【離婚経験者だからわかる】後悔しないために結婚で妥協してはいけない点5つと妥協すべき点3つ

多くの方にとって、一生に一度であるはずの結婚。妥協するなんて絶対ムリ!と思うかもしれません。

しかし、周りの既婚者や、私たち仲介人から、「結婚は妥協するもの」と諭された経験がある方もいるのでは?

ハッキリいいましょう。

一切の妥協を許せない方は婚活が長期化しやすく、なかなか成婚に至りません。

とはいえ、仲介人に「ここは妥協すべき!」なんていわれても、イマイチ納得できないんですよね……。

だって以下のようなことは、会員さんが知れる機会がないんですもの。

  • 仲介人自身が結婚しているのか?
  • どんな結婚生活を送っているのか?

そこでこの記事は…、

ごっちん結婚相談所の新米スタッフであり、結婚3年目となる私ごっちんと……、

ちーさん離婚・再婚を経験した、ちーさん(30代女性)の目線で語る

リアルな『後悔しないために結婚で妥協してはいけない点5つと妥協すべき点3つ』を挙げてみました。

「本当にこの人と結婚してもいいんだろうか?」と、なかなか決断できない方。

「これから結婚相手を探したい!」という方はぜひ、チェックしてみてください。

結婚相談所のスタッフって立場を忘れて、本気で語っていきますよ~!

経験者が語る!結婚で妥協してもいい点と妥協してはいけない点

ところで、ちーさんの前夫さんって、どんな人やったんですか?

元夫は私の友達も、彼の友達も、みんな口を揃えて「良い人・優しい人」だったよ。
でも、その優しさって、周りに影響されやすかったり、人に流されやすかったり……そういう弱さが潜んでいたかな。

優しい人と結婚したいっていう方、多いと思うんやけども、優しいだけじゃ成り立たへんってことですね。

そうやねぇ。
まぁ婚前からそういう部分にも気がついていたけど。
結婚すれば変わってくれるやろって思っててん。
でも、優しすぎて(?)自分の身内の肩もって、私はかばってくれへんとかもあったなぁ。
これって優しさではないやんって思えたよ。

で、今は再婚しはって、幸せになれたと。

うん。
まぁイヤなこともあるけど、相性はいいかなって思う。

「良いとこはあるけど、その性格や特徴のせいで逆に嫌なことにつながる」、よくあることです。

たとえば、優しい人は裏を返せば『気が弱い人』であったり、

高収入な人は『忙しい人』であったり……。

そんな話をしていると、ますます妥協すべき点と、そうでない部分がわからなくなってしまうかもしれませんね。

要するに、長所と短所は表裏一体。

ってことで、早速本題に入っていきましょう。

結婚で妥協してはいけない点とは?見逃せない5つのポイント

まずは、妥協してはいけない点から見ていきましょう。

離婚・再婚を経験した「ちーさん」が語る、結婚で妥協していけない点は、

  1. 思いやりのある相手であること
  2. 価値観が一致していること
  3. 収入より金銭感覚
  4. 浮気をしない相手であること
  5. 結婚後も仕事を続けられること

上記の5つです。

それぞれのポイントを解説しましょう!

1.思いやりのある相手であること

思いやりのある男性
周りの人に思いやりのある態度をとれるかどうかは、絶対に妥協してはいけないポイントのひとつ。

結婚を考えるような相手に出会ったら、あなた自身だけではなく、周りの人にどんな態度をとるか、見極めましょう。

  • ご両親と良好な関係であるか
  • お年寄りや子どもに優しいか
  • 店員さんに横柄な態度をとらないか

いくらあなたや、周りの人に優しくても、見知らぬ人に思いやりのある態度がとれない相手は、次第に尊敬できなくなるねんな。

結婚相手となる人に、『長所』を受け入れてもらえるのはある意味、当然のこと。

自然体の自分を愛してもらえなければ、結婚する意味はありません。

でも、その見極めがむっちゃ難しい気がするなー

せやで。
優しい・思いやりって、使いやすい言葉やから言葉の本質が迷子になりがち。
たとえば、自分にもご両親にも優しいってタイプの相手でもさ、何かあったときには、妻より実母を優先しちゃうって人もいる。
結婚挨拶のとき、自分の両親の前で妻の肩を持てるかどうかってのも、重要かもね。

長所だけでなく『自分の弱い部分をさらけ出せる』。

こういう関係性であれば、そのお相手は本当の思いやりをもっているのかもしれませんね。

2.価値観が一致していること

価値観を説明する絵
「良し悪しの判断」や「常識(モラル)」、こういった根本的な価値観は歳をとっても変わりません。

たとえば、ゴミをポイ捨てしているとか……

親からポイポイお金を借りてしまうとか……

そういった『価値観』ですね。

大人になればなるほど、変われないんです。こういう部分は。

価値観が異なる相手と一緒に生活するのは、お互いストレスになるだけ。

そして、もっとも大切なのは、嫌だと思うポイントが一致しているかです。

好きなものの価値観より、嫌いの価値観が合致していないと、嫌がることされても、それに気がつかないことがあるんだよな。
愚痴とかも「わかるわかる~」って聞いてくれる相手って、嫌いなポイントが一緒じゃん。

あ~……なんか、わかるかも。
うちんちも好きな食べ物とかは合わないんだけど、嫌いなものは合うなぁ。
人にされてイヤって思う部分も一緒。

同じ敵がいると、仲良くなれるってやつやねん。
皮肉やけども。

やっぱり結婚の決め手ランキングでも上位の「価値観が一緒」は大事なポイントです!

3.収入面より金銭感覚

金銭感覚を説明する絵
結婚して夫婦になると、多くの夫婦が生計を共にします。

とくに婚活中の方は、結婚を真剣に考えてらっしゃるので、お相手の収入面に一定の条件を設けていますよね。

けれど、大切なのは収入面よりも金銭感覚です。

年収1000万円を稼いでいる人でも、金遣いが荒い浪費家では、安定した生活を送れるとはいえません。

また、年収400万円という人でも、堅実的で節約も得意というのであれば、貯金だってできるでしょう。

あなただけでなく、あなた自身の金銭感覚に、お相手がストレスを抱えるケースだってありますから。

先ほどもお伝えしましたが、根本的な価値観は、歳をとってもなかなか変わりません。

そして、資本主義な世の中。
お金は切っても切り離せない存在です。

この金銭感覚のズレで、深刻なケンカ&トラブル、最悪の場合、離婚に至る夫婦も珍しくはありません。

ごっちんが前に言ってたやん。
婚活でなかなか結婚できへん人は、高収入な人を狙いすぎてるからって。

あ、言ったかもしれへんです。
てか言ってますね。
常々。

あれにヒトコト言うんやけど。
高収入なおっちゃんほど、ケチやったりして、自分以外のことにお金使いたないってパターン多いから。
お金持ちと結婚すれば、贅沢できるってわけじゃないんやで。

まぁ、ケチやからお金持ちになれるんとちゃうんかな、って思ったりもしますね。

離婚原因としても必ず上位にある「金銭感覚のズレ」は、早い段階で解決もしくは回避する必要がありますね。

4.浮気をしない相手であること

浮気についての絵
浮気は、相手に対するリスペクトや思いやりに欠けた行為。

たまにな、「浮気はするけど、いい人」って言ってまう人いるけどな、浮気するけどええやつって存在しません。

男女ともに、ついつい浮気をしてしまう人は結婚後も、過ちを繰り返してしまうリスク大。

一生を共にするパートナーとしては…『向かない相手』といえるのです。

また、結婚後の浮気トラブルは、

  • 子ども
  • あなたの両親
  • 義両親

までも傷つけることに。

浮気っていうか、不倫ですよね。

不倫は、職場にも迷惑をかけてしまうケースも珍しくはありません。

結婚前に浮気をする相手だと分かっている場合、どんなに好みのタイプでもあきらめたほうがいいでしょう。

私の離婚も浮気が原因やってんな

え!そうなんですか……。
優しい人って言うてたし、てっきり浮気じゃないって思ってた。

うーん……。
私の場合、結婚前には浮気をする人だってわからへんかったよ。
どんなに優しい人でも、するときはするんかもしらへんなぁ。
まさかうちの人に限って!?って感じだった。

めっちゃ優しい。
けど気が弱いって人も、その気の弱さから浮気や不倫に発展することも無きにしもあらずってわけですねぇ

なんだかんだ言っても、浮気が一番ダメージはデカい!

5.結婚後も仕事を続けられるか

専業主婦の絵
とくに女性は、結婚に伴う転居や出産で仕事を辞めざるを得ないことがあります。

一時的に仕事をしない状況はOKですが、自分でまったく稼げない状態が長く続くと、「相手に養ってもらっている」という引け目を感じるようになっていくもの。

こうなると多くの男性は「食わせてやっている」と考えるようになり、女性が我慢を強いられるようになっていきます。

結婚相談所にいらっしゃる女性、専業主婦を希望されている方もいますけどねぇ

せやけども、実際に専業主婦になると、独特の苦しさがあるもの。
あのドラマみた?「あなたには帰る家がある」ってやつ。

W不倫のドラマですよね。
浮気相手が専業主婦さんやった。

そうそう。
あの最終回でもさ浮気相手(専業主婦)が夫に言うてたやん。
誰のおかげで飯食えてるんだ!って言われてさ「あなたのおかげです、って言えば満足するんでしょ」って。
とてつもない金持ちだとか、お互いが超愛し合っているとかじゃないと、やっぱりお金を稼いでいるほうがおごり始めるねん。
悲しいことやけど。

また、万が一、修復不可能なレベルまで夫婦関係が悪化しても、働けなければ離婚もできません。

対等かつ良好な関係を持続させるためにも、いざとなったら働ける環境であるかどうか、働きたいと言ったときに快く協力してくれる相手かどうかチェックするのをオススメします。

結婚の決め手としても最近では上位にランキングされてますね。

今の時代は、女性は働きたい時代です。働きたい人には最も重要なポイントかも。

結婚相手選びで妥協してもいい点・妥協すべき点3つとは?

続いては、妥協をしてもいい点・妥協すべき点を見ていきましょう。

ここで紹介する、妥協してもいい・妥協すべきポイントは以下3つ。

  1. 容姿やファッションセンス
  2. 学歴や収入などのスペック
  3. 趣味や興味

ひとつずつ、見ていきましょう。

1.容姿やファッションセンス

劣化についての絵
さわやかなルックス、スマートな着こなし男性に惹かれる女性は多いと思います。

また、小顔でかわいらしい、立ち振る舞いが可憐。
はたまた、胸が大きい女性がいい!!という男性は多いですよね。

いずれも結婚生活には、まったく役に立ちません。

その理由は3つ。

  • 顔や身長、容姿がカッコイイ・カワイイだけじゃ生活は成り立たないこと
  • ファッションセンスは相手がなんとかできるから
  • 歳を重ねるにつれ、誰でも容姿は衰えていく

要するに、生理的に受けつけないレベルでなければ、妥協すべき点といえるでしょう。

美人とかイケメンとか、永遠に続くものじゃないねん。
いずれおじいちゃん・おばあちゃんになるんやし。

そうですよねぇ。

子どもが生まれたら、とくに。

溜まった家事や育児が、イケメンのチカラでどーにかなるってわけじゃないし。

こりゃ、ほんまにそうです。

好きなタイプと結婚したママ友も、顔が好みだからこそ、よけいムカつくなんて言うてました(笑)。

ファッションなら、教えてあげられるポイントはこちらから改善してあげてもいいかもしれませんね。

2.学歴や収入などのスペック

学歴や収入の絵

・高学歴
・高収入
・高身長

こういった条件が揃うハイスペック男子は、いつの時代も人気。

婚活でも、この「3高」を重視されている方が多いのではないでしょうか?

しかし、高学歴=人格者というわけではありませんし、収入が少なければ、あなたが働いて家計を支えることもできるはず。

結婚において収入は全てではありません!

スペックが高いに越したことはありませんが、必須条件とはいえないでしょう。

収入はあんまりやけども、いざとなったらなんでもするで!!みたいな、意気込みがある人のほうがええよな。

わかります、わかります(笑)
私も結婚するとき、この人、稼ぎは少ないけど、無人島では強いはず!と思って結婚しました(笑)

また女性の場合ですが、結婚相手の男性が「長男であるかどうか」も、考えなくてもいいと思います。

昔は「長男だと実家を継いで、義父母のめんどうもみなくてはいけない…」と苦労がありました。

でも現代では、他の兄妹(次男や長女など)がみることもあるハズです。

つまり長男でも次男でも、はたまた三男でも、あまり変わりがありませんよね。

3.趣味や興味

趣味共通の絵
金銭感覚や根本的な価値観が譲れない条件である一方、「共通の趣味や興味」は、とくに重視するポイントではありません。

もちろん、共通の楽しみがあれば一緒に過ごせる時間も増えると思いますが、

逆に四六時中一緒に過ごすことになってしまったり……

自分の時間を確保できなかったり……

友達まで『夫と共通の友達』になることだって。

趣味や興味が一緒じゃなくてもいいね。
イヤなことが一緒なら、強くなれる!(笑)

新婚当初は「いつも一緒」が楽しくても、

次第に一人の時間が欲しいと思うようになるもの。

異なる趣味を持っているほうが視野も広がりますし、一人の時間を充実させられるというメリットもあります。

それぞれの趣味に没頭して共同生活のストレスを解消する機会があれば、良好なパートナーシップを持続させることにもつながりますよ。

婚活ウケしそうな趣味をもってる男性の方が逆に怪しいかも。

変わった趣味でもしっかり没頭できてる人の方が人格的にもおすすめです。

注意点①結婚後に発覚する妥協しちゃいけない【DV・モラハラ問題】

DV反対の絵

暴力は一番ヤバイよね。

でも気づけないことが多いのも事実。これこそ婚活の闇やねん。それでいて常に離婚原因の上位に位置おんねん。

私もまだ経験したことないんやけど。友達は結婚してから急に性格が変わりおったって言うてる人もおる。

暴力は立派な犯罪ですし、理由があったとしてもあってはならないものです。

ほんの些細な兆候が見えていたら、結婚自体もよーく考えましょう。

また結婚後に気づいた場合でも友人などに相談して、離婚について考えた方が良いでしょう。

一般的に暴力はそう簡単には直らないものです。

そして、もう1つ最近注目されてるのが、モラハラですね。

モラハラも精神的に参っちゃうから、かなり厄介やん。

モラハラの兆候は結婚する前でも、結構分かるかも。

モラハラの兆候としては、やっぱり年上。

そして、いろいろなことを説明するのが好きな人やすぐに反対意見を言うひとに多い兆候があります。

とはいっても、モラハラを結婚前に見破るのもかなり難しいです。

また、モラハラの場合には、そういう性格と割り切って気にしない人もいたり、真っ向から立ち向かう人もいるので、そこまで問題にならない家庭もあったりします。

いずれにしろ、DVやモラハラは妥協すべきポイントちゃうよね。発生したら解決に向けてなんらかのアクションを起こすべきやね。

そうね。我慢よくない。私みたいに離婚したって、ちゃんと再婚すれば問題ないわけやし。

<バツイチシングルマザーが元夫からのDVを乗り越え幸せになった話>

注意点②結婚前に分かる妥協ポイント【義理の両親】

介護問題
注意点の2つ目は、義理の両親との関係です。

結婚前や結婚当初は、特に問題なくても、月日が流れてくると、いろいろな問題が起きてくるのが、人間関係というものです。
よくあるのが、小姑問題ね。

小姑問題までいかなくても、子供の教育とかに口を出すのはよくあることかもね。

そして、今、一番の問題と言われているのが、『介護』です。

こればっかりは、人間関係というわけではなく、避けては通れない問題です。

兄弟の数や実家のとの距離感など、いろいろなシチュエーションがあるとは思いますが、ある程度は覚悟しておいた方がよいでしょう。

特に最近では、認知症による介護問題の大変さが、日々ニュースなどになっています。

介護はお金もかかることですし、介護を施設に任せるにしても老人ホームの費用もバカになりません(かなり高額)。

介護のことについては、急いで話し合う必要はありませんが、いざという時のために夫婦で話し合っておいた方がよいと思います。

そして、この問題は、兄弟の構成数や実家の場所などから、ある程度、想定できる問題なので、自分の中でどのくらい大変になるかなど、想定しておきましょう。

人間の生きる死ぬの問題なので、さすがに妥協するかしないかの判断には入れなくてもいいかもね。

たしかにこの問題は、自分の両親にも同じことが言えるので、お互い様やね。

意識しておくだけで十分やね。

注意点③結婚前に話しておきたい【子供問題】


3つ目の注意点は、『子供』についてです。

これは問題というより、価値観の違いです。

「できたらできた」、「できなければできないでいい」というアバウトな考えも、もちろんアリです。

ここでいう問題は、どちらか一方が、子供を強く欲しいと思うかどうかなんです。

そして、一番大変なのは、不妊治療をする場合です。

この場合には、女性に多大なる負担がかかります。

それを旦那さんがサポートしなくては、不妊治療を乗り切ることはできません。

だからこそ、結婚前に『子供が欲しいかどうか』についてはしっかりと話し合っておきましょう。

婚活をし始めた年齢によっては、とてもシビアになる問題なので、しっかりと話し合っておきましょう!
男性の方は子供が欲しくて(年齢的に厳しくなってきて)、婚活をしている女性だって中にはいるということを認識してください。

まとめ

結婚相手を選ぶときは、ついつい相手に要求する条件だけを挙げてしまいがち。

妥協できる点とできない点をハッキリさせれば、あなたにとって最適なパートナーが見つかりやすくなるでしょう。

相手の本質を見極めることも大切ですが、婚活しながら内面を磨いて、自分自身を高めることも忘れないでくださいね。

って、離婚した私がいうのも、アレやけど。

いや、いちばん説得力がありますよ。

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ごっちんが執筆

結婚相談所のカウンセラー。たまに別のカウンセラーが執筆することもあります。

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