婚活で選ばれるために使いたい!たったひとつのコミュニケーション術|好感度UPな話し方

婚活で選ばれるために使いたい!たったひとつのコミュニケーション術|好感度UPな話し方

婚活で「コミュ力がない」と悩む人ほど、話の”内容”を頑張りすぎている

婚活で「自分はコミュ力がないから不利だ」と感じたことはありませんか?

「お見合いで沈黙が続くのが怖い」「気の利いた返しができず、いつもお断りされてしまう」

現場でも、こうした切実な悩みを本当によく耳にします。

でも、お見合いや仮交際で選ばれている人たちを横で見ていると、不思議なことに気づきます。

彼らは別に、面白い話をしているわけではないのです。

違うのは、話の”内容”ではなく、話の”順番”。

同じことを言っていても、言葉の順番ひとつで、相手に残る印象のかなり大きな部分が決まってしまいます。

この記事では、聞き上手になりましょう・笑顔を意識しましょう・質問力を磨きましょう、といった定番のテクニックには触れません。代わりに、いつもの会話の言葉をちょっと並び替えるだけで好感度が変わる、たったひとつのコツをお伝えします。

コミュ力には自信がないんですよね

「面白い話」は必要ない

お見合いの前後で、こうこぼす方を本当によく見かけます。

お気持ちはとてもよくわかります。

たしかに、面白い話ができたり、場をパッと明るくしたりする話術は、もって生まれた才能の側面もあります。

ただ、ここで一度立ち止まって考えてほしいのです。

一般的にコミュ力や異性からの好感度がともに高い人というのは、面白い内容の話をしているわけではありません。

婚活の現場で「あの人いいな」と選ばれている方々を見ていても、決して話芸の達人というわけではないのです。

むしろ、話の中身だけ書き起こせば、ごくごく普通のことを言っていたりします。

それなのに、印象がまるで違う。

ではこの記事で、次のような定番の好感度アップ術をご紹介するかというと、しません。

  • 料理を取り分ける
  • 目が合ったら3秒で微笑む
  • ゆっくりと聞き取りやすい声量で話す

理由は、どんな人にも通用するとは言い切れないからです。

自分で料理を取り分けたい人もいれば、目を合わせることが苦手な人もいるし、早いテンポでおしゃべりしたい人もいます。

婚活で出会う相手は本当に多様で、定番テクニックが裏目に出る場面も少なくありません。

この記事で扱うのは、ネタのいらないコミュ力です。

面白い話を仕入れる必要も、トークの瞬発力を鍛える必要もありません。いつもの会話で使っている言葉の順序を、ちょっと入れ替える。それだけです。

それだけ、と書くと拍子抜けされるかもしれませんが、では具体的に「言葉の順番」とは何のことなのか?

次から見ていきます。

好感度が上がる話し方の正体は、ポジティブな言葉を最後に置くこと

結論から書きます。

印象に残したい『ポジティブな言葉』を最後にもってくる。

これだけです。

例文で体感する「言葉の順番」

ピンとこない方のために、お見合いの自己紹介を想定した例文を出します。

読みながら、自分が聞き手側だったらどちらに好感を持つか、想像してみてください。

A.普段は営業の仕事をしています。給与面には満足しているのですが、残業が多く帰りが遅いです。

B.普段は営業の仕事をしています。残業が多く帰りが遅いのですが、給与面には満足しています。

まったく同じ内容です。

情報量も、伝えている事実も、寸分違いません。

それでも、なんとなくBのほうに好感を持った方が多いのではないでしょうか?

もう一例。

今度はもう少し踏み込んだ、デリケートな話題でやってみます。

A.結婚したら共働きで、出来る限り家庭を支えていきたいと考えております。ですが、私の給与面はよくありません。

B.私の給与面はよくありませんが、結婚したら共働きで、出来る限り家庭を支えていきたいと考えております。

いかがですか?

きっと、大半の方がAより『B』の言い回しに好感が持てたのではないでしょうか?

Aは読み終わった瞬間、なんだか気持ちが下がります。

Bは同じことを言っているのに、最後にふっと光が差す感じがします。

これが「言葉の順番」の力です。

不思議なもので、人は会話の中で「アピールしたい!」「印象に残したい!」と思う内容のほうを、会話の先頭に置きたくなります。

いちばん大事なことから言わなきゃ

これは、まじめな人ほど陥りやすい癖です。

ところが聞き手側の感覚は逆です。

難しい心理学の話をしたいわけではありません。

婚活の現場で見ていると、最後に残った一言で相手の印象がガラッと変わることが本当に多いのです。

先頭にどれだけいい話を持ってきても、その後ろにマイナスの話がぶら下がっていれば、印象としては「マイナスの話をしていた人」になってしまいます。

ここまでで、「同じ内容でも順番で印象が変わる」ことは体感していただけたと思います。

ただ、ここで終わると「ふーん、そういうものか」で読み流されてしまいます。

私が婚活のコミュニケーションにおいて、特にこの順番にこだわってほしいと言っているのには、もう一段深い理由があります。

次のセクションで、もう少し踏み込みます。

婚活で言いにくいことは、隠すより先に出した方が信頼される

お見合いの場で、こんな言葉を聞いたことがあります。

あの方、ずっと自分の話ばかりで……

立て続けに会社の規模、年収帯、住んでいるエリア、趣味の充実ぶりを語る。

本人は良かれと思って、自分の魅力を全部テーブルに並べたつもりだったのでしょう。

でも、お相手は途中から目が泳いでいました。

ここに、婚活という場所の残酷な構造があります。

婚活でアピールすること自体は悪くありません。問題は順番です。

先にすごいことを言うから、あとから出てくる弱点で一気に安っぽく見えてしまう。

これが、いわゆる”ショボい自慢”に見えてしまう原因です。

自慢ばかりするのが、婚活です。

ある意味、それは仕方ありません。

限られた時間で「私はこういう人間です」とお相手に伝えなければならない。

プロフィールに書ききれなかった魅力を、口頭で補う必要がある。

だから、みんな自分のいいところを一生懸命に語ります。

でも、婚活で一番好感度を下げてしまうのもまた自慢だったりします。

本人は一生懸命アピールしているだけなのに、順番を間違えた瞬間、お相手には”ちょっとショボい自慢”に聞こえてしまうのです。

お見合いの席で語られる自慢というのは、構造的にどうしてもショボく聞こえてしまいます。

本人にとっては必死の一押しでも、初対面のお相手にはただの背伸びに見えてしまう。

そして大抵の人は、まず自慢から入ってしまいます。

本人は良かれと思ってアピールしているのに、結果的に心の距離を遠ざけ、お相手に警戒心を抱かせてしまうのです。

せっかくの魅力が怪しさに変わってしまうのは、本当にもったいないと思いませんか?

弱点の開示が最大の武器になる

ではどうすればいいか?

逆をやればいいのです。

最初に「言いにくいこと」を言ってしまう方が、圧倒的に得なのです。

たとえば次のようなことです。

  • 年収のこと
  • 住まいのこと
  • 家族構成のこと
  • 自分の弱点

本来なら最後まで隠しておきたいような話を、むしろ先に開示してしまう。

すると、不思議とお相手からの感触は「好」になります。

お相手の心の中では、こんなことが起きています。

  • 言いにくいことを隠さず言ってくれる
  • 自分のことを信用してくれているかも
  • 気にしているから改善されるかも
  • 最初に言うなんて誠実だ などなど

プラスにしかならないのです。

弱点を見せることは、実は最大の自己開示であり、「あなたを信頼して素の自分を見せています」という無言の強いメッセージになります。

ここで多くの方が「でも、先に弱点を出したら、その時点で減点されて終わるんじゃないか」と不安になります。

お気持ちはよくわかります。

私も最初は同じことを思いました。

でも考えてみてください。

お相手から速攻でゲームオーバーと判定されるような致命的な減点ポイントでないなら、先に言った方が断然お得です。

落ちるだけ落ちて、その後、上がるわけですからね。

最初にちょっと下げて、最後に持ち上げる。

この順番でしゃべる人は、聞き手の中で「正直な人」「信頼できる人」として記憶に残ります。

一方、最初に持ち上げて最後に下げる人は、どれだけ立派な経歴を語ってもなぜか印象が薄い。

これは、単なるテクニックというよりも、人の感情の流れに沿った話の組み立て方の問題なのです。

お見合い・自己紹介で効く「期待で終わる会話」の作り方

ここまで読んで、「順番を変えるだけで本当にそんなに変わるの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。

私が婚活でとくにこの順番にこだわるのには、もう一段シンプルな理由があります。

婚活では特に、お相手に対して「この人いいかも」という期待を、知らずしらずのうちに抱いてしまうものです。

会う前のプロフィールの段階から、すでに小さな期待が芽生えている。

その期待を抱えたまま話を聞いていると、『加点ポイント』となる話題がでてこないかとソワソワしてしまいますよね。

だからこそ、婚活でのコミュニケーションでは『アピールしたいポイント』を最後にもってきてほしいのです。

さきほどの給与の例文をもう一度、感情の流れだけで追ってみます。

Aの場合:

結婚したら共働きで出来る限り家庭を支えてくれるの!?(期待)→でも、給与は少ないんだ(落胆)

Bの場合:

給与面はよくないんだ……。(落胆)→でも、出来る限り家庭を支えてくれるんだ(期待)

会話が終わった瞬間に、聞き手の心に残っているのはどちらか?

Aは、期待から入って落胆で終わります。せっかくいい話をしたのに、最後に冷や水をかけられた感覚だけが残る。Bは、落胆から入って期待で終わります。スタートラインは低いのに、話を聞き終わったときに前向きな余韻が残るのです。

これも、結果(文末)に期待度が残っているからこその満足感ですよね。

婚活では、お見合いから仮交際、真剣交際へと進むあいだ、お相手があなたのことを思い出す時間がたびたび訪れます。

家に帰ってから、寝る前に、翌朝の通勤電車の中で。

そのときに思い出されるのは、あなたが話した内容そのものよりも、「最後にどんな気持ちで会話を終えたか」なのです。

期待で終わった会話は、思い出すたびに少しずつ加点されていきます。

落胆で終わった会話は、思い出すたびに少しずつ減点されていきます。

まったく同じ内容を話していたとしても、です。

「とても誠実な方だった」「安心して話せた」

実際にこの順番を意識して話すようになった会員様のお相手からは、お見合い後にこうした嬉しいお返事が劇的に増えています。

今日から使える「言葉の順番」言い換えテンプレート集

理屈はわかった。

では、明日のお見合いで、仮交際の食事で、実際にどう言えばいいのか?

3つのカテゴリでよくある場面を並べます。

仕事・年収・忙しさ

✕「IT系の会社で働いていて、年収は500万くらいです。ただ、最近は終電帰りも多くて。」
◯「最近は終電帰りも多いんです。ただ、IT系の仕事は楽しくて、年収もありがたいことに不満はありません。」

✕「課長を任されていて部下も10人います。残業はそれなりにありますが。」
◯「残業はそれなりにあるんですが、課長として10人の部下を任されていて、毎日やりがいを感じています。」

✕「今は転職活動中で、安定はしてないのですが、これまでの経験を活かしたい業界が決まっています。」
◯「これまでの経験を活かしたい業界が決まっていて、今その方向で動いています。」

性格・苦手なこと

✕「人見知りはしないタイプで、人と話すのは好きです。ただ、休日は一人で過ごしたい派ですね。」
◯「休日は一人で過ごしたいタイプなんです。ただ、人と話すこと自体は好きで、人見知りもあまりしないんですよ。」

✕「料理はそれなりにできます。掃除はちょっと苦手なんですけど。」
◯「掃除はちょっと苦手なんです。そのぶん、料理はわりと好きで、自分で作るほうが多いですね。」

✕「友達は多いほうだと思います。短気なところもあるんですけどね。」
◯「ちょっと短気なところがあって、自分でも直したいなと思っていて。ただ、人との縁は大事にしてきたタイプで、友達には恵まれてきました。」

結婚後の希望

✕「子どもは欲しいと考えています。家事の分担は正直自信ないですけど。」
◯「家事の分担は正直、まだ自信がない部分もあって、これから一緒に考えていきたいんです。子どもは、できれば授かりたいと思っています。」

✕「実家からは離れて暮らしたいと思っています。両親の介護はいずれ視野に入れていますが。」
◯「両親の介護のことはいずれ視野に入れる必要があると思っています。そのうえで、結婚後は実家から離れて、二人の生活をちゃんと作っていきたいんです。」

✕「共働きを希望しています。収入は私のほうが少ないかもしれませんが。」
◯「収入は私のほうが少ないかもしれません。そのぶん共働きでしっかり支え合って、二人で家庭を作っていきたいと思っています。」

並べてみるとわかるのですが、◯のほうは別に上手なことを言っているわけではありません。

ただ、文末の言葉が前向きになっている。

それだけで、読み終わったあとの空気が変わるのです。

まとめ|婚活の会話は、弱点から始めて希望で終わらせる

婚活になると、誰だって自分をよく見せたくなるものです。

結婚がかかっているのですから当然です。

よく見せたいと思うこと自体を、私は責める気はありません。

ただ、その「よく見せたい」気持ちが強いほど、つい潜在意識の中で『言いにくいこと(減点ポイント)』を、会話の最後に回してしまいがちになります。

先にいい話をして、お相手の機嫌を取って、それからおずおずと弱点を出す。

順番として、本当にもったいないのです。

この記事でお伝えしてきたのは、その逆をいきましょう、というたった一点です。

言いにくいことから先に切り出して、最後に希望を残す。

そして最後に、もうひとつだけ。

順番を変えるだけで好感度は変わります。

でも、最後に置く言葉の中身が薄ければ、結局のところ印象には残りません。

「給与には満足している」「仕事にやりがいがある」「家庭を大事にしたい」――文末に置くこの一言を、自分の中でちゃんと言葉にしておく。

普段から「自分が大事にしていること」を一行で言えるように、最後の一言の中身を磨きに磨いておくのです。

会話が下手なんじゃない。順番を間違えていただけかもしれない。言いにくいことこそ先に言って、マイナス地点から這い上がっていきましょう。そして最後に置くプラスの一言は、磨きに磨いておく。内面とともに、自分の『ポジティブな言葉』も磨いていきましょう。

そう思えたら、明日のお見合いはきっと、少し違って見えるはずです。

まずは、次に会うお相手に伝える「自分の弱み」のあとに続ける「ポジティブな一言」を、1つだけ手帳やスマホのメモに書き出してみませんか?

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