このままじゃ結婚できない人の特徴5選~婚活で成婚できないリアルな人物図鑑~
条件は悪くないのに結婚できない──現場で見てきたAさんの話
40代女性のAさん(仮名)が結婚相談所に入会したのは、30歳になる少し前のこと。
あれから10年以上、彼女は成婚していない。

顔立ちは整っていて、スタイルもいい。年収も悪くない。
プロフィール写真を見れば、誰もがこう口にする。
すぐ決まりそう
ところが、先週のお見合いでも候補者を次々と切り捨てた。
年収は希望どおりだけど、この方は次男なので
背が2センチ足りない
お見合いの帰り道、決まって彼女はこう言う。
でも、こんなものですよね?
こうしてAさんは、今週も”運命の出会い”になったかもしれない人を一人、見送っている。
10年以上の長期化は珍しい。ただ、ゼロではない。
婚活市場で少しモテるタイプの会員ほど、こだわり続けたまま同じ相談所で活動を続けてしまうケースがある──これは現場のカウンセラーである私が日々痛感している事実だ。
同じ相談所で、少し消極的で年収も決して高くない男性会員が、入会から半年でスピード成婚していく。
そんな光景を、私は現場で何度も見てきた。
顔もスタイルも条件的には悪くないAさんと、あっという間に成婚していく彼ら。
この格差は、単なる条件論だけでは説明がつかない。
私が現場で見てきて確信しているのは、条件でも見た目でもない、”ある共通点”だった。
あなたも無意識のうちに、この罠に陥っていないだろうか?
結婚できない人の特徴は、条件より”婚活への向き合い方”に出る
同じ結婚相談所に、入会してすぐに成婚退会していく人もいれば、10年単位で活動を続けている会員もいる。
実際、私も現場でため息まじりにこうこぼしてしまうことがある。

ぶっちゃけ、婚活市場だとちょっとモテちゃうタイプの美人会員さんが、こだわり続けた結果、うちで10年活動しているなんてこと、あるんですよ
逆に、消極的だったり、年収が低かったり、お世辞にもかっこいい(かわいい)とは言えなかったり──条件だけ見れば「なかなか結婚できないだろう」と思われる人が、半年足らずで成婚退会していくこともある。
そういった会員は、これから紹介する5つの特徴にあてはまっていない。
私を含めた現場のカウンセラーが異口同音に指摘する点だ。
婚活市場は『たったひとつの致命的な欠点』があったとしても、婚活・結婚への向き合い方がズレていなければ、なんとかなる場所。
これが、現場で会員を見続けてきた私たちの総意だ。
逆に言えば、向き合い方にズレがあれば、条件をいくら積み上げても現実は動かない。
では、そのズレはどんな形で現れるのか?
現場で私が共通して挙げる5つの人物像を、以下に紹介する。
婚活で結婚できない人の特徴5選|カウンセラーが見てきた”リアル人物図鑑”
先に一つだけ断っておく。
これから挙げる5つは、独立した類型ではない。

私も現場で常に感じていることだが、こういった声がリアルなところだ。
どれか1つだけ、じゃないんですよ。2つ3つ重なって持っている人のほうが、むしろ多いくらいで
自分が複数当てはまっても焦らず読み進めてほしい。
大事なのは、欠点の有無ではなく、向き合い方のズレがどこに出ているかだ。
特徴1|清潔感がなく、第一印象で損をしている人
また清潔感の話かよ
婚活コラムを読み慣れた人なら、ここで本を閉じたくなるかもしれない。
それでも、だ。
いちいち言いたくなるくらい、清潔感のない会員さんが多い。
男女比で言えば、これは圧倒的に男性に多いタイプだ。
私が現場で遭遇し、思わず心の中で激しいツッコミを入れた光景をそのまま語ろう──
靴のかかとを踏んでいる!!!(しかも、靴も汚い!)。おい、その鼻毛どうした?(ほくろからも毛が生えているじゃないか!)。洋服はいいやつを着てきているのに、肩に雪が積もっている……!!!しゃべるたびに、唾が飛んでくるじゃないか……
心の中のツッコミが止まらない、というやつだ。
そして面白いのは、こうした会員に「もうちょっと清潔感がほしいです」とアドバイスすると、返ってくる答え。
えっ?昨日洗濯した服なんですけど
……そうじゃない。
笑うしかないと、私は思わず苦笑いしてしまう。
ただ、彼らも決して悪気があるわけではなく、単に「正解に気づく機会」がなかっただけなのだ。
残念ながら、清潔感は洗濯の有無でなんとかなる話ではない。
不潔な印象は、頭の先からつま先、そしてしぐさをすべて含んで醸し出されている。
清潔感がない人こそ、どうすれば清潔感が出るのか、どの部分が不潔な印象を与えるのか──その感覚がズレている。
コミュニケーション術やモテノウハウを仕入れる前に、最初の一歩は清潔感だ。清潔感は外側の話。次は、中身の向き合い方がズレているタイプだ。
特徴2|助言を受け止められず、自己流で婚活をこじらせる人
私が困惑まじりに感じてしまうのが、「どうして結婚相談所に通っているんだろう?」という会員だ。
アドバイスを受けても恋愛スタイルを変える気がない。
カウンセラーとコミュニケーションが取れない。
挙句の果てに音信不通になる──そんな会員は珍しくないのが現場の実情だ。
結婚相談所で結婚できる人・できない人の違いは何ですか?
そう聞かれたら、私はこう即答している。
「意見や指摘を素直に受け入れられるかどうかだ」
胸を張って言い切れる。
これは業界で常々感じていることだ。
もちろん、みんないい大人だから、自分のポリシーもプライドもある。
指摘されて「否定された気分」になる気持ちも痛いほど分かる。
それでも、覚えておいてほしいのは、私のようなカウンセラーは会員に幸せになってほしいから言っている、ただそれだけだ、ということ。
恋愛での失敗は隠したくなるかもしれない。けれど、プロにこそ心を開いてほしい。
助言を拒む姿勢の背景には、「自分は選ぶ側」という無意識がある。
それが極端に出るのが、次のタイプだ。
特徴3|条件で相手を見て、自分の市場価値から目を逸らす人
相手の「条件」に注目しすぎて、「ひと」を見ない。
上から目線の減点法。
でも自分には甘く、自分の市場価値を客観視できていない──こういう人は婚活でもがきやすい。
現場での観察では、このパターンは女性に特に多い。
バブリーで景気のいい時代の感覚が抜けていなかったり、若い頃はモテモテで理想が激しく高かったり。
「結婚して人生のパートナーを見つけたい」というより、「結婚して、男性になんとかしてほしい」という気持ちが強いのでは──と私は見立てている。
人を条件でしか見ないから、お見合いすら発展せず、知らず知らずのうちに”運命の出会い”を逃している。
ぶっちゃけ、年収1000万円の男性と結婚できる確率より、年収400万円の男性と結婚して、自分も年収400万円くらい稼ぐほうが、話が早い。後者のほうがリスク分散できている。どちらかが働けなくなっても、どちらかは働けるのだから(笑)
結婚は寄生するのではなく、共存するもの。
将来への不安から、つい相手への条件を厳しくしてしまう気持ちもわかる。
しかし、年収だ学歴だイケメンだナンダカンダ、条件にこだわりが強くて婚活がうまくいっていないのであれば、まずはその条件を一度捨てる勇気を持ってほしい。
それでもどうしても玉の輿を希望するなら、婚活ではなく、就活を始めたほうが手っ取り早く暮らしが潤う──これは辛口に聞こえるかもしれないが、現場で会員を見続けてきた私の偽らざる本音だ。
特徴4|決断が遅く、婚活の効率を自分で潰してしまう人
お見合いを申し込まれるたび、会ってみなくちゃわからないだろってことに、永遠に悩んでいる。
でも、この方、年齢が離れすぎているんですが
年収は希望どおりだけど、趣味が合うか不安で
月の面談の半分以上を、この相談だけで使ってしまう会員もいると、私は苦笑いしてしまう。
申し込むときも同じだ。
プロフィール欄をにらんで、アレコレ考えて、「でも断られたらどうしよう」とモゾモゾして、結局お申込みすらできない。
これの繰り返し。
いざ会ってみてシックリこなくても、「何度か会えば変わるかも?」と無駄な希望を持って、次に行くという切り替えができない。
これが婚活を長期化させる大きな原因の1つだ。
誤解のないように言えば、消極的な人がダメ、という話ではない。
消極的な部分はその人の長所だったりする。
ただ、男女関係になると、その消極的な部分で損をしてしまう。
だからこそ、仲介で申し込みを代行してもらえる相談所という仕組みがある。
消極的な性格でありながら、ガツガツお見合いを申し込んでいる会員も、実際たくさんいる。
だって、私たちが代わりに申し込めるのだから。
半ば呆れつつも、もう一歩だけ勇気を出して行動してほしいと、切に願っている。
慎重さと先送りは別物だ。
この違いを見誤ると、決められない人ほど最後に頼ってしまうのが、次のタイプになる。
特徴5|マニュアルや”誰か”にすがり、自分では動かない人
成婚率の高い結婚相談所、腕のあるカウンセラー、恋愛成就のパワースポット、どこの誰かわからない人のセミナー──何かにすがれば結婚できると思っている人がいる。
しかし、現場を見続ける私の結論はシンプルだ。
恋愛・結婚を成就させるポイントは、紛れもなく本人にある。
結婚相談所のスタッフである私は、あくまでお手伝いする助っ人だ。
どんなに優秀で成婚率の高い相談所を選んでも、どんなに腕のあるカウンセラーが担当しても、恋の神様に祈っても、結局は本人の心持ちがいちばん大切になる──これは、私自身がプロとしての限界を認めたうえで、それでも言い切る言葉だ。
ここまで5つの特徴を挙げて、少し耳が痛くなった人もいるかもしれない。
だが安心してほしい。
この5つはバラバラの欠点ではなく、根っこは同じ方向を向いているのだから。
5つの特徴に共通する根っこ|現場で見える”3つのズレ”
5つの特徴は、現場で見ていると3つのズレに束ねられる。
細かな説明はいらない。私からの簡潔な一言ずつで足りる。

- 素直さのズレ:「昨日洗濯しました」と真顔で返してきた会員の話──あれが全てを象徴している。第三者の指摘を「否定」と受け取ってしまい、情報として取り込めない構造のこと。
- 勇気のズレ:モゾモゾして申し込めず、モゾモゾしてお断りを重ねる。条件で減点するのも、結局は「減点するほうが傷つかずに済む」という心理的な回避だ。
- 視点のズレ:バブルの感覚のまま、自分の市場価値から目を逸らして、相手に求めるものだけが膨らんでいく。自分が何を差し出せるか、という問いが抜けている。
先の5タイプは、この3つがどう組み合わさって出ているか、の違いに過ぎない。
精神論で片付けるのではなく、ズレの出所を一つずつ潰していけば必ず前へ進める。
結婚できないループを抜ける、今日からの具体的な行動4つ
ズレの正体が分かったなら、あとは行動だ。
- 清潔感のチェックを異性に依頼する(難しければ、まずは私のような担当カウンセラー1人だけでも絶対にやる)。身だしなみ(靴・爪・髪)と、しぐさ(姿勢・距離感)を率直に採点してもらう。同性だと甘くなる。私たちは会員に幸せになってほしいから、率直に言ってあげる。
- 指摘を受けたら、反論する前に24時間だけ保留する。反論はメモに書くだけで、翌日まで寝かせる。たいていは翌日には受け入れられるようになっている。
- 申し込みの配分を組み替える。条件合致3割・直感3割・これまで除外してきた未知の分野4割。依存型から共存型への組み替えは、プロフィール欄をにらんでいても起きない。会ってみて初めて起きる。
- セミナーやノウハウ収集の時間を、お見合い申し込みに振り替える。

4つ目について、私は現場の人間としてこう断言したい。
自己啓発セミナーに参加するのも悪くない。でも、セミナーに参加する時間で、お見合いを1件でも経験してほしい。それが失敗したとしても、断言できる。実践した経験は、どんな知識より重要だと。
1時間の自己啓発より、1件のお見合いのほうが確実に前に進む。
この4つを試しても動かないなら、自分が悪いのではなく、場所が合っていない可能性もある。
それでも婚活がうまくいかないなら|フィールドを変える選択肢
相談所比較サイトを運営している立場で、あえて言う。
結婚相談所だけが婚活の場ではない。

| フィールド | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 結婚相談所 | 身元のはっきりした相手と短期で結論を出したい人 | 書類主義と会費が合わないと窮屈 |
| 婚活パーティー | 数をこなしたい人 | 短時間の会話力勝負で内向的な人は消耗 |
| マッチングアプリ | 母数が欲しい人 | 真剣度のバラつきが大きく長期化しやすい |
| 街コン・日常の出会い | 自然な関係を作りたい人 | 結婚の意思確認までの距離が遠い |
いい人が現れないのであれば、思い切ってフィールドを変えていい。
結婚相談所や婚活パーティーじゃなくても、街コンとか、夜の街で飲んでみるとか──相談所側の人間である私がこう言うのは矛盾に聞こえるかもしれないが、それでも言う。
相性も運も関係している。
けれど、最大の要因は婚活している本人の中に潜んでいる。
これは、どのフィールドに行っても変わらない。
フィールドを変えるのは手段を変えるだけで、持っていく「自分」は同じだ。
まとめ|現場で見続けた結論は”素直・勇気・視点”
外見を偽っても、その中にいる自分が変わっていなければ、何も動かない。
整形しても、豊胸しても、関係ない──これは私を含め、現場のカウンセラーが繰り返し口にしてきた言葉だ。

磨くべきは内面で、内面磨きに決まった正解はない。
少なくとも、髪型やファッションを変えることではない。
人間模様渦巻く結婚相談所に身を置いて、ひしひしと感じるのです。
解決策は、素直・勇気・視点。
少し素直になって、少し勇気を出して、少し考え方を変える。
これが実践できた人たちが、成婚という目標を達成している。
解決策は素直・勇気・視点。
冒頭のAさんは、いまも同じ相談所にいる。
彼女が抜け出すかどうかは、年収でも顔でもなく、次に私のようなカウンセラーから指摘を受けたときに、24時間だけ反論を保留できるかどうかにかかっている。
気づけた今日が、いちばん早い日だ。
まずは明日、アドバイスを受けたら「24時間だけ反論を保留する」ことから始めてみてほしい。
あなたの婚活が、ここから大きく動き出すことを願っている。





