東京都の結婚相談所・30歳女性の体験談

自分が本当に結婚したいのかをよく考えて、まず金額の安いサービスから利用することをおすすめします

結婚相談所 体験談
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★
【自分の婚活の点数】
【都道府県】東京都 【年齢】30歳 【職業】WEBデザイナー
【活動期間】平成30年1月~平成31年1月
【結婚相談所をどうやって知りましたか?】
友人の口コミ
【無料カウンセリング時の印象】
実績を数字で表しており、きちんとしていると思いました。 女性のアドバイザーさんは物腰穏やかで優しそうで、所長さんも挨拶してくれたのが印象的でした。
【入会を決めた理由】
しっかりした会社で、実績もあるのである程度の成果が得られるのではと期待しました。
【退会した理由】
中途退会
【これから婚活をする人へのアドバイス】
自分が本当に結婚したいのかをよく考えて、まず金額の安いサービスから利用することをおすすめします。 金額が高いサービスほど、男女ともに強烈な人が増えるイメージです。
【体験談】

私が●●という結婚相談所が主催するお見合いパーティーに参加したときの、そこそこ最低だった体験談です。

参加費は女性でも3500円と、街コンの参加費が食事付きで2000円台が普通なのを考えるとお高めでした。

しかし、その分素敵な男性と出会えるのではと、私は期待をして参加を決意しました。

何と言っても、●●には10万円以上の入会費とまぁまぁお高い月額費用を支払っているのです。

追加で3500円も支払ったのなら、それなりの成果を得たいと思うのが人の心です。

実際、入会する際に●●主催のお見合いパーティーは成婚率が高いという話も伺っていました。

期待は膨らむばかりでした。

実に浅はかな考えだったなと、今なら思います。

場所は都内のオシャレな中華レストランでした。

30代がメインで、男女比は15対15。

男性はスーツの人が多く、圧倒的なメガネ率以外には特に目立った感じはありませんでした。

女性は黒い服の人が多かったですが、見た目は小綺麗で年相応という感じです。

男女ともに太っている人もあまりいませんでした。

ただ、街コンなら待機中も気さくに声をかけてくれる人がいたり、女性もフレンドリーにお話をしてくれたりするものなのですが、そういった雰囲気もなく、ちょっと声をかけてみても男女ともに返事があれば良いほうだといった感じ。

緊張しているのかみんな表情が暗く、嫌な予感がしました。

そんな不穏な中で始まった5分交代で男性が席を移動していくタイプのお見合いパーティーですが、予感は的中してしまったのです。

最初の男性は開始1分間完全に無言でした。

当たり障りのない挨拶をしても、「あ…え…」と意味をなさない反応を返してきたんです。

1分経つと、聞いたことには返事をしてくれるようになりましたが、正直地獄でした。

次からの人は流石に無言ではありませんでしたが、1人目でこれだったので気が滅入ってしまいました。

その後に話した人は、誤解のないように言っておくと普通の良い方が大半でしたが、気難しい人も中にはいました。

嫌だったのは、質問に質問を重ねてくる人や、なぜか嫌味っぽく話してくる人、それから質問に答えず「料理ができるかどうか」をひたすら尋問のように追求してくる人。

15人目のターンが終わる頃には、帰りたくて仕方がなくなっていました。

街コンのように自分語りや自慢話ばかりの人がいなかった分、こちらに手料理とか気遣いとかの優しさを求めてくる人が多かった印象です。

結婚となると、気になるのもわかりますが。

その日一番聞かれたのは「得意料理はなんですか?」でした。

こちらが料理をするかどうかも聞かずに当たり前のように聞いてくるので、女性のサンプルがお母さんしかないのだろうかと心配になりました。

もちろん異業種交流会だったら友達になれそうな人もいましたし、楽しくお話できた人もいました。

ただ、一部強烈な人が混じっていただけです。

お見合いパーティーの後は、強制的に分けられたグループでの食事会が始まりました。

どんな食事が出るのかと期待していましたが、出てきたのはお盆に載った餃子定食でした。

しかも、かなり冷めていて美味しくない。

食事会の空気も冷え切っていました。

量も多くないので、5分くらいで食べきった男性陣が会話を仕切り出したのですが、これがまた盛り上がらない。

自己紹介をしようというのですが、女性陣はまだ食事中です。

もぐもぐしながら頑張って相槌を打ちましたが、会話の内容が頭に入ってきません。

さらに、ちょっと良いなと思っていた営業職の男性が、有料の一杯500円のビールを注文して真っ赤な顔でゲラゲラと笑い出したのです。

大半の人はシラフなので目立っていました。

その段階で好感度が一気に下がりました。

同じ席のガリガリの男性が自分は毎日お弁当を持って会社へ行くのでとても健康であると自慢を始め、隣に座っていた看護師さんはとても優しく話を聞いてあげていました。

油断していたら、その看護師さんが私に同意を求めてきます。

曖昧に相手を褒めながら、私は早くこの地獄から抜け出してケーキでも食べたいなぁなんて思って過ごしていました。ごめんなさい。

あと、看護師さんって本当に優しいので同じ席に座ったらとても敵わないと思いました。

正直私も看護師さんと結婚したかったです。

このパーティーは、最後に連絡を取りたい人の名前を5名ずつ書いて係の人に渡し、マッチングすると後日、●●のサイトでやりとりができるようになる仕組みでした。

帰る際に連絡を取りたいと言ってくれた人がわかる直筆の紙を渡されたのですが、なんとその中に最初に1分間無言だったあの人から連絡くださいとメッセージがありました。

「楽しかったのでもっとお話したい」とのこと。

返事は送りませんでした。

あのお見合いパーティーの後、私はお見合いパーティーへ参加することがなくなりました。

たぶん、私の隣にいたあの優しい看護師さんみたいな人が成果を出せる場所なのだと思います。

優しさに自信がなく、得意料理も特にない私はあの戦場で戦うにはレベルが足りなかったのだと思います。

というか、結婚に向いていないと結論を出しました。以上です。

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