結婚相手を選ぶとき、あなたは何を重視しますか?
経済力や家族関係も大切だけど、やっぱりいちばんは『価値観やフィーリングの一致』ですよね。
「この人と結婚すると楽しいんだろうな。話も盛り上がるし」そう思ってもらえれば婚活の勝ち組です!
そのためにも会話のネタ選びを頑張っている婚活男性も多いのではないでしょうか?
けれど、婚活男性に告げたい。
ついつい会話に出してしまう『◯◯』は、婚活中の女性をドン引きさせてしまうんです。
この記事では、結婚相談所のカウンセラーであるリンダが、実際に婚活女性から聞いた『女性がドン引きする婚活男性の話題』についてお話しましょう。
婚活男性よ、占いの話題は女性にドン引きされていますよ。
さあ、結婚相談所で婚活している女性が口を揃えていう、婚活男性のドン引き話題。
それは『占い』です。
いや、女性も占いの話って大好きなんですよ。
とくに婚活中は占いをして、ちょっと気が紛れることもありますし、かくいうリンダも辛いことが続いた時期には手相占いに通っていました(笑)。
けれど、お見合い後、女性会員さんのお話を聞いていると……
「占いの話題ばかりでしんどかった」との意見も多く見受けられます。
そう、結婚相談所のお見合いでは、占いの話題、ウケが悪いんです。
もって生まれた要素『血液型』占いじゃ、どうすることもでいない。
とくに日本人に親しまれている血液型占い。
A型は几帳面、 B 型は大雑把、 O 型はおおらか、AB型は変わり者。
4種類の血液型で基本性格や相性を判断するのですが……
これって、先入観とも言えますよね。
婚活女性のAさんは、デートに誘われた男性から血液型を聞かれたとき、嫌な予感がしたそうです。
「血液型は何と聞かれて、『 B型です』と答えると……彼はあきれたように『 親からB型ですって答えたらダメって言われなかった?マイペースで自己中だと思われるから。女の子ならB型であることは黙ってなさいって言われるでしょ?普通は。』と言われて絶句しました。」
ちなみにお相手の男性は40代後半。
血液型占いの話を聞かされるなんてびっくりですよね。
「冗談で言ってるんでしょ?と思われるかもしれませんが、かなり本気で言われたんです(笑)。ただ大人の男性が嗜む冗談としてはレベルが低い。別に血液型占いが嫌いなわけじゃないですが、決めつけ感がひどすぎますよ。占い好きな若い女の子でも、こう言われると腹がたつはず!」
たった4種類しかない血液型に、全ての性格が当てはめられたら、たまったものではありませんよね。
リンダの友人であるスイス人の離婚カウンセラーにこの話をしたところ……
「何それ。私なんて自分の血液型も知らないけど」と言われてしまいました。
海外では自分の血液型を知らない人も多く、占いといえば、12星座しかないのだとか。
Aさんは子供の頃、海外で育った帰国子女だったので、なおさら違和感を覚えたのもしれません。
けれど、この言い方って、占いというより差別に近いような……。
12星座占いに固着する婚活男性も実在する……!
占いの定番、12星座占いにこだわる男性もいらっしゃいます。
とても人当たりのよい女性、Bさんの体験談なのですが、結婚相談所で出会った男性と仮交際に発展しました。
何度かデートを重ねたある日、突然彼から「太陽星座と月星座」という占いの結果が送られてきたのです。
太陽星座というのは、誕生日に沿って決められている星座のこと。
これに対して月星座とは生まれた時の月の位置によって決まるもので、太陽星座とは異なる場合も多いのです。
ちなみに月星座はその人本来の性格や内に秘めた欲求などを表すと言われています。
「彼から送られてきたメールには、太陽星座と月星座の組み合わせによって診断した彼の性格が書かれていました。仕事で成功するカリスマみたいなことが書いてあって、添えられたメッセージには『この占いすごい当たってる』とひとこと……。知らんがな!と(笑)」
たしかに、まだ仮交際でデートをしただけの関係。Bさんには彼の仕事ぶりまで把握する余地がありませんよね。(笑)
「その後、私の月星座を調べて送るように言われたんです。調べて送ってみると、私の星座の占い結果が送られてきました。あまりポジティブな内容ではなく、私自身は当たっている気がしませんでした。 それなのに彼は『この占いヤバい。当たりすぎ』と言うんですよ。知り合って間もないのに、私の何を理解しているんだろうとあきれました。」
もはや占いマウンティングですよね。
また、占いによると……Bさんと彼の相性はあまり良くはなかったよう。
それまでは、意外と楽しくデートを重ねていて、Bさん自身も「うまくいくかな」と思っていたのです。
ただ、占いの相性が悪かったことをキッカケに連絡が途絶えがちになってしまいました。
「でも、こんなタイプの人とは到底うまくやっていけるわけがないので、私も納得しましたけど。今でもたまにメッセージが来るのですが、未だに彼女ができないようです。これ以上メッセージを交換しても時間の無駄なので、『あなたにはもっと若い女性の方がいいんじゃない?』と返信しました。この人が40歳を過ぎて結婚をしていない理由がよくわかったような気がします……。」
婚活女性は占いネタが嫌いなのか?
「え?婚活女性って占いが嫌いなの?」と思われるかもしれませんが。
私が結婚相談所のカウンセラーとして、客観的に感じているのは、
別に嫌いじゃないように思います。
よく縁結びのパワースポットにいって、占いをしてもらいました!ってお話も聞きますし、
女友達同士で占いにいって、盛り上がることも。
「占い=全て」だとNG!血液型は努力しても変えられない!
じゃあ、なんで婚活男性が占いの話題を出すと引かれてしまうのか?
それは、
- 相手が求めていないタイミングで占いの話題をひけらかす
- ネガティブな結果ばかりに注目する
- すべてを占い頼りにしていること
- 自分も占いで選んだんじゃないかと思われる
この4つがあるから、引かれちゃうんです。
たとえば良い感じになっている女性に「そういえば、A型とO型って相性いいらしいね?」と、さらっと話題にするだけならまだしも……あまりにも強引に占いを共有してくると、誰だっていやな気持ちになりますよね(笑)。
しかも生まれた日も、姓名も、血液型も、もって生まれたものなので、努力だけではどうすることもできません。
婚活男性だけでなく、婚活女性にも共通する部分ですが、「本人の努力ではどうすることもできない」話題に触れるのは避けた方がいいでしょう。
婚活市場で占い好きの男子はどうすればいいの?
たしかに婚活市場での占い好き男子は不人気ですが、占いをやめるのは厳しいですよね。
そこでここでは、占い好き男子が婚活市場でどのように対処していけばいいのかをアドバイスしていきます。
その1.ポジティヴな結果のことだけを話す
占い自体を嫌がる人もいますが、その結果がポジティヴなら相手もそこまで気になりません。
でも内容には気をつけてくださいね。
「◯◯占星術で調べたら、めっちゃ、▲▲星雲的に君は●●星、僕は△△星だよ。運命だね」
これは完全にアウトです!なんのことだか分かりませんし、気持ち悪いです。
「今日はめ◯ましテレビの星座占い、どっちも良かったから、良いことありそうだよ」
これくらいなら問題なし!
その2.占いで相手を選んだと思われないようにだけはする
これ大事です!
占い自体に、まったくマイナスイメージをもっていなくても、何でもかんでも占いに頼ってると思われると、それはそれでマイナスです。
「自分を選んだのは占いなの!?」って頭をよぎられたら最悪ですよ。
そんなことをしていると、占いで離婚をした方がいいと出たら、離婚してしまうような人だということになります。
たとえ、占いで相手を選んだとしても、本人には言わないようにしましょう。
あえて言うなら、まずは自分の「正直な気持ちとして相手を好きになった」ことを真摯に伝え、その上で、「占いでも相性が良い」という風に伝えましょう。
その3.占い好きを隠す!
結局、これが最強かも
確実なのは、占い好きであることを隠すことですね。
相手の感じをみながら、少しずつ、占い好きをアピールするのが無難かもしれません。
ただ、後で占い好きにものすごい抵抗されて、結局、別れるなんてことになる可能性もあるので、あまりおすすめはできません。
<婚活市場におけるNG行動について知りたい方はこちらがおすすめ>
裏技)占いじゃない趣味もアピールすれば嫌われない!
占い好きの人が、占いをやめるのなんて無理ですよね!
結婚したって、占いをやりたいでしょうし、妻とも占いを楽しみたいはず。
じゃあ、どうすればいいのか。。。
そうです、占い以外にも趣味をもつことです。
もともと、占いは女性も好きなので、この趣味をもってることはプラスになるはずなんです。
過度な占いが問題があるだけです。
だからこそ、もう1つ趣味を持つ。
占いだけじゃないだけでも、女性からのドン引かれる可能性は減るでしょう!
趣味に限らず、婚活市場では1つのことに凝り固まらないようにしましょう!
おすすめはアクティブ系
ランニングや山登りなどの趣味を強制するつもりはありませんが、せめて外で活動する趣味が欲しいですね。
最悪、旅行でもOK!
女性は旅行が好きですし、何か占い以外の趣味をもっていることをアピールできることが大事です。
理想は、体を動かす、スポーツ要素のあるものです。
まとめ
婚活男性の占い話題にドン引いた、Aさん・Bさんのお話を伺っていると……
どちらのお相手も、占いネタだけに限らず、普段の言動から精神年齢が低いのかな?と感じました。
婚活カウンセラーとして男性の話を聞いていると「お相手となる女性は若い方がいい」と、年下を希望される方がいます。
ただ、年下女性を希望する男性の中には、自身の精神年齢が低いなんてケースもあるのです。
自分と同じくらいの年齢の女性だと幼さを見抜かれてしまうため、無意識に判断力の低い若い女の子を選んでいるという人も実は結構いるんですよね……。婚活に限らずなのですが(笑)
今回お話しした占い好きの男性はお二人とも普段、仕事で周りに若い人しかいないタイプでした。
常に若い人に囲まれていると周りに合わせるために話題もちょっと幼くなりがち。
若い女の子は喜ぶネタでも、婚活を真剣に考えるような大人の女性に振るとドン引きされる話題も多いので注意してくださいね。