【婚活】50代バツイチが再婚で幸せになるための秘訣

【婚活】50代バツイチが再婚で幸せになるための秘訣

「50代バツイチの再婚はもう無理」と思った夜に、最初に知ってほしいこと

仕事も家庭も、ひと通り責任を果たしてきた。

前妻と別れて数年、子供は独立して、仕事もひと段落。

けれど夜になると、ふと天井を見つめて考えてしまう夜が、たぶんあなたにもあると思います。

この先、誰とも人生を分け合わずに、一人で老後を迎えるのか

そういうとき、インターネットで「50代 再婚」と検索すると、「9割結婚できない」みたいな見出しが並んでいて、さらに気持ちが沈む。

でも、まず知っておいてほしいんです。あなたが不安になるのは自然です。

ただ、その絶望感の一部は、数字の見せ方によって必要以上に大きくなっているかもしれません。

「50代で独身の人は9割以上結婚できない」。これは嘘ではなく、数字のからくりです。

先に結論を言います。

50歳から55歳にかけて、女性は約2%、男性は約4%、既婚率は「上がって」います。

つまり、年齢が上がるほど“結婚している人の割合”は増えているのに、年代別の婚姻率、つまりその年にどれだけ結婚したかだけを切り取ると低く見える。

それだけの話です。

50代になったら、もう誰も結婚できない

言い換えると、そういう話ではありません。

50代でも結婚状態に移っている人は、実際にいるということです。

一応、令和2年の国勢調査から推計した数字を置いておきます。

年齢 未婚率(女性) 既婚率(女性) 未婚率(男性) 既婚率(男性)
50歳 16.5% 70.2% 26.6% 65.5%
55歳 12.2% 72.3% 21.6% 69.2%

50歳の時点で、すでに7割前後の人が「今、誰かと結婚している」状態にいる。

生涯独身の人の割合は、思ったほど高くないんです。

それから、もう一つ穏やかな追い風があります。

50代になると、周りにも死別や離婚を経験している人がそれなりに増えてきます。

30代で離婚した頃に感じた「バツイチだから」という重たい視線は、同年代の中では少しずつ薄まっていく。30代のときは離婚歴をデメリットに感じていた人も、50代になるとそれほど気にしなくなる、というケースは実際にあります。

私が相談の現場で見ていても、50代・60代の再婚はもう珍しい話ではありません。

結婚相談所にも「シニア婚活プラン」が普通に並ぶ時代で、50代の再婚率・結婚率自体も年々増えています。

絶望的な数字ではない。

ただし、数字が少し味方してくれるからといって、50代の再婚が軽い話になるわけではないのも、また事実です。

だからこそ、ここからは「無理かどうか」ではなく、「次こそ間違えないために、何を見ておくべきか」という話をしていきます。

50代バツイチが再婚前に腹をくくっておきたい3つの現実(相続・家族・恋愛ブランク)

ただし、50代の再婚には、30代のやり直しとは違う確認事項があります。

相続、家族、そして恋愛ブランク。

この3つです。

ここを避けて通ると、せっかく良い相手に出会っても、あとから苦しくなる。

逆に言えば、ここを最初に見ておけば、再婚への不安はかなり整理できます。

相続は「お金の話を冷静にできるか」の踏み絵

たとえば「私の遺産はすべて子供に相続する」と思っていても、再婚して配偶者ができた場合、再婚相手の意見も無視できません。

これは感情の話ではなく、制度上そういうふうにできているからです。

50代の再婚は、この三つを同じテーブルに並べる作業です。

  • 老後の生活設計
  • 前の家庭で約束してきた財産
  • これから築く新しい家庭

嫌な話だからと後回しにすると、のちのち揉める火種になりやすいです。

このお金の話を冷静にできる相手かどうかは、本命を見極める一つの踏み絵になります。

ロマンのない話に聞こえるかもしれません。

でも、50代の再婚では、お金の話を避ける優しさより、冷静に話し合える誠実さのほうがずっと大事です。

家族の反対は、たいてい「今の相手」ではなく「前の相手」に向いている

成人した子供から反対される、というのは珍しい話ではありません。

「お父さん、またなの?」「どうせまた同じことになるよ」

こういう言葉を浴びせられて、出鼻をくじかれる方は本当に多いです。

ここで一歩踏み込んで考えてみてほしいんです。

一度、失敗しているからこそ、今の相手を見て反対しているのではなく、前妻・前夫のイメージに反応しているだけ、というケースもあります。

子供や親族が反対しているのは、あなたの「今の相手」ではなく、記憶の中にいる「前の相手」のほうだったりする。

そして彼らが心配していることも、案外シンプルです。老後の一人暮らしを心配に思う気持ちは、ご本人だけでなく、ご家族も同じ。反対は意地悪ではなく、傷ついてほしくないから出ている。反対の正体は、愛情の形をした不安なのです。

だから、反対されたからといって即座に諦める必要はありません。

あなたが選んだ人が、時間をかけて「この人なら大丈夫だ」と家族に伝わっていけば、風向きは変わります。

恋愛ブランクという、いちばん見落とされる現実

3つ目は、自分自身の感覚の鈍りです。

結婚していた年数が長ければ長いほど、「好きな人の前でどう振る舞うか」という感覚は、分厚い錆に覆われています。

50代の再婚には、若い頃のような「なんとなくこの人だ」という直感が、なかなか鳴ってくれない。

  • LINEの返し方がわからない。
  • 初対面で何を話せばいいのかわからない。
  • 相手を褒めることすら、妙に照れくさい。

そんなふうに、自分でも驚くほど恋愛の感覚が戻ってこないことがあります。

これ、後ろ向きな話に聞こえるかもしれませんが、のちの婚活方法の選び方に直結する、いちばん大事な現実です。ここを軽く見ると、ほぼ確実に空回りします。だから50代の再婚は、気合いだけで突っ込むより、まず自分の現在地を知ることから始めたほうがいいんです。

50代の再婚で幸せになる人・同じ失敗を繰り返す人の分かれ目

ここからは少し、耳の痛い話になります。

ただ、責めたいわけではありません。

次こそ同じ痛みを繰り返さないための話です。

再婚相談の場にいると、同じ台詞を何度も聞く瞬間があります。

「元の夫(妻)がひどかった」「全部あっちが悪かった」「今度こそ見返したい」

気持ちは、わかります。

離婚は、片方だけが100%悪いということは基本的にないのに、傷ついた側ほど、相手が100%悪かったことにしないと自分を保てなかったりする。

それ自体は、人間として普通の防衛反応です。

そこに一度立ち止まることは必要です。

ただ、ずっとそこに居続けてしまうと、次に行けない。

すべて元配偶者に責任があると思い込んでいたり、元配偶者を見返したい一心で再婚に取り組んでいたりする人は、また同じ失敗を繰り返す可能性があります。

残念ながら、現場で何度も見てきた光景です。

相手を変えても、自分が同じなら、同じ結末に近づいていく。

でも、これは逆に言えば、自分の選び方や向き合い方を少し変えれば、再婚の結果も変えられるということです。

条件を積み上げすぎていないか

それから、もう一つのクセ。

再婚だからこそ、年収や職業、学歴といったスペック、つまり条件に厳しくなってしまう方もいらっしゃいます。

「前回あんな思いをしたんだから、今度はもっといい条件の人」と、無意識に条件を積み上げてしまう。

年齢も5歳、10歳と上がっているのに、要求だけは前より重くなっている。

これは、本人は努力のつもりでいるから厄介なんです。

「次こそ幸せになりたい!」そんな思いが現れて、欲張りになりすぎていませんか?

もちろん、慎重になるのは当然です。

前の結婚で傷ついた人ほど、「次は絶対に失敗したくない」と思う。

それは自然なことです。

ただ、「安心したい」という気持ちが、いつの間にか条件の積み上げになりすぎていないか。

そこだけは、一度立ち止まって見てほしいんです。

もし少し胸がチクッとしたなら、それは悪いことではありません。選び方を見直す余地がある、ということです。

では、どこを基準に選べばいいのか?

一つ、具体的な場面で言います。

前の結婚生活で、帰宅するたびに今日の機嫌をうかがっていた人。

言葉を選び、顔色を読み、自分の「本当」をしまい込むのが癖になっていた人。

そういう人が、気取らず自然体で隣にいられる相手と出会ったとき、最初は「物足りない」とすら感じることがあります。

ドキドキしない、と。

でも、そのドキドキしなさは、退屈ではなく、安心のサインかもしれません。

一緒にいて、なんだか安心できる
彼(彼女)の前なら、気取らず自然体で過ごせる

気を張る相手は、恋愛の熱がある時期ならなんとか乗り切れます。

でも、再婚は日常が20年、30年続く話です。

毎日、呼吸を浅くして帰ってくる家には、そんなに長く耐えられない。

だから50代の再婚では、この素直な気持ちは、条件の一覧より優先していい感覚になります。

直感が鳴らない年代だからこそ、鳴ったときは本気で聞く

ここまで現実的な話が続いたので、少しだけ気持ちの話もしておきます。

「もう恋も結婚も難しいだろうなぁ」と思っていたときに、ふっと「この人となら、もう一度人生を歩いてみたい」と思える相手に出会えたら、あなたはどうなりますか?

私だったら、舞い上がりすぎて、仕事も手につかないと思います。(笑)

笑い話みたいでいて、ここは本当に大事な話です。

それくらい、50代で心が動く出会いは貴重です。

特に50代の再婚には、直感が働いてくれることが少ない。

若い頃のように「なんとなくこの人だ」という信号が、あまり鳴ってくれない。

だからこそ、鳴ったときは本気で聞いてやる必要があるんです。

ただし、そこで全部を預けてはいけない。相反することですが、「直感」と「冷静」のどちらもバランスよく保ち、相手を選びましょう。舞い上がる自分を、一歩離れた自分がちゃんと見ている。この二人三脚ができるかどうかで、50代の再婚の結果はだいぶ変わります。

心が動いたなら、大事にしていい。

でも、その相手と現実の話ができるかどうかも、同じくらい大事にしてください。

50代バツイチの婚活方法は「本命」「練習」「見極め」で使い分ける

結婚相談所、婚活パーティー、マッチングアプリ。

この3つは、「どれが一番いいか」で比べるより、「今の自分にどの順番で使うか」で考えたほうがうまくいきます。

50代再婚の大きなハードルの1つが恋愛ブランクです。

ここを飛ばして、いきなり本命に挑むと、気持ちだけが先に走って空回りしやすくなります。

だから、自分が今どの段階にいるかで、場所の役割を分けてほしいんです。

練習の場所——婚活パーティーで「錆」を落とす

恋愛ブランクがあって、いきなり1対1は厳しいという人には、いったん婚活パーティーで異性との出会いを練習するのも良い作戦です。

複数人の場で、軽く話して、軽く別れる。この「軽さ」が、50代にはちょうどいい。

分厚く積もった錆は、いきなり本気の場で落とそうとすると、相手にも自分にも無理が出ます。

結婚相談所で紹介されたお相手とカフェで向き合うより、心理的負担がずっと軽いんです。

まずは「異性と話す感覚」を戻す。

そう考えると、婚活パーティーは結果を出す場所というより、感覚を取り戻す場所として使えます。

もう一段手前の助走——マッチングアプリで「話す感覚」を戻す

もう少し手前から助走をつけたい人には、マッチングアプリという選択肢があります。

まずは異性とのコミュニケーションの練習として、マッチングアプリを試してみるのはアリです。

自宅でプロフィールを眺めて、気になった人と短文をやり取りするだけでも、「異性と話す感覚」は確実に戻ってきます。

ただ、ここは一つ釘を刺します。

詐欺や騙しはいまだにあるので、ネット上でのやり取りや相手の見極めに不安がある方には、少しハードルが高いかもしれません。

経済的に安定している50代は、残念ながら狙われやすい面もあります。

だからこそ、怖がりすぎるより、見極めの基準を持つことが大切です。基準は難しく考えなくていい。会社で普通にパソコンなどを使えて、LINEでメッセージのやり取りくらいできているなら問題なしです。逆に、ここが不安なら、アプリより結婚相談所のほうが向いています。

会ってすぐお金の話をしてくる/やたらと連絡先を別アプリに移したがる/会おうとすると必ず言い訳をする。こういう相手には、直感より先に手を引いてください。大事なのは、騙されずに慎重に挑むことです。

これは真面目な話の最後に、柔らかく付け加えておきます。

練習のつもりで始めたとしても、もちろん、相手が誠実で安心できる人なら、そのままデートして、問題なければ付き合ったっていいんです。

練習と本命の境目は、そこまで厳密に引かなくていい。

本命の場所——結婚相談所は「恋愛ではなく再婚」のための場

錆が落ちてきたら、本命に向かいます。

50代で「恋愛ではなく再婚がしたい」と思っているなら、一番ミスマッチが少ないのは結婚相談所です。

本気で結婚したい人だけが集まり、身元もはっきりしている。

費用はかかりますが、時間を買っていると思えば、50代にとっては理にかなっています。

  • 身元確認があり、結婚意思のある人と出会える。
  • 第三者が間に入ることで、条件や家族事情のすり合わせもしやすい。
  • 50代の再婚では、この「間に人がいる安心感」が、思っている以上に大きい。

50代の再婚で最後に決め手になるのは、条件ではなく「隣にいて息ができるか」

さすがに50代の再婚で失敗は怖いですし、無駄に何年もかけたくないですよね。

——この一文に、少しでもうなずいたなら、もう答えは半分出ています。

20代や30代の婚活と、50代の婚活の一番の違いは、「時間のコスト」です。

3年かけて合わなかったとわかる、というのは、50代にとってはそれなりに痛い。

私がバツイチの方の婚活で、最も現実的だと考えているのは結婚相談所です。

煽るつもりはありません。

時間コストと失敗コストが重い50代にとって、身分がはっきりわかる相手と、恋愛ではなく再婚を前提に出会える場所は、現場から見てそこが一番合理的だからです。

身元が確認された相手と、結婚を前提に出会いやすい環境が整っているのは、やっぱり結婚相談所。

これが、現場を見てきた上での率直な結論です。

最後に見るべき身体の反応

ただ、ここで一つだけ、話を相談所から少し引き離しておきたい。

どの方法で出会うかより、最後の最後で効いてくるのは、もっと地味な感覚です。

最後に見てほしいのは、条件表ではなく、あなたの身体の反応です。

  • その人と一緒にいるとき、呼吸が浅くなっていないか。
  • 夕食のテーブルで、今日あった嫌だったことを、取り繕わずに話せる相手か。
  • テレビを見ながら黙っている時間が、気まずいか、気まずくないか。

若い頃なら、多少無理をしても、恋愛の熱で押し切れたかもしれません。

でも50代の再婚は、熱よりも生活です。

残りの人生を一緒に歩く相手を選ぼうとしている今、その浅い呼吸に20年、30年は耐えられないんです。

逆に言えば、条件表ではそこまで光っていない相手でも、隣にいてちゃんと息ができるなら、それは50代にとってかなり強い「正解」のサインです。

老後の生活や、残りの人生を楽しむためにも、素晴らしいパートナーがいると心強いですよね。

あなたが前の結婚で、家族のために、子供のために、仕事のために使ってきた時間は、もう十分だと思います。

ここから先の時間を、自分がちゃんと息のできる人の隣で過ごしたいと願うことは、わがままでも、裏切りでもありません。

もう無理かな

そう思った夜は、これからも時々来ると思います。

そのたびに、絶望的な数字ではなかったこと、反対の裏には家族の不安があること、条件より呼吸のしやすさで選んでいいこと。

このあたりを思い出してもらえれば、少なくとも同じ夜を、同じ沈み方はしなくて済むはずです。

まずは、条件を一つ増やすより、「隣にいて息ができる人とはどんな人か」を、自分の言葉で一度書き出してみてください。50代の再婚は、そこから始めていいんです。

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