初婚平均年齢が上昇している現代。「そろそろ結婚したいなぁ」と思ったとき、合コンよりも婚活を選ぶ人が増えてきました。
そんな婚活において、成功する秘訣は何だと思いますか?結婚相談所や婚活パーティ。どんなスタイルの婚活でも、重要となるものといえば…。そう、プロフィールです。
婚活で思ったような結果につながらない。
カップリングどころか、話も盛り上がらない!
結婚相談所に入会したけれど、お見合いすら成立しない……。
そんな悩みを抱えているあなた。婚活がうまくいかない原因はプロフィールにあるかもしれません。
今回は自分の魅力が相手に伝わり、幸せな結婚へのカギを握る「婚活・プロフィール」の5つのポイントをご紹介!
例文を交えながら解説していくので、すぐに実践できますよ!
あなたも、運命の人に見つけてもらえる・選んでもらえるプロフィールを作ってみませんか?
実際に結婚相談所の仲介人たちはプロフィールが充実している人ほど、お見合いが成立したり、申し込み件数が多かったりするといっています!
これをやらなきゃ成婚できない!?婚活でプロフィールが重要になる理由
婚活ではわずかな対面時間の中で、相手がどんな人かを知り、そして自分のことも知ってもらわなければなりません。
婚活パーティーともなると、1対1で会話する時間はものの数分。結婚相談所のお見合いも、せいぜい1時間程度です。
しかもお見合いを申し込んだり、申し込まれたりするとき、参考となる資料はプロフィール。たとえ非の打ち所がなく、誰からも羨ましがられるような人でも、プロフィールが充実していなければ、お見合いの申し込みは入ってきません。
考えてみてください。この中から好きな商品を選んでくださいと言われたあなた。ズラリと並んだ商品の中から、どの商品を、どんな基準で選ぶでしょうか?
- 何に使うかわからない商品
- 値段がわからない商品
- パッケージやキャッチコピーのない商品
こういった商品は、まず選びませんよね。
モノを見て「これは■■社のお掃除グッズだ!」とわかるほど、知名度があるなら別です。けれど、そうでない限り
- 購入して得られるメリット
- どんな魅力がある商品なのか?
- 値段や用途は?
上記の要素を盛り込んだパッケージや広告を作らなければ、購入意欲は湧きません。どんな用途・使用方法かもわからないモノは買いたくない!
婚活だって、この心理と同じ。
「この人と会ってみたいかも!」
「どんな人か気になる……」
プロフィールでそう思ってもらえない限り、お見合いにも発展しません。婚活パーティーでカップリングできる可能性も半減です。
「けれど、男女の関係や結婚を『商品』と思うなんて…」
そんな心はすぐさま捨ててください。婚活で成功している人と、失敗する人の違いは、
見た目でしょうか?収入でしょうか?性格でしょうか?
私はこう思っています。婚活で成功する人は「マーケティング感覚」が優れていると。
ではプロフィールが婚活において、どのような重要性をもっているのか具体的に解説しましょう。
婚活のプロフィールは自分を知ってもらえる「履歴書」
結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリなど。さまざまな婚活があるけれど、どんな婚活においてもプロフィール欄が用意されています。
就職活動でいえば、いわば履歴書のような存在。
就職活動も、第一次審査は書類選考で履歴書をみて、「実際に会ってみよう!」と思ってもらえたら、第二次審査に進むことができます。
婚活も同じですよね。
要するに、プロフィールの内容で判断して「話してみようか」と思えるわけです。
婚活のプロフィールによくある項目
- 名前と年齢
- 住んでいるところ
- 最終学歴
- 職業
- 年収
- 婚歴の有無
- 続柄
- 血液型
- 趣味や休日の過ごし方
- 好きなもの・嫌いなもの
- 自己PR
プロフィールの形式には多少の違いがるものの、項目はほとんど同じです。こういった部分を相手に知ってもらえますし、自分も相手のことを知ることができます。ま
た、上手にアピールすれば、対面・会話をしていない段階で、相手に好印象を与えることもできるのです。
口では伝えにくい「希望条件」なども伝えられる
「理想はこれくらいの年収がある人がいいなぁ」
「できれば家事が得意な人と結婚したい」
結婚相手に求める「希望条件」は、誰もが抱いているはず。
けれど、いざ初対面となる異性を目の前にして、自分の理想を口にできるでしょうか?
「好きなタイプを尋ねられた…。けど、素直に言ってしまうと、厚かましいって思われちゃうかも!?」
「初対面で年収とかの話しをすると、ドンびくよね!?!?」
そして、自分の「希望条件」を相手に伝えることなく、時間だけが過ぎていってしまった…。
と、ならないように、婚活ではプロフィールで自分の理想・希望条件をアピールすることができますし、相手の希望も知ることができるのです。
初対面のハードルがグッと下がる
お相手のプロフィールを詳しく見ると、どんな人か想像できて、いざ目の前にすると「聞きにくいこと」も、事前に確認できます。
こういったメリットがあるからこそ、初対面のハードルがグッと下がるのです。
婚活が合コンよりも効率的だと言われる要素にも、プロフィールが大きく関係しています。
【例文アリ】運命を掴む!婚活プロフィールの書き方のポイント5選
では、どのようなプロフィールを書けば興味を抱いてもらえるのでしょうか?
この記事で紹介する、婚活プロフィールの書き方ポイントは以下の5つです。
- 否定・ネガティブ・NGワードは使わないこと(客観的に見てポジティブに書く)
- 具体的に書いて、相手の想像力をふくらませる
- 休日の過ごし方・趣味の欄は結婚生活を連想できるように書く
- 自己PR欄(自由記述)を使って、項目にない部分をアピールしよう
- プロフィール写真もこだわろう
婚活系サイトやブログ、仲介人に指摘された経験がある人もいらっしゃるでしょう。
どうしてこの5つのポイントを抑えた書き方が重要なのか?具体的な例文を添えながら、プロフィールの書き方を解説します。
そして読んだあとには実践する!これが結婚への第1歩ですよ~
否定・ネガティブ・NGワードは使わないこと
まずは書き方を知る前に、婚活のプロフィールで使ってはいけない表現・言葉・内容をピックアップしましょう。
こんなプロフィールだと、婚期も遠のく!ダメな表現や内容は?
- 空欄や「特になし」といった回答
- 理想・希望条件ばかりを詰め込んで書く
- 家庭的ではない趣味を記載する
- 否定、卑下する表現
- ネガティブな印象を与える表現
このような内容では、どんなにあなたが素晴らしい人であっても、なかなかお見合いに発展しなかったり、興味を持ってもらえなかったりします。
空欄や「特にありません」といった回答は、「この人は本気で結婚したいんだろうか?」と相手に疑問を抱かせてしまいますよね。
それ以外のNGワード・内容について、例文を交えながら説明しましょう。
- 理想・希望条件ばかりを詰め込んで書く
希望する年収は600万円以上で家庭的な人。専業主婦として家庭を守りたいので、理解がある人。できればマイホームを購入したいです。
たしかに、婚活プロフィールには希望する条件を記載する欄が存在します。けれどもこの書き方では、自分本位な印象を与えてしまいますよね。
自分は専業主婦を希望しているけれど、マイホームは購入したいって…。ほとんどの異性がそういう印象を抱くでしょう。
希望条件の欄には、たしかに自分の希望を記載します。さらに、自分都合な条件だけでなく、自分ができることをアピールする欄でもあるのです。
それを意識して置き換えるのであれば……
希望する年収は600万円。家事が得意なので、専業主婦として家庭を支えていきたいと思っています。お料理も好きなので、食べるのが好きな人だと嬉しいです。自分たちが理想とする住空間で幸せな家庭を築いていけるお相手と結婚したいです。
こうですね。
これなら、露骨感もやんわりしますし、家事が得意という長所をPRできます。
また、「理想とする住空間」と記載すれば、マイホームがほしい!よりも、すっと心に入ってきやすいですよね。
- 家庭的ではない趣味を記載する
パチンコや競馬、ギャンブル全般や、女性であればエステなど。そういった趣味は、好き嫌いがあります。
また、結婚して家庭を築いていくためには、お金だって必要。「趣味にお金がかかる人かも」という印象を抱かれないようにしましょう。
- 否定、卑下する表現
私はスタイルも顔もよくありませんが、優しさだけには自信があります!物静かな人が苦手です。
こういった表現では自分も、そしてお相手も否定・卑下することになってしまいます。
自虐が悪いというわけではありませんが、婚活のプロフィールは不特定多数の人が目にするので、「嫌い・苦手」というワードを使用しないでください。
優しい性格だと言われ、自分でもそれが私の長所だと思っています。おしゃべり好きな人が好きです。
こういう書き方にすれば、読み手の印象もガラリと変わります。
「太っている人は嫌」
「収入が少ない人は嫌」
たしかに希望している条件なのかもしれません。しかし、否定・卑下の表現を使うとせっかくの魅力が半減するのです。
- ネガティブな印象を与える表現
また、否定しているつもりではなくても、ネガティブな印象を与える表現があります。
家でゆっくり過ごすのが好きです。アウトドアはあまりしないです。
これでは、アウトドアが好きな人にとっては「私とは相性が合わないな」と思われてしまうだけ。
世の中には彼氏・彼女・夫・妻の趣味嗜好に影響されて、苦手だったものが好きになったという人も大勢います。そんな人にあやかった書き方をしてみるのも吉です。
家で本を読んでゆっくり過ごすのが好きです。アウトドアの経験は少ないので、得意な方に楽しい過ごし方を教えていただきたいです!
このような記述なら、『アウトドア好き』をシャットアウトすることもありません。
具体的に書いて相手の想像力をふくらませる
婚活はプロフィールがあるからこそ、対面・会話をする前に、お相手をイメージしやすいメリットがあります。
けれど、このメリットは「想像力」をふくらませられるプロフィールでしか得ることができないのです。
具体的に書くといっても、
私は商社で働いています。休日は土日。そして勤務時間は10~20時です。今の職場の待遇にも満足しており、休みも確保できるため、この会社を続けたいと思っています。
なんて、ダラダラ書く必要はありません。
また、この文章では、
- 商社で働いていること
- 休日と勤務時間
- 待遇が良いこと
- 今後も続けていくこと
これらの点しか伝わりません。ということは、プロフィールを書いた本人のイメージ像とあまり関係がないのです。
自分の性格を上手に盛り込んで書き直すと、イメージしやすくなるのでこんな風にリライトしてみました。
商社に勤務しています(休日は土日)。人とお話するのが好きなので、接客を任される機会が多いです。とくに高齢の方にわかりやすい説明を心がけていたり、笑顔を絶やさないことを目標にしています。
いかがでしょうか?
- 商社で働いていること
- 休日は土日
といった基本的な情報以外にも
「とくに高齢の方にわかりやすい説明を心がけていたり」と記載することで、「お年寄りの方にも親切な人なのかな?」というイメージを持ってもらえたり、
「笑顔を絶やさないことを目標にしています」の一文から「笑顔が素敵な明るい人なのかも!」と相手の想像力や興味をふくらませることができます。
休日の過ごし方・趣味の欄は結婚生活を連想できるように書く
そして自分の趣味嗜好を最大限にアピールできる欄といえば、休日の過ごし方や、趣味の項目です!
けれどこの項目、こだわりの趣味をお持ちの方ほど、自分の印象を悪くしてしまう表現をしているのです。
趣味に対する熱量が強ければ強いほど「結婚するにはちょっと…」と思われてしまうアピールの仕方をしてしまいます。
たとえば、
私は数十年カメラが趣味です。機材にもこだわっているので、フォトスタジオのようなセットで撮影もできます。土日は撮影に出かけています。
こんな書き方で趣味をアピールしてしまうとお相手はどう思うでしょうか?
「カメラの機材ってお金がかかりそうだなぁ…」
「土日も撮影にでかけているなら、夫婦で過ごす時間が少なそう」
「フォトスタジオみたいなセットって荷物が多そう」
カメラに興味がない人は、こういった印象を受けるかもしれませんね。
婚活で趣味をアピールするなら、ひとりよがりの趣味ではなく、一緒に共有している姿をイメージしましょう!
長年、趣味でカメラをやっています。撮影にも出かけていたので、季節を感じられる場所や、お出かけにピッタリな穴場スポットをたくさん知っています。結婚したらパートナーと一緒にお出かけしたいし、笑顔が素敵な家族写真が取れるような暖かい家庭を築きたいです。
こういう記述なら好感度アップも間違いなし!
相手に趣味を共有する。けれど、強要はしない。押し付けない。そんなイメージで、趣味をアピールしてみてください。
もちろん、休日の過ごし方も同じイメージです♪
自由に記述できる自己PR欄を最大限に活用!項目にない部分をアピールしよう
婚活プロフィールあるあるといえば、自由記述欄!任意項目のため、記入していない人もいらっしゃるでしょう。
ていうか、何を書けばいいのかわからない…という人も多いと思います。
けれどこの自己PR欄にこそ、あなたの印象がかかっているといっても過言ではありません。
- 自分はどんな性格なのか?
- どんな価値観をもっているのか?
人柄や価値観をアピールするための重要ポイント。記入必須な項目ではアピールできないあなたの魅力をアピールしましょう。
【婚活・自己PR欄の例文】
はじめまして!子どもが大好きな○○と申します。実はボクには、甥っ子が3人いまして…甥っ子からはおもろいおっちゃんと呼ばれています(笑)楽しいこと・美味しいものが大好きなので、パートナーと一緒に美味しいごはんを食べに行きたいです。また、お料理ができる夫になりたいので、料理も勉強中。
子どもが好き、料理を勉強中、そして本人の明るさが反映されたPR文です。
得意なことだけでなく、これから頑張りたいことを記載するのもOK。
素敵なパートナーと明るい家庭を築きたいと思ったので登録しました。ランニングが趣味ですが、家でゆっくりと映画を観て過ごす休日も大好きです!
どんな家庭を作りたいのか?どんなパートナーとどんな人生を歩みたいのか?
そういった部分を入会動機にするのがGOODです。
プロフィール写真もこだわろう
プロフィール写真は商品パッケージのような役割を担っています。
- 画質が悪い
- アプリで過度な加工をしている
- 背景が汚い
- 影で暗い
こういう点に気をつけながら「目を惹く」プロフィール写真を用意しましょう。できれば正装で、フォトスタジオ撮影がオススメ。
撮影代がもったいないように感じてしまいますが、プロが撮影する写真は自撮りより見栄えもよく、相手に好感を与えられる表情で映れるからです。
撮影代ケチってたら、お見合い成立せずに活動期間が長くなって、どっこいどっこいな気がするんですよね…。
絶対に嘘は書かない!少し盛るのもNG!
プロフィールを書くポイントをお伝えしてきましたが、最後にとても重要なことをお伝えします。
嘘は絶対に書かない!
これだけです。
とても重要です。
婚活にはいろいろな嘘がありますよね。
例えば、
- 体重や年齢
- 学歴や収入
- 写真の加工
- 趣味
- 出身
これってもしも上手く、結婚まで進んだら、100%バレてしまうことです。
ちょっとだけ旅行の話とかを盛るのはかまいませんが、自分の経歴などにかかわることは絶対にやめましょう。
同様に、会ったらバレる情報(顔や体)もご法度です!
婚活はあるタイミングだけを切り抜ければOKなわけではないので、嘘は意味がありません!
1つだけ嘘をつくのならOKかな!?って思ってる人もたまーにいますが、これもダメ!
たまたま、相手が一番気になってることが、その嘘だとしたら、一瞬でGAME OVERです!
見栄をはるのは意味がないのが、婚活です。
そもそも、結婚相談所にきてる時点で、見栄ははれません!
プライドは捨てましょう!
プロフィールの一工夫があなたを成婚へ導く!書き方を意識してみよう
お見合い・カップリングが成立しないのは、容姿の問題・収入・社交性だ…!と思われがちですが、そもそもプロフィールに『何かしらの爆弾』を抱えているケースも珍しくはありません。
頑張っているのにうまくいかないと、婚活に対する意欲まで失ってしまいますよね…。
「もう、婚活はやめたいな…。疲れてしまった」
そう諦めてしまう前に、今一度、プロフィールを工夫してみませんか?少しの工夫が結婚への大きな一歩に繋がります。
自分の魅力を最大限アピールできるプロフィールで、運命の人を引き寄せましょう。