「私の年齢で結婚できますか?(特に30代後半の女性の方)」
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親が離婚するとき、再婚するときの大きな変化として「苗字(姓)が変わる」というものがあります。
特にお子さんを連れて離婚・再婚をするお母さん・お父さんにとって気がかりな部分ですよね。
婚姻の変化により、旧姓に戻ったり、再婚相手の苗字へと変わったりする2つのケースがあるでしょう。
当然、この変化は親の苗字だけでなく、子供の苗字にも影響します。
逆をいえば、学校で集団生活を送っている子供にとっては、親よりも『大きな負担』が加わるのです。
生まれてからずっと同じ名前で生きてきた子供にとって、名前の一部が変わることはかなりの衝撃といえるでしょう。
そこで今回はそんな子供に対するケアについてお話します。
それではまず、自分の苗字が変わることに対する子供の衝撃を3つご紹介します。
ここでいう”衝撃”は”不安”と同義です。子供の視点になって考えていきましょう。
日本では女性が男性の戸籍に入り、男性側の苗字を名乗るパターンがほとんど。
だからこそ『お母さん』側が子連れで離婚・再婚をすると、それにともない苗字の変化が生じます。
あなたと元夫の間に問題があり離婚したのだとしても、子供からすると、お父さんとは何の問題もなく、いい親子であったケースもあるでしょう。
そんな状況で苗字が変わることは、子供にとって『お父さんの子供ではなくなってしまう』、『苗字が変わって寂しい』といったマイナスの感情を呼び起こします。
もちろん苗字や環境が変わるだけで、いくら離れていても、お父さんは子供のお父さんなのですが……子供の年齢によっては『苗字』こそが家族を象徴するシンボルと捉えている可能性もありますよね。
両親の離婚・再婚の事実に対して、とくにひっかかりがなくても、今まで名乗っていた『名前』が変わる寂しさを抱く子供もいるでしょう。
とくに離婚や再婚の意味が理解できていない小さなお子さんにとっては、大きな疑問が残ることも。
この問題は小さければ小さいほどダメージが大きくなります。
子供にとっての苗字は、時に下の名前よりもはるかに大きな意味をもちます。
それは”学校で友達とコミュニケーションをとる時”です。
学校では下の名前より苗字でお互いを呼び合うことも多く、先生が生徒を指名する時も往々にして苗字を用います。
離婚・再婚により学校で浸透していた呼び名を変えなければならないことは子供にとってストレスになります。
何気ない会話のなかで呼び名が変わったことの違和感があったり、子供ながらに気を遣う友達の優しさがいたたまれなくなったりするのです。
とくにニックネームが苗字に由来している場合、子供にとってはかなりショッキングですよね。
それでは苗字が変わったことに対して衝撃を受けた、心配事が増えた子供に対して親ができるケアについて考えていきましょう。
「苗字が変わってもあなたはあなただよ」、「苗字が変わってもお父さんの子供だし、お母さん子供だよ」と子供に伝えてあげましょう。
そうすることで子供は”自分というアイデンティティ”を確かにすることができます。
別に苗字に自分の存在を見出す必要はないのです。
友達から呼んでもらう時も「『苗字ではなく下の名前で呼んで』と頼んでみるのも良いと思うよ」とアドバイスしてあげるのも良いですね。
苗字が変わることの不安に寄り添うため、今のあなたの精神年齢ではなく、子供の精神年齢に目線を合わせることも重要ですよ。
もしも本人が気にならないなら、苗字に由来したあだ名でもそのまま呼ばれ続けてもいいんじゃないの?くらいでも子供には良いのかもしれません。
苗字を変えることを当然のように子供に押し付けてはいけません。
なぜ苗字を変える必要があるのか、苗字を変えることでどういったことが起きるのか、苗字を変えないという選択肢があるのかなど、子供とよく話すことが必要です。
すでにお伝えした通り、子供にとって苗字が変わるのは大きな衝撃です。
離婚・再婚は親の事情であり、否応なしに子供はその影響を受けなくてはなりません。
苗字の他にも様々に変化する状況下において、そのすべてを子供に鵜呑みにさせて強要してはいけません。
子供も納得した上で苗字が変われば、ある程度子供も我慢ができます。
そして、どうしても苗字が変わるのが嫌ならば、別の方策もあります(後述)。
親も子供も、苗字を変えることと変えないことの両方をフランクに捉えてみるのも良いでしょう。
苗字を変えることに何の意味があるのか、逆に変えないことで何か不都合があるのか、変えても変えなくても親と子供という関係に影響があるのかなどを改めて考えてみてください。
どうでしょうか?
「本当は別にどっちだって良いのかもしれない」、「大した問題ではないのかもしれない」という気にならないでしょうか?
苗字が同じだとしても違ったとしても、親と子供の絆を引き裂くことなんてことはできないことを忘れてはいけません。
子供が知りたいのは苗字が変わっても、お父さんもお母さんも自分の親だということです。
親と子供の苗字が変わる前提でお話をしてきましたが、ここからは”苗字を変えないという選択肢”についても考えてみようと思います。
実は離婚・再婚したとしても、親と子供は必ずしも同じ苗字である必要はありません。
たとえば、お母さんの結婚前の苗字が”佐藤”で、元夫(お父さん)の苗字が”鈴木”だとします。
その場合、離婚前の子供の苗字は鈴木ですよね。
これが離婚してお母さんが子供を引き取ると、お母さんと子供は佐藤に戻るのが一般的です。
でも、お母さんだけ佐藤で、子供は鈴木のまま構わないということです。
お母さんだけ旧姓で、子供はそのままは可能なのです。
苗字が違っても続柄が母と子であることに変わりはありません。
お母さんとしては「一緒の苗字になってもらいたい」という思いがあるかもしれませんが、子供が上で紹介してきたようなストレスを抱えてしまう場合無理強いすることもないでしょう。
子供とよく話し合ってみましょう。
親と子供の苗字が違っても続柄に影響はありません。
心配されがちな役所などでの対応に関しても、「苗字が違ってもなんてことありませんよ」という対応をしてもらえるでしょう。
親と子供の苗字が違うことはそれほど珍しいことではないからです。
特に子供のことを考えて、そのような対応をしている家族は山ほどいます!
学校などで子供がお母さん宛にもらう重要な書類などに関しては、封筒にお母さんの元の苗字が書かれており、周囲から「え?なんで鈴木くんに佐藤の名前が書かれてある手紙が渡されるの?」といったやり取りがあるかもしれません。
でもそれだけですし、学校ではこうした一悶着が起こらないよう配慮し、個別にこっそりと渡してくれることもあります。
もし心配であれば子供が学校で不都合がないよう、担任の先生に相談しておくと良いでしょう。
子供にとって苗字はとても大きな意味を持ちます。
それは苗字が自分のアイデンティティであったり、友達とのコミュニケーションツールであったりするからです。
親が離婚・再婚すると子供の苗字も変わる傾向にありますが、その時は子供の気持ちに寄り添う必要があります。
今一度苗字がもつ意味を考えてみたり、そもそも苗字を変える必要がないという選択肢を与えたりするのも良いでしょう。
この苗字を変えるor変えない問題は、物心のついた子供、思春期で多感な子供にとって大きな意味を持ちます。だからこそ親と子供が一緒になって、苗字についてじっくり考える時間をとることが大切です。
今回のように色々な選択肢やシチュエーションを想定しながら考えてみてください。
子供の気持ちを最優先に考えてより良い方法を見つけましょう。
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弊社結婚相談所で実際に成婚した方のお見合い数を調べてみたところ、もっとも少ない方は1名。
もっとも多い方で20名でした。...
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「結婚相談所に登録している方は合計何名くらいとお見合いをしているのでしょうか?」
もっとも多い方で20名でした。
平均は10名前後、最多は一桁後半(6名から9名)でした。
ただ、お見合い数に正解はありませんので、上記はあくまで目安と考え、自分を信じてこれからも頑張ってください。