結婚相談所の婚活で陥りがちな挫折の瞬間!乗り越え方の秘訣をご紹介
結婚相談所で挫折しそうになるのは、あなたが弱いからじゃない
結婚相談所のカウンセラーとして8年間、何百人もの婚活を間近で見てきました。
その経験からはっきり言えることが、一つあります。

結婚相談所で結婚できるかどうかは、活動中に「ふんばれるか・ふんばれないか」にかかっている——のではなく、「正しくふんばれるか」にかかっています。
無理に続けることが「ふんばる」ではありません。
カウンセラーに相談すること、活動方法を見直すこと、時には立ち止まって休むこと。
それも全部「正しくふんばる」のうちです。
入会半年で「お見合いがゼロに近い」「交際まで進まない」「進んでも続かない」——そんな婚活疲れの状態にいる方に向けて、今日は挫折しそうになる瞬間の正体と、そこから立て直す具体的な考え方をお話しします。
周りがどんどん結婚していく中での焦りや、お断りの連絡が来るたびに自分自身を否定されたように感じる辛さ。
本当によく分かります。
最初にお伝えしたいのは、挫折しそうになっているあなたが、特別に弱いわけでも、根性が足りないわけでもないということです。
私はカウンセラーとして8年間、婚活中の人をサポートしてきました。
順調に進む方、止まってしまう方、立ち上がる方、辞めていく方——本当にいろいろな姿を見てきました。
そこで感じるのは、婚活って莫大なエネルギーを要する活動だということ。
半年くらい経つと疲れを感じてくる人も増えてきます。
これは弱さではなく、エネルギーを使う活動を続けていれば誰にでも起きる、ごく自然な反応です。
だから、「もう自分はダメかもしれない」と感じている今のあなたに必要なのは、「もっとふんばれ」という精神論ではないと、私は思っています。
必要なのは、正しくふんばるための考え方。
それを、これから一つひとつお話ししていきます。
婚活半年で見えてくる3つのパターン|岡田が8年で見てきた現場分類
私の感覚では、婚活をはじめて半年くらい経つと、婚活者の状況は以下の3つのパターンに分かれます。
- お見合いや交際が順調な人(勝ち組)
- 婚活が不調で自己嫌悪に陥る方(落ち込む)
- 婚活が不調で他責する方(反省しない)

私、岡田が8年間、会員さんのさまざまな婚活パターンを見て感じた分類です。
当たり前ですが①がもっとも望ましいパターンで、成婚にはいたっていないものの、まだまだ希望に満ち溢れています。
そして、婚活疲れを起こしたり、挫折のリスクが高いのは、②と③のパターンです。
②の自己嫌悪型は、「全部自分が悪いんだ」と内側に矢印を向けてしまうタイプ。
自己嫌悪になりつつも頑張る人、または意気消沈してしまう人など、傾向は人それぞれ違いますが、共通するのは「自分を責める」という方向性です。
③の他責型は、お相手・カウンセラー・相談所——どこかに矢印を向けて「あの人が悪い」「ここが悪い」と原因を外に置くタイプ。
ですが——②と③は表面的には反応が違うものの、根っこの悩みは実は同じなんです。
結婚相談所でうまくいかない時、カウンセラーは「どこで止まっているか」を見る
自己嫌悪に陥ったり、カウンセラーや異性を責めたくなったり…とメンタルの不調をぶつける矛先は違うものの、②も③も「うまくいかない現状をどうにかしたい」という根っこの悩みは一緒です。
メンタルの不調と向き合う前に、まずは自分が「物理的にどの段階でつまずいているのか」を客観的に把握することが、解決への第一歩になります。

半年活動して結果が出ない時、私はまず「どこで止まっているか」を見ます。
申し込みの段階で止まっているのか。お見合い後に止まっているのか。仮交際には進むのに続かないのか。
同じ「うまくいかない」でも、原因はまったく違います。
入口で止まっている人
プロフィールを送っても返事がない。申し込んでも断られる。
お見合いがそもそも成立しない。婚活の入口でつまずいているパターンです。
このタイプの方を見ていると、写真やプロフィール文の問題以前に、「断られる前提」で動いてしまっている方が結構います。
申し込みボタンを押す前から「どうせ無理だろう」が顔を出している。
そうすると申し込み数自体が減って、母数が足りないまま「成立しない」と落ち込んでいく。
これは8年見てきた中でかなり多い停滞の入口です。
お見合い後に止まっている人
お見合いはできるけれど、交際に進まない。会ってもらえるけれど、その先に行かない。
第一印象や会話の段階で止まっているパターンです。
仮交際まで進むのに続かない人
交際まで進むのに、続かない。
すぐに終わってしまう、自分から終わらせてしまう。
関係を育てる段階で止まっているパターンです。
自分はどこで止まっているのか——これが見えるかどうかで、次の一手は大きく変わります。
「全部うまくいかない」と一括りにしているうちは、打つ手がぼやけてしまいます。
自分の停滞ポイントが見えたら、次は「自己嫌悪型」「他責型」それぞれの乗り越え方に入ります。
まずは、自己嫌悪型から。
自己嫌悪で婚活疲れになった時の乗り越え方
頑張っているのに結果が出ないと、「自分が悪いんじゃないか?」と不安になりますよね?
でも、うまくいかない原因は自分だけでなく、環境にもあるかもしれません。

これ、カウンセラーとして声を大にして言いたいんです。
そもそも結婚相談所っていう婚活方法自体が向いていない人もいるのは確か。
「結婚相談所で全然お見合いできない。交際にも発展しない…」と思っている人が、婚活方法を変えてみると、あっという間に結婚できたなんて事例もあります。
ただ、誤解しないでほしいのは、「だからすぐに辞めましょう」と言いたいわけではないということ。
自己嫌悪で消耗している時の決断は、たいてい後悔します。
まずやってほしいのは、退会の判断より先に、
カウンセラーに相談すること
です。
カウンセラーの客観的な視点でアドバイスを受ける。
カウンセラーに相談できる点こそ、結婚相談所を活用するメリットですからね。
すごく単純でシンプルな方法ですが、正直に言うと、これが一番効きます。
自分一人で抱えてぐるぐる考えていると、「全部自分が悪い」という結論しか出なくなります。
私が見てきた中でよくあるのは、「申し込みされても、自分なんかが返事をしていいのかと躊躇しているうちにタイミングを逃す」というパターン。
本人はちゃんとやっているつもりなんですが、無意識のブレーキが全部の動作を遅くしている。
これは自分では本当に気づきにくい。
第三者から見れば、別の景色が見えていることが本当に多いんです。
「相手のこの条件を見直してみては」「お見合い時のこの癖が引っかかっているかも」
そういう外からの視点を一度入れることで、止まっていたものが動き出すケースを、私は何度も見てきました。
一方で、相手や相談所のせいにしたくなる時もありますよね?
次は、そのモードに入った時の話です。
他責モードに入った時に立ち止まって考えてほしいこと
実は、婚活がうまくいかない原因を誰かのせいにしてしまう人って意外と多いんです。
責任をなすりつけている対象は、お見合いや交際相手、結婚相談所や結婚相談所のカウンセラーなどなど。

最初に正直なところを言っておきます。
たしかに、サポート体制が悪かったりする相談所もありますからね…、その場合は致し方のないことかもしれません。
同じ業界の中にいる私から見ても、「これはお客様が気の毒だ」と感じる現場は、ゼロではありません。
ただ、その上であえてお伝えしたい。
変えられるのは、相手ではなく自分の姿勢の方です。
だからこそ、まずは自分自身を見つめ直しましょう!
ここからは、現場で見てきた話をします。
他責モードでお見合いに行くと、本人は普通に話しているつもりでも、表情や言葉の端に苛立ちが出るんです。
「この人もどうせ分かってくれない」「また時間の無駄かもしれない」
そういう空気は、想像以上に相手に伝わります。
私はこの状態のまま何度もお見合いに行き、結果だけが悪くなっていく方を、これまで何十人も見てきました。
本人としては「ちゃんと笑顔で対応した」と思っているのに、お相手側のカウンセラーから返ってくる感想は「なんとなく壁を感じた」「警戒されているように感じた」。
本人と相手の体感が、まったくズレているんです。
そして、二回目のお見合いには進まない。
進まないから、また「やっぱりこの相談所はダメだ」「相手のレベルが低い」になる。
完全な悪循環です。
人間関係は自分を映し出す鏡です。
笑顔には笑顔が、優しい言葉には優しい言葉が返ってきます。
思いやりの気持ちには思いやりの気持ちが、不快な態度には不快な態度が返ってきます。
自分が変わることで、人間関係をはじめとした世界の見え方は変わります。
ほんの少し自分と未来を変える勇気を持つだけで、状況が大きく好転していくのを、私は現場で何度も見てきました。
少し厳しい言葉に聞こえたかもしれません。
でもこれは、他責のままで婚活を続けて消耗していく方を何人も見てきたからこそ、お伝えしておきたいことなんです。
自分を点検したら、次は「時間」の使い方です。
婚活には、適切な期間というものがあります。
結婚相談所で挫折しないための活動期間の決め方
「期間を決めるなんて、言われなくても分かっている」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、頭で理解していることと、実際の活動の中で意識できているかは別物なのです。

ここで一度、時間軸の話をさせてください。
挫折を防ぐために、ものすごく大事な視点なので。
私は、半年はひとつの点検時期だと思っています。
半年で結論を出すのではなく、半年で「同じ失敗を繰り返していないか」を見る。
ここを見ないまま1年続けても、ただ疲れだけが積み上がることがあります。
そして、私が見てきた範囲では、2年、3年経過して運命の人に巡り合える確率は低いです。
もちろんゼロではありませんが、初めの1年と比べると、明らかにペースは落ちていきます。
ただ、誤解してほしくないのは、「だから1年で焦って決めなさい」という話ではないこと。
むしろ逆で、期限を意識せずに漫然と続けていると、後から焦って決断して後悔したり、あるいは——実は自分にとって最高のパートナーだったのに、「まだいい人がいるんじゃないか?」「この人と結婚してもいいんだろうか?」などと決断できず、婚期を逃してしまう人は意外と多いんです。
期限を決めることで、正しい決断に導くこともできるんです。
半年で見直す。
1年で「自分にとって何が決断軸か」を持つ。
この2つの節目を意識しておくだけで、ダラダラ消耗する状態にはなりにくくなります。
期間を意識したら、次は中身。
希望条件と活動スタイルの見直しです。
希望条件は「妥協」ではなく「気づき」で更新する
希望条件を見直す——という話になると、多くの方が「妥協する」と受け取ります。
「条件を下げるのは、負けた気がする」と。

でも、私はこれを「妥協」とは呼びません。
「気づき」で更新する
ものだと思っています。
活動前に、プロフィール作成などで自分自身を見つめ直したり、お相手への希望を考えたりしますが、実際に活動をはじめて、いろいろな方とお見合いしたり交際したりすると、ご自身のことは勿論、お相手への希望でも色々な発見をする方が大半です。
事前に決めた希望年齢や容姿や年収、性格などでも途中で変わったりします。
たとえば、最初は年収を一番に見ていた方が、何人かと会ううちに「数字より、一緒にいる時に緊張しない人の方が大事かもしれない」と気づくことがあります。
逆に、見た目を最重視していた方が、毎回のやり取りの丁寧さに安心感を覚えて、条件の優先順位を入れ替えることもあります。
「明るい人がいい」と書いていた方が、何人かお会いするうちに「私は静かに話を聞いてくれる人の方が、一緒にいて楽だ」と気づいて、希望像を書き直してから一気に進み出した——こういう変化も、現場では珍しくありません。
むしろ、活動を続ける中で条件が変わっていく方の方が、大半です。
これが「気づき」です。
もしもそれに気づいたら、臨機応変に希望を変えていくのも大事なことです。
ここで誤解されがちなのが、「フットワークが軽い=とにかく数を打つ」ではないということ。
フットワークは軽い方が結婚相談所などでは一歩リードできますが、この「フットワークの軽さ」とは、
方針転換の早さ
のことです。
「あ、自分はこっちじゃなかったかもしれない」と気づいた時に、すぐに方針を切り替えられるかどうか。
そこで止まらない人が、結局は早く動いていきます。
気づきのない婚活では、意味がありません。
何も気づかないまま成婚できたとしても、赤の他人と家族になる結婚生活の中で歪みが生じてしまいます。
期間を決め、条件を更新しても、それでも疲れる時はあります。
その時は——
営業的には言いにくいけれど、結婚相談所で本当に大事なのは「休む勇気」
ここからは、営業的には言いにくいんですが——大事なことなのでお話しします。
目標期間内だとしても、疲れたと思ったら婚活自体を休めばいいのです。

これ、結婚相談所のカウンセラーが言うには矛盾しているように聞こえますよね?
本当は会員さんに活動を続けてもらった方が、相談所としては都合がいいわけですから。
それでも、私は「休んでいい」と言います。
休むことを勧めるのは、優しい言葉をかけたいからではありません。今の精神状態のまま判断すると、相手を見る目が曇るからです。
疲れた状態でお見合いを続けていると、何が起きるか。
焦っている時ほど、「この人でいいかも」ではなく「この人を逃したら終わりかも」で選んでしまうんです。
これが一番怖い。
「もう誰でもいいから決めてしまいたい」という気持ちが顔を出してくる。
あるいは、「この人を逃したら、もう次はないかもしれない」という焦り。
焦った状態の決断は、たいてい後悔します。
もしかしたら、それほど結婚をのぞんでなかったのかもしれませんし、たまたま運が悪くて出会いがないのかもしれません。
理由は関係ありません。
自分として、「何か良くない流れ・感じになってるな」と思ったなら、いったん休憩してみましょう。
「休む」というと、サボっている、逃げている、というイメージを持つ方が多いんですが、私はまったく逆だと思っています。
休むのは、判断力を取り戻すための戦略です。
婚活は運もあるので、努力だけではどうにもならないことはあります。
だからこそ、「休む」ことが必要な時もあるのです。
私のところでも、一度休んでから再開して成婚された方が、複数いらっしゃいます。
1ヶ月、3ヶ月、半年——人によって長さは違いますが、休んだ後にお会いすると、まず表情が変わっています。
「あれ、こんなに気持ちが軽くなるんだ」と驚かれる方が本当に多い。
そして、休んでいる間に自分の中で整理がついて、再開後の見極めが格段に早く、正確になる。
前は迷って答えが出なかったのに、今回は会った瞬間に違和感が分かった
そう話してくれた会員さんもいました。
これは私が現場で何度も目にしてきた事実です。
焦って誤った判断から、間違った結婚はくれぐれもしないようにしましょう。
これが、8年間カウンセラーをやってきた私が、自社の利害より優先してお伝えしておきたい一番のことです。
休む・見直す・相談する。
どれを選んでも構いません。
最後にお伝えしたいのは、その先のことです。
まとめ|結婚相談所で挫折しそうな時こそ、未来の自分を雑に扱わない
ここまで読んでくださったあなたに、最後にお伝えしたいことがあります。
婚活は「成婚すること」がゴールだと思われがちです。でも、本当の目的は退会後の人生を豊かにすることです。成婚して終わりではありません。退会後こそ本番なのです。

だからこそ、半年で結果が出ない時に必要なのは、焦って走ることではなく、一度立ち止まって今の進み方を見直すことなのです。
成婚退会した瞬間は、誰でも嬉しいです。でも、その後には生活があります。
連絡頻度、家事、お金、親との距離感、休日の過ごし方。
そこを話し合えないまま勢いで進むと、退会後に苦しくなることがあります。
だから私は、成婚そのものよりも、その後の生活を見てほしいと思っています。
元々、違う環境で数十年生きてきたのだから、価値観や趣味嗜好、倫理観なども異なっていて当然です。
ですが、そこから歩み寄って、許しあって、そして家族になっていきます。
「自分を変える」ことは、歩み寄ること、許すことに繋がります。
これが出来なければ、たとえ成婚に至っても、そのあとの生活は継続し難い局面を迎える可能性が高いです。
だから今、挫折しそうになっているあなたが向き合っている課題は、実は退会後の生活にもまっすぐ繋がっています。
今この時間は、決して無駄にはなりません。
悲しくなったり、つらくなったりすることもあると思いますが、今の苦労は、将来の糧になります。
挫折しそうな今だからこそ——目の前の自分を雑に扱わないでください。無理に続けることも、感情のまま辞めてしまうことも、どちらも「雑な扱い」です。相談する、見直す、休む。そのどれかを選ぶことが、未来の自分への一番の贈り物になります。
まずは今日、無理にお見合いの検索をするのはやめて、温かいお茶でも飲んでゆっくり休んでみませんか?
そして明日、少し気持ちが落ち着いたら、担当カウンセラーに「少し疲れてしまいました」とだけメッセージを送ってみてください。
数年後の自分が、今の自分に感謝したくなるような、そんな気持ちで活動していきましょう。





