好きな男性がバツイチだった!恋愛へ前向きになってもらう方法とは?
好きになった彼がバツイチだった――その瞬間に揺れた、あなたへ
好きになった男性が、バツイチだった。
その事実を知ったとき、あなたの心はきっと、嬉しさと小さな不安の間で揺れたはずです。

素敵な人だと思った。
でも次の瞬間、こんな思いがよぎりませんでしたか?
「離婚で傷ついた人だから、また恋愛に距離を取られるかもしれない」――と。
ですが、彼がもう一度恋愛に前向きになれるかどうかは、実はある一点にかかっています。
それは――
「この女性となら、もう一度恋愛してみたい」と彼自身が思えるかどうか。
そう思えたときこそ、彼は自分から一歩を踏み出せるのです。
たしかに、バツイチ男性は再婚や恋愛に対して慎重になりがちです。
とくに離婚から月日が経っていない場合、傷がまだ癒えていないこともあるでしょう……。
進みたい気持ちと、もう一度傷つくのが怖いという気持ち。
彼の中では、その二つがずっと揺れています……。
彼を無理に変える方法ではなく、彼が自分の意思で恋愛に向き合いたくなる関係の作り方を、一緒に考えていきましょう。
好きな男性がバツイチだった――まず知っておきたい彼の心の状態
バツイチ男性は、恋愛そのものを拒んでいるわけではありません。
もう一度傷つくことを、ただ恐れているだけなのです。

恋愛を諦めたように見える彼の口数の少なさも、踏み込みすぎないあの距離感も、「興味がない」のサインではなく、「もう失敗したくない」という防衛のサインであることが多いのです。
そして、ここで意外と見落とされるのが、離婚から経った時間の違いです。
離婚して1年も経っていない男性と、3年・5年と経過した男性とでは、心の状態がまったく違います。
直後の彼は、まだ自分の中で出来事を消化しきれていません。
一方、数年経った男性は、傷そのものは落ち着いていても、「また同じことを繰り返すのでは」という慎重さが体に染みついています。
どちらも、表面的には「恋愛に乗り気じゃない男性」に見えるのに、内側はまるで別物なのです。
ただ、ここで一つ、覚悟しておきたい現実があります。
バツイチ男性である彼が、自ら離婚などの問題を乗り越えなければ、プラスには考えられないでしょう。
あなたがどれだけ尽くしても、彼の心の中の最後のひと押しは、彼自身にしかできません。
これは冷たい話ではなく、むしろ、あなたが「全部背負わなくていい」という安心の話でもあります。
では、「この女性となら」と思ってもらうために、女性側が最初にできることは何か?
それは意外なほど地味な、あるひとつの姿勢です。
バツイチ男性を恋愛に前向きにさせるなら、アドバイスより「聴く」が先
彼が、ぽつりと元妻のことを話し始めた瞬間。
あなたはきっと、「何か気の利いたことを言わなきゃ」と一瞬、息を詰めたはずです。

好きな男性の話を聞いていると、つい何かアドバイスをしたくなる人は多いものです。
彼に何かをすすめたくなり、彼のためになる人物だと自分をアピールしたくなり、自分の経験や価値観を伝えたくなるでしょう。
その裏には、こんな気持ちが隠れています。
「間違った方向に行ってほしくない」「このまま離れていったらどうしよう」「私は彼の役に立てる女性だと思われたい」
役に立ちたいというより、彼を失うことが怖い。
だから、つい先回りして答えを渡してしまうのです。
ですが、ここで一度、立ち止まってほしいのです。
恋愛に前向きになれない理由も、それを打破する答えも、その人の中にしかありません。
その人の幸せも、その人の中にしかないのです。
つまり、あなたが用意した答えは、どれだけ正しくても彼の答えにはなりません。
彼が彼自身で気づいたものだけが、彼を動かします。
でも逆に言えば、彼が自分でも聴けていない心の声を引き出してあげること――それは他の誰にもできない、あなただけの重要な役割になります。
「聞く」と”聴く”は、漢字からして違う
ここで大事になってくるのが、聞くではなく”聴く”を忘れないこと。
「聴く」とは、目も心も相手に向け、全身で受け止める聴き方です。
漢字を見ても違いはわかります。「聞く」は門の中に耳がある字。
自分の枠の内側で、相手の声をきく。
一方「聴く」は、耳を外に出し、相手に全神経を向ける字です。
目の前の人に全力で、聴きましょう。
具体的に、何が「聴く」で、何がそうじゃないのか
- NG:彼の話を途中でさえぎって「それってこういうことだよね」と要約してしまう
- NG:よかれと思ってアドバイスを差し挟む
- NG:元妻の話が出たときに「どんな人だったの?」と踏み込んで聞き出す
- OK:うなずく
- OK:彼のペースで話させる
- OK:沈黙が訪れても、こちらから埋めない
離婚理由を聞き出す必要はありません。
それより、彼が話したくなったときに、話せる空気がそこにあること。
それだけで十分です。
相手の話を否定せず、仮に考えが違っても、その違いを受け入れながら、うなずき、相槌で「あなたの話を聴いています、わかっています」と示しつつ、最後まで聴いてあげてください。
それだけで、彼は本当のことを話し出しますよ。
ただ、聴くだけでは足りない瞬間があります。
彼が過去を話し始めたとき、女性側が無意識にやってしまう「あること」が、彼を再び閉じさせてしまうのです。
バツイチ男性が安心するのは「理解する女性」より「受け止める女性」
彼が離婚の話をぽつぽつとし始めたとき、あなたはきっと「ちゃんと理解してあげなきゃ」と肩に力が入ります。
でも、彼が本当に求めているのは、それとは少し違うものなんです。

人は自分の周りにいる人に対して、「理解しなくてもいいから、受け止めてほしい」と考えています。
理解は「あなたの事情を、私の側で整理してあげる」こと。
受け止めは「整理しないまま、ここに置いていいよ」と場所を空けること。
バツイチ男性が安心するのは、後者です。
受け止められた彼は、こうやって変わっていく
そうやって受け止められた彼は、段階的に変わっていきます。
最初の変化は、案外わかりやすい形で訪れます。
連絡が少し増える。
会話が前より長く続く。そんな小さなサインから始まるのです。
やがて彼は「この人なら自分を分かってくれるかもしれない」と感じるようになり、こんなことを真剣に考えるようになります。
「本当にこのまま、恋愛に後ろ向きでいいのだろうか」「女性と距離をとったままでいいのだろうか」「離婚を引きずったままでいいのだろうか」
そして少しずつ、あなたに話してみようと心境が変化していくのです。
時間はかかります。でも順番は、確かにそう動くんです。
「受け止めるのが怖い」あなたへ
ここで、あなたの中にある声も、無視しないでおきたい。
彼の過去を全部受け止めるなんて、私にできるかな
元妻のこと、子供のこと、聞きたくない気持ちもある
そう感じても、おかしくありません。むしろ、自然なことです。
もし「あなたを受け止めるよ」とそこまで思えないのであれば、あなたの中に何かしらの恐怖心があるのかもしれません。
「彼が前向きになったら、私なんか選ばれないんじゃないか」といった恐れが……。
この恐れを、まず自分で認めてあげてください。
打ち消そうとしなくていい。
「ああ、私、こういうことが怖いんだな」と、ノートにでも書いてみる。
この恐れと向き合い、彼を受け止められるようになれば、現実は動き出してくるはずです。
「受け止める」とは、すべてを肯定することではありません。彼の言うことに全部「うんうん」と同意する必要はない。ただ、否定しないで、最後まで聴く。それが受け止めるということです。
これなら、できそうな気がしませんか?
彼の過去を受け止める姿勢ができてきたら、次は「一緒にいる今」の話です。
実は、男性が再び恋愛に前向きになる瞬間は、深刻な話の中ではなく、何でもない日常の中にあります。
好きなバツイチ男性に「君といると楽しい」を体感させる接し方
バツイチ男性が抱えている痛みのひとつに、「自分は誰かを幸せにできなかった」という感覚があります。
離婚という出来事は、本人の中では「相手を幸せにできなかった証拠」として残りやすいのです。

だから、彼にとっては、ささやかなことが効くんです。
自分の何気ない一言で、隣の人がふっと笑った。
一緒にいる時間を、楽しそうに過ごしてくれた。
自分が、誰かを幸せにできた気がした――。
そういう小さな実感の積み重ねが、彼の中で大きな意味を持っていきます。
男性は、自分といて「幸せそうな女性」を好きになります。
なぜなら、それが自分の存在意義になるから。
平たく言えば、彼が離婚で失った自信を取り戻す瞬間になる、ということです。
「自分にも、誰かを笑顔にできる力があるんだ」と、彼自身が思い出す瞬間です。
もちろん、「私は愛されているのかな」と不安になることもあるでしょう。
その気持ちは、誰にだって自然に湧くものです。
ただ、その不安をぶつける形で「もっと愛されたい」と彼に向き合うほど、彼の中の「また誰かを背負わせてしまう」という重さが、そっと顔を出してしまう。
これは、あなたが悪いという話ではなく、彼の心がそういう仕組みでできている、というだけのことなのです。
今日から言える、たった一言
ですから、2人でいる時には積極的に「楽しい」「話せてよかった」「一緒にいられてよかった」と、言葉で伝えるようにしてください。
特別な言葉は要りません。
- デートの帰り際の「今日、ほんとに楽しかった」
- LINEでの「話せてよかった」
- 並んで歩いているときの「一緒にいれてよかった」
たった一言が、彼の中の冷えていた部分を少しずつ温めます。
ただし、ここで一つ大事なこと。
このフレーズだけ真似しても、彼には届きません。
あなた自身が本当に楽しいと感じていなければ、言葉が空回りするからです。
だから、順番が逆なんです。まず、あなたが自分の人生を楽しむ。
好きなものを食べて、会いたい人に会って、自分が幸せでいる時間をきちんと持つ。
そのうえで、しっかりと自分を幸せで満たして、彼にもお裾分けする意識を持つようにしましょう。
愛されているか確認する時間より、自分が機嫌よくいる時間を増やすほうが、結局は彼にも届くんです。
待つだけでは苦しい。バツイチ男性との恋愛で持っておきたい見極めの軸
ここまで読んで、こう感じた方もいるはずです。
彼を尊重するのと、私が待ち続けるのって、同じことじゃないの?

違います。
彼のペースを尊重することと、自分の人生を止めて待ち続けることは、まったく別物です。
あなたが彼をゲームのキャラクターのようにコントロールすることはできません。
だからこそ、コントロールできないものに、自分の人生の主導権まで明け渡してはいけない。
彼の心が動くタイミングは彼のものですが、あなたが今日をどう生きるかは、あなたのものです。
「優しい彼女」と「都合のいい女」の境目
- 彼が、あなたの存在を「あって当たり前」と扱い始めていないか
- 会う日時を決めるとき、いつもこちらが彼に合わせる側になっていないか
- 半年経っても、関係に進展の意思が一切見えないか
このあたりが、ひとつの目安になります。
逆に、彼が前向きになりつつあるサイン
- ふと未来の話(数ヶ月先の予定、来年のこと)が彼の口から出るようになる
- 彼の生活圏(行きつけの店、友人、家族の話)に、あなたが少しずつ入れるようになる
- 元妻の話を、感情的にではなく客観的に語れるようになる
これらは、彼の中で過去が「乗り越えるべきもの」から「過ぎたこと」へと変わってきている兆しです。
ノートに書く――自分の幸せを、自分で整える
そして、自分の軸を見失いそうになったとき、おすすめしたいのがノートを使った整理です。
リラックスした落ち着いた場所で、どんな人生を生きたいかをノートに書いていき、達成後の感情や手放しているもの、得ているものを書き出し、「いつまでに」「どのくらいやるのか?」「どんな状態にしたいのか」を具体的に決めてください。
あとは、あなたがいつから始めるか、だけです。
書く項目は、こうです。
- 私はどういう恋愛をしたいのか
- その恋愛が叶ったとき、私はどんな感情で過ごしているのか
- その未来のために、今の私は何を手放す必要があるのか
- 彼を変える前に、私は自分の幸せをどう整えるのか
全部を一気に埋めなくて大丈夫です。
まずはひとつ、書いてみるだけでも、気持ちはふっと軽くなります。
ここで、彼への不安も、合わせて書き出してみてください。
ネガティブな思い込みは、自分の中で抱え込んでいるからこそ不安になるわけで、ノートに書き出して客観的に見ることで、その感情や原因は整理されていきます。
頭の中でぐるぐるしていた「いつまで待てばいいんだろう」「私だけが頑張ってる気がする」という不安は、文字にしてみると、思っていたより輪郭がはっきりします。
解決はしなくても、扱いやすい大きさになるのです。
そうやって、まず自分の気持ちを整える。自分の幸せを、自分で選ぶ。
その姿が、結果的に彼の安心になるんです。
引っ張るのでも、引きずられるのでもない、第三の立ち位置です。
「いつまでに、どんな関係にしたいか」を、彼のためにではなく、あなた自身のために決めていい。
それは、わがままではありません。
まとめ|彼を変えるのではなく、彼がもう一度恋愛したくなる女性でいる
ここまで色々な話をしてきましたが、最後にひとつ、力を抜いて受け取ってほしいことがあります。
あなたが彼をゲームのキャラクターのようにコントロールすることはできません。
そしてバツイチ男性である彼が、自ら離婚などの問題を乗り越えなければ、プラスには考えられないでしょう。
だからこそ、あなたが背負わなくていいんです。

あなたができるのは、たった三つ。
- 彼の話を聴くこと
- 彼を受け止めること
- あなた自身が幸せでいること
これだけです。
彼を変えようとする必要はありません。
ここまで、彼のために一生懸命がんばってきたあなたへ。
その優しさは、もう十分すぎるほど彼に向いています。
だから今度は、その半分でいいので、自分自身に向けてあげてください。
好きなバツイチ男性のためにも、あなた自身を大切にしてあげてください。
しっかりと自分を幸せで満たして、彼にもお裾分けする意識を持つくらいで、ちょうどいい。
自分といて幸せそうにしているあなたは、彼にとって、もう一度恋愛したくなる理由そのものになります。
……幸せになりますように。






