20代男性の婚活に結婚相談所はオススメできない!その理由を婚活業界の重鎮に聞いてみた

20代男性の婚活に結婚相談所はオススメできない!その理由を婚活業界の重鎮に聞いてみた
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23歳・フリーランス・奨学金あり——「いいやつ」の入会を、私はお断りしました

普通なら歓迎すべき20代男性の入会を、私はあえてお断りしました。

コミュ力もあって、いいやつでした。人柄に問題があるわけでもありません。それでも、私は止めました。

結婚したい。けれど出会いがない…

そう思うのであれば、早めに婚活をはじめた方がいいですよ。

私たち結婚相談所の人間は、基本的にはそう言います。

一般的には、です。

男女ともに若い方が婚活では有利。それは間違っていません。

でも、これはすべての男性に当てはまる話ではありません。

ある条件が揃う20代男性には、私は結婚相談所での婚活をおすすめしていません。たとえば、年収・職歴・結婚への本気度がまだ固まりきっていない場合です。そして、その条件が揃っている20代男性が婚活をはじめるなら、結婚相談所より婚活パーティーや街コンの方が断然マシ——これも、最初にお伝えしておきます。

今回、私一人の意見だけでは片手落ちになると思い、他の結婚相談所で勤務している現場感の鋭い田中さん(仮名)と、カウンセラー歴8年のユウコさん(仮名)にもご意見を伺ってきました。

現場の生の声を、これからお届けします。

モリモリくん(仮名)の話——人柄はいい。でもプロフィール画面では、それが伝わる前に落とされる

私が断ったのは、モリモリくん(仮名)という20代男性です。

23歳、専門学校中退、フリーランス1年目で年収200万円、奨学金返済の真っ最中。

婚活パーティーの経験はあって、外見は標準的。

コミュ力もあるし、人としては本当にいい人でした。

もちろん、これだけで人間性が決まるわけではありません。

むしろ会えば、彼の明るさや話しやすさはちゃんと伝わるタイプでした。

でも、結婚相談所のプロフィール画面に並んだ瞬間、その良さが伝わる前に「年収200万・フリーランス1年目・奨学金返済中」という条件だけが先に見られてしまう。プロフィールでは、会話の感じの良さより先に、数字と肩書きが並んでしまう。そこが、残酷なんです。

しかも本人の温度感は、「結婚したい」というより「彼女がほしい」が強い段階。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

20代前半なら自然な感覚でもあります。

ただ、結婚相談所にいる女性とは温度が違いすぎる。

これは現場で見ているとすぐにわかります。

20代男性が結婚相談所で不利になる、3つの条件

整理すると、20代男性が結婚相談所で苦戦する条件は3つに集約されます。

  1. 職歴と年収の浅さ——20代前半なら経験年数が浅くて当然、収入もこれから。けれど相談所のプロフィールでは、その「これから」は評価されません。今この瞬間の数字で並べられる土俵だからです。
  2. 奨学金返済中という事実——本人にはどうしようもない事情なのに、女性側からすると「結婚後の家計」に直結する情報として読まれます。
  3. 本気度の温度——「結婚したい」より「彼女がほしい」が強い段階で来てしまうと、女性会員側との温度差でかなり高い確率でズレが起きます。

本人が悪いわけではないんです。

ただ、相談所という場所では、会う前に“数字”で判断されてしまう。

私はそこに、20代男性の一番の怖さがあると思っています。

カウンセラー歴7年の田中さんが言った「100件申し込んで1件」——これが現場の数字です

モリモリくんのスペックを田中さんに伝えたとき、返ってきた言葉はこうでした。

年収が低いと「収入ダウン」と「奨学金の返済」のダブルパンチを食らっちゃうね。しかも、社会的信用度が低いとお金も借りられません。今のスペックじゃ、100件お見合いを申し込んで1件できるかどうかだね。勇気を振り絞ってナンパした方が希望がありそうだ。

100件で1件。

私も最初は耳を疑いました。

でも、これは田中さんの7年の現場感覚から出てきた言葉です。

結婚相談所のプロフィール選考というシステムが、条件面で不利になりやすい20代男性に対して下す判定。

それが、この数字なんです。

女性側との「温度差」というもうひとつの壁

ユウコさんも、20代男性の入会希望者には、まず「結婚願望が本物かどうか」を精査すると言います。

婚活市場の「結婚したい」という願望は本当に強く、女性は特に結婚・出産に対して焦りを感じている人が少なくありません。

そこに「彼女がほしい」レベルの男性が混ざると、その温度差でお互いにしんどくなる。

だからこそ、入口で見極めが必要になるんです。

ロマンスより安定を求めて若くから婚活を始める、高望みしない傾向の女性たちですら、年収200万円で奨学金を完済していない男性はかなり厳しく見られるでしょうね。

よっぽどタイプか、よっぽど気が合わない限り。

田中さんの一言は、さらに刺さりました。

このスペックの20代男性なら100回申し込んで1回お見合いができたらいいかなって感じだね。費用に見合ってませんよね、見返りが。なんとかセッティングできそうだったら頑張るけど、あまりにも希望がないとお断りするなー。

  • 入会金
  • 月額維持費
  • お見合いごとの料金
  • 成婚料

それで100回に1回しかお見合いが組めないなら——正直、費用対効果が悪すぎるんです。

私が断った理由も、結局はここに行き着きます。誤解してほしくないのですが、冷たく突き放したいわけではありません。若くして相談所に入って、痛烈な現実を突きつけられて「もう婚活したくない」と絶望されたくない。心を折ってほしくないから、止めるんです。

モリモリくんに勧めたのは、相談所ではなく「会えば伝わる場」でした

田中さんは、モリモリくんへの提案として、はっきりこう言いました。

結婚相談所より婚活パーティーの方が費用も安いし、友達に誘われてなんとなく参加しました~っていう結婚願望の低い女性もいるからね!

この「結婚願望の低い女性もいる」というのが、実は鍵です。

結婚する気はそれほどでも…という女性の方が、年収や職業をそこまで厳しく見ないことがある。

本気度が高い女性ほど、相手のスペックを厳しく見ます。

逆に、もちろん人によりますが、「いい人がいればな〜」くらいの温度の女性ほど、会話の相性や雰囲気を見てくれることがある。

20代男性のコミュ力や若さは、この層に対してこそ効くんです。

相談所では、会う前にプロフィールで落とされる。

でもパーティーなら、会った瞬間の明るさ、話しやすさ、若さが伝わる。

田中さんも言っていました。

結婚相談所で顔写真やプロフィールを見ていたらお見合いを断っていただろうなぁという人物でも、一度会ってみると意外と良い人だった!ってケースがありえるので。

「人柄が伝わる場」で実績を積む

モリモリくんの良さは、紙ではなく対面で出るタイプでした。

だから私は、相談所ではなくパーティーを勧めたんです。

プロフィールだけでは魅力が伝わりにくい人が、さらに条件検索のアプリ世界に寄りかかると苦しくなるだけ。

まず「人柄が伝わる場」で対面の実績を積んでほしい——これが、私の現場判断です。

ちなみに田中さんは、年齢別の使い分けも明確に持っていました。

30歳を超えた男性には婚活パーティーをあまりオススメしていないんですよ。本気じゃない女性参加者もいるから。

20代と30代以降で、戦う場所は変えるべき

* 20代男性:対面で若さ・雰囲気・コミュ力が伝わる婚活パーティー・街コン* 30代以降の本気男性:プロフィールと結婚本気度の土俵が合う結婚相談所

20代男性にとっては、パーティーの「ゆるい温度」、つまり結婚を急ぎすぎていない空気こそが入口として機能します。

年齢で戦う場所を変える。

これは現場を知っている人の知恵です。

原則はおすすめしない。ただし、例外はあります

ここまでかなり厳しい現実をお伝えしてきましたが、20代男性であっても結婚相談所で戦えるケースはあります。

例外条件です。

ユウコさんの言葉を借りるとこうです。

「年上女性OKのイケメンか、公務員・大手で年収300万以上、しかも本気度MAXの人なら20代でも戦える」

——かなりストレートな言い方ですが、この一言で、20代男性が相談所で勝つための条件の厳しさが伝わると思います。

逆にユウコさんは、フリーランスについてこうも言いました。

どんなに年収がよくても、自営業(フリーランス)はウケが悪いですね。それなりの覚悟が必要になりますからね。

年収の額面より「安定」を女性は見る。

フリーランスは、その時点でハードルが一段上がります。

そしてもう一つ、何より大事なこと。

条件面だけで人の価値が決まるわけではありません。ただ、相談所で戦うなら本気かどうかが大事。何より大事です。

「彼女がほしい」じゃなくて「結婚したい」。

その違いが、自分の中で言語化できているかどうか。

私の現場感としての結論

* 原則:20代男性に結婚相談所はおすすめしない(プロフィール選考で不利になりやすい)* 例外:年収300万以上で安定職、明確な強み(容姿・年上OK・面白さ)、そして「今すぐ結婚したい」が本気——この条件が揃うなら相談所もアリ* それ以外の20代男性は、まずパーティーで対面の実績を積んでから

田中さんもモリモリくんに対して、こんな提案をしていました。

今の仕事を頑張りながら婚活パーティーに参加したりして、30歳になっても結婚できていなかったら、そのときは入会してほしいかな。彼の場合、20代でフリーランス2期目だし、もう10年今の仕事を頑張って、それでも結婚できていなかったら入会するでも遅くはないかな。

本気が固まったら、扉を叩いてください

10年という数字だけ聞くと、長く感じると思います。

でも、これは何もしない10年ではありません。

仕事で実績を積み、出会いの経験を積み、自分の結婚への本気度を固めていく時間です。

20代の今すぐに無理して入会して心を折るより、本気が固まってから扉を叩く方が、ずっと結果は出やすくなります。

焦って入会するより、本気が固まってから来てください。

私は逃げません。

あなたの本気を、ちゃんと待っています。

まとめ|若いうちに、自分の立ち位置を知ってほしい

年齢が若ければ若いほど有利になるといわれている婚活市場。

けれど、

  • 年収が低い
  • 連続勤務年数が短い
  • 奨学金の返済が終わっていない
  • 結婚願望がそれほど高くない

これらが重なる20代男性は、結婚相談所のシステムでは選ばれにくい——構造上、不利になりやすい層に入ってしまいます。

いわゆる、社会的信用がまだ積み上がっていない20代男性は、結婚相談所では不利な立場になりやすいというお話でした。

結婚相談所は、自分が想像している以上にシビアな世界です。

だから、まずは街コン・婚活パーティーに参加しながら、自分が婚活市場のどこで勝ちやすいのかを知ってほしいと願うのです。

冒頭のモリモリくんに戻ります。

若い男性に必要なのは、夢を見せてくれる場所ではなく、今の自分がどこで勝てるのかを教えてくれる場所です。結婚相談所で心を折る前に、自分の立ち位置を知って、勝てる場所で戦ってほしい。私があの時お断りしたのは、そこに理由があります。

今すぐ結婚相談所じゃなくていい。場所を選んで戦ってください。

  • まずは街コンや婚活パーティーで会話の経験を積む
  • 仕事の実績を作る
  • 自分がなぜ結婚したいのかを、自分の言葉で言えるようにする

30歳になって、本気が固まって、それでもまだ結婚していなかったら、そのときに扉を叩いてくれればいい。

私は、そのときのあなたを待っています。

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