婚活市場で必要な『婚活力』とは?優秀なカウンセラーはゴリ押ししない!
無料相談で「今すぐ入会を」と言われたら要注意|優秀なカウンセラーは最初にゴリ押ししない
あなたにはうちがぴったりです。今月中に始めましょう!
と、結婚相談所の無料相談で入会を急かされた経験はありませんか?

私、岡田も結婚相談所のカウンセラーですから、無料相談は日常的に行います。
でも、初めて相談に来た方に「今すぐ入会を」と言ったことは、正直ほとんどありません。
むしろ、「今すぐ入会するのは待ってください」と伝えたとき、相談者の方が驚くんです。
えっ、勧めないんですか?
その反応を見るたびに、この業界の無料相談がどれだけ”営業の場”になってしまっているかを痛感します。
私がカウンセラーとして大切にしているのは、「あえて入会をお断りすること」です。結婚相談所がベストであると思えたら、それから結婚相談所に入会してみてください。それが私の基本的なスタンスです。
だから、この記事は入会を勧める記事ではありません。
私独自のノウハウである「婚活力の見極め方」と、信頼できるカウンセラーを見抜くための具体的な方法をお伝えするものです。
読んだうえで、あなた自身が判断する。
その材料を渡すことだけが、この記事の目的です。
では、私がカウンセリングの中で何を見ているのか?
それが「婚活力」です。
婚活力とは?カウンセラーが面談中に見ている4つの視点
無料相談に来た方と向かい合って、私が最初にやること。
それは、会員の「婚活力」を点数付けすることです。

婚活力には4つの要素があります。
- コミュニケーションスキル
- アタック力
- 出会いの数・人脈、環境
- 向上心
ただ、これを「スペック表」のように上から順番にチェックしていくわけではありません。
たとえば、
最近、友人と飲みに行く機会はありますか?
というような何気ない質問一つで、人脈の厚さがわかる。
会話のテンポを見れば、コミュニケーションスキルとアタック力の輪郭が見える。
向上心だけは質問では測れません。
本気で「自分を変えたい」「どうにかしたい」という熱量の有無を、会話の端々から感覚で拾い上げていくのです。
ベテランカウンセラーはこんな感じで、会員のカウンセリングをしながら、見極めていくのです。
ここで大事なのは、点数が高いか低いかではないということです。婚活力が高い人に合う場所と、低い人に合う場所がある。
そのため、結果として、他に良い婚活市場があるのであれば、結婚相談所への入会をおすすめしないケースもあります。
市場が違えば、求められる婚活力もまるで違います。
婚活市場別|あなたの婚活力が活きる場所・埋もれる場所
合コン・街コン・婚活パーティー――その場の空気を支配できるかどうかが全て
この3つの市場で勝負を分けるのは、たった一つ。

その場の空気を支配できるかどうかです。
私がカウンセリングで何度も見てきたのは、こういう方です。
自分はおとなしいタイプだけど、おとなしい人が好きな相手もいるはず
気持ちはわかります。
でも、余程ルックスが良い場合を除き、現実には単に「ノリが悪い」「無愛想」というマイナス評価になってしまう。
これが厳しいけれど、私が何度も目にしてきた事実です。
存在感が薄い人、受け身すぎる人は、合コンでも街コンでも婚活パーティーでも、同じように埋もれます。
合コンなら、
合コン開いてよ!
と気軽に頼める友人がいなければ、そもそも土俵に上がれない。
街コンなら大人数の中で自分から動けなければ良い出会いは来ない。
婚活パーティーはその両方です。
空気を支配するのが苦手な人は、ここで無理をしても消耗するだけです。
おとなしいのが悪いわけではありません。
ただ、戦う場所が違っているだけなのです。
マッチングアプリ――会っていないからこそ、コミュ力だけが命綱
合コンやパーティーとは全く質が違います。
会っていないからこそ、もはや大事なのはコミュニケーションスキルだけと言ってもいいくらいです。
テキストのやりとりで「この人ともっと話したい」と思わせられるかどうか。
プロフィール写真やスペックで「いいね」はもらえても、メッセージが続かなければ会うところまでたどり着けません。
文章で温度感を出せるか、相手のテンポに合わせられるか。
対面とはまた別の筋力です。
最終的には会うことになるので残りのスキルも必要になりますが、入口がテキストである以上、そこを突破できなければ始まりません。
結婚相談所――婚活力が「低い」ことを前提にした、唯一の市場
ここからが、私が最も伝えたいことです。
誤解を恐れずに言えば、結婚相談所は恋愛強者が集まる場所ではありません。
むしろ、私の実感としてはその逆です。
結婚相談所に来ている人は、あまり恋愛やコミュニケーションが得意ではない人が多いのです。
- 合コンで場を盛り上げるのが苦手
- マッチングアプリのテキストが続かない
- 婚活パーティーで積極的に話しかけられない
そういう人たちが「それでも結婚したい」と思って来る場所が、結婚相談所です。
だからこそ、結婚相談所では4つのスキルすべてが必要ではありますが、まずカウンセラーとしても持っておいてもらいたいのは、「向上心」です。
コミュニケーションが苦手でも、カウンセラーと一緒に練習すれば改善できる。
アタック力がなくても、仕組みとしてお見合いの場が用意される。
でも向上心だけは、外から注入できない。
本人の中にあるかどうか。
それだけは代替が利かないのです。
結婚相談所は「婚活力が高い人が成功する場所」ではありません。「婚活力が低くても、向上心がある人が前に進める場所」です。
どの市場を選ぶにしても、次に問題になるのは「誰のアドバイスを信じるか」です。
無料相談でカウンセラーを見極める逆質問リスト
結婚相談所の無料相談は、カウンセラーがあなたを見極める場であると同時に、あなたがカウンセラーを見極める場でもあります。
でも、「見極めろ」と言われても何を聞けばいいか分からない。

それが普通です。
だから、具体的な質問を3つ用意しました。
無料相談の場で、そのまま使ってみてください。
質問①「私の場合、結婚相談所以外の婚活手法のほうが向いている可能性はありますか?」
ゴリ押しカウンセラーは、この質問に対して次のように即答します。
いえ、あなたには結婚相談所が一番です
あなたの婚活力を分析する前に結論が決まっている。
それはただの営業トークです。
信頼できるカウンセラーなら、次のようにあなたの強みを見た上で、少なくとも他の市場の可能性に触れます。
そうですね、〇〇さんの場合はこれだけ人脈がありますから合コンも選択肢になりますが……
質問②「入会をおすすめしないケースはありますか?」
ありません。どなたでもサポートします
そう答えるカウンセラーには警戒してください。
すべての人に結婚相談所が合うわけがない。
それを認められないということは、入会させること自体が目的になっている可能性があります。
質問③「私の婚活力をどう評価しますか?合コンやアプリのほうが合う可能性は?」
この質問で、カウンセラーが客観的なアドバイスや提案をしてくれるかどうかが分かります。
あなたの話をろくに聞かないまま、
大丈夫ですよ、うちに任せてください
と言う人と、10分以上かけて丁寧に聞いたうえで、
正直、アプリのほうが向いているかもしれません
と言える人。どちらを信じるかは、明白でしょう。
そこで客観的なアドバイスをくれて、自社をゴリ押ししないカウンセラーなら、信頼してもよいでしょう。これが、見極めの核心です。
実際に、私がこの基準で判断した事例をお話しします。
実例|30歳の弁護士に私は入会を勧めなかった
過去の事例です。
30歳の弁護士さんで人脈が豊富な男性が、無料相談に来ました。

カウンセリングしていくと、同世代の独身の友人が多いということが判明しました。
話していて感じたのは、この人は会話のキャッチボールが本当にうまいということ。
こちらが投げた言葉をきちんと受け止めて、自分の言葉で返してくる。
コミュニケーションもとっても気持ちの良い方でした。
私の頭の中では、婚活力の点数がどんどん上がっていきました。
- 人脈――高い
- コミュニケーションスキル――高い
- アタック力――友人関係を見る限り、十分ある
そうなると、結論は一つです。この人に結婚相談所は必要ない。
私は真剣にアドバイスしました。
合コンを複数回開催したら、良い出会いがきっとありますよ!
相手の方は少し驚いた顔をしていました。
無料相談に来て「入会しなくていい」と言われるとは思っていなかったのでしょう。
それで良い縁がなかったらもう一度来てください!
そう言って、入会をおすすめしませんでした。
それから2か月が経った頃。
一通のメールが届きました。
良い人と出会えました。ありがとうございます。
あのとき、カウンセリングで見た婚活力の見立ては間違っていなかった。
ご本人が自分に合った場所で動いた結果です。
正直なところ、私の見立て通りになって思わずガッツポーズをしたくなるほど嬉しかったですけどね。
でもこれがカウンセラーとしての正しい判断だったと、今でも確信しています。
もし私が「とりあえず入会してみましょう」と言っていたら、この方は月会費を払いながら、結婚相談所で婚活力を持て余すことになっていたかもしれません。
それは、誰のためにもならない。
こうした判断ができるのは、私たちの仕事が「入会させること」ではないからです。
まとめ|婚活力が低くても、正しい伴走者を選べば進める
私たちカウンセラーの仕事は、「入会してもらうこと」では決してありません。
私の経験上、これだけは断言できます。

会員のご成婚を最短距離で実現すること。それが私たちの使命です。
「最短距離」というのは、結婚相談所が最適であれば結婚相談所を。
合コンが最適であれば合コンを。
その人に合ったルートを提案するということです。
婚活力が低い自分はダメなんじゃないか。
そう感じている方がいるなら、それは違います。
問題は婚活力の高低ではなく、自分に合わない市場で消耗していること。
環境を変えれば、あなたの魅力が劇的に活きることは珍しくありません。
だからこそ、ゴリ押しで入会させようとするカウンセラーに出会ってしまうことのほうが、よほど深刻なのです。
向上心さえあれば、がんばれます。
失敗しても立ち上がれます。
そんな人をカウンセラーは真剣に応援したいのです。
無料相談は「伴走者」を見つける場
焦る必要はありません。
無料相談に行ったからといって、その場で決めなくていい。
まずは気になる相談所の無料相談を2〜3箇所予約し、この3つの逆質問をノートに書き出すことから始めてみてください。
客観的なアドバイスをくれて、あなたに合った市場を一緒に考えてくれる人を見つけてください。
自社をゴリ押しせず、あなたに真摯に向き合ってくれる相談所を選ぶこと。それこそが、あなたの成婚への一番の近道です。
私はそう信じています。
これは、私のカウンセラー経験から、間違いないことです。





