アラフォー女性の婚活は厳しいって話をよく聞きます。
本当に厳しいのですか?
確かに一般的に結婚相談所の婚活は厳しいことが多いです。
ですが、全員が苦労するわけではありません。30代後半女性でも40代前半女性でも、申し込みが殺到することもありますし、一回目のお見合い相手とすんなり成婚することも珍しくありません。
なぜ一般的にアラフォー女性の婚活は苦労するのですか?
様々な要因がありますが、よく言われているのは
などがあります。
なんと!!!
それは確かにそうかも。思い当たるところがあります。
とくにマッチングアプリを経験した後に結婚相談所に入会すると「こんなはずじゃない~」となることが多いです。
結婚相談所の男性は、単なる遊び相手を探していませんから。
それは悲しい現実ですね…
今回は、東京の結婚相談所ウィルマインに入会した42歳女性の婚活がどのように進んだのかを連載していきます。
個人の特定ができないように若干の修正をしていますが、ほとんど事実の婚活内容を紹介します。
婚活当時のA子さんの気持ちと、ウィルマイン代表尾畠さんの気持ちを詳細にヒアリングしています。
参考になると思いますので是非お読みください。
A子さんのプロフィール
職業:会社員
年収:350万
学歴:短大卒
身長:170cm
婚活を始めるのにネットで情報収集をしました。
その中の1つに「ジャパンマリッジ」をみつけ、管理人である岡田氏に直接メールで結婚相談所の選び方を聞き、「ウィルマイン」を選び初回面談の申し込みをしました。
アラフォー婚活スタート!
年収:400万以上
学歴:問わない
譲れない希望:高身長
年齢的に子供を授かる事が難しいかもしれないので、子供を持つことは必須ではない。
A子さんの初対面の印象(カウンセラー目線)
最初にお会いした瞬間からパッと弾けるような笑顔でご挨拶頂き、自然な笑顔が印象的な女性でした。
長身でスタイルが良く、クリッとした愛らしい目が印象的(年齢よりも若く見える)で、真剣に話を聞いて頂いたり、ヒアリングの際も堅苦しい雰囲気ではなく、冗談を交えながらご自身の事、家族や友人、結婚観についてお話しくださいました。
A子さんの明るい人柄や、お相手条件が「高身長」のみに特化している事から、お子さんを希望している同年齢の方でなければいい出会いの機会に恵まれるのではないかと思いました。
初回面談後のA子さんからのメール
昨日はお忙しい中お時間頂きましてありがとうございました。
とてもお忙しいのに嫌な顔せずに、長時間お話聞いてくださって本当にありがとうございました。
尾畠さんのざっくばらんにお話してくださる所、また真摯に会員さんと向き合って『一緒に』活動してくださるという姿勢に『ここでなら私も頑張れそう…!』と思えましたので、ぜひ入会したいです!
前回とは全く違う意識で頑張りたいと思いますので、ぜひ宜しくお願い致します。
システムに登録完了し、仮交際が2~3名になるまではお申込みを待つのではなく、自分がお会いしたい、お話してみたいと思う方に積極的にお申込みをしてもらうよう伝えていました。
A子さんはアドバイス通り、ご自身から「高身長」の条件に合う方を選んでしっかり申し込みをしていました。
登録した翌日にはお相手からのお申込みが多数ありましたが、A子さんの希望の「高身長」から外れた方はお見送りされていました。
実際のお見合い成立は入会の翌日に成立しました。
1回目のお見合いが決定!
年収:700万円
身長:177cm
職業:建築設計関連
初のお見合いは12月12日に確定しました。
初お見合いのA子さんの振り返り報告
- お話好きでいろいろ話題を振ってくれる所。
- 沈黙になっても新たな話題を降ってくれる←大事なこと
- お写真よりもだいぶ太ってる方で気付けませんでした…
- 待ち合わせ時間2分前にきた(私は30分前到着→待ち合わせ場所には20分前にはウロチョロしてました)
- 相手の話を最後まで聞かないで話しだす事が多い
- 相手の意見に対して否定的な意見を述べる事が多々あり(やんわりとではあるが)←同意しないって感じですかね。
- あまり仕事の話や自分自身については聞かれたくないのかな…って雰囲気がした。うまく言えないけど。
😁良かった所😁
- パッと見ガッカリしたけど『良い人かも!』とすぐ切り替えた。
- 相手はどうあれ笑顔で楽しくお話できた。人の話、意見を聞くのは好きだから。自身の見聞を広める事ができるから。
- お茶代にきちんと『ありがとうございます。ごちそうさまです』と言えた。当たり前ですね笑
😓良くなかった所😓
- 何回か腕組みしてた所。心理学的に腕を組んで話を聞くというのは相手を拒否してるらしいので気をつけたい
今後の改善点
興味ない事を聞かれても話題を広げられるようにしたい。『スポーツ何か観る?』って聞かれて『観ないです』って言って終わってしまった。その後に繋げられなかった。
結論として、今回はお見送り致します。
最大の理由は『人の話を最後まで聞かない、否定しがち』だからです。
結果は、お相手からは「交際希望」でした。
彼女の明るく人懐っこい人柄や、初対面でも相手に気を遣わせる事がなく雰囲気を和ます能力はお見合いでは最高の武器になります。
その証拠に、その後、彼女は私が「お見合でお断りされない女」の称号を付けたぐらいです。
今回のお見合いは、プロフィール上は彼女の希望を十分叶えるお相手でした。
お相手のプロフィール写真は、私からみても「シュッとしてイケメンの高身長」だったので、初めてのお相手が素敵な方で良かったと思っていました。
ただ、お見合いは実際に会お会いしてみないとわからない事や、プロフィールは素晴らしくても、人間的に素晴らしいとは限らず、また人間的な魅力の感じ方も人によって違うので、「自分にとって」にフォーカスしてみる事が出来る機会になります。
今回のお相手は、年齢:年収;高身長でしたが、相手の話に否定的な意見を持たれたり、相手の話をしっかり受け止める姿勢が無かったことが、お見送りの理由になりました。
(心の声)
え~~~身長高くて条件に合う方なら良いって言ってなかった~??
初対面のお見合いですから、自分がこれまで経験したり、関心のなかったことでも、興味を持って聞く姿勢は婚活に限らず円滑な人間関係を作るのに必要なスペックだと思います。
自分の生活範囲以外の方と出会う事が「結婚相談所での出会い」が利点だという事を認識されると、こういった差異が少なくなるのではないかと思います。
これまでの人間関係の中で結婚相手となる方と知り合ったり、結婚まではいかなくても交際の機会がない場合には、自分軸を中心に物事を見るのではなく、多方面からの視点を持つ事で自分自身に新しい事への興味関心を持つといった良い影響も出ると思います。
自分軸を持つ事を悪い事だという事を言っているのではなく、自分の考えが「正義」としてと捉えてしまうと、違う意見に対し受容できないだけでなく、お相手探しが「シンデレラの靴症候群」になってしまい、婚活の成果が出づらいと思います。
以前の恋愛やお相手と比較して、良くないとこにフォーカスしてしまう。
誰かが良い相手を連れて来てくれると考え、自分が変化しようとしない。
自分の理想に合わない相手は、相手が悪いと思ってしまう。