[67歳幸子さんのシニア婚活のブログ]
2019/10/22
【22】幸子の貧乏恐怖症~まま母編~(3)by幸子娘
今回も引き続き、母・幸子の過去話(まま母編)を
私・幸子娘がお伝えしていきます!
まま母から奴隷のように扱われ、
病気にまでなってしまった中学・高校時代の幸子の唯一の楽しみは
勉強☆
でも……
実際には、心底勉強が楽しかったわけではなく。
ただ、勉強をしていれば家事を免除される時もあったらしいから、
それならって感じだったみたい。
でもその結果、幸子の学力は学年1、2位レベル!(拍手)
努力が形になると嬉しいものですよね。
もちろん、大学進学を望みました。
が!!
またしても、まま母の「お金がない」の一言で即却下……。
それでも諦めきれなかった幸子は、記念受験として
試験を受けることにしたんですって。
すると、あっさり合格!!
合格したのに、進学できない……
そんな気持ちを想像すると、悲しみを通り越して怒りMAX!
ティファールより早く沸騰できそう(笑)
そういえば、私が学生の頃、
「勉強できるのはありがたい」
「資格は身を助ける」
「私は高卒で悔しかったから、大学まで進学して欲しい」
等々、よく言われていました。
最後のセリフなんかは、
「自分の夢を子どもに押し付けるなー」って反発した時もあったけど、
最終的には国家資格を取得し、今もその仕事を続けられているので
今となっては洗脳されて(笑)良かった!って感謝しています。
おっと、脱線しちゃった。
話を戻しますね。
結局、大学進学も「お金がない」という
まま母の一言で諦めざるを得なかった幸子。
でも、「働かざる者、食うべからず」
「稼いでいないから、しょうがない」
と、その状況を受け入れていたらしい←無駄に我慢強い(汗)
就職すれば稼ぐことができる!
進学できないのは残念だけど、自由にお金を使えるようになる!
幸子はそう夢を見て、大学進学を諦めて就職することに。
ところが!!
その夢も叶わなかったのです……。
なぜなら、給料の大半を「生活費」という名目で
まま母に没収されていたから。
「あら~、まま母ったら幸子のために貯金してくれるのね!」
と思った人……、あまーーーーーーーーーーーーい!!
幸子の稼いだお金は、生活費どころじゃなく、
まま母の洋服や化粧品に消えていっていたの!!(怒)
つ、つらすぎる……(涙)
やっと稼ぐ立場になったのに、
やっと「自分のお金」を手にしたのに、
そのお金は右から左に流れていく……。
結局、幸子は就職しても
お金を自由に使うことができなかったんです(涙)
ちなみに幸子の妹は、
給料日に、いただいたお給料全額を散財するタイプだったみたいで
バツとして父親に殴られていたらしい……。
実の父親が娘を殴るなんて信じられます?
その話にビックリ&腹立たしい!(怒)
と思った私だけど……
幸子がそんな妹に、給料の一部でも渡すようにと忠告したときの
「自分の給料がまま母に使われるくらいなら、
殴らても欲しくない洋服でも、自分のために使うべき。
殴られても痛いのは一瞬だけ。でも、買ったものは残る」
って返答にもビックリ。
根性すわってるーーーー!
ある意味、名言!
同じ家庭の中で育っていて、こうも違うとは!
でもね、
幸子がそんな妹みたいな根性を出さなかった理由はちゃんとあるんです。
→つづく