[67歳幸子さんのシニア婚活のブログ]
2019/11/15
地獄の結婚式(2) by幸子娘
「地獄の結婚式」を控えた母・幸子。
好きでもない男との結婚に怖気づいた彼女は式の3日前に……
なんと
睡眠薬を飲んで自殺未遂をしたんです(泣)
しかも、未遂時の服装を聞いて、
あたしゃ腰を抜かしましたよ。
なんと、ウェディングドレスに見立てた、
真っ白なワンピースを着てたそう。←お願い、引かないでー
まだ見ぬ、愛する人との結婚式をイメージしながら
睡眠薬を飲んだんだって。←ホラー映画か!
でも、幸か不幸か、
幸子は死ぬことができませんでした。
目が覚めると、病院のベッドの上……
「死ねなかった! 逃げよう」と思った幸子ですが、
(いや、その前に結婚を決める前に逃げようよ、幸子!)
薬の影響が残っていて、起き上がろうにも体に力が入らない。
歩こうにも、倒れてしまう。
ふと、倒れた自分の姿を見ると、
真っ白のワンピースは、オシ〇コまみれで黄色に変色……
(お食事中の読者さん、スミマセン)
真っ白のワンピースは
幸子にとってはウェディングドレスなわけで。
その瞬間、
「私は愛する人とは結婚できない」
「死ねなかったのなら結婚するしかない」
と覚悟を決めた幸子は、3日後に式を挙げたのです。
が、
それはそれは冷え切った、
地獄のような結婚式だったのです。。。
なぜなら、
自殺未遂騒動は父方にも伝わっていたから。
当然、父方は露骨に不機嫌顔。
そりゃー、そうですよね……
自殺未遂をするほど、嫌がっている嫁なんてノーサンキュー。
(なんでそうならなかったのかが不思議)
そして、そんな父方に
幸子の両親は頭を下げ続けなければいけないわけで……。
その状況が許せないまま母は、父方以上に不機嫌顔。
普通、結婚式って
喜怒哀楽で表現すると、喜と楽でしょ?
それが、これっぽっちもなく、
「怒」であふれていたそう。
もちろん「怒」の式で
「オメデトウ~」
「キレイネ~」
「オシアワセニ」
なんて言葉が出てくるはずがなく……
それどこらか拍手すらない。。。
こうなったのも幸子の自業自得なんだけど……
でも! それでも!
フツー、結婚式って一生に一度のスペシャルな日ですよね?
フツー、花嫁さんって幸せ絶頂の主役ですよね?
でも、幸子にしてみれば、
スペシャルに地獄な日だったんです。。。
しかも、その後の結婚生活も地獄だったから
幸子からしたら、
結婚式=地獄に片足を突っこむための儀式となり……。
つ、つらすぎるーーー(泣)
だから、幸子は結婚式に夢も憧れもありません。
ちなみに、幸子はバツ2ですが、
2度目の時はこれが理由で式を挙げませんでした。
2度目がないんだから、
もちろん次もそのつもりはないらしい。
ただ、個人的にはシニアこそ結婚式を挙げるべき!
って思ってます。
(この辺りの私の考えについてはコチラをどうぞ)
でも、ここまで結婚式への恨みが根深いと無理かなー。
お相手家族とのトラブルが心配だから、
結婚式は無理でも
お相手家族との顔合わせだけはしておこう!と心に誓う私です。
(くどいけど、まだお相手決まっていません笑)
「地獄の結婚式」(完)