アラフォー40代女性の婚活体験談-高身長に拘る女性④お見合い4回目

アラフォー40代女性の婚活体験談-高身長に拘る女性④お見合い4回目

15時ピッタリに現れた「写真の倍太った男性」|アラフォー42歳・お見合い4回目の衝撃

いつもなら、お相手より先に自分が気づく。

それがA子さんのお見合いのリズムでした。

なのに今回は、15時ピッタリに目の前に現れた男性に、まったく気づけなかった。

「『目の前にいるのに分からなかった』——この一言に、写真と実物のギャップの怖さが詰まっています」

写真の倍太ってて、目の前に居るのに分からなかったんです

いつもお相手より先に私の方が気づくのに。プロフィールのあの写真いつの??って感じです。あんなシュッとしてません。だいぶ老けてましたし

その瞬間から、A子さんのお見合いのリズムは崩れ始めました。

15時ピッタリに来たことも、A子さんには引っかかっていました。

早すぎず遅すぎず、ピッタリ。

段取りはいいけれど、「気合い入れて来た人」の動きじゃない。

それを「やる気ないなぁ」と感じたのは、単なる印象の問題ではなく、その後に続く写真ギャップとセットで効いてきます。

ここで一旦、お相手のプロフィールを書いておきます。

48歳、年収1000万、会社員、身長178cm。

条件だけで見れば、アラフォー婚活4回目のA子さん(42歳・会社員・年収350万・短大卒・身長170cm・神奈川在住)にとって、決して悪い相手ではありません。

むしろ「条件で言えば申し分ない」相手のはずでした。

なのに、A子さんはその「条件で言えば申し分ない男性」を、目の前にして認識できなかった。

これは、写真詐欺された、という単純な話ではないんです。

A子さん自身の婚活パターン——「自分のほうが先に気づくはずだ」というリズム——が、最初の数秒で崩されてしまった。

お見合いの「自分の調子」が出る前に、足元がぐらついた感覚と言ったほうが近いかもしれません。

A子さんは口数が少ない人ではありません。むしろよく笑う人です。

後のH2でも触れますが、3人目のお見合いでは「鬼滅読みました?」と無邪気に聞ける人でした。

その人が、最初の挨拶の時点でリズムを失った。

相談所でも、「本来の自分とかけ離れた写真」で待ち合わせの時点から空気が崩れるケースは少なくありません。

特に男性は数年前の写真をそのまま使っていることもあって、会った瞬間に女性側が「え、誰?」となってしまう。

A子さんが目の前で気づけなかったのは、まさにこの典型でした。

ちなみにこの日、ホテルのラウンジは満席で——

ホテルラウンジ満席、流れ着いたエクセルシオールで空気が固まった

予約していたホテルのラウンジが、まさかの満席。

「ちなみにホテルのラウンジが満席で外のエクセルシオールカフェに行く羽目に( ºωº )」

エクセルシオールカフェ。

決して悪い店ではありません。

ただ、48歳・年収1000万の男性と42歳の女性が、初めて顔を合わせて1時間を過ごす場所として最適かと言われると、微妙です。

お見合いの「特別な時間」を演出する装置が、最初から外れた状態でスタートしました。

A子さんとお相手は、エクセルシオールの席に向かい合って座りました。

すでに最初の数十秒で「写真と違う」「あんなシュッとしてない」とA子さんの心は引いている状態。

そこから、空気はさらに崩れていきます。

少し離れた席で、子供が泣き出しました。

めちゃくちゃ険しい目でそちらを二度も見てました。あぁ、この人子供嫌いなんだな…と思いました

二度。一度ではなく、二度です。

このときA子さんが見ていたのは、年収でも学歴でもなく、泣いている子供に向けられた一瞬の表情でした。

「子供の泣き声に二度も険しい目を向ける人」と、これから何時間も、何年も向き合う未来——A子さんは0.5秒で、そこまで想像してしまった。

結婚生活は、案外こういう小さな反応に出るものなんです。

冗談を投げる雰囲気でもありません。

冗談とか通じなそうなタイプで、もう何話していいか分からなくてお互い無言

通じなそう、というのは理屈で測れる話ではありません。

座って向き合った瞬間に、空気で分かる種類のものです。

A子さんは過去3回のお見合いを経験しています。

冗談が通じる人と通じない人を、相手の表情や反応速度から嗅ぎ分けるくらいの感覚は、もう身についていました。

そして、無言。

「明らかに何もかもが違い過ぎて、もう何を話していいのか分からなすぎて、目も合わないし、外を見つめていました。ごめんなさい(;´д`)」

外を見つめていた——お見合い経験のある人ならドキッとする一文です。

お見合い中に「外を見つめる」というのは、相手と向き合うことを心がもう拒否している状態。

A子さんはその瞬間、お見合いという形式から半分逃げ始めていました。

無言で外を見つめていたA子さんの頭にあったのは、婚活ではなく、仕事の記憶でした——

気分は派遣先の部長との面談|脇汗びっちょで迎えた1時間

「気分は派遣先の部長との面談気分で、『頭の悪い質問はできない…!契約切られる…!』みたいな気持ちで、わたくし緊張し過ぎて終わる頃には脇汗びっちょでした(;´д`)」

派遣先の部長との面談。

A子さんは派遣社員として働いてきた人です。

「契約切られる」「頭の悪い質問はできない」——その場で評価され、次の契約に直結する緊張感を、体で知っている人なんです。

そのモードが、お見合いの席で発動してしまった。

「派遣経験が、まさかお見合いの場で出てしまったんですね」——私(岡田)は後でA子さんから報告を受けながら、思わず苦笑いしました。

これは恋愛じゃない、面談だ。

ここで失点しちゃいけない——A子さんの体は、その緊張に正直に反応しました。

めっちゃ怖かったです。ガクブルでしたガク((ㆁωㆁ*))ブル

脇汗びっちょ。ガクブル。お見合いで使われる単語じゃありません。

婚活ブログに出てくる「ドキドキ」「キュン」とは真逆の、防衛モードに入った体の反応です。

条件で釣り合っているはずの相手の前で、A子さんの体は、契約を切られそうな派遣社員のそれになっていました。

ここで思い出してほしいのは、A子さんが3人目のお見合いで何を話していたか、です。

間違っても昨日みたいに『マンガ大好きでぇ〜最近はお家で昔のマンガめっちゃ読んでます。てへっ♡鬼滅読みました?』なんて、間違っても言える雰囲気ではなかったです(((;°Д°;)))

「鬼滅読みました?」と聞ける人なんです、本来のA子さんは。

マンガ大好き、てへっ♡、というテンションで初対面の相手に話しかけられる人。

それが、4人目の前では言葉が一切出ない。

冗談どころか、自分の好きなものすら口にできない。

A子さんが本来の自分とかけ離れていったのは、写真ではなく、この瞬間でした。

向かいに座っているのは「条件の良い男性」のはずなのに、A子さんの体感は「契約を切られそうな部長との面談」。

脇汗が止まらず、目も合わせられず、外を見つめながら、A子さんは1時間という残り時間を頭の中で数えていました。

『どうしよう…もう何話していいか分からない… 1時間なんて無理だよおおぉ( ; ; )』って思ってた

ここでお相手が、終了を切り出してくれました。

面談終了は▲▲▲さんが切り出してくれました!

A子さんの心の中で、これは救出でした。

『おおお…!天からの恵み…!』って感じで、とっても助かりました

天からの恵み。

お見合い相手に対して使う言葉ではありません。

でも、A子さんはこの瞬間、本気でそう感じていた。

しかも、その切り出し方が丁寧でした。

『せっかく新宿まで来たのだからどこかに寄って欲しいけど、そうも行かないですしね。わざわざここまで来てくださって申し訳なかったですね。』

新宿まで来てくれた相手への気遣い。

空気が死んでいることに気づいた上で、相手にダメージを残さない言葉を選んでいる。

A子さんはここで、相手男性の評価軸が一気に切り替わったのを感じました。

恋愛対象としては無理。でも、ビジネスマンとしては——すごい。

優しい!部長!さすが!相手を思いやれる!ビジネスマンとしてはめっちゃ優秀!!と思いました。部長かどうかは知りませんが

部長かどうかは知りませんが、というツッコミにA子さんらしさが出ています。

皮肉と感心が同居している。

そして、その「部長」に対しても——

お辞儀も私なんぞに対してもめっちゃめちゃ低いし丁寧だし、さすが営業マン…

「私なんぞ」。

A子さんはここで自分を一段下げます。

年収も身長も年齢も、条件で言えばこちらが下——そう本人は言うけれど、私から見れば下げる必要なんてどこにもありません。

ただ、その自分に対しても丁寧にお辞儀してくれる相手に、A子さんが感じたのは、恋愛の高揚ではなく、職業人としての敬意でした。

脇汗で帰路についたA子さんが、それでも私(岡田)に報告した最後の一言は——「はい!次!」でした。

「はい!次!」と切り替えたA子さんが教えてくれること|岡田の現場メモ

「『はい!次!』——この切り替えの速さこそ、A子さんが4回で身につけた強さです」

めちゃくちゃ仕事できそうだぜ…ガ・ン・バ・レ!!って感じでした!はい!次!

これがA子さんからの報告でした。

脇汗びっちょで、ガクブルで、外を見つめていた1時間を終えた人の言葉とは思えない切り替えの速さです。

私は正直、笑いました。そして、ホッとしました。

A子さんはお相手を「ダメな人」として終わらせていません。

「ビジネスマンとしては優秀」「お辞儀も丁寧」「ガンバレ」と、相手の良さを見たうえで、自分とは違う、と判断している。

お見合いを「失敗」ではなく「合わない相手の確認」として処理できている。

これは、A子さんが4回のお見合いを重ねながら、体で覚えていったことなんだと思います。

写真と実物のギャップという話で言えば、会ってからの会話で違和感が吹っ飛ぶこともあります。

笑顔が多くて、相手に興味を持って質問してくれて、誠実に応えてくれる——そういう時間が共有できれば、写真のズレなんて吹っ飛ぶ。

ただ今回は、最初の数秒で生まれたズレを、その後の1時間で取り戻せなかった。

A子さんが悪いわけでも、お相手が悪いわけでもない。

ただ、温度が合わなかった。

A子さんの場合、そもそも温度を合わせる素地は十分にありました。

年齢よりも若々しく、とにかくよく笑う愛嬌満点の女性です。

プロフィール写真も、本人と見間違うことのない、A子さんの素敵な笑顔が印象的な写真。

婚活写真でいちばん大事なのは、綺麗に写っているかではなく、「一緒にいたいと思わせる人柄」が出ているかどうか。

「いつも笑っていて、どんなことでも話せそうな温かい人柄」——タレント名鑑の宣材写真ではなくて、結婚相手を探す写真ですから。

A子さんの写真には、それがちゃんと出ています。

だからA子さんのお見合いは、毎回「写真と違う」と言われずに始められます。

「私なんぞ」と自分を下げる癖はあるけれど、目の前にいるとよく笑い、よく話す、愛嬌のある人です。

今回の相手男性が悪い人だったわけではありません。

新宿まで来たA子さんに「申し訳なかった」と言える人です。

ただ、「条件で釣り合う」と「一緒に1時間カフェにいられる」は、別の問題でした。

もちろん、初対面でただ緊張しているだけの相手と、向き合った瞬間に防衛モードに入ってしまう相手は違います。

今回のA子さんは、明らかに後者だった。

脇汗びっちょになる相手とは、結婚生活はもっと無理です。

A子さんはそれを、4回目で体で理解しました。

A子さんのように、よく笑う愛嬌が写真にも出ている人は、温度が合わない相手に出会っても、最後は「はい!次!」で進める強さがあります。脇汗びっちょになる相手と無理に続けず、「ビジネスマンとしては優秀」と相手の良さも認めたうえで、自分の温度に合う人を探しに行く。結局、結婚生活で一緒にいられるのは、条件で釣り合う人ではなく、一緒にいて空気がやわらかくなる人なんです。

「はい!次!」

この一言の中に、A子さんが4回のお見合いで積み上げてきたものが全部入っています。

お断りは失敗ではない、自分の温度に合う相手を確認する作業——A子さんはもう、それを言葉で説明する必要がないところまで来ています。

A子さんの婚活はまだ続きます。

そしてもし、あなたが脇汗びっちょになったお見合いを思い出して落ち込んでいるなら、それは失敗じゃありません。

合わない温度を一つ確認できた、それだけのこと。

だから、あなたも今日から——「はい!次!」でいきましょう。

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