バツイチで再婚したい方が知っておきたい!離婚者さんの婚活準備マニュアル

更新日:2023年12月28日

「一生、寄り添っていくことを決意したパートナーと別れ、離婚してしまった……」現代の日本では、離婚に至る方が増えています。

しかし、離婚したんだから、もう恋愛も結婚も向いていないというわけではありません。

離婚者数の増加に伴い、再婚する人も増えていますし、

バツイチさんでも第二の人生を手にするチャンスはいくらでもあるのです!

この記事では、新しい恋愛・再婚に向けて、一歩踏み出したバツイチさんに向けて、婚活する前に知っておきたい、離婚経験者の婚活事情をご紹介しましょう。

バツイチでも再婚できる?離婚と結婚の事実

再婚マニュアル1

バツイチ・離婚歴があるというだけで、恋愛で不利になると思っていませんか?

たしかに昔よりは離婚に対するネガティブなイメージが少なくなりましたが、まだまだ偏見をもっている人もいらっしゃいます。

けれど、

「彼女がバツイチでも構わない」
「自分は初婚だけど、結婚したパートナーは離婚歴がある」

という人も大勢いるんです。

その証拠として、日本における離婚件数や、再婚件数をご紹介しましょう!

3組に1組の夫婦が別れている!?日本の離婚確率はどれくらい?

『統計でみると、3組に1組の夫婦が離婚している』という情報を耳にしたことはありませんか?

離婚率でいうと約30%ですが、あくまでこれは離婚率です。

婚活において大事なのは、離婚率だけではありません。

どれだけの人が結婚しているのか、そして、離婚しているのかも大事なことです。

なぜそんなことを言うかと言いますと、『婚姻件数』が年々減少しているということが、厚生労働省のデータから分かってきているからです。

最新の令和元年の人口動態統計の年間推計によると婚姻件数と離婚件数は以下のようになっています。

・婚姻件数は約59万9000件
・離婚件数は約20万8500件

この数字どう思いますか?

多いですか、少ないですか?

厚生労働省の過去のデータを見てみると……かなり悲しい話がでてきます。

婚姻件数は昭和40年代後半には100万組を超えています。

いまより、倍近くの婚姻件数があったことがわかります。

ただし、母子家庭・父子家庭などひとり親家庭にフォーカスをあててみると、

昭和63年(1988年)から平成23年(2011年)までの25年間で母子世帯は1.5倍・父子家庭は1.3倍になっています。

婚姻数・出生数も減少している現代において、ひとり親家庭が増えているということは、『離婚に至る夫婦の数も増えている』という背景を読み取れますよね。

『3組に1組の夫婦が離婚しているかよりも、昔と比べて、離婚件数が増えている。』、このことこそが問題ではないでしょうか?

離婚数の増加とともに、増えている再婚者数

また、厚生労働省のデータを違う角度でみてみると、増えているのは離婚件数だけでないことがわかります。

そう、離婚件数の増加とともに、再婚する人の数も上昇しているのです。

初婚-再婚別・夫妻の組合せ別にみた婚姻件数・構成割合の年次推移

こちらのデータを見てみましょう。

このデータには、夫婦の組み合わせ別の婚姻件数が紹介されています。

その年の婚姻件数の総数を100%として、以下4項目の割合を算出しています。

  • 両方とも初婚
  • 夫が再婚で妻が初婚
  • 妻が再婚で夫が初婚
  • 両方とも再婚

昭和45年に結婚した夫婦の組み合わせ

夫妻とも初婚 88.9%
夫初婚・妻再婚 2.8%
夫再婚・妻初婚 5.1%
夫妻とも再婚 3.2%

一方、または両方再婚である夫婦は、全体の11.1%であることがわかります。

平成21年に結婚した夫婦の組み合わせ

夫婦とも初婚 74.1%
夫初婚・妻再婚 7.2%
夫再婚・妻初婚 9.4%
夫婦とも再婚 9.3%

一方、または両方再婚である夫婦は、全体の25.9%であることがわかります。

再婚した人の数は約40年間で10%以上増加

このデータから見てわかるように、妻・夫の一方が再婚・または両方再婚である婚姻カップルは10%以上増加していますよね。

『バツイチだから、離婚歴だからもう二度と結婚できない』というイメージは、もう時代遅れなのです。

アラフォーになると、バツイチさんの方がモテるって本当?

離婚率が高い世代は30代が多いと言われています。

とくに30代前半の女性がもっとも離婚を決意するという声も……。

しかし、なぜだか巷では、アラフォーになるとバツイチさんの方がモテるだなんて話をたびたび耳にします。

「バツイチだと彼氏や彼女を作りにくい……」

「恋愛対象外になる」

なんて悲痛な声を耳にすることもあれば、ある一定の年齢になれば、モテるなんて…… 目から鱗ですよね。

前述でご紹介した、離婚率と再婚率の推移を見ても、婚姻数が年々減少しているなか、再婚している人の方が増加しており、初婚さん×バツイチさんの組み合わせも増えています。

「アラフォーになると、バツイチさんがモテる」って、根も葉も無い噂なのですが、実は結婚相談所界隈では、昔からこの噂が有名なんです。もちろん、本人の性格や価値観の問題なのですが……。

アラフォーで一度結婚を経験し、結婚生活の現実を知っているバツイチさんは、高望みをしすぎなかったり、ある程度、異性との接し方がうまかったりするんですよね。

20代・30代と若い頃には、離婚歴に対してウッとしてしまう方が多いのですが、40代・50代・60代となると、どんどん離婚経験者の数も増えていきますし、いろいろな経験をしているから、バツイチであることにデメリットを感じなくなるもの。

最近では熟年離婚・シニア再婚も話題となっていますから、年齢を重ねれば重ねるほど、バツイチであるデメリットも少なくなりますよ。

離婚の悲しみを乗り越え、結婚したくなった理由・きっかけは?

再婚マニュアル2
離婚した当初は、もう二度と結婚なんてウンザリだわ。

と思っている人がほとんど。

離婚は精神的・肉体的なダメージを受けますから、新しい恋愛を考えられる人は少ないでしょう。

けれど、時が経つにつれて、恋愛をしてもいいかもしれない。

再婚するのもありかもしれない……。

そう思えるバツイチさんも増えてきます。

果たしてバツイチさんの再婚のきっかけはどのような時に生まれるものなのでしょうか。

きっかけ1.離婚の傷が癒え、前向きに考えられるようになった

離婚した元妻・元夫がどんなに憎たらしくても、一度は幸せを誓った相手。誰しも離婚という結末を想定して、結婚する人はいませんよね。

「どうして幸せになれなかったのだろう……」
「本当は元妻・元夫と幸せな家庭を築きたかったのにな……」

離婚はなんとも言えない心の傷を残していきます。

また、離婚にあたって、新しい住居や職を探したり、手続きをしたりと、肉体的にも苦しい試練を乗り越えなければなりません。

しかし、離婚して、自分の心に整理がついたり、新しい生活に慣れたりした頃、気持ちにも体力にも『余裕』が生まれてきますよね。

余裕が生まれれば、物事をポジティブに捉えられるようになります。

そういった瞬間に、また新しいパートナーがいてもいいかも……と恋愛や再婚を視野に入れる方もいらっしゃるでしょう。

きっかけ2.老後への不安

病気になったときや、年齢による体力の衰えを感じると、今までは平気だった一人の時間に不安を抱きやすくなるもの。

老後への不安をリアルに感じはじめるとき、再婚婚活へ踏み切る方も多くいらっしゃいます。

熟年離婚にいたったシニア世代の方も、婚活で新しいパートナーを見つける時代。

「一人で生きていける!」と思っていても、年齢とともに、体力・精神力がなくなってくると「誰かと側にいたい!」という気持ちが強くなるのです。

きっかけ3.子供が成長した

母子家庭・父子家庭で子育てに励んでいるバツイチさんによくあるパターンが、子供が成長したことをキッカケに、恋愛や再婚を意識するというもの。

シングルマザー・ファザーさんの恋愛、再婚は、自分とお相手だけでなく、子供にも影響を与えます。

子供を含めてうまくいくケースもあれば、そうでないケースも想定できるので「子育て中は、再婚を考えられない……」と躊躇してしまう方もいるでしょう。

しかし、子供が成長し、手がかからなくなったり、親元を離れたとき、新しいパートナーと新しい人生を歩んでみたい気持ちが芽生えることもあります。

きっかけ4.独身生活が寂しくなったとき

離婚して、心の整理がついた直後は、久しぶりの独身生活に幸福感を抱きやすいですよね。

結婚生活で、妻や夫と共同生活を送っていたからこそ、独身生活が気楽に思えるもの。

しかし、何年か独身生活を続けていると、パートナーを失った孤独感に襲われる瞬間もあるでしょう。

そんなとき、もう一度結婚生活を送ってもいいのかもと思う方も多いです。

きっかけ5.介護や仕事が落ち着いたとき

離婚当初は両親の介護や仕事に追われていて、そもそも恋愛する時間すらない・出会いもないという方もいるでしょう。

しかし、子育て同様、忙しい生活が落ち着いた頃、恋愛を考える余裕が出たというケースも珍しくはありません。

バツイチさんはどこで出会いを求めてる?再婚婚活の方法

再婚マニュアル3
離婚の経験を乗り越え、再婚・恋愛を意識しはじめても、そもそも出会いが少ないという方もいらっしゃいますよね。

たしかに未婚だった頃と比べて、年もとっていますし、周りには既婚者が増えていますよね。

では、バツイチさんはどんな場所で出会いを求めているのでしょうか?

ここではおすすめの出会い方をご紹介します。

出会い方1.職場や友人の紹介

いちばん自然で、ご縁を感じやすい出会い方といえば、職場であったり、友人の紹介ですよね。

もともと仲がよかった昔の友達と再会し、恋愛関係がはじまったというバツイチさんも少なくはありません。

ただし、職場が同性ばかりであったり、友人たちも家庭を築いていたりと、出会うチャンスが少ないと感じるかも……。

出会い方2.社会人サークルや趣味の集まり

職場やプライベートで出会いがない人が、出会いを求め検討するのが『婚活』です。

しかし、離婚歴に関わらず、出会いをもとめて婚活にチャレンジするのは、勇気が必要。

そんなときにオススメしたいのが、趣味の集まりやサークルです。

恋愛や再婚目的で集まっているわけではありませんが……同じ趣味嗜好をもつ友人を作ることで、心から楽しめる時間を過ごせたり、出会いの幅が広がったりする可能性も大!

軽い気持ちで参加できるので、合コンや婚活が苦手な方にオススメです。

出会い方3.結婚相談所

少し前までは『結婚相談所で婚活なんて……』とネガティブなイメージが多かったのですが、最近では、結婚相談所で婚活をしている人も増えています。

あなたの周りにも、結婚相談所に通っている人がいるのではないでしょうか?

「でも、結婚相談所ではバツイチってことが不利になるんじゃ……」と思っていませんか?

実際はそんなこともないんです。(笑)

一度は結婚して、離婚しているからこそ「次こそは幸せになるぞ!」という気持ちが強く、結婚に対して過度な期待・幻想を抱いていないので、実はモテるなんてパターンも少なくはありません。

とくに結婚相談所って、高望みしすぎている婚活者さんも多いですし、年齢層も30歳以上の方が中心なので、バツイチであることに寛容な方もいます。

筆者(女性)も、30代?40代の独身女性と会話をする機会が多いのですが、その中でも「バツイチ男性の方がいいよね?」と時たま話題になるんですよね。

一度、結婚生活を送っているからこそ、異性の扱いに慣れていたり、段取りがスムーズだったりするからでしょう。

最近では、バツイチさん・シングルさん向けの婚活プランを用意している結婚相談所も増えています。

出会い方4.婚活パーティー

「結婚相談所も興味があるけれど、入会するには勇気がいる」そんな方に試してほしいのが婚活パーティーです。

文字通り、結婚願望がある男女が集まり、パーティー形式で行う婚活。

結婚相談所のように継続して婚活を続けるというよりは、自分の好きなタイミングで、好きなパーティーを選んで参加するだけなので、フランクに始められます。

ただし、結婚相談所の婚活と比較して弱点もあります。

結婚相談所での活動は自分のプロフィール、お相手のプロフィールを照らし合わせてお見合いを行うので、バツイチさんの場合、離婚歴を受け入れてくれる方とマッチングできるのです。

一方、婚活パーティーは参加者がそれぞれ集まるので、すべての人がバツイチさんOKというわけではありません。

バツイチさんが婚活パーティーで成功する秘訣は、バツイチさんでも活躍できるステージを選ぶこと。

最近ではバツイチ・再婚目的のパーティーも増えていますよ。

出会い方5.婚活アプリ・SNS

インターネット・スマホが普及している現代。

ネット・アプリ・SNSを使って出会いを探すこともできます。

twitter や instagram の投稿を通じて、彼氏や彼女と出会った方もいらっしゃいますし、マッチングアプリ、婚活サイトで婚活されている方も珍しくはありません。

ネットでの出会いに抵抗がないなら、こういったサービスを活用するのもひとつの手段です。

ただし、中には危険なアプリも存在します。

たとえばサクラ(利益のためのおとり)や、ネットビジネスへの斡旋を目的としたユーザーに入れ込んでしまい、痛い目にあった……なんて話も耳にしますね。

また、SNSで知り合った人とトラブルに遭う人もいらっしゃいます。

ネットで出会いを探すなら、慎重なサービス選びと冷静さを忘れないでください。

また、婚活アプリなら、バツイチさんが多いアプリを選ぶのがオススメです。

筆者がオススメしている婚活アプリはマリッシュ。

というのもマリッシュはバツイチさん・シンママ・シンパパさんを応援するプランがあったり、再婚希望者が多くいるからです。

いつでもどこでも婚活ができるネットの世界。

利便さにメリットがあるものの、ネットならではの危険や注意点もあるので、そういったデメリットも把握しておきましょう!

再婚できたら心がけたい!幸せな夫婦生活の3つのコツ

再婚マニュアル7
次に、幸せな夫婦生活を築くコツを3つ紹介します。

もう二度と離婚しないように。そして心から幸せになれるよう、心がけてほしいポイントです。

幸せな夫婦生活のコツ1.会話の時間を大切にする

夫婦円満だなぁと感じる方たちのお話を聞いていると、夫婦間の会話が多い印象を受けます。

子供のこと、仕事のこと、生活のこと以外にも、テレビの話や今日あった出来事など、何気ない会話を大切にすることで密なコミュニケーションが取れますよね。

嬉しい出来事だけでなく、感情の変化や悩みごとを相談できる関係性を築きましょう。

幸せな夫婦生活のコツ2.感謝を形にする

新婚当初は相手の頑張りを評価したり、感謝したりしていても、夫婦生活は365日、数十年と続いていきますから、長く一緒にいる中で感謝の気持ちを忘れてしまうことがあります。

  • 仕事をして当たり前
  • 料理を作って当たり前
  • 子育てをして当たり前

こんな風に、相手あってこそ成り立つ生活を『当たり前』と捉えてしまうのは危険です。

感謝の気持ちや労いは、毎日言葉にして伝える習慣を身につけましょう!

幸せな夫婦生活のコツ3.相手を思いやる

ふと立ち止まって、「自分は相手にとってどんな妻・夫なんだろう?」と考えてみる機会って少ないですよね。

仕事や家事、育児と慌ただしくすぎていく毎日の中で、ついつい思いやりを忘れてしまうことがあります。

たまには自分の行動を振り返ったり、パートナーのことを考えてみたりしてみましょう。

そうすることで自然と思いやりのある行動ができるはずです。

再婚相手を選ぶ条件とは?幸せになれるパートナーの性格

再婚マニュアル4
一度離婚を経験しているだけに、再婚するときはぜったいに幸せになりたい!という気持ちが強いですよね。

では、再婚で幸せになるためには、どんなパートナーを選べばいいのでしょうか?

ポイント1.離婚原因から自分と相性の悪い性格を知る

思い出すのもうんざりしてしまうかもしれませんが、まずは前回の離婚の経緯を思い出してみましょう。

あなたは過去の配偶者のどんな部分が嫌だったのでしょうか?

どうして夫婦関係がうまくいかなくなったのでしょうか?

借金や浮気癖があったり、仕事が忙しくて家族の時間が作れなかったり、義実家との関係性が悪かったり……と、離婚に至った原因は十人十色です。

しかし離婚を振り返れば『ここだけは譲れない』というポイントがあるはず。

すべてにおいて完璧な人はいませんが、絶対に譲れない部分だけは明確にしておきましょう。

ポイント2.離婚経験・子供について理解がある人

あなたに離婚歴があることを打ち明けると……「バツイチでもかまわない!」と言ってくれる異性はいるはずです。

また、子連れ再婚の場合は子供のことを受け入れてくれる部分も必須条件ですよね。

ただし、バツイチでもいい・離婚歴があっても結婚できるという部分だけでなく、離婚した原因や背景をしっかり理解してくれていますか?

どうしてあなたが離婚を決意したのか?

どんな感情でいやになったのか?

感情的な部分や、どういった行動をしてほしくないのかまで知っておいて欲しいもの。

「バツイチでもいい」と言ってくれるパートナーであっても、あなたの離婚原因や当時の状況を含め、理解してくれなければ意味がありません。

ポイント3.仕事や家族に対して誠実である

家族みんなで生活していけるだけの収入があるのか?

また、仕事や家族に対して誠実であるかどうかも、外せない条件ですよね。

それと合わせて、お相手のご両親・ご親戚も理解してくれるかどうかも重要です。

ポイント4.一緒にいて、純粋に『楽しい』と思える相手であること

再婚相手の条件として、もっとも重要となるポイントは、一緒にいて心から楽しいと思える相手であるかどうかです。

あなたはどうして再婚したいと思ったのでしょうか?

生活が不安だから?収入面が厳しいから……?

いろいろなきっかけがあると思いますが、性格的な部分が合わなければ意味がありません。

結婚はお金のためだけにするわけではないですよね。

一生涯、この人と一緒にいたい!

心からそう思える相手と一緒になることが、本当の幸せです。

高望みしすぎず、条件だけで相手を選ばないのも幸せな再婚の第一歩ですよ!

バツイチさんの再婚を遠ざけるNG行動

再婚マニュアル5
再婚したいと思ったとき、初婚した頃よりも若くはないので、必然的に出会いの数が減ってしまいますよね……。

けれど最近は晩婚化が進み、未婚率も上昇しているので、再婚のチャンスもゼロではありません!

婚活に出向けば、未婚の異性と出会うことだってできます。

しかし、出会いの場へいって、出会いがあったとしても、知らず知らずのうちに再婚を遠ざけるNG行動をしている方もいらっしゃるのでは?

また、恋人関係になれたとしても、再婚までにはさまざまな試練が待ち構えています。

男女ともに、離婚後すぐ再婚をする人もいれば、再婚を希望しているのになかなか再婚できない人もいます。

両者の違いはどこにあるのでしょうか?

その違いは『知らず知らずのうちに結婚相手として選ばれない行動』をしているかも……!?

出会いはほどほどにあるし、いい感じの異性とお付き合いすることもあるのに、なぜか長続きしなかったり、その後発展しなかったりするバツイチさんは必見ですよ。

再婚の可能性を下げてしまう!?バツイチさんのNG行動は……?

NG行動1.高望みしすぎている・条件が多い

離婚を経験しているからこそ、「次はこういう人と結婚したい!」「お金に困りたくない……!」という気持ちが強いバツイチさんもいらっしゃるのでは?

たしかに経済的な余裕なども幸せな結婚生活を送るうえで欠かせないポイントですが、こだわりすぎてはいけません。

100%完璧な人間は存在しないのですから、まずは再婚相手に求める条件が現実離れしていないかチェックしてみましょう。

NG行動2.必死さが伝わりすぎている

これは離婚歴に関わらず精通する部分なのですが、結婚したい・再婚したいという気持ちが強すぎると、異性にガツガツしている印象を与えてしまいます。

再婚という目標に強い思いを抱いていること自体が悪いことではありません。

けれど強い思いがどうして再婚を遠ざけてしまうのでしょうか……?

それは、自分自身の『再婚したい気持ち』がしっかりまとまっていないからです。

  • 周りが既婚者ばかりで惨めな気がする……
  • 独身だと負けた気になる
  • 子供の将来を考えて、とにかく再婚したい!

こういう動機で再婚を目指しているなら要注意。

強い思いだけが成長して、現実的なアクションに結びついていない可能性が高いです。

恋愛・結婚は紛れもなくあなた自身とお相手があってこそ成り立ちます。

素直な気持ちで恋したり、自然な行動に身を任せたりすることも大切なのです。

NG行動3.自己肯定感が高すぎる・低すぎる

あなたは自己肯定感が高いタイプですか?

それとも低いタイプですか?

人生において、適度な自己肯定感は大切ですが、自己肯定感が高すぎるとプライドが高すぎると思われてしまいますし、逆に低すぎると「私なんてバツイチだし魅力がない……」なんて、マイナス思考のスパイラルに陥りがちです。

謙遜しすぎず、かといって奢りすぎず。適度な自己肯定感を身につけましょう。

NG行動4.トラウマを乗り越えられていない

再婚したいとは思っているものの、心のどこかで、異性に対する不信感やトラウマが残っていませんか?

せっかく気の合う異性と出会えても、過去の記憶がフラッシュバックしてしまったり、「本当に信じられる人なんだろうか……?」と慎重になりすぎてしまったりしていると、ご縁を遠ざけてしまいます。

離婚後、新しい恋に踏み出すためには勇気が必要です。

「元夫・元妻はこうだったから、この人もそうなんじゃないのか……?」という根拠のない不安を断ち切らなければ、再婚への一歩は踏み出せないのです。

たしかに辛い経験だったと思いますが、ふたりとして同じ人間は存在しませんよね。元夫・元妻とは違う人間なんだと思うことも大切ですよ。

バツイチさんの再婚に立ちはだかる試練とは?

再婚マニュアル6
最後に、再婚に立ちはだかる試練についてご紹介しましょう!

再婚を考えられるようなパートナーと交際を続けていても、なかなか再婚が現実化できない方も多いのでは?

では、再婚するとき、どんなことが試練となるのでしょうか。

再婚の試練1.両親や親戚の問題

最大のネックが両親・親戚の理解なのでは?

相手が初婚で自分が再婚の場合、相手の両親から反対されて……というバツイチさんも少なくはありません。

また自身のご両親・親戚に反対されるというケースもあるでしょう。

せっかく結婚するのですから、自分たちだけでなく周りからも理解を得て、祝福されたいですよね。

親戚やご両親から理解を得るためは時間をかけて関係性を深めていくこと。

そして目に見える安心を与えることが必要となります。

目に見える安心とは、収入面や生活環境です。

たとえば結婚を前提としているから、安定した企業へ転職したり、2人で同棲をはじめたりなど。

「これなら安心できるな」と思える要素を増やしていきましょう。

再婚の試練2.子供のこと・養育費のこと

元配偶者との間にお子さんがいらっしゃるバツイチさんも、再婚前にしっかり子供のことを考えなければなりません。

連れ子で再婚する場合は、再婚相手と自分の子供がうまくやっていけるよう環境を整えたり、子供のメンタルケアが重要ですし、親権は元配偶者にある場合でも、養育費の支払いや面会の義務はあるはず。

再婚相手と自分、そして、子供と元配偶者が今後もうまく付き合っていけるような状態を作りましょう。

まとめ

離婚歴のある方が再婚するまでの道のりは、初婚の方よりも厳しく、さまざまな試練が待ち構えています。

しかし、絶望することはありません。前述でもお伝えしたように再婚したバツイチさんは年々増えており、社会全体が再婚に対して偏見を持たなくなってきています。

今回紹介したポイントを参考に、ゆっくり、焦らず、あなたらしい幸せを掴んでいきましょう!

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結婚相談所のカウンセラー『Q&A』

結婚相談所Q&A

プロフィールのお相手への希望に「話し合いができる人」と書いてあるのをよく見か けます。偏見かもしれませんが、その人自身があまりこだわりが無かったり、柔軟に話し 合える人であれば、そういう言葉を書かない気がします。 たぶんどこかに自分の意見を優先させたい意識があるのかなと感じてしまうのですが、穿 ちすぎでしょうか?深く考えずに何となく書いている人が多いだけですか?

結婚相談所Q&A
推測の域は出ませんが、その方は、「こだわりが無い」訳でも、「柔軟な話し合いが できない」訳でも、「深く考えずに何となく書いている」訳でもない。...
結婚相談所名:回答者

結婚相談所Q&A
「プロフィールのお相手への希望に「話し合いができる人」と書いてあるのをよく見かけます。
偏見かもしれませんが、その人自身があまりこだわりが無かったり、柔軟に話し
合える人であれば、そういう言葉を書かない気がします。
たぶんどこかに自分の意見を優先させたい意識があるのかなと感じてしまうのですが、穿ちすぎでしょうか?深く考えずに何となく書いている人が多いだけですか?」

結婚相談所Q&A

推測の域は出ませんが、その方は、「こだわりが無い」訳でも、「柔軟な話し合いができない」訳でも、「深く考えずに何となく書いている」訳でもない。

という可能性もあるのではないかと。

例えば、今まで話し合いが全くできない困った人に出会った経験があり、「こういう人だと一緒に生活するのは難しいな。」と強く感じたから、プロフィールにあえて、『話し合いができる人』と書いたということも考えられるのではないでしょうか。

しかし、これは実際にお会いしてみないとなんとも言えないところなので、それ以外の部分で「お会いしてみたい」と感じるならお会いしてみるのは良いのではないでしょうか。

結婚相談所Q&A

私には3か月近くプレ交際している方がいるのですが、担当カウンセラーさんからは何 もアドバイスがありません。 Dear Bride Tokyoさんでは、これ以上は厳しそうだなと感じたらカウンセラーさんから会 員に向けてハッキリ交際終了をおすすめしますか?それとも遠回しに止めますか?

結婚相談所Q&A
「これ以上は厳しそうだな」というのが、具体的にどういう状況なのかは分からない のですが、交際3ヶ月を迎えるから会員様に...
結婚相談所名:回答者

結婚相談所Q&A
「私には3か月近くプレ交際している方がいるのですが、担当カウンセラーさんからは何もアドバイスがありません。Dear Bride Tokyoさんでは、これ以上は厳しそうだなと感じたらカウンセラーさんから会員に向けてハッキリ交際終了をおすすめしますか?それとも遠回しに止めますか?」

結婚相談所Q&A

「これ以上は厳しそうだな」というのが、具体的にどういう状況なのかは分からないのですが、交際3ヶ月を迎えるから会員様に伝えるかどうかの前に、その時点でのお二人の交際の状況によって、終了した方がいいかどうかの判断は変わってくると考えます。

しかし、その時の交際状況を勘案して終了した方がいいと判断した時は、会員様には「終了したほうがいい」とハッキリ伝えます。

結婚相談所Q&A

どうやって結婚相手を決めたら良いのですか?

結婚相談所Q&A
そうですね、まずは思っていた希望条件の方に申込みされたら良いと思います。 もし希望の人に会えたら何度か会ってみてどのように感じているかを振り返るが...
結婚相談所名:回答者

結婚相談所Q&A
「どうやって結婚相手を決めたら良いのですか?」

結婚相談所Q&A

そうですね、まずは思っていた希望条件の方に申込みされたら良いと思います。
もし希望の人に会えたら何度か会ってみてどのように感じているかを振り返るがわかりやすいです。
例えばその人からラインが来たら「嬉しい」のか逆に「またか、、」と感じるかなどで感情を振り返るのです。
もし相手に気持ちが少しでもあれば「またか・・」とは思わず「嬉しい」と感じます。
それが何気ない1言の内容でも嬉しいと感じます。
このようにして自身の感情の目安をみつけます。
条件的には申し分ない人でも「会うのが気疲れしてしまう」「出かけるのが億劫」と思うなら違う相手かも。
それは頭で考えた条件的に合う相手との義務的なやり取りに過ぎないと思います。
でもお相手を見つけるのは条件的に探すのが一番早く探せます。
しかし人は感情を持つ生き物ですよね。
頭ではすごく条件は良い、とわかっていても感情がついていかないと「一緒いたい」とは思いません。
そしてその相手と結婚に向かうスピードが上がると同時に違和感が増してきてしまいやがては交際できなくなってしまうようです。

ではどんな人が?良いのでしょう。
それは「自然体で居られる相手」。
お互いに同じように感じる人です。
頑張らなくても普段どうり自然体の自分で接する事が出来る人。
「疲れない=無理をしていない」だからリラックス出来ます。
この人とは忙しい中でも「一緒居たい」と自然に思うようになります。

結婚はこれから人生の長い期間共に過ごす相手です。
自然体のまま過ごせる人と一緒なら安心感が持て、信頼感も増します。
そして2人は家族になっていくのです。
「一緒居たい」そんな自然な感情が湧くような相手を見つけましょう。
もし多少条件と違っていたとしても自然体で楽に過ごせる相手となら気になっていた条件すら些細な事に思えてきてしまうもの。
まずは色んな人と会う機会を作りましょう。

結婚相談所Q&A

友達としては会っていけるけれど、恋人として見れないという理由でのお見合 いお断りや交際終了が多いのですが、どうしたら良いのでしょうか?好きという感情 がよく分からなくなってきました。

結婚相談所Q&A
残念ながら、恋愛には近道はありませんので少し努力が必要かもしれません。 「最初からこの人と結婚するんだと思いました」みたいな話は...
結婚相談所名:回答者

結婚相談所Q&A
「友達としては会っていけるけれど、恋人として見れないという理由でのお見合いお断りや交際終了が多いのですが、どうしたら良いのでしょうか?好きという感情がよく分からなくなってきました。」

結婚相談所Q&A

残念ながら、恋愛には近道はありませんので少し努力が必要かもしれません。

「最初からこの人と結婚するんだと思いました」みたいな話は誰もがテレビなどで1度は聞いたことのあるフレーズだと思いますが、人は話をしたり、一緒に出掛けたり、時間をかけて価値観を共有する中で「魅力的だな」とか、「一緒にいて楽しいな」と感じていきます。

そんな感情を通して、ふとした時にその人のことを考えていたり、その人と次にお会いするのが楽しみだな~と思ったりする中で、私ってあの人のこと好きなのかな…という感情に気づいていくものだと思います。

では、どうやったら、魅力的だなとか、一緒にいて楽しいなと思ってもらえるのでしょうか?

と考えたときに、理由はひとつではないかもしれませんが、私なりに考えるのは、恋愛において大切な「共感」と「尊敬」です。

友達どまりになってしまう人の多くの人は、「共感すること」をはじめとし、人に安心感を与えたり、一緒にいて楽しかったなという気持ちはお相手との時間でしっかり実践できる方が多いです。

ただ、恐らく足りないのは、一歩進んだ気持ちの共有だったり、お互いが尊敬しあうというフェーズであることが多いので、1つの切り口として、アドバイスをさせていただければと思います。

例えば自分としては聞きにくい・聞けないかもみたいな質問でも気になることは聞いてみて頂きたいなと思います。

その時は、枕詞として「もし嫌だったらこたえなくても良いからね」とか、「こたえにくかったらこたえなくても良いのだけど、聞いても良いですか?」とか、質問以外の言葉で補うことで、質問もしていってみていただけると、丁寧で優しい印象にもなるし、その後の会話も深いものになったり、二人の関係性は深まっていくと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。

結婚相談所Q&A

私の年齢で結婚できますか?(特に30代後半の女性の方)

結婚相談所Q&A
ご結婚できるかどうかは人と人のご縁なので保証はできないのですが、弊社加盟連盟のIBJでは幅広いご年齢の方が多く在籍をしておりますので、ご結婚相手を見つける、という部分では可能性は...
結婚相談所名:回答者

結婚相談所Q&A
「私の年齢で結婚できますか?(特に30代後半の女性の方)」

結婚相談所Q&A

ご結婚できるかどうかは人と人のご縁なので保証はできないのですが、弊社加盟連盟のIBJでは幅広いご年齢の方が多く在籍をしておりますので、ご結婚相手を見つける、という部分では可能性はとても広がると思います。
具体的にお相手に求めるご条件を伺いIBJのシステムで活動中のお相手の人数を見せるとその数字を見ると安心されることが多いです。
あとは年齢とか変えられない部分はしょうがないので、お写真を頑張ったり、お相手に求める条件を緩くされるとよろしいかと思います。