LINEのコミュニケーション術
「LINEで100%惚れさせる方法」を探してる時点で、あなたヤバいぞ
LINEで100%惚れさせる方法、探していませんか?
探したくなる気持ちは分かります。

好きな人とのLINEほど、正解が欲しくなるものです。
でもハッキリ言います。
そんなもの、あるわけがありません。ないです。
そういう魔法のような方法を期待している時点で、**あなた、かなり危ないです。
**
恋愛におけるLINEの使い方は、本当にめちゃくちゃ質問されます。
中でも一番多いのがこれです。
LINEで100%惚れさせる方法を教えてください
という相談です。
……そんなもの、あるわけがありません。
合コンで知り合ったばかりの女性に送るLINEと、長年の女友達に送るLINEが同じでいいわけがありません。
前提条件が無数にあるのに、誰にでも当てはまる方法なんてあるはずがないのです。
- 相手が前のめりなのか、ただ時間つぶしでLINEしているだけなのか。
- 毎日会っている相手なのか、マッチングアプリで1回会っただけの相手なのか。
ここがまったく違うのに、「万能テクニック」で攻略しようとしている時点で、もうかなり不利です。
少なくとも、相手を見る恋愛からはズレています。
LINEの話は、二人の今の関係性をしっかり聞き取ってからアドバイスすることが重要です。
一律の正解なんて出せません。
出せると言い切っている人がいたら、少なくとも岡田は信用しすぎない方がいいと思っています。
では、何を話すのかということですが、「絶対の正解」はありません。
けれど、「気に入られやすい方向」と「絶対にやってはいけない失敗」は、岡田が現場でずっと見てきたからこそ言えます。
今日はそこを話していきます。
まず最初に壊したいのが、世間で信じられている「返信速度神話」です。
返信速度で脈あり脈なしを決めるな|スマホ依存度でこう変わる
「返信が早い=脈あり、遅い=脈なし」。
これ、必ずしも正解ではありません。

スマホの依存度によって返信スピードはまったく違うからです。
ネットでよく見る「2時間以内に返事が来たら脈あり」みたいな話を真に受けて誤判定している人、本当に多いです。
では、相手の依存度をどうやって見抜くのか。
一つだけ質問させてください。
あなたが好きな相手は、食事中にスマホをどこに置いていますか?
- カバンの中にしまっている
- テーブル上に出しているけど、ほとんどチェックしない
- テーブル上に出して、頻繁にチェックする
1番なら、依存度は低いです。
このタイプに即レスを求めるのは無理があります。
返事が遅くても、あなたに脈がないとは限りません。
単にスマホを触る習慣が薄いだけです。
危険なのは2番と3番の方です。依存度が高いので、
脈なしでも返信が早い可能性がある
のです。
返信が早いだけで脈ありと決めつけると、「そんなつもりではなかった」と振られるパターンになります。
見るべきなのは速度ではなく、中身です。相手から質問が返ってくるか、会う話に前向きか、会話を続けようとする姿勢があるか。そこを見ないと外します。
相談の現場で、これは本当に多いです。
毎日すぐ返事をくれるのに、告白したら『友達としか見ていなかった』と言われました
という相談です。
それは、相手のスマホ依存度が高かっただけです。
あなたに向けて早く返していたわけではありません。
LINEに限らず、コミュ力で一番大切なのは、
観察力
です。人はそれぞれ違います。
その人の癖や特徴をいち早く見つけることが重要なのです。
返信速度だけで判定しようとする時点で、もう「観察」を放棄しています。
だから外すのです。
観察できるようになったら、次は自分の返信ペースをどうするかです。
即レスは慣れる|恋愛LINEは「感情の振れ幅」で動く
好きな人からLINEが来たら即レスしたくなる。
その気持ちは分かります。

通知が来たら見たいし、見たら返したくなります。
でも、毎回毎回の即レスは避けた方が無難です。
実際、岡田が取ったアンケートでも、即レスしてくる相手に興味が減るという声は多くありました。
ただし、これもケースバイケースです。
即レスが嬉しいという声もありますし、いつもは即レスなのに来ない時にドキドキするという声もあります。
一概には言えません。
その上で、これだけは言わせてください。
即レスは、慣れてしまうのです。
感情の揺れが起きにくくなります。
感情の振れ幅が大きいほど相手の心に繋がる。
これが恋愛の大原則です。
返事まだかな? 来ないかな?
と待たされて、待たされて、そこに嬉しい返信が来た時の方が、テンションは上がるでしょう?
「いつでも即レスしてくれる人」になってしまうと、返信が来ること自体が「当たり前」になります。
当たり前になった瞬間、感情は動きません。
もちろん、わざと何日も放置しろという話ではありません。
相手の生活リズムを無視してまで即レスし続ける必要はない、ということです。
人間は、良くも悪くも慣れてしまう生き物です。
いつも即レスしていたら、LINEでの感情の揺れが起きにくくなるということです。
感情は、少し余白を置いて、待つ時間が生まれた方が大きく動きます。これだけは覚えておいてください。
では、どうすればいいのか。
一番無難なのは、
相手の返信スピードに合わせて返信をする
ことです。
会話でも同じでしょう?
相手がゆっくり考えながら話しているのに、こちらが早口でまくし立てたらどう思われるでしょうか?
「早く!答えてよ!」と急かされたら、鬱陶しいですよね。
ここでも観察力です。相手に合わせて同じようなスピードで返信すると、「この人しんどいな」とはなりにくい。むしろ、「なんだか落ち着くな、このペースは心地いいな」と感じてもらいやすくなります。
返信ペースの次は、送る内容の話です。長文・絵文字・疑問形。
ここで転ぶ人がめちゃくちゃ多いです。ただ、ここは前座です。
本番はこの後にあります。
長文・絵文字・疑問形|やりがちな失敗と岡田の断定
長文は演説。コミュニケーションではない。
好きな人に色々伝えたくて長文になる。

これ、絶対にやめてください。
長文は、そもそも気持ちが伝わりにくいのです。
気持ちが伝わらなければ、相手との距離は縮まりません。
コミュニケーションは、相手の相づち・ツッコミ・質問があって初めて成り立ちます。
一方的に文字の壁を送りつけるのは、コミュニケーションではありません。
演説です。
そして逆もあります。
毎回長文LINEを送ってくる相手、どうしたらいいですか?
という相談もよく来ます。
答えを言います。
何度やり取りしても一方的な長文ばかりで、こちらがしんどくなる相手なら、無理に相手にしてはいけません。スパッと距離を置きましょう。合わない相手に時間を使わないでください。
絵文字は非対称なリスク。少ないリスクと多いリスクは別物。
適度が分からないなら、絵文字やスタンプは極力使わない方がいいです。
使ってはいけないわけではありません。使う方がいいわけでもありません。
自分のキャラに合っていれば問題ない。
それだけの話です。
ただし一つだけ。
特に婚活や大人の恋愛では、
絵文字が少なくて引かれることはほとんどありませんが、多い時はドン引きされる危険があります。
非対称な勝負なのです。
迷うなら少ない方に倒してください。
疑問形ばっかりは「面接」。
疑問形を使うなら、自分のことも少し伝えてください。
疑問ばかりだと、
はぁ???面接か???
と思われます。
疑問形で返信が来ないなら、あまり脈は強くありません。
ただ、あなたが悪いとは限りません。
単に距離の詰め方が早すぎるだけのこともあります。
もう少し違う戦法が必要です。
残念ですが。
それと、これも大事です。
「元気?今何してる?」系の質問は、
これは仲良くなってから送れるLINEですからね!
知り合って間もない相手に送ったら、ただの監視です。
ここで言いたいのは、LINEを完璧に整えろということではありません。
相手が返しやすい余白を残せ、ということです。
結局ここでも、相手をよく見る観察力がものを言います。
……とまあ、ここまでは全部“前座”です。本題はここからです。
LINEで本当に差がつくのは、もっと別のところです。
モテる男女の分岐点|LINEで「感情を拾える」かどうか
ここで、一つ場面を想像してください。
狙っている女性から、こんなLINEが来ました。

仕事やっと終わった。疲れた。うちの上司、いつも突然残業を言ってくるの。腹が立つわ。
その後に続けて、
週末、空いている? 飲みに行かない?
ここで男性に強く聞きます。
どうやって返信しますか?
嬉しくて即レスして、「空いてるよ、行こう!」とか送るんじゃないでしょうね。
残念ながら、
それを送ってしまうなら、LINE能力はかなり危険水域です。
もしくは、「そっか、お疲れ様。じゃあ週末、●●ちゃんの好きなイタリアンのおいしいお店を予約しておくから食べに行こうか?」でしょうか。
まあまあそんなものかな、と思っていますか?
だとしたら、惜しいです。
でもまだ、
感情を拾うLINEには届いていません。
なぜ2番目でも足りないのか。
相談の現場で、男性のLINEを何千通と見てきました。
みんな同じところで転びます。
男性はLINEが来た瞬間、頭が「業務モード」に入るのです。
「約束を取り付ける」という業務を遂行することしか、頭に残らないのです。
これは性格が悪いという話ではありません。
悪気なく、感情の受信だけが抜け落ちるのです。
文字で気持ちの交換をするのは面倒。それは今度会った時でいいじゃないか。
というのが、大半の男性の本音です。
私もそうだった時期があるので、よく分かります。
でも、婚活相談の現場で見る限り、女性から来るLINEは、多くの場合、情報のやり取りに感情がくっついています。
感情を受け取らずに業務だけ返す男性は、女性から見ると「なんか違うな」と映ります。
これを、岡田は毎回毎回現場で見ています。
さっきの失敗例で注目してほしいのは、即レスやスタンプではありません。
女性の「疲れた、腹が立つ」に対して、男性が完全にスルーしているところ
です。
もし、これが女友達との会話なら、「大変だったね」「お疲れ様」の一文が必ず入ります。
これをサラッとできるのが、
女性のすごいところです!
男性は、そこをすっ飛ばして業務に直行します。
「お店を予約しておくから食べに行こうか?」は、業務としては満点です。
でも感情は完全にスルーしています。
これでは、モテません。
では、正解を見せます
仕事終わったんだね、お疲れ様。
そっか、突然残業を言ってくる上司って、それは腹が立つよね。こっちの都合もあるのにね。そんな上司だったら、全員がキレているんじゃない?
よく頑張って仕事を終わらせたね。えらい!でも、あまり無理しないようにね。
じゃあ週末、●●ちゃんの好きなイタリアンのおいしいお店を予約しておくから食べに行こうか?
見てください。「業務」に入る前に、
疲れた・腹が立つ・頑張った、この3つをちゃんと拾っています。
その上で、最後に予約の話に繋げています。
もちろん、毎回ここまで丁寧に書けという話ではありません。
大事なのは、予定の話に入る前に、相手の感情を一つでも拾うことです。
面倒くさいな、と思ってはいけません。
こういう積み重ねをすることで、安心感が生まれて、「また会いたい」という気持ちに繋がっていくのです。
最後に、男と女、両方に言わせてくれ
正直な話をします。
男性は、岡田自身も含めて、恋愛の共感に関してはかなり不器用な生き物です。

不器用だから、もし付き合えたとしても、すぐに共感を忘れます。
だって、男性にとってLINEは所詮、業務連絡の手段だからです。
最初は無理して頑張っていたのです。
付き合えたら、すぐ素に戻ります。これが、私も含めた男性のリアルです。
だから、女性に言いたい。
こんな不器用な男脳を、少しだけ理解してあげてください。
もちろん、女性だけが我慢しろという話ではありません。
ただ、彼が冷たいのではなく、感情の拾い方を知らないだけの場合もあるのです。
彼氏から欲しい言葉を期待しすぎないでほしいのです。
もちろん、欲しい言葉が返ってこなければ寂しいし、腹が立つこともあると思います。
ただ、そのたびに「愛されていない」と決めつけなくてもいいのです。
「ああ、男脳で返信してきたな」と、
広い心で許してくれると嬉しいです。
これが男女の良い恋愛関係を築く一番の近道かもしれないと、私は思っています。
そして、もう一回男性に言います。
面倒かもしれません。業務モードに入りたい気持ちも分かります。
でも、
女性は共感されることが、本当に嬉しいのです。
面倒くさがらず、女性の感情を拾い続けてください。
拾い続けていたら、
男性が頑張っている何百倍もの愛情で返してくれるのが、女性なのです。
だから、次のLINEでは、返信速度よりも相手の感情を一つ拾ってください。「疲れた」「腹が立った」「嬉しかった」。その一言を見逃さないこと。そこから、恋愛のLINEは変わります。





