【男女別】結婚相談所で「選ばれるあなた」になるためのプロフィールの書き方
申し込みを10件送って、返事はゼロ。
「写真は普通に撮り直した。年齢も年収も、相談所の平均から大きく外れているわけじゃない」——そう自分に言い聞かせながら受信箱を開いて、また閉じる。
これは私が現場で何百回と聞いてきた、ある会員さんの言葉です。

ちなみにこの方、あることを直しただけで、翌月にはお見合いが入るようになりました。
何を変えたのか。
その答えは、この記事の最後でお話しします。
多くの場合、原因は外見でも条件でもなく、プロフィールの「書き方」です。
よくある誤解が、「プロフィールは正直に書けばいい」というもの。
間違ってはいません。でも、それだけでは選ばれない。
婚活におけるプロフィールは、ありのままを並べる自己紹介ではなく、相手が「会ってみたい」と思える見せ方を整える作業です。
ウソをつくのではなく、順番・言葉選び・見せ方を変える。
それだけで、お見合い成立率は変わります。
この記事では、男女別に「選ばれるプロフィール」の書き方と例文、避けるべきNG表現を、現場で何百人ものプロフィールを直してきた立場から整理しました。
読み終えるころには、今夜のうちに直したい箇所が見えているはずです。
申し込み10件で返事ゼロ。結婚相談所のプロフィールが「正直に書く」だけでは選ばれない理由
冒頭の会員さんのプロフィール、何が問題だったのか?
実は、書いてある内容は何ひとつ間違っていませんでした。

趣味は本当の趣味。
仕事の説明も嘘がない。
性格欄も「自分はこういう人間です」と素直に書いてある。
本人としては「正直に書いた」つもりだったんです。
でも、申し込みは通らない。
私が見たとき、最初に思ったのは「これは履歴書だな」ということでした。
事実は並んでいる。
けれど、読み終えても相手の顔が浮かばない。
会って何を話したらいいかも見えない。
これでは、相手は「会ってみたい」というスイッチが入りません。
ここで一つ、私個人の考えをお伝えしておきます。
私個人的には、あとでバレて印象を落とすくらいなら、最初から見せ方を整えて出した方がいいと思っています。
マイナス要素は先に公開して、それでも受け入れてくれる人を見つけた方が楽——私はずっとそう思ってきました。
隠してお見合いまで漕ぎ着けても、結局あとでバレて関係がこじれるくらいなら、最初から開示して相性のいい人と会ったほうがいい。
婚活では、完璧に見せることよりも、安心して判断してもらえることの方が大事です。
ただし、それは「正直に全部書け」という意味ではありません。
要は、正直に好きな事を書くのではなく、会話のきっかけになる事や、良い印象を与える事を書きましょう、ということです。
これは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、違います。
事実はそのまま、見せ方の順番と言葉選びを整える。
これが、プロフィールという作業の正体です。
では、何をどう変えれば選ばれるプロフィールになるのか?
まずは、多くの人が見落としている4つの基本ルールから整理していきます。
結婚相談所で選ばれるプロフィールの基本ルール|短所は隠すのではなく「だけど」で着地させる
守ってほしい4つのルールはシンプルです。
- ウソは書かない
- 単語ではなく文章で書く
- ネガティブはポジティブに置き換える
- 空欄と詰め込みすぎはどちらもNG

ここで一番伝えたいのは、3番目に潜む技術です。
何百人もプロフィールを見てきて思うのですが、ネガティブな表現を、無理にポジティブな言葉に塗り替える必要はありません。
隠せば隠すほど、お見合いした瞬間にバレて、信用を失うだけです。
代わりに使ってほしいのが、「だけど」という接続詞。
「だけど」の前ではなく、後の言葉で印象が決まる
例えばこの2文、あなたはどちらに好印象を持ちますか?
A:人見知りなので、慣れるまで時間がかかります。
B:人見知りなところはあります。だけど、慣れた相手とは深く長く付き合えるタイプです。
書いてある事実は同じです。
それでも、Bのほうが「この人と会ってみたい」と思いやすい。
婚活プロフィールでは、事実そのものよりも、その事実をどう見せるかが大事なのです。
もう一つ、お酒の例も見てください。
A:飲み会の雰囲気は好きですが、お酒が飲めないので最初の1杯しか付き合えません。
B:お酒は飲めないので最初の1杯しか付き合えませんが、飲み会の雰囲気は好きです。
これも同じ事実です。
それでも、Bのほうが柔らかく、その人と過ごす時間が想像しやすい。
なぜか?
人が印象に残る言葉は、「だけど」の前より、「だけど」の後に続く言葉だからです。
これは婚活のプロフィールにおいて、最も効く技術のひとつです。
単なるポジティブ変換ではありません。
婚活市場での「見え方」そのものを反転させる技術です。
マイナス要素を書く必要があるなら、「だけど」の後にポジティブな表現を置く。
これだけで、同じ情報でも読み手に残る印象が変わります。
文章で書くと、相手はあなたを想像できる
文章で書く方が相手は色々と想像することができ、「面白い」「もっと聞きたい」という感情を抱きやすいものです。
職業欄に「会社員」と書くか、「ゲーム会社のプログラマーです。納期前は残業もありますが、自分が開発したゲームのダウンロード数が増えると疲れは吹っ飛びます」と書くか。
後者のほうが、相手の頭の中にあなたの輪郭が立ち上がります。
その人の行動や人柄がパッと見て目に浮かぶように、具体的に書く。
コツは、実際に出会って会話している場面をイメージしながら書くことです。
お見合いのテーブルで、相手にこの話をしている自分を想像する。
そうすると、不思議と言葉が落ち着いてきます。
最後に、詰め込みすぎないこと。
あれこれアピールするよりも、1つに絞って深く掘り下げた方が印象も残ります。
趣味や特技も、多くても3個以内に留めてください。
結婚相談所のプロフィールで読み手が本当に見ている項目|ここはきれいごと抜きで言います
ここからは、男女別にかなり具体的に見ていきます。
プロフィールは性別によって見られ方が変わります。

同じ趣味、同じ条件でも、男性が見る場合と女性が見る場合では、引っかかるポイントが違うのです。
その前に、男女に共通する「読み手が本当に見ている項目」を押さえておきます。
結婚相談所の標準的なプロフィール項目は、だいたい次の8つです。
- 年齢
- 職業・年収
- 居住地・出生地
- 婚姻歴(子どもの有無)
- 趣味
- 喫煙・飲酒・ギャンブル
- 相手への条件
- 自己PR
このうち、変えられない項目と見せ方で差がつく項目があります。
年齢や年収などは工夫しようがない項目です。
偽って書いても最後にはバレます。
付き合うことが目的ではなく、あくまで結婚がゴール。
ここは正直に書いて、隠したい気持ちは飲み込んでください。
問題は、「見せ方で差が出る」ほうの項目です。
なかでも、書いている本人と読み手のあいだで一番ズレているのが、喫煙・飲酒・ギャンブル欄。
喫煙・飲酒・ギャンブルは正直にお伝えします
ここは、現場で見てきたままを正直にお伝えします。
婚活市場では、喫煙・飲酒・ギャンブルの見られ方はかなりシビアです。
例えばタバコ。
婚活のプロフィールで、
タバコを吸う人の割合はわずか1割程度
です。
非喫煙者にとって、「たまに吸う」と「よく吸う」は同等です。
「吸う」か「吸わないか」だけだと考えてください。
つまり、「たまに吸う」と書いた瞬間、あなたは1割側に分類されます。
飲酒欄はもっと誤解されています。
読み手が知りたいのは酒量じゃない。
一緒にお酒を飲んでコミュニケーションが取れる人なのか、アル中レベルではないか。
これが知りたいんです。
だから飲酒欄は「たまに飲む」「お付き合い程度」と書いておくのが無難。
「飲まない」と書くと、「一緒に乾杯もできないのか」と取られかねません。
ギャンブル欄は最も厳しい。
ほとんどの場合、喫煙よりも拒否反応を示されます。
実生活で「付き合い程度」や「節度を持って時々」なら大半の人が認めてくれるでしょう。
しかし、婚活では確実にはじかれます。
婚活中はしばらく「全くしない人」になっておいてください。
「お互いに」「共に」「一緒に」で条件欄の温度が変わる
そして、相手への条件欄。
ここで覚えておいてほしいのは、「お互いに」「共に」「一緒に」の3ワードです。
一方的に求めるのではなく、共に何かをやっていきたいというスタンスで書く。
これだけで条件欄の温度がまるで変わります。
つまり、相手はあなたが書いた項目の文字面ではなく、その奥にある結婚後の生活を読み取っているということ。
この見られ方は男女共通ですが、ここから先は、男女で「引っかかるポイント」がはっきり分かれます。
まずは女性から踏み込んでいきます。
【女性向け】結婚相談所で選ばれるプロフィールの書き方と自己PR例文
女性のプロフィールで一番悩ましいのが、趣味の選び方です。
正直に書きたい気持ちは分かります。

でも、現場で何百ものお見合い後アンケートを見てきた立場から言わせてもらうと、男性ウケしにくい趣味というのは確実に存在します。
ヨガ・ネイル・エステは「自分が入れる余地」がない
代表的なのが、ヨガ・ネイル・エステ。
男性は時代が変わっても、女性に安心感と癒しを求めています。ヨガ・ネイル・エステは自分磨きとして前向きですが、男性には「自分が入る余地がない」と感じさせ、共感しにくいのです。
女らしさと自己投資の前向きさをアピールしているつもりでも、男性にとっては「踏み込めない世界」に映ってしまう。
一緒に楽しむこともできない。
これが、現場で男性会員さんから何度も聞いた本音です。
海外旅行・ゴルフが評判の悪い理由
海外旅行もやっかいです。
同じ趣味の人と知り合いたいという気持ちで書く方が多いんですが、男性側には浪費家の印象を与える可能性があります。
下手をすると、「結婚後はあなたが旅費を出してね」とオネダリしているように受け取られかねません。
男性は金遣いの激しい女性を敬遠する
これは婚活市場の鉄則として覚えておいてください。
ゴルフも実は評判がよくありません。
活動的すぎる印象が先に立ちます。
「教えてほしいので、ぜひ一緒に」と書けばゴルフ好き男性の目に留まる可能性はありますが、ここで気をつけたいのは、ゴルフ好きな男性は、純粋にゴルフを楽しみたいのであって、女性とのデートとして楽しみたいとは思っていない、という現実。
誤解しないでほしいのは、これは趣味そのものを否定する話ではないということ。
海外旅行もゴルフも、楽しむこと自体は何も悪くありません。
ただ、プロフィールに書くと「届く相手をぐっと絞る」選択になる。
海外旅行好き以外の人を切る覚悟が無いなら、あえて前面に出す必要はない、ということです。
趣味欄は「自分の好きなものを宣言する場」ではなく、「誰にどう届けたいかを選ぶ場」です。
オススメは料理・スポーツ観戦・映画鑑賞・読書
ではオススメは何か?
料理、スポーツ・スポーツ観戦、映画鑑賞・読書。
「ありきたり」と思われるかもしれませんが、家庭的な雰囲気、癒しの笑顔、知性をアピールできる趣味を使わない手はありません。
「子どもが欲しい」を全面に出してはいけない理由
そしてもう一つ、女性のプロフィールで本当に多い失敗が、「子供」の話題の扱い方です。
婚活中の男性は、比較的年齢を重ねていても子供を望む傾向にあります。
だから「子どもが欲しい」と書いても問題ないだろう、と考える女性はとても多い。
でも、ここに落とし穴があります。
年齢の高い男性だと「子供が欲しい」をプレッシャーに感じることもあるんです。
さらに、「子供が欲しいから結婚を希望しているのか?」と思われることもあります。
男性からすれば、「私のことを好きになったから、私の子供が欲しいのだ」という風に思いたい。
これは、現場で男性会員さんに何度も聞いてきた本音です。
建前じゃありません。
だから、女性がどれほど子供が欲しいと思っていても、「子どもが欲しい」という部分を全面に出すことはお勧めしません。
あくまで「あなたという男性」をメインに置いて書いてください。
この考え方は、次に紹介する例文の最後にも、さりげなく忍ばせています。
自己PR例文/女性
はじめまして。数あるプロフィールの中からお読みいただきありがとうございます。
婚活をきっかけに、母から少しずつ料理を教わっています。最初は出汁の引き方も分からなかったのですが、最近は煮物の味が落ち着いてきて、母にも「やっと食べられる」と笑われるようになりました。仕事は事務職で、土日休み。休日は近所のカフェで本を読むか、母とデパ地下を歩くのが好きです。
パートナーが帰ってきたときに「おかえりなさい」と笑顔で迎えられる、そんな当たり前の時間を一緒に作っていけたら嬉しいです。男性も、まずは自分自身を好きになってほしいですよね(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次は男性編。
女性が安心できる書き方には、別の視点が必要です。
【男性向け】結婚相談所で選ばれるプロフィールの書き方と自己PR例文
男性のプロフィールで真っ先に削ってほしいのが、ギャンブル・オタク系・ゲームの3つを正面から書くこと。
念のため言っておくと、これらの趣味を持つこと自体が悪いわけではありません。

問題は「プロフィールに正面から書くと、相手にどう受け取られるか」です。
ギャンブルとオタク系は、残念ながら「金遣いが荒そう」「ちょっと近寄りがたい」と受け取られかねません。
本人に悪気がなくても、文字情報だけだとマイナスに転びやすいのです。
「アニメ好き女子に響くのでは?」はNO
ここで一つ、男性会員さんによく聞かれることがあります。
アニメ好き女子も増えてるし、オタク系女子から好まれるのではないか?
NO、です。
男性のゴルフ好きと同じく、純粋にオタクを楽しみたいのであって、男性と共に楽しみたいとは思っていません。
「自分の世界を尊重してくれる人」と「自分の世界に踏み込んでくる人」は別物。
ここを混同すると、お見合いが成立しても会話がかみ合わない事態になります。
ゲームも、女性で好きな人はいますが大多数ではないので、あえて書く必要はありません。
「家でゆっくり」より、ゲームの具体的な話の方がマシ
ただ、ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。
但し、「家でゆっくりするのが好きなので、外出はあまりしません」と書くぐらいなら、ゲームの具体的な話を書いた方がまだ人物像が立ち上がります。
「家でゆっくり」と書く男性、本当に多いんです。
本人は「落ち着いた人」をアピールしているつもり。
でも女性側からは「休日に何もしない人」「一緒にいて退屈しそう」と読まれます。
無難に見える表現ほど、実は人物像が立たない。
これは現場で何度も見てきた感覚です。
それなら「最近は◯◯というゲームにはまっていて、昔の友人とオンラインで集まるのが息抜きです」と具体的に書いたほうが、まだ会話の入り口が生まれます。
オススメはアウトドア・スポーツ観戦・料理・食べ歩き
趣味のオススメは、アウトドア、スポーツ・スポーツ観戦、料理・食べ歩き。
「ベタだな」と思うかもしれませんが、女性一人ではなかなか体験できないことや、女性をリードする力をアピールできる趣味は強いです。
「あなたが好きなことでOK」ではなく「一緒に考えて」
リードするのが苦手な人もいますよね。
その場合、絶対にやってはいけないのが「あなたが好きなことでOK」と書くこと。
一見やさしい言葉に見えて、女性側には「考えるのを丸投げされた」と読まれます。
代わりに使ってほしい言葉が、
「一緒に考えて」
。
たったこれだけの差で、印象は大きく変わります。
「家事を分担する」を匂わせる
そしてもう一つ、いまの婚活市場で効くポイントを。
最近では結婚後もバリバリ働きたい女性が増えてきました。
だからこそ、自己PRの中で「家事を分担する」ことを匂わせるとより良いです。
子供ができたときも支えてくれるという安心感につながるので、書いて損はありません。
「家事は得意ではないですが」と一言入れても構いません。
完璧でなくていい、「やる気がある」が伝わればいいんです。
自己PR例文/男性
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
仕事は営業職で、同僚や上司に恵まれ、忙しいながらも充実した毎日を過ごしています。多忙のため出会いがなく、思い切って婚活を始めました。
趣味は食べ歩きで、週末は話題のお店に出かけることが多いです。男一人だと入りづらいお店も結構あって、それが少し残念。一緒に行ける人がいたら、相談しながら新しいお店を開拓したいです。家事は得意ではありませんが、結婚したらできる範囲で分担して、一緒に家庭を作っていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
男女どちらの場合も、最後に必要なのが自己PR文。
次は、この400文字を作り込む方法です。
お見合い当日の会話につながる自己PR文の作り方|400文字テンプレート
自己PR文を書こうとすると、多くの人がフリーズします。
何を書けばいいのか分からない。

そういうときは、いったん「書く」ことから離れてください。
代わりに想像してほしいのは、お見合い当日の喫茶店です。
向かいに座った相手が、あなたのプロフィールを思い出しながら「料理されるんですよね? 最近何を作りました?」「営業のお仕事って、出張も多いんですか?」と話を振ってくる。
その質問が出てくる元になるのが、自己PR文です。
つまり自己PRは、お見合い当日の会話のネタ帳でもあるんです。
これを意識すると、書くべき内容が変わってきます。
「いい人に見せる文章」ではなく、「ここから会話が広がる文章」を書けばいい。
構成は「お礼で始まり、お礼で終わる」
おすすめの構成はシンプルです。
- 約400文字程度にまとめる
- 出だしと終わりにお礼の一文
- 本文(出だしと終わりの間)は自由
出だしの例:「はじめまして。数あるプロフィールの中からお読みいただきありがとうございます」終わりの例:「最後までありがとうございました。いただいたメッセージには必ずお返事します」
このお礼の一文があるかないかで、読み手の心の温度はかなり変わります。
お見合いの席で「ありがとうございます」から始まる人と、いきなり本題に入る人。
どちらと話したいかは、考えるまでもありません。
これは小手先のマナーではなく、読み手が「この人なら安心して申し込めそう」と感じるための入り口です。
本文に入れるべき2〜3個
本文に入れるといいのは、婚活のきっかけ、自分の性格、休日の過ごし方、趣味の具体的なエピソード、別の一面の趣味(アクティブな趣味に対してインドアな趣味、など)、理想の夫婦像、選択式項目では伝えきれない部分。
全部入れる必要はなく、2〜3個に絞って深く掘ったほうが伝わります。
もう一つ、忘れがちな視点を。
スマートフォンで読まれることを意識してください。
最初の3行で「読み続けるか・閉じるか」が決まります。
冒頭にダラダラと自分の生い立ちを書くと、その時点で離脱されます。
書き終わったら、自分で声に出して読んでみてください。
お見合いのテーブルで、目の前の相手にこの話をしている自分が想像できるか。
違和感があれば、そこは直したほうがいい場所です。
型が分かったら、最後に避けるべき落とし穴を確認しましょう。
多くの人が、無意識にやっています。
結婚相談所のプロフィールでやってはいけないNG例|修正前後の言い換え集
現場で何百ものプロフィールを見てきて、「これは惜しい」と思う失敗は、だいたい次の4つに分類できます。
1. 自虐ネタ

- NG文:「彼氏いない歴=年齢です」「私なんて取り柄もなくて」「太っているので…」
- 何が損か:謙遜のつもりが、読み手のテンションを一気に下げる。
- 修正文:「マイペースな性格で、休日は一人で本を読む時間も好きです。だけど、誰かと笑いながら過ごす時間も同じくらい大切にしたいです」
- なぜ印象が変わるか:自分を下げずに、人柄と価値観が伝わる。
職場の飲み会と婚活では、笑いの種類が違います。
2. 「特になし」
- NG文:趣味欄や自己PR欄に「特になし」、または空欄。
- 何が損か:本気度が低いと判断され、その時点で読み進める気が消える。
- 修正文:「最近は◯◯に興味があり、休日に少しずつ調べています。同じ興味のある方とお話できたら嬉しいです」
- なぜ印象が変わるか:「これから始めたい」も立派な意欲。空欄より前向きに読まれる。
3. 条件の羅列
「年収600万以上」「高身長高学歴」「20代」「料理上手」——本音を書きたくなる気持ちは分かります。
でも、それを書いた時点であなたの婚活はTHE END。
条件を並べすぎると、読んでいる側は「この人に選ばれるかどうかを審査されている」ように感じます。婚活プロフィールで大事なのは、条件を伝えること以上に、「この人と会ったら安心できそう」と思ってもらうことです。
- × 会話が面白い人が良いです → ○ 笑いあえる家庭を一緒に作っていきたいです
- × お金遣いが荒い人はNG → ○ 金銭感覚が近い人を希望します
- × 共働きをしてくれる女性を希望 → ○ 仕事も家事も、お互い支えあいながら家庭を作りたい
「お互いに」「共に」「一緒に」のワードを入れるだけで、同じ要望でも温度が変わります。
4. テンプレ優等生文
- NG文:「明るく前向きで、家族を大切にする人間です」「休日は読書をしたり、友人と過ごしたりしています」
- 何が損か:間違いはないが、500人いたら500人が書ける文章。誰の輪郭も浮かばない。
- 修正文:「月に1回、地元の友人3人と必ず鍋をやります。最近は塩味の白湯鍋がブームで、レシピをこっそり研究中です」
- なぜ印象が変わるか:固有名詞と数字を1つだけ入れるだけで、人間の輪郭が立ち上がる。
NGを直したら、あとはプロフィールを「育てる」だけ。
最後にメンテナンスの考え方をお伝えします。
まとめ|プロフィールは「鮮度」を保ちながら育てるもの
最初にもお伝えしたとおり、プロフィール次第でお見合いができるかどうかが決まります。
だからこそ、適当に済ませず、時間をかけてじっくり書いてください。

自分を客観的に見るのは難しいので、担当カウンセラーにチェックしてもらうと、独りよがりなプロフィールを避けられます。
そして、ここが意外と知られていないのですが——プロフィールは一度書いて完成、ではありません。
婚活を進めるうちに、価値観は途中で変わります。
「結婚したら子どもは欲しい」と思っていた人が、お見合いを重ねるうちに「相手と一緒に決めたい」に変わったりする。
さらに、異性がプロフィールのどこに反応したかも見えてくる。
「料理の話になると盛り上がる」「仕事の話を振られることが多い」——その手応えが、次の修正のヒントになります。
見直すタイミングの目安はこの3つ。
申し込みを送っても返事が続かないときお見合いはできるのに会話が広がらないとき自分の中で価値観が変わったとき
プロフィールは定期的に見直し・修正を忘れないでください。プロフィールの鮮度を保つことも大事なのです。
野菜と同じで、書いたまま放置されたプロフィールは、どれだけ最初がよくても少しずつ古びていきます。
逆に、申し込みの反応を見ながら言葉を入れ替え、お見合いで盛り上がった話題を本文に足していけば、プロフィールは育っていく。
これが私の言う「鮮度」です。
そういえば、冒頭の「10件送って返事ゼロ」だった会員さん。
あの人が変えたのも、まさにこの一点でした。
事実は何も足さず、趣味の一行を「会話が広がる書き方」に直しただけ。
翌月にはお見合いが入り、いまはお相手と順調に進んでいます。
一発で完璧に仕上げる必要はありません。
今夜、プロフィールを開いて、まずは一行だけ直してみてください。
明日申し込んで、来週反応を見て、また直す。
その繰り返しが、あなたを「会ってみたい人」に変えていきます。





