【結婚相手の離婚歴】バツの数は何個までなら許せますか?バツイチ・バツ2まで?

【結婚相手の離婚歴】バツの数は何個までなら許せますか?バツイチ・バツ2まで?

はじめに|「バツイチです」と聞いた瞬間の、あの迷い

「バツイチです」「バツ2なんです」——交際相手や紹介相手から、ふとこの言葉を聞いた瞬間。

頭の中を「やっぱり、やめておいたほうがいいのかな」がよぎる。

その感覚、よく分かります。

世間のアンケートを見れば、結婚相手の離婚歴を「バツイチまで」と答える人が約50%、「バツ2まで」と答える人は約10%。

数字だけ並べれば、たしかに厳しい。

でも、ちょっと待ってください。

婚活の現場をずっと見てきた立場から言わせてもらうと、その数字の裏には、世間が見落としている前提がいくつもあります。

バツイチと聞いて急に去っていく人は、実はほとんどいません。

それどころか、婚活に長くいる人ほどバツの数を気にしていない——これが現場の感覚です。

なぜ、そんなことが起きているのか?

答えは単純です。

結婚相手として本当に見るべきなのは、バツの「数」ではなく、その中身にある「ある一点」だからです。

この記事では、世間の許容範囲という建前を確認したうえで、本当に判断すべき「離婚理由」と「再発リスク」、そして相手の反省が行動に変わっているかの見抜き方まで、遠慮なくお話しします。

読み終わるころには、あなたが向き合っているバツが「諦める理由」なのか「気にしなくていいもの」なのか、自分の頭で線引きできるようになっているはずです。

「バツイチまで」が50%、「バツ2以上」は10%——この数字を、現場ではどう読むか

数字だけ見ると、バツイチに抵抗がない人は意外に多いように見えます。

許容範囲を「バツイチまで」と答える人がだいたい半数、「バツ2まで」と答える人は1割前後。

これが、いろいろなアンケートを横断して見たときの、ざっくりとした数字感覚です。

でも、私はこの数字をそのままは信じません。

OKと答えた10%の中には、自分自身がバツ持ちで「OKと言わざるを得ない人」がそれなりに含まれている。

純粋に「初婚側からのバツ2受容率」だけを切り出せば、もっと低い数字になる可能性が高い。

実際の婚活では、子どもの有無、離婚理由、前の配偶者との距離感によって、相手の反応は一気に変わります。

だから、数字の表面だけを眺めても判断材料にはなりません。

このアンケート、結婚相談所の現場ではあまり当てになりません。

回答者の中には、結婚相手をまだ探していない人や、ぼんやりと「結婚したい」と思っているだけの層も含まれます。

つまり、まだ現実の選択を迫られていない人たちの「気分」の集計なんです。

実際に毎月お見合いを重ね、相手を選び続けている人たちの目線とは、まるで違う。

世間の数字は世間の数字として、頭の片隅に置いておく。

そのうえで、現場で何が起きているかを見てみましょう。

婚活現場で見えてきた、バツイチが「敬遠されない」理由

最近の婚活事情を見ていると、バツイチは以前よりかなり受け入れられやすくなっています。

人気と言っていいのか分かりませんが、少なくとも昔ほど大きなマイナスではありません。

何度でも言いますが、これは現場の感覚です。

結婚相談所、婚活パーティー、マッチングアプリといった婚活市場にくる人たちは、多かれ少なかれ異性探しに苦戦しています。

30代後半、40代、50代——それぞれの年齢で、それぞれの事情を抱えて婚活市場にやってくる。

そんな中、相手のバツを理由に最初から候補を切っていったら、お見合いする相手がほとんど残らない、という現実があります。

ましてや、バツイチと聞いただけで急に去っていってしまうような人は、ほとんどいません。

プロフィールに「バツ1・子なし」と書いてある相手にも、初婚の方がふつうに申し込みを入れる。

これが、現場の温度感です。

そして、ここなんです——婚活市場に長くいる人ほど、バツイチであることを気にしていない。

婚活が長くなるほど、初婚かどうかよりも、「一緒に暮らしたときに話し合える人かどうか」を見るようになります。

お見合いを重ねるうちに、バツの有無より、目の前の相手がどんな人間かのほうがはるかに重要だと、嫌でも気づかされるからです。

大事なのは、バツの数そのものではありません。ただし、バツ2以上の場合は少し見方を変えた方がいい。同じ失敗を繰り返していないか。ここだけは必ず見てください。

ここからが本題です。

結婚相手の離婚歴で本当に見るべきは「バツの数」ではなく「離婚理由」

もうなんとなく分かってもらえたと思いますが、大事なのはあなた(もしくは相手)の人間性です。

だからこそ、本当に見るべきなのは、バツになった理由なのです。

ここからは、回りくどい言い方をやめます。

もしも、バツ3で、すべての離婚があなたの浮気だったとしたら、あなたはもうアウトです!

これは、はっきり言ってアウトです。ただ、誤解しないでください。

問題なのはバツの数ではなく、そこから何も学んでいないこと。

1回目の離婚で反省することなく、2回目も3回目も浮気を繰り返したわけですから、そんな相手と誰が結婚したくなりますか?

あなたが、どんなにイケメンでも美人でも、結果は同じです。

——これが、現場で長く婚活を見てきた人間の、偽らざる本音です。

バツの数が3でも、理由が「全部こちら側の浮気」なら、年収がいくらだろうが、見た目がどんなに整っていようが、結婚相手の候補からは外れる。

少なくとも、私だったら勧めません。

逆のケースも見てみましょう。

たった1回の離婚の理由が相手のDVだった場合、あなたは悪くないですよね(ごくまれに原因があなた側ということもありますが、ここでは割愛します)。

離婚原因には浮気、DV、モラハラ、浪費、親族問題などいろいろなものがありますが、原因名だけでは判断できません。

「浮気」「DV」「モラハラ」という言葉よりも、その人がそれをどう説明するかを見てください。

同じ「相手の浮気」でも、淡々と事実だけを語る人と、何年経っても恨み節で終始する人とでは、その後の相手選びの精度がまるで違います。

そうです。あなたは悪くなかったんです。

ただし、婚活の現場で見ていると、自分側にまったく原因がなかったケースばかりではありません。

だからこそ、相手の言い分だけでなく、その人が何を学んだかを見る必要があります。

ちゃんとした離婚理由を聞けば、あなたのバツを否定する人はいないはずです。

同様に、相手にバツがあった場合にも、しっかりと理由を聞いてみてください。

そうすれば、相手が悪かったわけではないことが見えてくるはずです。

バツの数を1個・2個・3個と数えて、足し算で判断する発想そのものが間違っている。1個でもアウトなバツがあれば、その人はアウト。3個でも全部「巻き込まれ型」のバツなら、その人を切り捨てる理由にはならない。

ただし——ここでもう一段、深く見ないといけない場面があります。

それが、バツ2以上のケースです。

バツ2以上で警戒すべきは離婚回数ではなく「同じ失敗の繰り返し」

離婚原因があなたや相手になかったとしても、それを何度も繰り返していたら、それは少し問題です。

ここが、バツ2以上を考えるときの本当の論点です。

例えば、バツ2の原因が2回とも相手の浮気だったとして。

それは、1回目の反省を活かせていないので、少しあなた(相手)にも問題はありますね。

同じように、2回ともギャンブル好きと結婚して離婚していたとしたら。

これも、反省を活かせていません。

「相手が悪かった」で2回続けて済ませられる話ではない、ということです。

1回目で「浮気する人を選んでしまった」と気づいたなら、2回目の相手選びでは何かしら基準を変えるはずなんです。

それが変わっていないということは、本人の中に「同じタイプを引き寄せる何か」がある。

依存的な人ばかり選んでしまう。束縛が強い人にばかり惹かれてしまう。

お金にルーズな人を「優しい」と勘違いしてしまう——人によって癖は違いますが、傾向としてのパターンは確実にあります。

たとえ直接の原因がなくとも、同じ過ちを繰り返しているのは、少しマイナス要因です。

ここを見落とすと、バツの数だけでOKを出した結果、3度目の離婚に立ち会うことになる。

これは、現場で実際に起きていることです。

では、相手のバツが「学びにつながった失敗」なのか、「同じパターンの繰り返し」なのか。

どうやって見分けるのか?

次の章で、実際に使える質問に落とし込みます。

離婚歴のある結婚相手に、結婚前に必ず確認したい7つの質問

相手がバツイチだったとしたら、離婚原因から立ち直り、教訓を得て行動しているかどうかをチェックしてみてください。

これに尽きます。

ただ、「教訓を得てるか確認しろ」と言われても困りますよね。

具体的な質問に落とすと、こうなります。

逆に言えば、この7つさえ押さえておけば、プロのカウンセラーでなくても、相手の本質はかなり見抜けます。

1. 前の結婚が終わった一番大きな理由は何か

最初に必ず聞く質問です。

この質問で見るのは、離婚理由そのものではありません。

相手が他責だけで話す人か、自分の課題も言葉にできる人か。

「相手が全部悪い」の一辺倒なら要注意。

自分側の至らなさにも触れられる人は、それだけで信用度が一段上がります。

2. その経験で、自分の中で何を変えたか

ここが核心です。

見ているのは、過去の失敗が「過去のまま」になっているか、「今の行動」につながっているか。

「変わってない」「特にない」と返ってくる相手は、同じ失敗を繰り返す確率が高い。

具体的なエピソードで答えられる人は、ちゃんと自分と向き合ってきた人です。

3. 今なら、当時と違ってどう対応すると思うか

過去を仮定形で語れるかどうか。

これで、自分の失敗を客観視できているかが見えます。

言語化できる人は、頭の中で何度も振り返ってきた証拠。

「同じ状況なら同じことをする」と答える人は、危険信号です。

4. 前妻・前夫とは今も連絡を取っているか/養育費・面会の取り決めはどうなっているか

お子さんがいる場合は必須です。

ここで見るのは、過去を曖昧なまま新しい結婚に持ち込もうとしていないか。

曖昧にぼかす相手は、結婚後にトラブルの火種になります。

逆に、スッキリ整理できている人は、結婚後の生活設計もしやすい。

5. お子さんとの関係はどうか

お子さんがいる場合の話です。

会えていないなら、その理由。

会えているなら、頻度と関わり方。

ここを語る顔つきと言葉選びで、その人がお子さんに対してどういう責任の取り方をしてきたかが、かなり見えてきます。

6. 親や家族には、離婚歴をどう説明しているか

家族と気まずいまま、という相手は、新しい結婚生活でも親戚関係に火種を持ち込みがちです。

家族にきちんと事情を話せている人は、誠実さの裏付けになります。

逃げず、隠さずに話せたかどうか。ここに人間性が出ます。

7. 次の結婚で絶対に繰り返したくないことは何か

締めにこれを聞くと、その人がどこまで自分の問題として離婚を引き受けているかが分かります。

具体的に答えられる人は、信用していい。

7つ全部を完璧に答える必要はありません。ただ、複数の質問で「相手のせい」「覚えてない」「特に変えていない」が続くなら、その人と結婚した先に待っているのは、おそらく3度目の離婚です。

自分がバツイチ・バツ2側のとき、婚活でどう伝えるか

ここまでは「相手のバツをどう見るか」という、見る側の話でした。

視点を切り替えます。

自分がバツイチ、あるいはバツ2の側だったとき、婚活でどう伝えればいいのか。

たしかに『2度同じ過ちを繰り返すな』と言われても、困ってしまうと思います。

分からないから、判断できないから、見抜けないから、あなたは失敗したのかもしれません。

でも、考えてみてください。

誰だって、初めての結婚で相手の本性まで見抜けるわけがない。

たった1回の経験ですべてを学べと言うほうが、そもそも無理な話なんです。

だから、まず自分を責めるのをやめてください。

あなたがバツイチ側だとしたら、たとえあなたに原因がなくても、その1回の離婚をしっかりと次に活かしてください——これは責めているのではなく、武器にしてほしい、という話です。

同じ離婚歴でも、伝え方ひとつで相手の受け取り方はかなり変わります。

これは、本当に現場でよく見ます。

【NG例】
「前の妻が浮気して離婚しました。本当にひどかったです。」
【伝わる例】
「前の妻の浮気が直接の理由でしたが、振り返ると、自分が仕事ばかりで家庭に向き合えていなかった時期と重なっていました。今は仕事と家庭の優先順位を整理し直しています。」

差が分かりますか? 前者は「相手が悪い」で完結している。

後者は、自分は悪くなかった部分を認めつつ、それでも自分が変えたことまで言葉にしている。

ここがポイントです。

「自分は悪くなかった」を出発点にしながら、「次に何を変えたか」まで語れる状態に、自分を持っていく。

これができれば、バツ1だろうがバツ2だろうが、婚活市場で正面から戦えます。

ただ、自分一人で「何を変えたか」を整理するのは、けっこう難しい作業でもあります。

離婚直後は感情の整理もついていないし、自分の癖を客観視するのは、誰にとっても大変です。

だからこそ、相談しましょう。

結婚相談所は、結婚相手を紹介してくれるだけのところではありません!

自分一人で迷わず、カウンセラーに悩みや迷いを相談しましょう。

そのためにも、優秀なカウンセラーのいる結婚相談所に行くことをおすすめします。

「結婚相手を紹介してくれる場所」というより、「自分の判断力を補ってくれる場所」として使うのが、本当のところの活用法です。

まとめ|バツの数は履歴に過ぎない。原因と、その後の行動で判断する

判断軸を整理しておきます。

  • バツの数は数えない。離婚理由を見る
  • 理由が本人にあるなら警戒、本人以外なら気にしない
  • バツが2個以上なら、加えて「同じパターンを繰り返していないか」を見る
  • 最後に、その失敗が言葉と行動の変化として残っているかを確認する

これだけです。

結局、私が言いたかったのは、『バツの数なんて気にする必要はない』ということです。

バツであることに躊躇して、結婚を諦める必要はない。

大事なのは、バツになった原因なのです。

バツの数そのものに振り回される必要はありません。見るべきなのは、離婚の原因と、その後その人がどう変わったかです。

もし今、目の前のバツに迷っているなら、まずはたった一つ、「離婚の理由」を聞いてみてください。

そこから先の景色は、きっと変わります。

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