婚活アプリを使った婚活がメジャーなものとなった昨今。
さまざまな婚活アプリで出会った相手と交際に発展したり、結婚したりといった話をよく聞きます。
しかし、中には「婚活アプリやネットでの出会いなんて大丈夫? うまくいくの?」と疑ったり心配したりする人がいるのもまた事実。
初婚の人でさえ「新しい出会いを求めて飛び込んでいくのには勇気がいる」と躊躇するものですから、再婚希望のバツイチさんなら尚更、新しい出会いに対して一歩引いてしまうのではないでしょうか?
今回は、再婚希望者が婚活アプリで出会いを求める際に注意したいポイントをピックアップします。
婚活アプリで「バツあり」さんは恋愛対象になる?
まず大前提として、あなたに「バツがある」という時点で、あなたを結婚相手の対象から外してしまう会員は残念ながら一定数いることを認識しておきましょう。
「離婚は恥ずかしいことではない」
「世の中には離婚する夫婦もたくさんいる」
という認識が広まっているとは言え、100%受け入れられるものではないのです。
しかし、婚活アプリを使っている人の中にはもちろんバツイチさんもいらっしゃいますし、自分が初婚であっても離婚歴がある人が恋愛対象になるという人もたくさんいます!
何もせずに「自分には無理かも」「バツイチだから難しいかな」と諦めず、積極的に利用してみましょう。
バツイチさんが婚活アプリを安全に使うための注意点
たしかに、バツイチさんも、全然、恋愛対象になるのですが、気をつけなくてはならいことが婚活アプリにはたくさんあります。
そこで、まずは婚活アプリの注意点からお話をしていきます。
注意点1.バツイチであることを隠さないこと・バツイチNGの相手は諦めること
婚活アプリを使っていて、気になる相手が現れたとします。
その相手が「結婚するなら絶対に初婚の人がいい!」という価値観を持った人なら、諦めなければならない可能性が高くなります。
もちろんじっくり話していく中で、相手があなたの魅力に気付き、離婚歴なんて気にならないくらい惹かれる場合もあるかもしれません。
しかし、婚活アプリには実にたくさんの会員がいますから、「バツありNG」の人がわざわざバツイチの人とやり取りを重ねようとは思わないのも致し方ありません。
ですから、相手が「バツありNG」を掲げている場合、あなたに時間を使う可能性はぐっと下がってしまうのです。
この場合は縁がなかったと引き下がるとともに、「バツありでもOK」という器の広い人を探すほうが効率的。
そのためには、プロフィールに「バツイチ」であることをハッキリと記述しておくことが大事です。
そうすれば、相手もあなたがバツイチであることをわかった上で連絡してくるため、「ご縁」がない人と接する可能性は少なくなります。
「あらかじめバツイチであることを打ち明けておくなんて……」と思うかもしれませんが、悲しい思いをするリスクを減らすのだと考えてみてください。
バツイチである過去も、そして現在のあなた自身も受け入れてくれるようなお相手と真剣に出会いたいのであれば、隠したい過去も最初から公開しておく方が良いと思いますよ。
注意点2.シンママ・シンパパはややハードルが高くなることを心得る
離婚歴の有無で結婚相手の候補から外されてしまうほかに、あなたが子持ちであるかどうかも相手にとって重大な判断材料になる可能性があります。
子どもがいる人と結婚するということは、相手からすると、
「子どもが自分に懐くか」
「その子どもを我が子のように可愛がることができるのか」
といった面も考慮する必要が出てくるため、さらにハードルは高くなるのです。
とはいうものの、たくさんの会員の中には、もちろん「子どもが好きなので子持ちでもOK!」と、うれしい一言を掲載している人もいますから、諦めず探してみてください。
もちろん、子持ちであることもバツイチであること同様、あらかじめプロフィールに書いておきましょう。
子ども抜きには何も考えられないので、始めから相手に知ってもらっていて正解でした。(30代女性)
むしろ、自分に子どもがいないからか、積極的に私の子と会いたいと言ってくれていました。
プロフィールにバツイチ子持ちであることを書いていなかったら、もしかしたら彼と出会えていなかったかもしれません。(40代女性)
そうすると、バツイチ子持ちだとわかった段階で相手から連絡がなくなることばかりだったため、「それなら最初から書いておこう。理解してくれる人とだけやり取りをしよう」と考え、プロフィールの一番最初に書き添えました。(40代男性)
婚活アプリの中にはシングルマザー、シングルファザーの会員さんが多いアプリ・特化したアプリもあるので、上手に活用して、子どもにとっての新しいパパ・ママを見つけてあげましょう。
注意点3.冷静さを忘れないこと!
バツイチさんがマッチングアプリを使って婚活を行う際、大切なのが「冷静さ」を忘れないことです。
これは離婚歴の有無に関わらずアプリを使う時の注意点ですが、ネットを介し、お互いに顔が見えない状態でやり取りを行いますので、すべての人が「純粋に出会いを求めている人」とは限らないということを心に留めておく必要があります。
アプリをはじめて使ったとき、登録と同時にたくさんの異性からメッセージが届き、舞い上がってしまう人もいらっしゃいますが、悪質な会員が紛れていることも覚えておきましょう。
悪質な会員について、次に紹介します。
要注意!婚活アプリに潜む「悪質な会員」ってどんな人?
これは再婚希望者にのみ関わる話ではありませんが、婚活アプリの中には会員を危険にさらす悪質な会員も存在します。
悪質な会員にはどんな特徴があるのでしょうか?
婚活アプリを使う前に知っておきたい「悪質な会員の特徴」をご紹介しますので、事前にチェックしておいてくださいね。
悪質会員1.業者・ビジネス斡旋
業者とは、婚活アプリとは一切無関係な外部の業者による登録会員のことです。
では、どうして業者は婚活アプリに登録するのでしょうか?
その目的は以下の通りです。
・LINE IDやメールアドレスなど、個人情報を収集する
・自社が提供する出会い系サービスや、怪しいお店への勧誘を行う
最近では婚活アプリだけでなく、twitter・Instagram・Facebookなどにも、こういった悪質ビジネスの斡旋や、詐欺のような誘いが横溢していますよね。
「美味しい話には裏がある」という言葉を忘れずに婚活アプリを活用しましょう!
悪質会員2.ヤリモク・体目的・不倫・遊び目的・お金目的の既婚者
婚活アプリには、不倫や一夜かぎりの遊び相手探しを目的とした不届き者もまれに存在します。
交際に発展し、結婚も視野に入れた相手が既婚者だと判明したら、そのショックは計り知れないもの。
アプリ上でやり取りをしている段階では、なかなか既婚者だと気づきにくいところが厄介ですよね。
ヤリモクは、女性の体目的で登録している男性会員のことをさします。
遊び目的のため、女性との交際や結婚は視野に入れていない場合がほとんどです(今では、ヤリモク女性会員もいるほどです。)。
うっかり会ってしまえば、ホテルや男性の部屋に連れ込まれて無理やり弄ばれてしまう可能性も高く、非常に危険です。
「体の関係をもったのに、そのあと連絡が取れなくなった」なんてケースも珍しくはありません。
女性は力で男性に抵抗することが難しいため、そもそも会わないようにしましょう。
顔も見えないですし共通の知り合いもいない……、それがアプリの出会いのデメリット。
だからこそ、のめり込んでしまう前に、お相手の婚歴や子どもの有無を確認しておくことが重要です。
最近ではパパ活・ママ活といって、割り切った関係を求めている人が婚活アプリに潜んでいることもあると言われています。
「本気で交際したい」「本気で再婚したい」と思っているのであれば、お相手のプライベートな部分も勇気を出して聞いておきましょう。
悪質会員3.利益目的のサクラやキャッシュバッカー
サクラはいわゆるおとりで、婚活アプリを運営している会社が根回し、利益をあげるために用意している「実在しない人物」です。
優良サイトを使えば問題ありませんが、中にはサクラを屈指して利益を出そうとしているサイトも存在することを覚えておきましょう。
またキャッシュバッカーというのは、実在するユーザーであるものの、出会い目的ではなく、ポイントを得るために異性と交流する人たちです。
キャッシュバッカーのほとんどが女性なのですが、これはサイトの仕組みを理解することで避けられます。
たとえば、
といった仕組みがあるサイトは、ポイントを稼ぎたいだけのユーザーが紛れているため要注意!
いわゆる「合法的なサクラ」と認識しておきましょう。
婚活アプリの悪質会員の手口とは?
どんなに入念に婚活アプリを選ぼうとも、ある一定数の悪質な会員は存在してしまいます。
でも安心してください。最初から、悪質会員の手口を分かっておけば、その相手が怪しいとわかるので未然に詐欺などを防ぐことができます。
それではパターン別に紹介しておくので、婚活アプリを選んだ後もよーく覚えておいてください。
業者編:サービスへの勧誘
婚活とはまったく関係ないサービスへの勧誘をしてくるのがこの業者タイプです。
業者タイプは以下のような行動にでます。
・LINEなどSNSツールにやりとりを移行したがる
・他のサイトなどへの勧誘をはじめる
基本的に外見などからは見破ることはほぼできませんが、必ず
・すぐにLINEなどでのやりとりを求めてくる
・最終的に何かの勧誘をしてくる
はずです。
特に勧誘がはじまったら、確実におかしいことなので、必ず逃げましょう。
ヤリモク編:すぐに会いたがる
ヤリモクについては、下記のような傾向があります。
・夜に会いたがる
・お酒が飲めるお店を指定する
こちらの特徴としては、なんと言っても必ず早い段階で会うことを求めてきます。
もちろん、会いたいと言ってくれることはありがたいことですが、かなり早い段階で会うことを求めてくるのでなんとなく分かると思います。
さらに会う時間が夜、場所が飲み屋の場合には注意が必要です。
少しでも怪しいと思った時は、まずは昼に会うようにしましょう。
キャッシュバッカー編:見破るのは不可能かも!?
このタイプは、合法的なサクラともいえるので、基本的には見破るのは不可能です。
もちろん、感の良い人ならやりとりの不自然さで気づくかもしれません。
ただし、異性経験が少なかったり、遠ざかっていると相手の言動に気づけない可能性があります。
キャッシュバッカーはやりとりを続けることが大事なので、返信などは頻繁にしてくれますし、写メも送ってくれます。
でも、会ってはくれないのです。
なので全然会ってくれないことで、キャッシュバッカーと判断することができます。
最初のタイミングでは判断するのは難しいですが、やりとりをしていくうちに全然会おうとしなくなるので注意深くチェックしておけば分かります。
悪質な会員を見破る方法
ヤリモクや業者は、とにかくターゲットと早くコンタクトを取りたいと考えています。
そのため、プロフィール写真がやけにイケメン・美人だったり、やたら高スペックだったりするという特徴があります。
中には、海外の読者モデルやインスタグラマーの写真など、自分ではないイケメン・美人の写真を設定している場合も。
些細な違和感を見極めるためには、冷静さをもって対応することが重要です。
そこで最後になりましたが、いくつかの見破るポイントをご紹介していきます。
方法①SNSの友達の数
まずは結論からいうと、業者やサクラはFacebookなどの友人が少ない傾向があります。
もしも、婚活アプリでSNSなどの友達の数をチェックできるならまずはその数に注目してみましょう。
普通の人なら100人以上はつながっていますが、悪質会員の場合には裏アカウントのようなものなので、あまり多くの友達とつながっていません。(もちろん、中には友達の数も増やしている人もいます。)
実際に、友達10人という人も中にはいて、見事、悪質会員だったという例も報告されています。
なので、まずは友達の数をチェックしてみましょう!
方法②不必要なほどの孤独アピール
これも多い作戦の1つです。
こちらの気分を上げるために、やたらと出会いがないことをアピールしてきます。
このパターンには、ヤリモクが一番多いですね。
方法③LINEでのやりとりを求めてくる
先ほども紹介しましたが、これはどの悪質会員でもやってくる手口です。
たしかにアプリでの操作には慣れていないので、普段から使っているLINEはとても便利です。
でも悪質会員がLINEに変更するのは、禁止行為をするための罠です。
LINEにかえたらすぐに他のサイトなどへの誘導を行ってくるはずです。
LINEでのやりとりを求められたら、まずは怪しみましょう。
方法④やりとりの時間帯が深夜は怪しい
メッセージのやりとりが深夜ばかりなのは怪しいですし、相手に失礼ですよね?
忙しくたって、考えておいて休憩時間や朝に送ることはできます。
相手が寝てる時間のメッセージは失礼なだけでなく、悪質な業者が働いている時間でもあります。
あまりに深夜のメッセージが続く場合には疑いましょう。
方法⑤スペックの高すぎは怪しもう
すごく初歩的な考え方ですが、スペックの高さは気になりますね。
イケメン&美女であることは嬉しいことですが、そのスペックが高すぎる場合には注意が必要です。
もちろん、顔だけではなく、職業もよくチェックが必要です。
立派な肩書きをもってる会社員の人が、真っ昼間に婚活アプリの対応をしてくれたら怪しみましょう。
ガツガツ働いてるはずの真っ昼間に連絡がくるのはかなり怪しいです。
悪質な会員の少ない婚活アプリの探し方
見破る方法が分かったら、最後は適切な婚活アプリの探し方です。
婚活アプリの中には、怪しい会員を通報する機能のあるものや24時間365日の監視体制が敷かれているものもあるため、サポート面が充実した婚活アプリを選ぶようにすると安心です。
しかし、悪質ユーザーはあの手この手で婚活アプリに紛れこもうとしてきます。
業者の場合はメッセージのやり取りを開始して早々にLINEの交換を迫るなど、個人情報を聞き出そうとする傾向があります。
また、個人情報を得るとすぐに退会を匂わせるという特徴も。
個人情報をとられたら、その後どんな悪事に使われるか分かったものではありません。
そのため、まずは以下のようなポイントに注目しながら安全に婚活を進めていきましょう!
その①各種証明書の提出義務がある婚活アプリを選ぼう
既婚者の登録を見抜くには、「独身証明書」の提出が可能な婚活アプリを利用するのがおすすめです。
証明書を提出している会員には提出済のマークがつくため、視覚的にも安心感を得ることが可能です。
証明書を出してまで婚活アプリを利用しているということは、その会員は真剣に結婚相手を探しているということ。
何の情報もない人より信用度や安心感が上がります。
証明書には独身証明のほか、年収証明、学歴証明といったものもあります。
登録している証明書が多ければ多いほど相手の素性もわかるため、安心してやり取りができますね。
その②ネットの記事よりSNSやアプリレビューを参考にしよう
最近では婚活アプリを使った結婚詐欺も増えてきていますから、そういったリスクを防ぐためにも、サイト選びやユーザーを見極める力を養わなければなりません。
婚活アプリも結婚相談所と同じように、ユーザーそれぞれに相性があるため、必ず安全・必ず結婚できるアプリはこれ!とは言い切れないのですが……「危険な目に遭うリスクがあるかどうか」にフォーカスをあてて、婚活アプリを選ぶようにすると良いですよ。
その参考として、ネットの記事を閲覧する人もいるでしょうが、すべての記事を鵜呑みにしてはいけません。
それは、有益な情報をまとめ、嘘偽りなく記事化しているサイトもあれば、アフィリエイトで利益をあげるためだけの記事も存在しているからです。
ネットの記事も参考にしつつ、SNSで対象となる婚活アプリを調べてみたり、アプリのレビューを読んだりして吟味していきましょう。
騙されて当たり前と思って挑め!!
ここまで紹介してきたように婚活アプリには一定数の悪徳会員はいますし、そもそも遊び感覚な人もいます。
だから、最終的には開き直りが大事です!!
結婚しないなら、好みのタイプも、悪徳会員も、ヤリモクも全部一緒です。単なる他人!単なる男か女!
最初から危険なものだと思って、挑めば怖くない!
この考えに納得できない、あなた!
そんな人は、最初から婚活アプリの出会いを諦めてください!
異性とのコミュニケーションの練習ぐらいに思ってチャレンジしてみてください!
婚活アプリの闇については他の記事でも紹介してるので、ぜひ参考に!
みんなの失敗から学びましょ!
<婚活アプリに登録するなら以下の記事もおすすめ>
婚活アプリではプロフィール欄の内容と最初のデートがめちゃくちゃ大事なんです。
まとめ
バツイチさんやシングルマザー、シングルファザーが再婚を考えるときに「自分なんかが再婚を希望していいのだろうか」と自信をなくし、悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、誰にだって平等に幸せになる権利はあるんです。
再婚したいという気持ちが少しでも芽生えたのなら、動き出すべきではないでしょうか。
今回ご紹介した注意点さえ理解しておけば、婚活アプリを使って安全かつ場所・時間を問わず気軽に出会いを求めることができます。
幸せな未来のために、ぜひ勇気を出してトライしてみてください。
「バツイチだから」「シングルだから」と迷っていると、時間はどんどんと過ぎていってしまいます。
行動を起こさなければ、あなたの生活は何も変わりません。
まずはスタートラインに立ちましょう!
実行あるのみ、です。
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