ても、会ってみても、悪い人じゃない。

条件もそんなに外していない。

なのに、好きになれない。この感覚、婚活中の女性からよく聞きます。

断るほど悪い人じゃない。でも、次に会いたいほど心が動かない。

この中途半端な苦しさが、婚活では一番しんどいんですよね。

ここで一度立ち止まって考えてほしいんです。その「好きになれない」は、生理的な違和感なのか、それとも、減点癖が働いているのか。

前者なら、さっきの章で書いたとおり、譲らなくていい。

でも後者だとしたら、見方を変えれば突破口があるかもしれません。

もちろん、慎重になるのは悪いことではありません。

結婚相手を選ぶのだから、細かいところが気になるのは当然です。

ただ、欠点ばかりに目が行ってしまうと、ひとつでも気に入らないことがあるだけで、こうなってしまいます。

この人はダメ!

長い期間、婚活をしてもなかなかまとまらない方は、こういう傾向が多いですね。

ここで一度だけ、はっきり線を引かせてください。

■ 致命的な欠点(ここは譲らない)

「金遣いが荒い」「浮気性」「嘘が多い」「思いやりがない」――これは、目を背けてはいけない。結婚生活の現実を見てきた人間として、絶対に軽く扱ってほしくない部分です。

■ ただの減点癖(ここは見方を変える)

「話がちょっと盛り上がらなかった」「連絡が遅い」「服のセンスがいまいち」――致命的ではない、ちょっとした「気になるところ」。

この2つを、ごちゃ混ぜにしないでほしいんです。

そのうえで――致命的な欠点ではない、ちょっとした「気になるところ」については。

良いところを探すのです。

そして、良いところの周りも探すのです。

ひとつ良いところを見つけたら、その良さが他の場面にも出ていないかを見る、ということです。

たとえば、こんな感じです。

「話ベタ」➡︎「聞いてくれる&遮らない」

ここで終わらない。

さらによーく観察してみると、こんなプラスが見えてきたりするんです。

  • ニコニコしている&褒めてくれる
  • 趣味を応援してくれる
  • 否定せず、最後まで聞いてくれる

最初は「話が盛り上がらない人」でしかなかったのに、観察の角度を一段ずらすと、別の像が浮かび上がってくる。

悪いところも、逆から見れば、良いところの場合もあるということです。

よーく、相手の男性の性格を観察して、悪いところの裏側にある良さまで、一度見てみてほしいんです。

これは「無理してその人を好きになれ」という話ではないんです。

減点癖に乗っ取られたまま、本当はあなたに合っていたかもしれない人を逃してしまう――それは、とってもとっても、もったいないですから。

婚活して1年過ぎても動かないなら、まず「うまくいっていない」と認めて整理する

婚活して1年経っても、いいなと思える出会いがないなら、一度「今のやり方が合っていないかもしれない」と考えてみてほしいんです。

厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、責めているわけじゃありません。

「あなたの努力が足りない」じゃなくて、「条件の見方、相手の観察ポイント、休むタイミングのどこかが少しズレているかもしれない」

という話です。

同じやり方のまま2年目に突入しても、結果は同じです。

だから、一度立ち止まって整理し直す。

それだけのことなんです。

整理するための視点を、3つだけお渡しします。

ひとつめ。減点癖が動いていないかを点検する

お見合い後の振り返りで、「ダメだったところ」ばかりが頭に残っていないか、思い出してみてください。

「悪くなかったところ」「ふと安心したところ」を3つ書き出してみる。

それだけで、見えていた景色が変わることがあります。

ふたつめ。致命的な欠点だけは、見逃さない

減点癖は手放していいけれど、譲ってはいけないものは譲らない。

「金遣いが荒い」「浮気性」「嘘が多い」「思いやりがない」――こういう、目を背けてはいけない致命的な欠点。

これと、ちょっとした気になる部分を、ごちゃ混ぜにしないでほしいんです。

お相手がどんなお金の使い方をするのかは、デートでのお金の使い方、趣味への支出、貯金への考え方、将来の住まいの希望などに出てきます。

しっかり見極めて、自分と合う人を探しましょう。

みっつめ。一度休む、という選択肢を持つ

これは婚活テクニックではなく、心の在り方の話です。

気持ちが暗いままだと、素敵な出会いも逃してしまいます。

少しの間、婚活をお休みして、思いっきり好きなことをすることで、気持ちをリフレッシュさせることも大切ですよ。

休むと出会いを逃す気がして怖いかもしれません。

でも、疲れ切った状態で会い続ける方が、良いご縁を見落とすことがあります。

止まることは、後退ではありません。立て直しのための時間です。

1年動かなかったのなら、2週間でも1ヶ月でも、自分のためだけに使ってみてほしいんです。

そのうえで、もう一つだけお伝えしたいことがあります。

「自分一人で整理するのが難しい」と感じたら、相談できる相手を持ってください。

これは家族や友達のことではなくて――というのも、家族や友達は、あなたを大切に思うあまり「妥協しなよ」と言ってしまう立場の人だからです。

私自身は、あなたのことをよく知っている結婚相談所のカウンセラーに、整理の相談をしてほしいと思っています。

大きい・小さいだけで決める必要はありません。

ただ、今の状況を丁寧に整理してくれる担当者がいるかどうかは、とても大切です。一人ひとりの状況をじっくり見て、カウンセラーが直接寄り添ってくれるところの方が、こういうときには力になってくれます。

まとめ|妥協は条件を下げることじゃなく、幸せの基準を整えること

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

最後にもう一度だけ。

妥協じゃなくて『目線を変えて』もらうんです!

――この記事で一番お伝えしたかったのは、これです。

譲っていい部分と、譲ってはいけない部分。

減点癖と、致命的な欠点。

生理的な違和感と、観察すれば見え方が変わる「気になるところ」。

これらを自分の中で整理できれば、もうこんな言葉に揺さぶられることはありません。

もっと妥協しなよ

そして、ちょっとした「気になるところ」については、悪いところだけを見てしまう状態から、少しだけ抜け出してみませんか?

良いところを探すのです。

そして、良いところの周りも探すのです。

人間の長所・短所には裏表が必ずあります。

それは相手だけでなく、たぶん、あなた自身についても同じです。

結婚するのはご本人ですから、自分の気持ちを大切にしてください。誰かに言われた妥協ではなく、あなたが納得できる基準で選んでください。そのために、譲れない条件を3つ、見直してもいい条件を3つ、今日から一つずつ分けていきましょう。

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