婚活において、最初の難関は「選ばれること」。
選ばれなければ、お見合いは成立しませんよね。
あなたがお見合い相手をプロフィールと写真で選ぶのと同じように、あなたが選ばれるかどうかは、「プロフィール」と「プロフィール写真」に掛かっています。
もしかして・・・
「プロフィールは正直に書けば良い」
と思っていませんか?
それは大間違い!
婚活においてのプロフィールは、単なる自己紹介ではなく相手に良い印象を与えるための強力な武器だと考えましょう。
プロフィールは自分を売り込むための宣伝材料なのです。
良いプロフィールを書けば、その時点でライバルたちよりも出会いの可能性が高くなります。
自分を1つの商品と考え、自分を売り込むための、好意を持ってもらえるような情報を記載しましょう。
でも、もちろんウソはいけませんよ。
「どうやって書けばいいのかわからない!」
というあなたに・・・
ここでは、婚活の第一関門を突破するための、好印象を与えるプロフィールの書き方をご紹介します。
「ここを突破しなければ、婚活をスタートできない」というくらいの覚悟で読み進めて欲しいと思います。
それくらい重要ですからね。
プロフィール写真の詳細は、「プロフィール写真を軽視していない?!「選ばれる」ための写真テクニック」でご紹介していますので、併せてご覧ください。
結婚相談所で選ばれるプロフィールのポイント
まずプロフィールを書く上で必ず守ってほしいポイントは、以下の4点。
- ウソはNG
- 単語で書くのではなく、文章で書く
- ネガティブな表現は避ける
- 空欄と詰め込み過ぎはNG
ウソはNG
これは当然ですね。選ばれるために自分を偽って書いてしまうと、後々「あれ?プロフィールと違う?」となって、不信感の種になってしまいます。
お見合いはできても交際につながらないと意味はありません。
盛った表現は控えて「自分らしさ」をアピールしてください。
どうしても触れて欲しくない点があれば、「あえて書かない」という選択肢もあります。
「ウソを書く」ことと、「マイナス要素を書かない」とは別モノですから・・・
私個人的には・・・
マイナス要素は先に公開して、それでも受け入れてくれる人を見つけた方が楽とも思います。
但しマイナス要素を書く場合は、単にそれだけを書くのではなく、理由とポジティブな表現も一緒に書くことをオススメします。
単語で書くのではなく、文章で書く
これは具体的な行動と共に文章として書くことにより、あなたの性格や人柄がよく伝わります。
文章で書く方が相手は色々と想像することができ、「面白い」「もっと聞きたい」という感情を抱きやすいものです。
例えば以下のプロフィール、あなたはどちらに興味を抱きますか?
■職業欄
A.会社員
B.ゲーム会社のプログラマーとして携帯ゲームの開発に携わっています。納期前は残業もあり大変ですが、自分が開発したゲームのダウンロード数が増えると疲れは吹っ飛びます。仕事にやりがいを感じながら、充実した毎日を過ごしています。
■趣味の欄
A.ワインの飲み比べ
B.ワインが好きなので、定期的に近くのBARのワイン会に参加しています。毎回マスターにワインの知識を教えてもらいながら、3種類くらい飲み比べて勉強します。ワイン会では毎回新しい気付きがあって、ワインの奥の深さに驚いています。
どうですか?
恐らくBの方が相手をイメージしやすく、興味を持ちやすいと思います。
ただ単に趣味を知ってもらうのではなく、趣味を通してこちらの人物像も知ってもらうことができます。
その人の行動や人柄がパッと見て目に浮かぶように、具体的に書きましょう。実際に出会って会話している場面をイメージすると書きやすいです。
ネガティブな表現は避ける
ネガティブな表現は人を遠ざけてしまいます。
短所も言い方次第では長所に! ネガティブな表現は、ポジティブな表現に置き換えて記載しましょう。
周りの意見として記載すると説得力がありますよ。
■ネガティブな表現
・人混みが嫌いなので、休みの日は殆ど外出しません
・人見知りで、特に異性との会話が苦手です
■ポジティブな表現
・家でゆっくり映画鑑賞など、二人の時間を楽しみたいです
・人の話を聞くのが好きで、周りからは「聞き上手」と言われます
もしネガティブな表現やマイナスポイントを書く必要がある場合、オススメの方法があります。
・「○○だけど、◇◇」
→○○がネガティブな表現、◇◇がポジティブな表現
例えば、あなたはA・Bどちらの方が受け入れやすいですか?
A.飲み会の雰囲気は好きですが、お酒が飲めないので最初の1杯しか付き合えません
B.お酒は飲めないので最初の1杯しか付き合えませんが、飲み会の雰囲気は好きです
A.土日の休みの希望も出せますが、サービス業なので基本的に休日は不規則です
B.サービス業なので基本的に休日は不規則ですが、土日の休みの希望も出せます
A.二人の時間を一番に考えていますが、一人暮らしの親が心配なので同居を希望しています
B.一人暮らしの親が心配なので同居を希望していますが、二人の時間を一番に考えています
いずれもBの方が印象が良いいいですよね?
理由を書くことにより、「何様だよ!」となる確率を下げます。
人が印象に残る言葉は、「だけど」の前より、「だけど」の後に続く言葉です。
ネガティブ・マイナスポイントを記載する場合は、「だけど」の後にポジティブな表現を一緒に書くべきです。
また職場でウケた自虐ネタをそのままプロフィールに記載している人がいますが、婚活においては絶対NG!
謙遜のつもりかもしれませんが、自虐ネタはあなたの評価を下げるだけですから気を付けてください。
こんな記載は止めましょう。
◆私なんて~
◆容姿が悪いので~、太っているので~
◆頭が悪いから~、大学に行ってないから~etc
空欄と詰め込み過ぎはNG
空欄にすると本気度が低いと思われます。一つでも「特になし」と書かれていたら読み進める気が無くなります。
逆に詰め込み過ぎると、ちょっと読むのが面倒になります。難しいところです。
あれこれアピールするよりも、1つに絞って深く掘り下げた方が印象も残ります。
しかし、内容によっては「自慢?」となるリスクもあります?!
趣味や特技なども複数書くのは良いですが、多くても3個以内に留めるべきでしょう。
結婚相談所で必ずチェックされるプロフィール項目
相談所によってプロフィール項目は若干異なりますが、以下は大半の相談所が採用している項目であり、かつ必ずチェックされる項目です。
年齢や年収などは工夫しようがない項目です。偽って書いても最後にはバレます。
付き合うことが目的ではなく、あくまで結婚がゴール。
ウソ偽りなく、また非公開にせずに正直に記載しましょう。
2.職業・年収
3.居住地・出生地
4.婚姻歴(子どもの有無)
5.趣味
6.喫煙・飲酒・ギャンブル
7.相手への条件
8.自己PR
これらの中でも工夫次第で印象を大きく変えられる項目に絞って、ポイントをお伝えします。
趣味がないなら作るべし
趣味がないっていう人は、この機会に作りましょう。
これからトライしたいことでもOK。「勉強中なので、一緒に挑戦してくれる方と会いたいです」と書くと印象が良いですよね。
この時のポイントは・・・ 「自分目線」ではなく「相手目線」で書くこと!!
ようは正直に好きな事を書くのではなく、会話のきっかけになる事や、良い印象を与える事を書きましょう。
つまり・・・
二人で共有できる、女性らしさや男性らしさをアピールする趣味にすべきです。
女性のNGな趣味
・ヨガ・ネイル・エステ
・海外旅行・ショッピング
・ゴルフ
これらは男性のウケがよくありません。
ヨガ・ネイル・エステは、女らしさと自己投資する前向きさをアピールしているのかもしれませんが、男性には共感ができません。また一緒に楽しむこともできません。
海外旅行は、同じ趣味の人と知り合いたいという欲望から記述するのだと多いますが、浪費家の印象を与える可能性があります。
「結婚後はあなたが旅費を出してね」とオネダリしているように受け取られかねません。
「男性は金遣いの激しい女性を敬遠する」ってこと、必ず覚えておきましょう。
あくまでも海外旅行好きの男性に絞るのであれば良いのですが、海外旅行好き以外の人を切る覚悟が無いなら書くべきではありません。
また、ショッピングも同様に浪費家のイメージを与えます。
ゴルフも評判がよくありません。活動的過ぎるイメージがあります。
百歩譲って「教えて欲しい」という姿勢であれば、ゴルフ好きの男性の目に留まるかもしれませんが・・・
ゴルフ好きな男性は、純粋にゴルフを楽しみたいのであって、女性とのデートとして楽しみたいとは思っていません。
女性にオススメの趣味
スポーツ・スポーツ観戦
映画鑑賞・読書
「そんなありきたりな!」
「今さら得意料理は肉じゃがなんて書けない!」
と思うかもしれませんが、時代は変われど常に男性は女性に安心感・癒しを求めています。
女性らしく家庭的な雰囲気、癒しの笑顔、知性をアピールできる趣味を使わない手はありませんよ。
・婚活をきっかけに料理にはまっています。私の料理の先生は母ですが、私もいつか自分の子供の料理の先生になれるように特訓中です。・野球観戦が趣味で、○○球団のファンで球場に足を運ぶこともあります。球場では大声で応援してしまい、声がかすれることもあります。一緒に球場にも行ってみたいです。
男性のNGな趣味
オタク系(アイドル・アニメetc)
ゲーム
これらはいずれも女性のウケはよくありません。
ギャンブル・オタク系に関しては言うまでもありませんよね。「金遣いが荒い」「気持ち悪い」と思われるのが関の山です。
オタク系女子から好まれるのではないか? と思われるかもしれませんが、NO!。
男性のゴルフ好きと同じく、純粋にオタクを楽しみたいのであって、男性と共に楽しみたいとは思っていません。
ゲームは女性でも好きな人はいますが決して大多数ではないので、あえて書く必要はないでしょう。
但し「家でゆっくりするのが好きなので、外出はあまりしません」と書くぐらいならゲームの方がマシ。
ゲーム好きの女性を期待しましょう。
男性にオススメの趣味
スポーツ・スポーツ観戦
料理・食べ歩き
「そんなベタな」と思うかもしれませんが、時代は変われど女性は男性に男らしさ・優しさを求めています。
女性一人ではなかなか体験できないことや、男性ならではの優しさ、女性をリードする力をアピールできる趣味を使わない手はありません。
リードするのが苦手な方は、「あなたが好きなことでOK」ではなく、「一緒に考えて」としましょう。
・食べ歩くのが好きです。週末になると話題になっているお店に足を運ぶことが多いです。お店によっては男一人ではちょっと入りづらい場合もあるので、それが残念。パートナーに出会えたら、二人で相談しながら新しいお店を開拓したいですね。・ドライブが趣味で、よく車で出かけます。時には一人でぶらっと、時には男友達とワイワイやりながら遠出することもあります。これも楽しいのですが、できれば助手席にはパートナーに座って頂きたいのが本音です。
喫煙・飲酒・ギャンブルはどうやって記入すればいい?
喫煙・飲酒・ギャンブルは、下図のような選択式や自由入力があります。
喫煙
正直、婚活において喫煙はマイナス要素でしかありません。
婚活のプロフィールで、タバコを吸う人の割合はわずか1割程度です。
非喫煙者は、当然非喫煙者を希望します。
非喫煙者にとって、「たまに吸う」と「よく吸う」は同等です。「吸う」か「吸わないか」だけだと考えましょう。
ということは、喫煙者は1割の中で出会いを探さなければいけなくなります。
女性の場合は更に厳しく、将来子供が欲しい男性には敬遠されます。これは、男性が喫煙者であってもです。(個人的には納得がいきませんが・・・)
ですから、婚活を機に禁煙することをオススメします。婚活において喫煙は「百害あって一利なし」。
どうしてもやめられない人は、「非喫煙者の前では吸いません」などのマナーを守った喫煙者であることを記載しましょう。
飲酒
婚活において飲酒の項目は、酒量を知りたいわけではなく、
一緒にお酒を飲んでコミュニケーションが取れる人なのか?
アル中レベルではないか?
ということが知りたいのです。
ですから、飲酒に関しては「たまに飲む」「お付き合い程度」と記載すべきです。
ギャンブル
競馬やパチンコなど、いかなるギャンブルもNGです。
ほとんどの場合、喫煙よりも拒否反応を示されます。
「付き合い程度」や「節度を持って時々」であれば、実生活では大半の人が認めてくれるでしょう。
しかし、婚活では確実にはじかれます。
今日からしばらくは「全くしない人」になった方が良いでしょう。
結婚相談所で選ばれる相手への条件
「年収600万以上」「高身長高学歴」「20代」「料理上手」など本音を書きたくなるところですが、それを書いた時点であなたの婚活はTHE END。
ここで気をつけることは、以下の4点。
2.相手を否定するような条件は厳禁(ex.お断り、NG、嫌です)
3.一方的に何かを求めるのではなく、共に何かをやっていきたいというスタンスで
(「お互いに」「共に」「一緒に」のワードがオススメ)
4.とにかくやわらかい表現で
×会話が面白い人が良いです
○笑いあえる家庭を一緒に作っていきたいです×お金遣いが荒い人はNG
○金銭感覚が近い人を希望×共働きをしてくれる女性を希望
○仕事も家事も、お互い支えあいながら家庭を作りたい
もし、マイナス要素になりそうだけど、親との同居や仕事のことなど譲れない条件がある場合は、
・「○○だけど、◇◇」
→○○がネガティブな表現、◇◇がポジティブな表現
の2点を忘れずに記載してください。
結婚相談所で選ばれる自己PRの書き方
「単語で書くのではなく、文章で書く」でお伝えした通り、プロフィールは具体的なエピソードを交えて書くことをオススメしましたが、相談所によっては全項目選択式or箇条書きのスペースしかない場合もあります。
その場合は、自己PR欄で文章にしてアピールしなければいけません。
その際のポイントは以下3点。
2.出だしと終わりにお礼の一文
ex.はじめまして。数あるプロフィールの中から選んで読んで頂きありがとうございます。
最後までありがとうございました。頂いたメッセージには必ずお返事します。
3.本文(出だしと終わりの間)は自由
本文には以下のような内容が良いでしょう。
・自分の性格
・休日の過ごし方
・箇条書きした趣味を掘り下げて(具体的なエピソードから人柄をアピール)
・箇条書きした趣味とは異なる一面の趣味(アクティブな趣味に対して、インドアな趣味など)
・理想の夫婦像
・選択式の項目には無いけど伝えておきたい点
女性のポイント
「趣味」でもお伝えしたように、女性は安心感・癒しをアピールしてください。
難しいのは「子供」に関する話題。
婚活中の男性は、比較的年齢を重ねていても子供を望む傾向にあります。
けれども、年齢の高い男性だと「子供が欲しい」をプレッシャーに感じることもあります。
また「子供が欲しいから結婚を希望しているのか?」と思われることもあります。
男性からすれば「私のことを好きになったから、私の子供が欲しいのだ」という風に思いたいのです。
女性がどれほど子供が欲しいと思っていても、「子どもが欲しい」という部分を全面に出すことはお勧めしません。
あくまでも「あなたという男性」をメインとしてあげてください。男性も愛されたいのです(笑)
・パートナーが帰宅した時、真っ先に「おかえりなさい」と笑顔で迎え、1日の疲れも吹っ飛んでしまうような、居心地の良い空間を作りたいです。・私は二人姉妹で、ケンカもしたけど賑やかで楽しかった記憶があります。私も結婚したら、笑い声が絶えない、いつも家族全員で食卓を囲むような明るい家庭を築きたいです。
男性のポイント
一方、男性は男らしさ・優しさをアピールすると言いましたね。
更に「家事を分担する」ことを匂わせるとより良いです。
最近では結婚後もバリバリ働きたい女性が増えてきました。
また子供ができた時にも支えてくれるという安心感につながるので、全く損はありません。
・仕事は営業職です。同僚、部下にも恵まれ、忙しくもありますが充実した日々を過ごしています。多忙のため出会いがなく婚活を始めました。これからは仕事だけでなく、将来のパートナーのために家庭を築いて、家族を守れるような男性になりたいと思っています。・家事は苦手ですが、結婚したらできる限り分担して、二人で家事をやっていきたいです。
まとめ
最初にも言った通り、プロフィール次第でお見合いができるかどうかが決まります。
決して適当に済ませるのではなく、時間をかけてじっくりと記載してください。
自分のことを客観的に見られない場合は、周りに意見を聞くのも良いでしょう。
担当カウンセラーにプロフィール内容をチェックしてもらえると、自慢や独りよがりのプロフィールを回避することができます。
婚活を進めていくと、考え方や価値観が途中で変わってくる場合があります。
更に、異性はプロフィールのどの部分に反応したのかがわかってきます。
プロフィールは定期的に見直し・修正を忘れないようにしましょう。プロフィールの鮮度を保つことも大事なのです。
プロフィール写真の詳細は、「プロフィール写真を軽視していない?!「選ばれる」ための写真テクニック」でご紹介していますので、併せてご覧ください。
本記事があなたを「選ばれる人」に格上げする手助けとなれば光栄です。