再婚したいバツイチ男性に「お見合い」が人気になっている理由
「再婚したい、でもまた失敗したくない」──バツイチ男性が静かに増やしている選択肢
再婚したい。でも、また失敗するのは怖い
アプリを開いては閉じ、紹介を待っては流れていく。

バツイチ男性のあなたが感じているその停滞は、決してあなたがモテないからではない。
ただ、足がすくんで動けなくなっているだけだ。
一度、結婚という大きな選択と別離を経験した人間が、次の一歩で極端に慎重になるのは当たり前のことである。
バツイチ男性は、モテないのではない。動けなくなっているだけだ。
バツイチであることを、ハンデだと感じている男性は少なくない。
離婚歴があると、初婚の女性から見てハードルが上がるのも事実だ。
これは耳に痛い現実かもしれない。
だが、だからこそ「傷つかずに済む安全な戦い方」を知る必要があるのだ。
動かないでいる限り、年齢だけが静かに重なっていく。
現代の「お見合い」が静かに再評価されている
そんな中、再婚を考えるバツイチ男性が静かに見直しているのが、「お見合い」という選択肢である。
「お見合い」と聞くと、堅苦しい、古い、自由がない──そんなイメージを持つ人が多いだろう。
だが現代のお見合いは、昭和の時代とはまるで違う仕組みになっている。失敗したくないからこそ、出会いの精度を上げ、進める部分までプロに支えてもらえる場所を選ぶ。そういう”現実的な再婚の動き方”として、お見合いが再評価されているのだ。
その背景を理解するために、まずは同じように「パートナーが欲しい」と感じている中高年男性が、実際にどれくらいいるのかを見ていきたい。
データはオーネットが運営する中高年向けパートナー探しサービス『スーペリア』の調査である。
データで見る中高年男性の本音|「パートナーが欲しい」のに動けない人が圧倒的多数
『スーペリア』が実施した「中高年の恋愛・結婚に関する意識調査」では、独身男女420名を対象に「現在あなたは異性のパートナーがいますか?」と聞いている。
その結果、「現在いないがパートナーがほしい」と回答した人が全体の33.8%を占める結果になった。

3人に1人が、声には出さなくても「誰かと一緒にいたい」と感じている計算になる。つまり、あなたが今感じている寂しさは、あなただけのものではない。
注目すべきは男女差だ。
男性が43.9%、女性が22.9%。
男性の方が女性の2倍近く「パートナーが欲しい」という意識が高いことが分かる。
男性のほうが強がるというイメージとは逆の結果である。
年を重ねた男性ほど、隣に誰かがいない時間の長さを、静かに自覚している。
これが現実だ。
そして、男性・女性ともに「パートナーが欲しい」と答えた割合が最も高くなった年代は、50代後半のグループだった。
ここに、ひとつのリアルが見える。
50代後半に「パートナーが欲しい」が突出する理由
これは私の長年の現場感覚とも一致するが、50代後半に子育てや仕事が一段落し、残りの人生を冷静に見つめた瞬間、「パートナーが欲しい」という気持ちが急に強くなるのだ。
子どもが手を離れ、仕事のピークも過ぎ、ふと顔を上げたとき、家の中が静かすぎることに気づく。
残りの人生をひとりで過ごすのか、誰かと過ごすのか──その問いが、初めて自分ごととして立ち上がってくる年代である。
こんな寂しさを抱えているのは自分くらいかもしれない
そう孤独を感じていた男性ほど、ここで安心していい。
同じ気持ちの男性は決して珍しくない。
むしろ、この年代として極めて自然な感情なのだ。
ただ、これだけ多くの男性が「パートナーが欲しい」と感じているにもかかわらず、実際に動いている人は驚くほど少ない。
次は、その”動けなさ”の正体に踏み込んでいく。
バツイチ男性が動けない本当の理由は”怠慢”ではなく”恐怖”
同じ調査で「パートナーを探すために、どんな活動をしています(いました)か?」と質問したところ、3人に2人が「活動をしたことが無い」と回答している。
「パートナーが欲しい」と答えていた人の中にも、実際には何もしていない人が大量にいるということだ。欲しいけど動けない。これがリアルな多数派なのである。

さらに「活動した」と回答された方の中で、一番多かったのが「知人・友人の紹介」(7.5%)という結果だった。
パートナーが欲しいとは思いつつも、「いい人がいたら紹介して欲しい」と周りに頼むだけに留まり、自分の足で動いている人はかなり少ないと言える。
ここでよく誤解されるのは、「動けない=怠けている」という見方だ。
だが、結婚相談所の現場で恋愛や夫婦関係の専門家として多くのバツイチ男性をサポートしてきた私、岡田の感覚で言えば、これはまったく違う。
バツイチ男性は、やる気がないのではない。離婚で削られた心が、再挑戦そのものを怖がっているのだ。
私の無料相談に来るバツイチ男性は、皆ほとんど同じ顔をしている。
50代、スーツの肩がほんの少し落ちていて、目線が机のあたりで止まる。
そして、ほぼ全員がどこかの段階で同じ言葉をこぼす。
もう失敗したくないんです
書類のやり取り、財産分与、子どもの親権、義実家との連絡、感情のすり減り。
あの離婚という地獄をもう一度くぐるのか、と想像した瞬間、足が止まる。
やる気がないのではなく、やる気の前に「もう失敗したくない」という壁が、岩のように立ちはだかっている。
これは怠慢ではない。
一度本気で結婚した人間にしか持てない、健全な恐怖だ。
「もう失敗したくない」──この一言の裏にある重さを、未婚の男性には絶対に理解できない。
年齢が上がるにつれ、失敗を怖がる傾向が強くなるため、パートナーが欲しいにもかかわらず「絶対に成功する安全な活動しかしたくない!」と考える人は多い。
これは中高年バツイチ男性にとって、責められるべき感情ではなく、むしろ自己防衛として自然なものだ。
つまり、この恐怖を直視せず、「とにかく出会いを増やせ」「手軽なアプリを使え」と数を撃たせる発想は、根本的にズレている。
今あなたに必要なのは出会いの数ではない。
失敗のリスクを極限まで減らす”出会い方”だ。
アプリで再婚が進まない理由|「出会う力」と「進める力」は別物
今はSNSやマッチングアプリなどのサービスが充実しており、出会うことへのハードルは劇的に下がっている。
スマホひとつで、地域や年齢、職業を絞り込んで、何十人もの相手と接点を持てる。

これは間違いなく、過去にはなかった便利さだ。
だが、そこから交際や結婚に至るためのサポートは、アプリには存在しない。
つまり、すべては自分自身の恋愛力に委ねられるため、「再婚したい」という想いがあっても、自力で叶えるのが難しくなっているのだ。
アプリは「出会う力」だけ。「進める力」はゼロだ
ここで一度、はっきりさせておきたい。
アプリは「出会う力」は上げてくれる。だが「交際を進める力」はゼロだ。メッセージが続かなくなった時点で、その関係は終わる。
- メッセージのテンポが落ちた瞬間に既読がつかなくなる
- デートで沈黙が流れたら次の誘いが来ない
- 子どもの話をどのタイミングで切り出すか、誰も教えてくれない
- 再婚の条件を出した瞬間に相手が音信不通になる
(もしこれが結婚相談所なら、プロが「3回目のデートで切り出しましょう」とタイミングまで指示してくれるのだが、アプリにはそれがない)。
これらは全部、「出会えたかどうか」の話ではない。出会った後、関係を前に進める力の話だ。そして、アプリにはこの「進める力」を補う仕組みが、構造として一切組み込まれていない。単なる出会いのマッチングツールなのだから当然である。
「アプリでうまくいかないのは自分に魅力がないからだ」と結論づけて落ち込んでしまう男性が多いが、そうではない。
アプリは”出会う”までの道具であって、複雑な事情を抱えたバツイチが”再婚に至る”ための道具としては不十分なのだ。
複雑な事情を抱える再婚にこそ「伴走」が必要だ
特にバツイチ男性の場合、相手の女性側にも事情がある。
子の有無、前の結婚への感情、再婚に対する家族の反応、養育費、住まいをどうするか。
こうした込み入った話を、アプリのメッセージ欄だけで進めるのは、そもそも無理がある。
再婚に必要なのは、迷ったときに関係を一歩前に進めてくれる力なのだ。
そんな交際から結婚までの伴走サポートを受けられるのが、お見合い制度である。
今現在、お見合いの制度が残っているのは、先ほどの調査であまり人気がなかった「結婚相談所」のみではないだろうか?
ただし、お見合いでも再婚できないバツイチ男性に共通する”ある特徴”
ここまで読んで「ではお見合いに行けば確実に再婚できるのか」と感じた人もいるかもしれない。
だが、そう単純でもない。

お見合いの仕組みを使ってもなお、再婚に届かないバツイチ男性には、ある共通点がある。
希望が見えたところで申し訳ないが、ここは専門家として正直に書く。
それは、相手の人生のタイミングを読まずに、自分の感情だけで動いてしまうという特徴だ。
この調査からも分かるように、バツイチの方との結婚を考える場合は、仕事や子育ての状況に理解を示すことが極めて大切だ。
50代後半で「パートナーが欲しい」と思う気持ちが強くなるということは、裏を返せば、その手前の世代──子どもの受験期、自分の昇進タイミング、親の介護初期──には、相手はそれどころではないかもしれない、ということでもある。
仕事や子育てが変化するタイミング(昇進、入学、卒業など)には理解を示して支え、落ち着いたら切り出すということがとても大切なのではないだろうか?
「結婚したい?」では何も分からない。聞くべきはもう一段深いところ
再婚で失敗するバツイチ男性に多いのは、相手が子どもの卒業準備に追われている時期に「再婚を前提に付き合いたい」と切り出してしまうケースだ。
あるいは、相手が仕事の昇進直後で生活を立て直している最中に、自分の寂しさを優先して関係を急かしてしまう。
これは決して自己中心的なわけではない。
相手への誠実さが先行するあまり、「早く安心させたい」「真剣だということを伝えたい」と急ぎすぎて、客観的なタイミングを見失ってしまうのだ。
本人は誠実なつもりだからこそ、タイミングを外したという自覚が持てない。
真面目で不器用な男性ほど、この罠に陥りやすい。
そして、相手を見極める時に「結婚したいですか?」と聞いても、ほぼ意味はない。
聞くべきはもう一段深いところだ。
いつまでに、どんな生活を、誰とつくりたいか
この問いに答えが返ってくるかどうかで、相手の本気度と、自分との温度差が一気に見える。
再婚者同士には、独特の確認軸がある。
- 子どもとの同居はするのか
- 住まいはどちらに合わせるのか
- 養育費や前の家族との関係はどうしているのか
- 親の介護をどう分担するつもりか
恋愛感情の前に、生活の設計図が一致するかどうかを確認しなければならない。
これは独身同士の初婚にはない、再婚特有の現実である。
「落ち着いたタイミングで、パートナーが欲しい願望は強くなる」ということを、忘れずに覚えておきたい。
これは裏返せば、相手の人生のリズムを読める男性は、再婚に進みやすいということでもある。
年齢を重ね、一度結婚を経験した人間にしかできない配慮がある。
そこに気づけた瞬間、バツイチであることはハンデではなく、むしろ大人の男としての深みになる。
自分の寂しさを抑えて、相手の山場が過ぎるのを待てる男性は、強い。
現代のお見合いは「強制」ではなく「伴走」|昭和との決定的な違い
ここまでお見合いを推してきたが、そもそも今のお見合いは、多くの男性が想像しているものとはまったく違う。一度、誤解をほどいておきたい。
昭和時代のお見合いは、初めて会う人同士ということも珍しくなく、本人たちの意思はさておき「家同士」を結び付けるものだった。

妙齢になった子どもが独身だった場合、親はもちろん知人や地域全体で相手を探す。
本人たちは相手を拒否することも難しく、自由がない半ば強制的な制度だった。
だからこそ、未婚率が5%以下という「皆婚社会」が実現できたと言える。
「お見合い」という言葉に古さを感じるのは、この時代の記憶が言葉に染みついているからだ。
だが、今のお見合いは、別物と言っていい。
現代のお見合いが、再婚男性にとって決定的に有利な理由
現代のお見合い制度は、堅苦しさを抜いた一方で、相手の身元がはっきり確認されており、出会いや交際、結婚といった段階にあわせてプロがサポートする仕組みを導入しているところがほとんどだ。
具体的に何が違うのか。再婚を考える男性目線で言うと、こうなる。
- 会う前から、相手の年齢・職業・年収・結婚歴・子どもの有無まで、書類で開示されている
- 「再婚希望」「子持ち可」など、相手の許容条件があらかじめ整理されている
- お見合い後、デートを進めながら「この子どもの話、いつ切り出すべきでしょうか」とカウンセラーさんに相談できる
- 交際の温度差や、相手の沈黙の意味まで、第三者の目で読み解いてもらえる
- 結婚に向けた条件のすり合わせ(住まい、子ども、親族関係)まで、間に立って整理してくれる
これが昭和の強制お見合いとは決定的に違う、伴走の仕組みだ。
アプリのプロフィールが本当かどうかを疑いながら探り合う世界とも、前提がまったく違う。
「確実にパートナーが欲しい」という人には人気で、本人の恋愛力が低かったとしても、カウンセラーさんの力があればうまくいく確率が高い。これが現代のお見合いの正体だ。
恋愛が苦手でも、進める力がなくても、間に立つカウンセラーさんが状況を読み、次の一手を一緒に考えてくれる。
再婚を考える男性ほど、なぜいまお見合いなのか。
理由はここにある。
結婚相談所選びで失敗しない|無料相談で必ず確認すべき3つの視点
ただ、ここでひとつだけ強く言っておきたい。
「結婚相談所ならどこでもいい」は、絶対にない。

「再婚したい」「パートナーが欲しい」と考える方は、一度ぜひ結婚相談所に相談されることをお勧めする。
だが、その際に「アドバイザーが本当に親身になって、あれこれ細かくアドバイスやサポートをしてくれるのか?」「手取り足取りできちんと最後まで導いてくれるかどうか?」を、よく見極めてほしい。
良い相談所かどうかは、料金表のきれいさやパンフレットの厚さでは分からない。最初の無料相談で、あなたの離婚理由・子どもの有無・再婚への不安をどこまで掘って聞くかで決まる。
1. 最初の30分、誰がしゃべっているか
無料相談に行って、最初の30分が自社プランや料金体系の説明で埋め尽くされる相談所は、その場で帰っていい。
本気の相談所は、まずあなたの離婚理由、子どもとの関係、再婚に求めるもの、苦手な相手のタイプを聞きに来る。
営業トークが先に立つ相談所に、伴走は期待できない。
あなたが何に傷ついて、何を恐れているのかを知らない人間に、再婚は導けない。
2. 「バツイチ歓迎」で終わるか、踏み込むか
「うちはバツイチの方も多いですよ」で終わる相談所と、「お子さんと相手の方の関係をどう作るか、最初の数か月のフェーズで一緒に考えます」「養育費や前の奥様との関係を、相手にどう開示するか段階を踏んで整理します」と踏み込める相談所では、雲泥の差がある。
バツイチ歓迎は入口の話に過ぎない。
再婚特有のデリケートな論点に、具体的な手順で答えられるかを聞き出してほしい。
3. 成婚まで担当者が変わらないか
担当が途中で替わる相談所は、あなたの背景を毎回イチから説明し直すことになる。
離婚理由を、子どもとの関係を、また最初から。
これはバツイチ男性にとって、想像以上に消耗する。
最初に聞いてくれた人が、最後まで一緒に進んでくれるか。これは契約前に、必ず確認していい。
この3点だけで、相談所選びの失敗はかなり減らせる。
逆に言えば、ここを確認せずに料金や知名度だけで決めてしまうと、再婚どころか相談所通いそのものが負担になる。
まとめ|気持ちだけでは動かない現実を、自分に合った場所から動かす
ここまで読んでくれたあなたなら、もう自分でも分かっているはずだ。動けないのは怠けではなく、恐怖。アプリで進まないのは魅力の問題ではなく、構造の問題。お見合いは古い制度ではなく、進める力を補う仕組みである。
バツイチであることは不利だ。

これは事実として残る。
だが、出会い方を選び、相手の人生のタイミングを読み、支えてくれる場所を選べば、再婚は十分に動かせる。
焦って大きな一歩を踏み出す必要はない。
無料相談ひとつから、自分に合うかどうかを確かめるだけでいい。
気持ちだけでは、現実は動かない。行動することのみが、現実を打破してくれるのだ。
まずは無料相談に行き、「もう一度失敗するのが怖いんですが」と、正直に打ち明けることから始めてみてほしい。
本物のプロなら、必ずそこからあなただけの道筋を立ててくれるはずだ。
バツイチのあなたの次の一歩が、穏やかな幸せにつながることを心から願っている。





