離婚歴があると恋愛で不利になる?バツイチがハンデにならない婚活方法
バツイチ婚活で「またスルーされる」と画面の前で息を飲んでいるあなたへ
バツイチで婚活を始めて、プロフィールに離婚歴を書き込むたびに、画面の前で小さく息を飲んでいませんか?
これでまたスルーされるんだろうな

送信ボタンを押す前のあの数秒間、過去の自分に何かを言い訳したくなる、あの感覚です。
離婚歴を「隠す」か「ハンデとして抱え続ける」かの二択ではありません。
離婚歴を前提として受け止めてくれる場所を選ぶだけで、見える景色は変わります。
バツイチが不利かどうかは、本人の価値ではなく、戦う場所選びでほぼ決まります。
これまで多くの相談者を見てきたからこそ、あなたに無駄な消耗をしてほしくない。
そんな思いから、恋愛や婚活の専門家である私、岡田がそのお話をしていきます。
バツイチの婚活、本当に不利なのか
不利になる場面はあります。
これは正直なところです。

20代前半のメインターゲット層が集まる場所に飛び込めば、初婚の相手と並べられて選別されることになります。
プロフィールを開いた瞬間に静かに離脱されることもあります。
そういう瞬間は、確かに存在します。
ただ、それは婚活市場のすべてではありません。
男性側の温度感は、思っているより割れている
婚活の現場を見てきた立場から言わせてもらうと、男性側にも温度差があります。
たしかに、自分がバツイチでも「再婚するなら初婚の女性がいい」という男性もいますが、考えは人それぞれです。
一方で、歳上のバツイチ女性と結婚する初婚の男性も少なくありません。
落ち着き、生活感、過去を持っていることへの安心感──そういうものを評価する人は、想像以上にいます。
つまり市場全体が「バツイチ=減点」で動いているわけではなく、以下のように別々の場所に分散しているだけなのです。
- 減点する人
- まったく気にしない人
- むしろ加点する人
入口で去っていく相手は、追わなくていい
もし、バツイチであるというだけで結婚や恋愛の対象から外されるような相手であれば、結婚してもいずれ価値観が合わなくなるでしょう。
離婚歴という事実だけで人を切る人と生活を共にすると、必ず別の場面、別の理由でぶつかります。
これは経験則の話です。
だから、入口で離婚歴を見て静かに去っていく相手のことは、追わなくていいのです。
問題は、どうやってその「追わなくていい相手」を、自分の婚活ルートから外すかです。
バツイチ婚活で勝負を決めるのは「自分の価値」より「戦う場所」
バツイチで婚活を始めると、多くの人が次のような「自分磨き」に走ります。
- 痩せる、髪を切る
- メイクを変える、服を買い替える
- コミュニケーション講座に通う

それ自体は悪くありません。ただ、順番を間違えています。
婚活の現場で、ある程度年数を重ねた人の話を聞いていると、結果を分けているのは外見や話術ではなく、もっと手前の「どこで戦ったか」であることが多いのです。
同じ人が、場所を変えただけでマッチング率が一気に変わる、という現象は、本当によく起きます。
年代を変えれば、離婚歴の意味も変わる
これは年代別に見るとよくわかります。
若年層の異性を希望するのは難しいかもしれませんが、30代・40代・50代となってくると離婚歴のある人も増加するので、バツイチであること自体がハンデとならないのです。
同年代のフィールドに移れば、離婚歴は「ある程度の人生経験を経た人」というラベルとほぼ同義になります。
むしろ初婚で40代半ばまで来た相手のほうが、説明を求められる側になることすらあります。
諦めではなく、戦略として土俵を選ぶ
ここで一つ、線を引いておくべきことがあります。
バツイチであることがハンデになるとは限りませんが、初婚の参加者と同じ土俵で争うのは避けるべきです。
これは諦めではなく、戦略です。
20代の初婚女性が中心の場所に、30代後半でバツイチで突っ込んでいって、自分の価値が低いと感じる必要はありません。
市場が違うだけです。
変えるのは自分じゃなくて、出る場所だったのか
そう気づくと、婚活の景色は一段静かになります。
鏡の中の自分を責めるエネルギーを、場所選びに回せるようになるからです。
バツイチの再婚に結婚相談所が向いている現実的な理由
結論から言います。
いきなり相談所はハードルが高い

そう感じる気持ちもわかりますが、現場を見てきた立場からあえて言います。
バツイチの方に最もおすすめできる婚活方法が、結婚相談所を利用するという方法です。
これは「いろいろある中の一つ」ではなく、他の方法ではバツイチに対するフィルターが甘すぎる、という辛い言い方をあえてしておきます。
費用は他の方法より高い。
それでも、です。
紹介された時点で、相手は離婚歴を承知している
理由はシンプルで、結婚相談所はバツイチであることや子供がいることを前提にして相手を紹介してくれる、ほぼ唯一の場所だからです。
実はバツイチなんです
出会ってからそう切り出して、相手の表情を見ながら様子をうかがう、あの消耗が発生しません。
紹介された時点で、相手は離婚歴を承知しています。
これだけで、最初のひと月分のエネルギーが温存されます。
「不届き者」が入ってこない構造
もう一つ、見落とされがちな利点があります。
身元の確認です。
結婚相談所に登録するうえでは独身であることや勤務先などを開示する必要があるため、お付き合いをしてみたら次のようなことが発覚する、ということが構造的に起こりにくいのです。
- 実は既婚者だった
- 無職だった
ここから先は、踏み込んだ話になります。
とくに20〜30代と若いバツイチ女性の場合、寂しさから判断力をなくし、都合よく遊べるセフレ扱いをする男性に引っかかってしまう人もいます。
離婚直後の心の隙間に、過剰に優しい言葉で滑り込んでくる人間は、残念ながら一定数存在します。
結婚相談所なら、そんな不届き者も入りにくいので安心です。
手間と費用がかかる場所には、軽い動機の人間は寄ってきません。
結果として「真剣に結婚したい人だけが残る」構造になっています。
これが、寂しさから判断を誤りそうな時期にいる人にとって、決定的な意味を持ちます。
「バツイチさんの方がモテる」という現場の事実
ちなみに結婚相談所では、「バツイチさんの方がモテる」なんて事例も存在します。
意外に思われるかもしれませんが、現場ではよくある話です。
再婚を真剣に考える層からは、むしろ次のような要素が評価されます。
- 一度結婚生活を経験している
- 生活感がある
- 過去を背負っている覚悟がある
離婚歴があることで「現実が見えている人」と受け止められる場面が、相談所の中では普通に起こります。
カウンセラーが、自分の盲点を埋めてくれる
カウンセラーの存在も、想像より大きいものです。
考えが凝り固まっていたので、第三者目線でアドバイスしてくれる存在がありがたかった
現場では、このような声をよく聞きます。
離婚を経験すると、相手選びの基準が、前の結婚生活の反動でゆがんでいることが多いのです。
前の夫と正反対の人を無意識に探してしまう、というやつです。
たとえば、「前の相手がルーズだったから、次はとにかくきっちりした人を」と探した結果、いざ会ってみると息苦しくて疲れてしまう、といったケースです。
その条件、本当にあなたに合っていますか?
第三者の目でそう聞いてくれる人がいる、というのは、再婚というやり直しの局面では、思っている以上に効きます。
そして、自分では選ばなかったような相手を紹介してもらったところ、意外に相性がよかった、ということも、現場ではよくあります。
バツイチの再婚で一番怖いのは「また同じパターンで失敗すること」。
それを、自分の好みのフィルターを少しだけ外して、第三者の目で防いでくれる仕組みがある場所、と言い換えてもいいでしょう。
費用の高さは確かにデメリットです。
ただ、その費用は次のような三つの安全装置の対価だと考えると、見え方が変わってきます。
- 真剣に結婚したい人だけが残る
- 身元が確認されている
- 過去を踏まえて紹介される
婚活パーティーは「本命を探す場」ではなく「練習の場」
婚活パーティーは、出会いの数で語られがちです。
一晩で20人と話せます

ただ、私は違う使い方をすすめます。
婚活パーティーは「本命を探す場所」ではなく、「異性関係のブランクを戻す練習の場」です。
ここを取り違えると、消耗するだけで終わります。
鈍った感覚を取り戻すための準備運動
離婚を経て、しばらく異性と二人で食事をすることもなかった人にとって、いきなりお見合い形式の場に出るのはハードルが高いものです。
次のようなものは確実に鈍ります。
- 雑談の感覚
- 相手の目を見て話す感覚
- 初対面の人に自分の話をする感覚
その鈍った感覚のまま本命判断をするのは、危険です。
慣れていない状態で「いい人かもしれない」と思った相手が、本当にいい人なのか、それとも久しぶりに優しくされた自分の感情に反応しているだけなのか、自分で見分けられません。
慣れていない状態で本命を決めないために、まず場で慣れる。それがパーティーの正しい使い方です。
最近では自治体とのコラボで開催されているものや、公務員、自衛官、消防士など男性の職業限定で開催されるパーティーもあります。
職業限定のものは、参加者の身元の信頼性という意味でも、悪くない選択肢です。
向き不向きと、選び方の二つだけ
ただし、向き不向きははっきりあります。
話し下手だったり人見知りをしたりする人にはちょっと難しいかもしれません。
第一印象と短時間の会話力で評価が決まる構造なので、そこが苦手な人が場数のために飛び込むと、自信を削るだけで終わることがあります。
選び方も大事です。
バツイチであることがハンデになるとは限りませんが、初婚の参加者と同じ土俵で争うのは避けるべきです。
できれば「バツイチOK」「バツイチ限定」というパーティーを選ぶのが無難です。
中には既婚者で遊び相手を探すために婚活パーティーや街コンなどに参加するという人もいるので、注意が必要です。
身分証明書や独身証明書の提出を義務付けているパーティーを選んだほうがいいでしょう。
パーティーは「相談所に行く前の助走」「相談所と並行しての場慣れ」として使うなら有効、という位置づけです。
これ単独で再婚まで走り切る道具ではない、ということだけは、はっきりさせておきます。
マッチングアプリは「自衛コスト」が高い場所
相談所以外で考えるなら、マッチングアプリは候補に入ります。
料金は安いですし、スキマ時間で動けます。

実際に利用した人からは、次のような評判もあります。
婚活アプリは自分から出会いを探そうという人が多いので、結婚相談所よりもたくさん連絡がもらえた
ここまでは事実です。
ただ、現場を見てきた立場から、警告として書いておきたいことがあります。
軽い男性に狙われやすい構造がある
婚活系のアプリは利用者の年齢層が若く、婚活よりも恋愛相手を探している人が多い傾向にあります。
プロフィールに「結婚を前提に」と書かれていても、実際の温度感は人によってかなり違います。
そして、既婚者が遊び相手や愛人を探していたりするユーザーが存在するのも事実です。
ここで一番危ういのは、若いバツイチ女性です。
離婚直後で気持ちが揺れているとき、深夜にスマホを開いた瞬間、優しい言葉をかけてくる男性が現れます。
そのとき反応しているのは、相手の誠実さではなく、自分の中の寂しさです。
離婚後に優しくされた瞬間、相手の誠実さではなく、自分の寂しさに反応してしまう──これが現場で何度も見てきた典型パターンです。
軽い男性ほど、優しい言葉を惜しみません。
そして、寂しさで判断が鈍っている人ほど、その優しさを「誠実さ」と読み違えてしまいます。
アプリは出会える人数が多いぶん、この典型パターンに当たる確率も上がります。
「自衛コスト」を払えるかどうか
つまり、アプリは安い代わりに、自衛のコストを利用者に転嫁している場所です。
相手の独身性、本気度、人柄を、自分で判断し続ける必要があります。
もちろんアプリで素晴らしい出会いを見つける人もいますが、離婚直後で心が弱っている時期には難易度が高すぎる場所でもあります。
婚活アプリは積極的に自分から行動できたり、ネット上での出会いに抵抗がなかったりする人向けです。
さらに付け加えるなら、次のような人向けです。
- 相手のプロフィールと言動の矛盾を冷静に見抜ける人
- 寂しさで判断が揺れない人
逆に言うと、人恋しさが強いとき、深夜に画面を見ていると判断が甘くなるとき──そういう時期にメインで使う道具ではありません。
アプリが悪い
という話ではありません。
今の自分の寂しさが判断を鈍らせる時期にあるなら、場所を選び間違えてはいけない、という話です。
見極められる側だと自分で言えるなら、相談所と併用する形で混ぜるのはありでしょう。
少しでも揺らぐなら、最初の入口にはしないほうがいいでしょう。
バツイチ婚活で失敗を避ける、伝え方と進め方
「離婚歴は正直に伝えましょう」というアドバイスは、よく見ます。
ただ、正直とはどういう状態か、までは書かれていません。

ここを具体化します。
隠さない。でも、反省文みたいに語らない
まず、隠さない。これは前提です。
後から発覚したときの信用の毀損は、最初に伝える気まずさの何倍にもなります。
ただし、初対面で反省文みたいに語る必要もありません。
離婚の経緯を最初の数回のやり取りですべて開示する必要はありません。
まずは次の二つで足ります。
- 「以前、結婚していた時期がある」という事実
- 「今は再婚を前提に出会いを探している」という今の立ち位置
元配偶者の悪口で語らない
これは現場で見ていて、本当に大事だと感じる点です。
「向こうがこういう人で」「あの人はこういうところがあって」
という語り口は、聞いている側に「この人はまだ過去に縛られている」という印象を残します。
同じ事実でも、次のように自分を主語にした語り直しに変えると、印象がまったく変わります。
- 「自分はこの部分を学んだ」
- 「次はこういう関係を築きたい」
子ども・養育費・面会は、段階的に
子ども、養育費、面会、こういった重い情報は、段階的に開示します。
出会って数回でいきなり全部出すと、相手は判断材料を一気に背負わされて、整理する前に逃げます。
逆に隠し続けると、後で揉めます。
例えば、次のような順序です。
- プロフィールには「子供あり」と事実だけ記載する。
- 初対面では一緒に暮らしている日常の軽い話にとどめる。
- 数回お会いして真剣交際が見えてきた段階で、養育費や面会の頻度といった現実的なすり合わせを行う。
「お会いを重ねる中で順番に共有していく」という設計を、自分の中で持っておきましょう。
これは小細工ではなく、相手への配慮です。
進め方──温度差のある相手は深追いしない
日常で見つかる出会いの場合、20〜30代では相手がまだ結婚を考えていないということもありますが、再婚を前提とした場ではこのような気持ちのズレも起こりません。
逆に言えば、温度差のある相手と出会ってしまったら、消耗するだけなので、深追いしない判断も必要です。
順番と濃さを間違えなければ、過去は隠すべき荷物ではなく、相手を見極めるための基準になります。
結局、どの順番で婚活方法を使えばいいのか
順番は、恋愛のブランクで決めるのが一番現実的です。
恋愛ブランクがなければ、結婚相談所。恋愛ブランクがあるなら、まずは婚活パーティーで異性関係の練習をしてからの結婚相談所。これが消耗の少ない動き方です。

ブランクがないなら、最初から相談所でいい
離婚から日が浅くても、次のような感覚が残っているなら、最初から相談所でいいでしょう。
- 異性と二人で食事をする
- 雑談をする
- 自分の感情を伝える
場所選びの効率を最大化できます。
ブランクがあるなら、まずパーティーで助走
3年、5年と一人で過ごしてきた人が、いきなりお見合い形式の場に出ると、自分の感覚が思った以上に固まっていることに気づきます。
パーティーで数を経験して、感覚が戻ってきたところで、相談所に移ります。
動けるタイプは、相談所+アプリの併用も可
自分から動けるタイプで、ネットでのやり取りに抵抗がない人は、相談所と並行してアプリを使うのも選択肢です。
ただし、メインの軸は相談所側に置きます。次のような役割分担にします。
- アプリ:「広く浅く拾う網」
- 相談所:「条件を満たした相手と深く向き合う場」
ハンデがないだけではなく、むしろプラスに働くこともあるのが結婚相談所の最大のメリットです。バツイチさんとして、一番気になるのはやっぱり「バツイチであること」。そこをケアしてくれるのは、結婚相談所、ということになります。
まとめ|バツイチは過去ではなく、相手を見極める基準になる
ここまで、場所選びの話を長くしてきました。
最後に、もう一段だけ視点を上げて終わります。

もし、バツイチであるというだけで結婚や恋愛の対象から外されるような相手であれば、結婚してもいずれ価値観が合わなくなるでしょう。
離婚歴という一行で人を切る価値観を持った相手と、長く生活を共にするのは、別の場面で必ず別の摩擦を生みます。
だから、入口で離れていく相手のことを、追う必要はありません。
視点を変えれば、離婚歴は、相手を見極める基準にもなります。プロフィールの一行を見て静かに離れていく人と、その一行を承知のうえで会いに来る人。あなたが向き合うべきなのは、後者だけです。
バツイチであるということは、一度、結婚できたということです。
一度誰かと生活を共にする選択をして、続けられないと判断する局面も経験した人、ということです。
その経験は、再婚相手との生活を見立てる目になります。
過去を隠して選ばれる婚活ではなく、過去ごと選ばれる婚活へ。そのために必要なのは、自分を変えることより、過去ごと受け止めてくれる場所に移ることです。
まずは今日、ご自身の今の「戦う場所」が合っているか、見直すところから始めてみてください。
あなたの過去は、これからの関係を深めるための大切な基準になります。





