どんな男性を結婚相手に選べばいいか?

どんな男性を結婚相手に選べばいいか?

「この人と死ぬまで一緒…?」と思った時にはもう遅い

結婚をしたあと、ふと心の中でこんな言葉が浮かぶ女性は少なくない。

はぁぁぁ、私はこの人と死ぬまでず~っと一緒にいないといけないのか……?

もちろん、結婚した瞬間から毎日そんなことを思うわけではない。

楽しい日もあるし、幸せを感じる瞬間もある。

それでも、長い結婚生活のどこかで、一度はこう思ってしまう瞬間がある。

うわぁぁ、この人以外の人とは一生恋愛できないんだな。

こう感じた時には、もうかなり苦しいところまで来ている。

結婚する時点の判断は、好きな気持ちや勢いが強く入りすぎて、意外と当てにならないことがある。

イケメンで、高収入で、話しやすくて──そんな条件で選んだはずなのに、なぜ失敗するのか?

今日は、恋愛感情に騙されずに「結婚してから幸せになれる男性」を見抜くための判断軸を、結婚相談所や夫婦相談の現場も見てきた岡田が話す。

最初の勢いは続かへん──結婚前に冷静になれるかどうか

言い方は強いが、最初の勢いは本当に続かない。

結婚をデートの延長のように考えていると、痛い目に遭う。

デートは週に1回、2回。

良いところだけを見せ合って、嫌になったら帰れる。

でも結婚したら、一緒にいる時間がとてつもなく長い。

朝起きてから夜寝るまで、休日も平日も、体調が悪い日も機嫌が最悪な日も、ずっと同じ空間にいる。

その生活が何十年も続く。

好きだけでは乗り切れない場面が、結婚にはかなりある。

最初の勢いは続かない。

恋愛中に見えていた相手の姿と、一緒に暮らし始めてから見える姿は、驚くほど違うものだ。

だから、ここを一番に言いたいのだが、結婚前の盛り上がり期間に自分ひとりで判断するのは、めちゃくちゃ難しい。

好きな気持ちが強い時ほど、相手の違和感を「気のせい」にしたくなる。

見たくない部分にフタをして、自分に言い聞かせてしまう。

でも優しいところもあるし

結婚前こそ、人一倍冷静に、感情論ではなく論理的に考えなくてはいけない。

どれだけ素晴らしい夫婦関係だったとしても、だんだん悪い時も出てくる。

その時こそ、夫と妻の、その人の本質が浮き彫りになってくる。

だからこそ、そこを結婚前にきちんと見極める必要がある。最初の勢いが落ち着いた後に見える相手の姿。それが本当の姿だ。問題は、その姿を結婚前に見抜けるかどうか。

彼がイライラした時に逃げるのか、向き合うのか。

都合の悪いことを隠すのか、正直に言うのか。

ここを見ようとしないまま結婚すると、あの冒頭の嘆きが待っている。

だからこそ、結婚前の今なら、まだ見直せる。

では、感情に流されずに何を見ればいいのか?

最初に見るべきは「一貫性」だ。

結婚相手にすべき男性の条件は「一貫性」──嘘つきだけは絶対にダメ

一貫性と聞くと、何でも完璧にできる男性を想像するかもしれない。

でも、そうではない。

一貫性とは、調子のいい時だけ優しいのではなく、都合が悪い時にも責任ある態度を取れることだ。

これは生活のすべてが完璧にできるということではなく、たとえば心が弱い、精神的に不安定なところがある、それでもいいから、そういう自分自身を認めて、自分に責任を持つということだ。

弱くてもいい。不安定でもいい。

大事なのは、その弱さを自分で認めて、言い訳にしないこと。

たとえば、約束の時間に遅れた時に、次のように毎回外のせいにする男性は一貫性がない。

自分の行動に責任を取れていない。

「道が混んでいた」「連絡したつもりだった」

反対に、次のように言える男性こそが、一貫性のある男性の姿だ。

ごめん、時間の見積もりが甘かった

相手によって、時によって、場合によって、心が変わらない人こそ、夫として信頼できる男性だ。

そういう男性は、自分の生き方の軸がしっかりしているから正直でいられる。

一貫性があるから正直になれる。正直だから信頼できる。この順番を間違えてはいけない。人間関係で最も大切なのは信頼できるかどうかで、正直な人が一番信頼できる。

反対に、結婚相手として本当に難しいのは、嘘をごまかせる男性だ。

なぜ嘘をごまかせる男性が「難しい」と断言できるのか?

浮気や不倫の時でも、その行為そのものも傷つくが、相手の心を一番傷つけているのは嘘だったりする。

体の裏切りよりも、次のような事実の方が、女性の心をズタズタにする。

行為は一度でも、嘘は毎日重なるからだ。

バレないように隠していた
平気な顔で嘘をついていた

女性が苦しくなるのは、過去の出来事そのものよりも、次のような状態になるからでもある。

この人の何を信じればいいのか分からない

人間関係に一番大切な信頼は、正直さ、一貫性、そして時間をかけて作られるものなのだ。

一貫性のある男性かどうかは分かった。

でも、もう一つ見落としやすい落とし穴がある。

“コミュ力がある男”に見えるだけの男性だ。

上辺のコミュ力に騙されるな|結婚相手の本当の見極め方

話が面白い男性を、「コミュ力がある人」だと思っていないだろうか?

コミュ力という簡単な言葉で片付けてほしくない。

コミュ力というと、自然に持っている能力のようにも聞こえる。

だが必要なのは、本気で女性の気持ちを知ろうと努力する男性かどうかだ。

コミュ力がある男性と聞いて、どんな男性を思い浮かべるだろうか。

  • 話が面白い
  • 場の空気が読める
  • 初対面でも打ち解けられる

そんなイメージではないだろうか。

でも、それは「話しやすい男性」であって、「あなたの気持ちを知ろうとする男性」ではない。

この二つはまったく別物だ。

具体的に言うと、あなたが辛そうにしている時、悲しそうにしている時、嬉しい時、楽しい時、あなたの心を見ようと努力しているか?

見かけだけで頷いているだけではダメなのだ。

ただ話を聞いているだけではなく、その時のあなたの気持ちを知ろうとしているか?

完全に理解できていなくても、理解しようとする姿が見えるかどうかに注目してほしい。

たとえばデートの帰り道、あなたが少し黙り込んだ時。

次のような2つのパターンの男性がいる。

  • 「どうしたの? 疲れた?」と聞いてくるだけの男性
  • 「さっきの話、何か気になることがあった?」と踏み込んでくる男性

もちろん、「疲れた?」と聞いてくれることも優しさだ。

そこを否定したいわけではない。

ただ、結婚相手として見るなら、もう一歩あなたの心に近づこうとする姿勢があるかどうかを見てほしい。

前者は気遣いの形で、後者はあなたの心に触れようとしている。

女性が少し真剣に話をしようとすると、逃げ腰になる男性はかなり多いが、これは良くない。

あなたが次のように切り出した瞬間、スマホをいじり始める。

ちょっと話したいことがあるんだけど

あるいは、次のようにはぐらかす。

まあまあ、そんなに深刻にならなくても

こういう男性は、衝突を避けているのではなく、あなたの感情と向き合うことから逃げている。

これは男性だけを責めたいわけではない。

夫婦になるなら、感情の話から逃げ続ける関係は長くもたない、ということだ。

ここで、猛烈に注意してほしい男性がいる。

コミュ力がありそうに見える男性でも、小手先の技術や明るさや言葉の力で、「話しやすい人だな」「いい雰囲気の男性だな」と思わせるだけのコミュ力男子がいる。

彼女の気持ちに心から寄り添おうとしない男性は、かなり多い。

収入も高くて、条件面に惹かれて付き合ったけれど、結局幸せになれなかった、というケースは、こういう男性を選んでしまったことが原因になっていることも多い。

条件は完璧だった。話も楽しかった。なのに結婚してから次のように気づく。

この人、私のことを何も分かっていない

  • 悩みを話すと正論で返される
  • 疲れていると言うと軽く流される
  • 大事な話になると急に黙る

それは彼にコミュ力がなかったのではない。

彼のコミュ力が「上辺」だったということだ。

理解しようと思うその気持ちが大切で、理解できなくてもいいから、あなたのことを無条件に批判せずに受け入れてくれる人がこの世にたった一人でもいれば、女性の人生の幸せ度は格段にアップする。

気持ちを理解しようとする男性を選んだとしても、日々の不満に飲み込まれる男性だと、結婚生活は重くなる。

だからもう一つ必要な力がある。

それは「幸せを感じる力」だ。

結婚して幸せになれる男性は「幸せを感じる力」を持っている

少し大げさに聞こえるかもしれないが、現代の生活は、きっと昔の将軍やお殿様よりも恵まれている。

スイッチ一つでお湯が出て、冷暖房があり、学ぶ気になればたいていの知識は無料で手に入る。

こんなに良い時代があるのかと思うほどだ。

でも、それでも不満はある。それが人間なのだ。

この嘆きは、結婚生活にもそのまま当てはまる。

結婚して、家があって、子どもがいて、健康で──客観的に見れば十分幸せな環境にいても、不満は湧いてくる。

人間はそういうふうにできている。

問題は、その不満に飲み込まれる男性なのか、不満を感じた上で幸せに目を向けられる男性なのか、ということだ。

そういう時でも、現状のトラブルをしっかり受け止めた上で、幸せな部分に目を向けられる男性がいい。

ここで大事なのは「受け止めた上で」という部分。

トラブルを見て見ぬふりする楽天家のことを言っているのではない。

仕事がうまくいかない、お金の問題がある、家族の揉め事がある──そういう現実をちゃんと直視して、それでも次のように言える男性。

でも私たちにはこれがあるよね

トラブルから逃げない強さと、幸せを感じるしなやかさの両方を持っている男性だ。

もっと言えば、女性の中には、男性よりも先にリスクや不安に気づきやすい人も多い。

そういう女性の特徴も理解してくれる男性は、素敵中の素敵だ。

あなたが心配性で不安ばかり口にしても、「また大げさだな」と笑い飛ばすのではなく、次のように受け止めてくれる。

そうか、そこが気になるんだね

人間はどうしても不満を感じる生き物だから、相手の不安を「うるさい」と思わない男性でなければ、長い結婚生活はもたない。

ここまでの基準が揃った男性を見つけたとしても、結婚は何十年も続く。

最後に一つ、時代の変化に対応できる「調整力」の話をする。

これからの時代、結婚相手に必要なのは「調整力」

男女関係とは、お互いが作るものだ。

結婚生活というのは、完璧ではない二人の夫婦が、常に新しい状況に調整していくものだ。

「一度作ったら完成」ではない。ここを分かっていない男性が多い。

たとえば、子どもが生まれたら二人の関係は激変する。

  • 子育ての方針でぶつかる
  • 親との距離感で揉める
  • 仕事が忙しくなった時にどちらが何をやるかで険悪になる

結婚前には想像もしなかった問題が、次から次へと押し寄せてくる。

夫婦関係を試すかのように、常に新しい状況が押し寄せてくると思ってほしい。

怖い言い方に聞こえるかもしれない。

でも、だからこそ「調整できる男性」を選ぶ意味がある。

男性を選ぶときに最も大切なのは、頑固一徹の頑な男性ではなく、新しい価値観と自分の心を巧みに調整し、そこに女性の気持ちも取り入れて、常に新しい二人の関係を作り続けていける男性を探さなくてはいけない、ということだ。

簡単に言えば──周りの意見を聞いて、自分の頑固な部分を調整できる男性ということだ。

次のような二つのタイプの男性がいる。

  • 「俺はこういう人間だから」で止まる男性
  • 「なるほど、そういう考え方もあるんだな」と動ける男性

何十年も一緒にいるなら、後者を選ばないと、どこかで関係が行き詰まる。

ここまでの話をすべてまとめて、最後に「今日からできる見極め方」を渡す。

結婚相手を選ぶ最終チェック|条件より先に見るべきこと

結婚生活が悪くなった時、人間の脳は厄介な動き方をする。

夫婦関係が悪くなると、人は他の選択肢ばかり良く見える。

ものすごく優しくて頼りになる他の家庭の旦那さんが目に入ったり、離婚後のシングルマザーが仕事も育児も充実させている姿をテレビで見たりする。

人間の脳には、自分が欲しい情報を拡大させて見せてくる習性がある。

こうなりたい、興味がある、と思う情報だけを無意識に選んでくる。

そうなると悲惨だ。

どんどん自分だけが不幸に見えてきたり、社会から取り残されたように思えてきたりして、ますます旦那さんが嫌いになっていく。

このパターンに入ってから修復するのは、かなり大変だ。

だからこそ、結婚前の見極めに意味がある。

ここまで読んで、今日からできる最終チェックはこの3つだ。

デート中、LINEのやり取り、意見が食い違った時に、この3つを見てほしい。

一つ目──都合の悪い話をした時、逃げるか、向き合うか。ここに一貫性が出る。

二つ目──あなたが黙り込んだ時、気づこうとするか。「どうしたの」と踏み込んでくるか。ここに本物のコミュ力が出る。

三つ目──自分と違う意見を聞いた時、固まるか、動けるか。ここに調整力が出る。

年収や見た目や条件が無意味とは言わない。もちろん生活に必要な条件は大事だ。

でも──

二人がお互いに理解しようと努めて、お互いの共通点に気づいて、違いを認め合うこと。

それができれば、結婚生活の楽しみは何倍にもなるし、苦しみは激減する。

条件だけでは測れない幸せ度は、ここで大きく変わる。

そんな男性なら、最初は少し不器用でも、頼りなく見えても、変わろうとする姿勢があるなら、徐々に「あなたにとって」いい男性になっていってくれる。

完璧な男性を探す必要はない。条件表を満たす男性を探す必要もない。

次に誰かと向き合う時は、楽しかったかどうかだけでなく、違和感を話した時の反応を一つだけ見てほしい。

あなたの気持ちを知ろうと努力している人かどうか?上辺のコミュ力に騙されたらダメだ。ここが一番、何よりも、大事なこと。

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