一生添い遂げるつもりで選んだ相手との別れを経験しているバツイチ女性。
そんな彼女を友人として励ましたり、パートナーとして本気でお付き合いしたりするとき、どんな点に配慮する必要があるでしょうか?
ここではバツイチの女性には聞いてはいけない質問や、禁句を紹介していきます。
バツイチ女性が「友達」か「彼女」かによって地雷ワードは違う
バツイチ女性への禁句・地雷質問は彼女と友達として接するか、恋人として接するかによっても違ってきます。
友達としては聞かない方がいいことでも、お付き合いをすることになったら聞かなければならないこともあるからです。具体的にみていきましょう。
地雷ワード1.離婚の原因を聞く
あなたが信頼されている友達であれば、彼女が離婚を決める前に悩みを相談されているかもしれませんし、質問しなくても彼女の方から話してくれるでしょう。
バツイチ女性が職場の同僚やそれほど仲が良くない友人であった場合や、まだお付き合いをしていないorあなたの片思いでこれから仲良くなりたいという場合、こちらから離婚の原因を聞くのは避けるようにしましょう。興味本位ととらわれかねません。
一番良くないのは、複数の人間がいる場で離婚の原因を聞くこと。
言いたくもない話を大勢の前で話さなければならない状況になったら、どんな気持ちになるか考えれば、そんな質問はできないはずです。
「彼女と真剣に付き合っていきたい……」「彼女の全てを受け止めたい!」そう思って、離婚原因を尋ねるのと、興味本位で質問をするのとでは訳が違います。
「離婚後、それほど親密ではない元同僚数人と会うことになったとき、そのうちの一人から『どうして離婚したの?』と聞かれました。
その場にいた全員が『よくぞ聞いてくれた!』と言わんばかりの興味津々な顔になり、げんなりした気持ちを覚えています。
『色々あったから』と詳しい説明は避けましたが、一対一の時ならまだしも、それほど仲が良くない大勢の人の前で離婚の理由を説明しないといけないなんて、公開処刑ですよね」40歳女性
「バツイチになってから知り合った男性にアプローチされました。私の方は全く恋愛関係に発展させるつもりはなかったのですが、初めて食事に行ったとき、離婚の原因や前夫について根ほり葉ほり尋ねられてドン引き。私には選ぶ権利がない、またはバツイチ女がアプローチを断るわけはないとでも思っているのでしょうか」27歳女性
ポイント.真剣なお付き合いをするなら離婚理由を聞く
友達の段階では聞く必要はありませんが、バツイチ女性との真剣にお付き合いすることや再婚も考えるようになったら、離婚原因を聞いておきましょう。
地雷ワード2.「離婚したのは、あなたも悪いから」
別れた元旦那の悪口をつらつらと愚痴るバツイチの友人に、率直なアドバイスをしようと思うのは悪いことではないものの、他人であるあなたが、どちらかが悪いとジャッジする権利はありませんよね。
仮にもと夫が有責配偶者だったとしても、自分にも至らない点があったということは大人の女性なら分かっているはず。失敗した過去を踏まえてこれから頑張ろうという相手にお説教は不要です。
そんなことは言われなくてもわかっているんです。
だからこそ、前向きになろうと頑張っているのに、やっと癒えてきた傷口に塩を擦り込まれたような気分。
彼が『女はこうあるべき』と思っているのが分かってしまい、これ以上、お付き合いしてもムダかなと悩んでいます」33歳女性
ポイント.真剣なお付き合いをするならいつかは言うべきかも
地雷ワード1と同様に、バツイチ女性との真剣にお付き合いすることや再婚も考えるようになったら、今後の生活にも影響するのでしっかりと相手の悪いことも伝えていくようにしましょう。
その際にはちゃんと相手の言い分も聞くこと!そこが大事なポイントです。
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禁句ワードなら言ってもいい!?地雷ワードよりは言いやすかも!?
禁句ワードも言ったら、気まずいですが、どちらかと言うと、ついつい言ってしまいがちなワードであるため、もしかしたら、地雷ワードより言ってしまう可能性が高いかもしれませんので、ご注意を。
禁句ワード1.「離婚はよくあること」
離婚が珍しくない時代になったとはいえ、実際に離婚をした人は「なぜ自分だけがうまくいかないんだろう」と自責の念に駆られていることが多いもの。
相手の浮気や不倫、義両親との関係、借金、モラハラ、暴力…文字通りの修羅場を潜り抜けたサバイバーだっているかもしれないのです。
それを「よくあること」と片付けられたらいい気持ちはしませんよね。
百歩譲って、離婚を経験したことのある人に言われるのであれば我慢できますが……。
そうでない人に言われたらカチンとくるのは想像に難くありません。
ありがちな離婚パターンだなと思っても、「色々大変だったね」「よく頑張ったね」と労ってあげるようにしましょう。
禁句ワード2.「離婚すると思ってた」「だからやめろと言ったのに」
「そうなると思っていた」「だからやめろと言ったのに」。こんなセリフを言っても許されるのは彼女の両親だけ。友人や恋人が口にするのは絶対にNGです。
元夫に欠点について、彼女がそれを見抜くことができずに結婚していたとしても、彼女が分かっていて結婚していたとしても、これは失礼な発言。間接的にですが、彼女の人間性も否定することになってしまいます。
そう思っていても胸の中に留めておいてあげてください。
すると『本当は離婚するんじゃないかなと思ってたんだよね~』と言われてびっくり。
その後、なぜ元夫がダメ男なのか延々とお説教が続き、挙句、元夫と同じ職業の人と結婚を控えている別の後輩について『あなたからそんな職業の男とは結婚しない方がいいと言ってあげてくれない?』と続いて、もうこの人と関わるのはやめようと思いました」42歳女性
禁句ワード3.「子どもがかわいそう」
本人自身が一番分かっていることをあえて指摘するのはバツイチ女性にとって禁句です。
その中でも最たるのが、このセリフでしょう。
多くの女性は離婚を考えたとしても一旦は子どものために、と思いとどまるものです。
それでもあえて離婚を選んだということは、元夫と結婚生活を続けることが子どもにとってプラスにならないと判断したからでしょう。
世の中には、両親が離婚してつらい思いをしている子供がもいるかもしれませんが、両親が離婚しないことでつらい思いをしている子どももたくさんいるはずです。
今の時代、 離婚して子どもと幸せに暮らしているシンママもたくさんいます。経済的に苦労しているように見えても、一概にかわいそうと決めつけるのは良くありません。
今度手をあげたら離婚だからねと言ってあったのですが、子供の前で手をあげられるようになり離婚を決意しました。
子供に物心がついて、母親が父親に殴られているということを理解できるようになってしまう前に、別れるべきだと思ったからです。
乳飲み子を抱えて離婚するなんてと心配&非難する人もいましたが、あまり仲良くなかった先輩が
『よく頑張った。あなたは今できる最良の選択をしたんだよ』
と言ってくれて、涙が出るほど嬉しかったです」24歳女性
ポイント.シンママとのお付き合いは『気持ち』に寄り添うことが大切。
バツイチ子連れの女性と付き合うとき、悩ましいのが子どもの存在です。
多くのシンママが母親と父親の役割を一人でこなそうと奮闘しているのですから、真剣に彼女と交際したいなら「かわいそう」とは言わず、支えになってあげるようにしたいもの。
もし、あなたが同じバツイチ男性だったとしたら、彼女が苦渋の選択をしたということが理解できるでしょう。
過去につらい経験をしている彼女や子どもを「かわいそう」と思うのではなく、彼らの気持ちに寄り添ってあげるつもりでお付き合いすれば二人の関係もうまくいくのではないでしょうか。
<禁句ワード関連のおすすめ記事>
【離婚原因を聞くタイミング】地雷&禁句ワードはいつ聞く・言うのがベスト?
地雷ワードも禁句ワードも会って、いきなり聞いたら(言ったら)当然アウト!
それは誰だってわかりますよね。
じゃあ、いつ聞けばいいのでしょうか?
これはバツイチさんと付き合う上での、最も気になるポイントの1つです。
といっても、基本的には離婚原因が一番やっかいなだけ。
それ以外は、最初の出会いではおかしいけど、話の流れ上であれば、言ったり聞いたりしてもいいものばかり。
離婚の原因は一番敏感だから後回し
これだけはとてもセンシティブ。
なるべく、あなたからは聞かないように。
特に、浮気、DV、ギャンブルなどのトラウマになりそうなものの気配がしたら、なるべく本人から言うまで待ちましょう。
ただし、相手が言いはじめてからは、少しずつ相談にのる感じで聞いていけばいいと思います。
真剣にお付き合いをする前には聞くべき
どんなに遅くとも、離婚原因などの聞くべきことは真剣交際になる前には聞くべきです。
何も聞かずに付き合いはじめて、DVやモラハラのトラウマがあるから、同棲するのが怖いと言われても困ってしまいますよね。
あなた自信にとっても、ダメージがありますし、それまでの期間を無駄にしたことになります。
くれぐれも離婚原因がヘビーな理由(DV・モラハラ)である気配があったなら、事前に確認してから付き合いましょう。
聞かれないのも相手は疲れる
離婚原因が、浮気やDVなどの場合には、当然聞かれたくない人も多いと思いますが、そうではない理由の場合には、聞いてもらった方がスッキリする場合もあります。
離婚原因が以下のような場合は、おそらく相手がなんとなく離婚原因を匂わせてくると思います。
- 性格の不一致
- 子供
- 両親との不和
この場合には、特に聞いても問題ないので、普通に聞いてあげたほうがお互いスッキリするはずです。
むしろ、ずーっと何も聞いてこないのは向こうも言い出しづらく気まずいのです。
相手の雰囲気や会話の変化を敏感にチェックして、聞ける雰囲気になっていたら聞いてあげましょう。
また、浮気やDVなどでも自分から離婚原因を言う人もいます。
その場合には、適切な態度で接してあげましょう。
トラウマがある場合には、寄り添ってあげて、無理のない距離感からスタートするのも大事なポイントです。
まとめ
バツイチだからといって、彼女との接し方にあまり神経質になる必要はありません。
とはいえつらい経験をした後だけに聞かれたくないこと、第三者から指摘されたくないことはあるでしょう。
ずけずけと元夫の悪口を言ったり、彼女の間違いを指摘するのは NG です。
客観的な意見を述べたり、お説教するだけではなく彼女の気持ちを考え、できるだけ肯定してあげるようにしてくださいね。