結婚相談所でのお見合いや婚活パーティー、街コン。
どんな婚活でも、自分の武器となるのがコミュニケーション能力です。
婚活に限らず、友達関係・家族・仕事でも必要な能力だけど、
「コミュ力には自信がないわ~」ってかたも多いでしょう。
たしかに、面白い話ができたり、好感がもてたりする話術って、もって生まれた才能なのかもしれません。
けれど、一般的にコミュ力・異性からの好感度がともに高い人って、面白い内容の話をしているわけではないのです!
では、何が違うの?
その答えは『言葉の順番』です。
同じ言葉を使って、コミュニケーションをとっていても、言葉の順番が異なれば、相手の印象も大きく変わるのです。
婚活で選ばれるために使いたい言葉の並び替え術をご紹介します!
すごく簡単なコミュニケーション能力を身につけよう!
はじめに伝えておきますが、この記事では……
- 料理を取り分ける
- 目があったら3秒で微笑む
- ゆっくりと聞き取りやすい声量で話す
といった、好感度アップ術はご紹介しません。
どんな人にも通用するとは言い切れないからです。
自分で料理を取り分けたい人もいれば、目を合わせることが苦手な人もいるし、早いテンポでおしゃべりしたい人もいるからです。
この記事で紹介するのは、なんでもない話でいかに好感度をあげるかどうか。
面白いネタを探す必要もないんです。
いつもの会話で使う言葉の順序を入れ替えるだけで、コミュ力・好感度はめまぐるしく成長します。
ポイントとしては……印象に残したい『ポジティブな言葉』を最後にもってくる。
これだけです。
印象に残したいポジティブな言葉を最後にもってくるって?
つまりはこういうこと↓
ちょっとまってよ……。
印象に残したいポジティブな言葉を最後にもってくるって、どういう意味?と疑問をいだいたアナタに、こんな例文を用意してみました。
A.普段は営業の仕事をしています。給与面には満足しているのですが、残業が多く帰りが遅いです。
B.普段は営業の仕事をしています。残業が多く帰りが遅いのですが、給与面には満足しています。
まったく同じ内容ですが、あなたはどちらに好感がもてるでしょうか?
さらに、もう少し露骨な表現を使ってみましょう。
A.結婚したら共働きで、出来る限り家庭を支えていきたいと考えております。ですが、私の給与面はよくありません。
B.私の給与面はよくありませんが、結婚したら共働きで、出来る限り家庭を支えていきたいと考えております。
いかがですか?
きっと、大半の方がAより『B』の言い回しに好感が持てたのでは?
アピールしたい!印象に残したい!と、思う内容のほうを、会話の先頭に置きたくなります。
けれど、人間の心理は不思議なもので、より新しい情報のほうがインパクトに残るのです。
また、私が印象に残したい『ポジティブな言葉』を最後にもってくると力説する理由は、これだけではありません。
印象に残したい!アピールしたい部分ほど文末に置くべき理由
人間の深層心理は知らずしらずのうちに期待を抱いてしまうものです。
私たち人間の深層心理は、非常に不思議なものですが、極めてシンプル。
人生の中では、コミュニケーションを要するシーンが幾多となく訪れ、知らず知らずのうちに相手へ『期待』を抱いています。
とくに婚活というフィールドでは、出会う異性、ひとり一人に『まだ見ぬ運命の相手かもしれない!』と、大きな期待を抱いているもの。
知らずしらずのうちにです。
「私(僕)の結婚相手となるかもしれない!」と深層心理の中で大きな期待を抱き、お相手のお話を聞いていると……
『加点ポイント』となる話題がでてこないか、ソワソワしちゃいますよね。
だからこそ、婚活でのコミュニケーションこそ『アピールしたいポイント』を最後にもってきてほしいのです。
たとえば、前述で紹介したこの良くない例文。
A.結婚したら共働きで、出来る限り家庭を支えていきたいと考えております。ですが、私の給与面はよくありません。
B.私の給与面はよくありませんが、結婚したら共働きで、出来る限り家庭を支えていきたいと考えております。
Aの場合だと、
結婚したら共働きで出来る限り家庭を支えてくれるの!?(期待)→でも、給与は少ないんだ(落胆)
Bの場合だと、
給与面はよくないんだ……。(落胆)→でも、出来る限り家庭を支えてくれるんだ(期待)
こういう文章の順番となります。
何かを購入するシーンを思い浮かべていただいたら、わかりやすいです。
上.すごい!こんなに安い!けれど…品質が微妙。
下.ちょっとお値段は高い。けれど、とても質が良いモノだ。
満足度が高いのは、明らかにBです。
値段が高いというマイナスイメージから入ったものの、結果的に満足している。
これも、『結果(文末)』に期待度が残っているからこその満足感ですよね。
言いにくいことこそ、先に言って、好感度をアップ
ズバリこれです!
自慢ばかりするのが、婚活です。
でも婚活で一番嫌われるのも自慢だったりします。
そう、ショボい自慢が大体一番嫌われます。
でも大抵の人は、まず自慢から入っちゃいます、そして、嫌われますし、怪しがられます。
だから、最初に「言いにくいこと」を言っちゃう方が、得なんです。
不思議とお相手からの感触は「好」になります。
・自分のことを信用してくれているかも
・気にしているから改善されるかも
・最初に言うってエライ などなど
プラスにしかなりません。
お相手的に速攻でゲームオーバーってなっちゃうような、減点ポイントでないなら、先に言った方が断然お得です!
落ちるだけ落ちて、その後、上がるわけですからね。
まとめ
婚活になると、誰だって自分をよく見せたいもの。
それもそのはず。自分の結婚がかかっているのですから。
だからこそ、潜在意識の中で『言いにくいこと(減点ポイント)』を、会話の最後にもってきてしまいがち。
しかし、異性の好感度をアップするために心がけたいコミュニケーション能力は、これの真逆!
言いにくいことこそ、先に言って、マイナス地点から這い上がっていくべし!
だからこそ、最後に話すプラスの話は磨きに磨いておきましょう。
いくら好感度を上げても、最後の話にプラス要素が薄ければ意味がありません!
内面とともに自分の「ポジティブな言葉」も磨きましょう!
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