シングルマザー・シングルファザーとして、ひとりで子育てに励んでいるバツイチさんたち。
「ご縁があれば再婚したい」と思っている人もいらっしゃると思います。
シンママ・シンパパさんだって、母親・父親であり、女性であり男性ですから、新しい恋愛を始めることは悪いことではありません。
しかし、いつも脳裏に過ぎるのは子どもたちのこと。
子どもとパートナーとの関係・相性は非常に気になるところですよね。
この記事では、子連れ再婚・恋愛においてパートナーとしてふさわしくない人の特徴をご紹介いたします。
ここで紹介する特徴に当てはまるのならば……ちょっと待って!
もしかすると、あなたの隣にいるその人は、パートナーとしておすすめできないダメンズ・ダメ女かもしれません。
シンママ・シンパパが恋人・再婚相手に選んではいけない人の特徴
「恋は盲目」なんて言葉もあるくらいですから、好きになって間もない頃は相手の良い部分にばかり目がいってしまうのは誰でも同じこと。
しかし、やはりシングルマザー・シングルファザーとして子育てに励むパパさん、ママさんにとって、子どもと恋人との関係・相性は気になるところですよね。
シンママ・シンパパが恋人・再婚相手に選んではいけない人の特徴について、詳しくお伝えしていきます。
特徴1.子育てや結婚生活に対して過度な幻想を抱いている
自分が思い描いている理想と異なる部分が多い結婚生活。
結婚し、子どもができて家族として生活していると、家族生活・結婚生活のシビアな部分を体験しますよね。
やり場のない怒りに襲われたり、金銭面や子育ての悩みを抱えたり……。
もしも再婚を検討している相手が子育てや結婚生活に過度な幻想を抱いている場合、注意が必要です。
もしかすると、その人は子連れ再婚には向いていないかもしれません。
お互い離婚経験があって子育て経験もあるとなると話は別ですが、お相手が未婚である場合、「子育てはこうあるべき・夫婦生活はこうあるべき」という極端な理想像を抱いている可能性も高いです。
理想を抱くこと自体は、決して悪いことではありません。
しかし、その理想を達成できなかったときや、子育てにおける”壁”にぶち当たってしまったときを想像してみてください。
あなたのパートナーは、結婚生活・子育ての「苦」の部分も想定できているでしょうか?
子連れ再婚を成功させるためには、苦しみも怒りも、冷静に受け止められる相手を選ばなくてはなりません。
理想は理想、現実は現実として、冷静に考えられる人かどうかをしっかりと見極めてくださいね。
特徴2.価値観・金銭感覚・教育方針があっていない
離婚原因としてよく挙げられる「価値観や金銭感覚の違い」。
お付き合いしているときは、お互いの家があり、お互いのペースの中で過ごせるため意外と気がつきにくいものですが、365日・24時間していると徐々にすれ違いを感じることも……。
100%完璧な人間はいませんから、少しのすれ違いや価値観の違いはあって当然なのですが、その違いはあなたにとって、またお相手にとって、許せるものでしょうか?
再婚することで誰かにしわ寄せがいってしまう生活は、幸福だとは言えませんよね。
過去の結婚生活や離婚に至った原因と照らし合わせながら、お相手と自分、そして子どもを含めた生活を想像してみてください。
長年育ててきた価値観は、早々変わるものではありません。
再婚に踏み切る前に、週末に何度もお泊りをしてみて確かめることもひとつの手。
また、意外と見落としがちなのが衛生観念。
お子さんがまだ幼い場合は特に、気になる人も多いと思います。
「これくらい……」という一言が、決定的な亀裂に繋がることも。
すべての感覚や考え方を一致させることは難しいからこそ、お互いの「違い」をしっかりと確かめ合い、許容できるかどうかを判断しておく必要があります。
特徴3.子どもと良好な関係を築くことができそうにない
子連れ再婚となると、やはり気になるのはパートナーと子どもとの相性。
結婚すると同時に父親・母親になるのですから、パートナーと子どもとの関係が良好であるほうが安心ですよね。
お付き合いが長くなってくると、パートナーと子どもの関わり合いも増えてくるでしょう。
遠慮の気持ちから、引き合わせて間もない頃は子どもに注意をしたり叱る姿を見る機会はないと思いますが、そこそこ慣れてきて信頼関係が築けているはずなのに、子どもをまったく叱らないパートナーも危険信号です。
たとえば、子どもが命にかかわるような危険な行動をしたときなど、親として・大人としてきちんと注意できない人では困りますよね。
とはいえ、「叱り方がわからない」という場合もありますから、よく話し合う必要があります。
また、まだパートナーと子どもの信頼関係ができあがっていない段階や、引き合わせて間もないうちから「子どもを叱って! 親になることを考えて子どもと接して」とパートナーを急かすことはNG!
パートナーにも、子どもにもそれぞれのペースがありますから、焦らず急かさず見守っていくことが大切です。
しかし、いつまで経っても子どもと関わろうとしてくれないパートナーとは、お付き合い自体を考え直したほうが吉。
最初は戸惑いや遠慮の気持ちから、パートナーも色々な悩みや迷いを抱えているかと思います。
そんなパートナーの気持ちに寄り添いながら、話し合いを続けていくことが大切です。
しかし、どれだけあなたを愛し、大切に思ってくれる人でも、子どものことも同じように大切に思ってくれなくては、子連れ再婚はできません。
子どもとも「家族」になろうという気持ちがパートナーに薄いと、あなたがどれだけ工夫を凝らしてみても、徒労に終わる可能性が高くなってしまいます。
頃合いを見計らって、交際相手を子どもへ紹介&説明することはマストとなりますが、我が子の準備ができてずいぶん経つというのに、会うことを何かと理由をつけて先延ばしにするような人もよくありません。
血の繋がりがない子どもに対して、実子のように接してくれているかどうかも再婚するうえでは重要なポイントとなりますから、じっくりと時間をかけて距離を詰めていき、どのように対応してくれているかを観察していきましょう。
子連れ再婚と虐待のリスク……常に子どもを守ることを考えよう!
離婚・子連れ再婚も珍しくない現代。
血の繋がらない親子であっても、幸せな家庭生活を営んでいくことは可能ですし、そういった家庭も増えてきています。
しかし、子連れ再婚したあと、継母・継父となった再婚相手から虐待を受けている子どもがいることもまた事実。
たびたびニュースでも痛ましい虐待事例を目にしますよね……。
どんなに素敵な再婚相手であっても、何かの拍子に人がガラリと変わってしまったかのように急変してしまうことも絶対にないとは言い切れません。
子どもが虐待を受けていないか、また、あなたが把握しているパートナーの関係性以外で怪しい部分はないか、細心の注意を払わなければいけません。
「もしかしたら」と思ったら、迷わず周りに助けを求めたり、シェルターに駆け込んだりしてパートナーと距離を取るようにしてください。
お子さんを守れるのは、あなただけ!
再婚したものの、相手と性格・価値観が合わず、結婚生活を続けることが難しくなり、離婚に至る人たちもいます。
もちろん、それが悪いことだというわけではありません。
しかし、再婚・離婚に伴い、大なり小なり子どもは傷を抱えてしまいます。
再婚しても大丈夫なのかどうか、自分ひとりだけで決断できないときには、信頼できる周りのひとや親御さんに意見を聞いてみてください。
すでに幸せな再スタートを切っている再婚の先輩が身近にいる場合はその人たちに話を聞き、いなければネットの体験談を読んでみることもオススメです。
常にお子さんの心の状態に気を配り、お子さんを守ることを考えて物事を進めていってくださいね。
子供目線でベストなタイミングの再婚を目指そう!
理想なのは子供目線のベストなタイミングでの再婚です!
子供のためとはいえ、シンママ、シンパパだっていつまでも1人でいたくないこともあるでしょう。
そんな時は胸をはって、子供も喜んでくれるタイミング・納得してくれるタイミングを上手く見計らいましょう!
<ベストな再婚タイミング>
ベストタイミング2.子供が「お父さん・お母さんが欲しい」と言ったとき
ベストタイミング3.子供の進級・進学が落ち着いたとき
ベストタイミング4.子供と将来の話ができるようになったとき
詳細については以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
まとめ
子連れ再婚で幸せな家庭を築くためには、男女2人の関係性だけでなく、子どもやお相手の家族との関係性も配慮する必要があります。
そして、なにより子どもの精神面が一番大切です。
お子さんの環境が大きく変わる時期、たとえば進級や進学時などに再婚の話をすることは避けるようにしましょう。
お子さんと再婚相手を引き合わせる時期も同様です。
パートナーにも子どもにもそれぞれのペースがありますから、急がず焦らず、ゆっくり再婚への道を歩んでいくようにしてくださいね。
幸せな再婚ができますよう心から願っております。