憧れの街、大東京。
東京はどの分野においても日本最先端の素晴らしい街です。
なのに、結婚できない人が年々増えている現実があります。
人がたくさんいて、出会いも多いはずなのに、なぜ?
東京の独身男女に話を聞くと、
「本音は結婚したかったけど、出会いがなかったから独身を決めたんです」 と、言います。
ホントに??????
本当に東京では出会いがないのでしょうか?
婚活をしている人が多く、平均収入が高い。
そんなの、婚活において最高の場所じゃないですか!
婚活をする上でとても有利な街のはずなのに…東京の晩婚化は進む一方。
なぜなんだ~??
この記事では、この難問に切り込みたいと思います。
1. 東京の人が結婚しにくい理由
その理由は色々考えられます。
・周りに独身者が多いので、焦らない
・飲食店などもおひとり様に優しい
この他にも、
「おせっかいオジサンがいなくなった」
「良い生活をするとお金が残らない」
「仕事が忙しくて恋愛している暇がない」
など、多くの理由が考えられます。
今回この記事を書くため、東京の結婚相談所の代表者や婚活パーティー関係者、また東京の独身男女、東京で婚活中の男女にアンケートをしました。
そのアンケートをもとに浮かび上がってきた、東京の人が結婚できない最大の理由は…
「高学歴&高収入の女性が多い」
「選択肢が多い」
ここにあるようです。
2. 東京の女性は高学歴&高収入だから結婚できない?!
東京は大企業が進出し、男女問わずその実力を発揮できる街。
地方に比べて男女差別が少なく、女性も男性同等、いや実力次第では男性以上の収入を得ることができます。
そう、東京は高学歴&高収入の女性が地方に比べてダントツに多いのです。
さすが大都会東京!
女性にとって最高の街!
でも、この部分にこそ、結婚できない最大の理由があるんです。
というのも、 女性は「自分より高学歴&高収入の男性を望むから」。
当たり前と言えば当たり前のことですが。
「女性が高望みし過ぎなんだ~!」というのが原因の一つです。
男性が嘆く気持ちも分かりますが、そうなってしまう理由が、女性にはあるようです。
A子さんは理系の有名私大卒業後、研究者になりました。
A子さんは、若い時から事あるごとに
「A子といると、自分がバカに思えてみじめになる」
「〇〇大学だからって偉そうにするなよ」
「だからリケジョは・・・」
と言われ続けました。
「A子はオレがいなくても大丈夫だよ」と言われ、A子さんの元を去った彼氏もいました。
A子さん自身は、男性の学歴や収入を気にしていませんでしたが、自分より学歴や収入の低い男性と付き合うと、男性のひがみに気を使い、自分がしんどくなることが多かった、と言います。
その結果、A子さんは自分と同レベルか、それ以上の男性を求めるようになりました。
そう、同類婚です。
A子さんは昨年同類婚されました。
学歴・収入ともに同レベルの旦那様とは、知識や財力を抑え込むことなく、ありのままの自分でいられるそうです。
このように、高学歴&高収入の女性は、自分より学歴や収入の低い男性をバカにしているわけではなく、
男性が負い目を感じ、そんな男性に女性は申し訳なさを感じ、それが原因で関係がギクシャクし、
いずれ頼りなく感じていくのです。(最初からバカにしている女性もいますが・・)
男性にとって高スペックな女性は「怖い存在」となっています。
結婚相談所で婚活を始めると、まずは男性受けするよう化粧や髪形、服装まで変えるようにアドバイスされます。
ですが、今まで、自分の信じる道を生きてきた女性にとって、身の回りのあれこれを変えていくのは自分を否定された気になります。
高学歴&高収入の女性の多くは、カウンセラーのアドバイスをそのまま聞いて、男性受けのする「かわいい女性」になろうとはしません。
自分の価値観は今までと同じにして、自分と同等かそれ以上に高学歴&高収入な男性を求めるようになります。
が、そのような男性が沢山いるわけではなく・・・
またライバルも多く・・・
結果、高学歴&高収入の女性は結婚できにくくなり、
婚活で苦しみ、傷付いて、
結婚しないことを決めるのです。
2020年の就業構造基本調査を見ると、この傾向はやはり東京が飛び抜けています。
この調査によると、高収入の独身女性の8割は東京圏在住者という結果が出ています。
「高収入の一生結婚しない女性の大半が東京圏で働いている」のです。
東京の女性は、
「稼げば稼ぐほど結婚できない」
というアリ地獄状態に突入してしまう可能性があることを意識していて下さい。
3. 東京は収入の低い男性も結婚できない?!
東京では女性だけでなく、男性も結婚しない人が増えています。
特に収入の低い男性です。
では、昔も収入の低い男性は結婚できなかったのでしょうか?
答えはNOです。
なぜなら・・・
一昔前、女性が従事できる仕事も限られていたため、結婚できるかどうかが死活問題でした。
また、結婚をしなければ周りから後ろ指を差されていました。
だから、たとえ相手が学歴や収入が低い男性であっても、女性は結婚してきたのです。
しかし、現代の、特に東京の女性はこれに全く当てはまりません。
東京は地方に比べて高収入の女性が多くいます。
高収入とまではいかなくとも、結婚せずとも、自分で食べていける女性が大半です。
今は、女性が生活のため、世間体のために仕方なく結婚を決めることはありません。
つまり、男性は生活や世間体以上の喜びを女性に与えられないと、結婚相手として認めてもらえないということです。
その結果、収入の低い男性が余り、収入の高い女性が独身となります。
ちなみに、就業構造基本調査によると、年収300万円代男性の生涯未婚率は、2012年は約20%だったのが、2017年では約26%まで上昇しています。
高収入の男性の生涯未婚率は昔も今もほとんど同じで、年収1000万円以上の男性に関しては逆に生涯未婚率は減っています。
収入の低い男性が結婚できない状況は、東京だけでなく全国共通ですが、特に東京では悪化の一途をたどっています。
4. 東京の人は結婚する気がないの?
では、東京の独身男女は結婚する気がないのでしょうか?
これも、答えはNOです。
皆、「良い人に出会えれば結婚したい」と口を揃えます。
う~ん。。。東京は人口が最も多い街なのに。。。
昔と比べ、出会い自体が減っているのでしょうか?
いえいえ、そうじゃありません。
娯楽や店、イベントが増えた分、また出会いアプリやネットツールが増えた分、昔よりも出会いは各段に増えています。
「出会いがない」
のではなく、
「出会いはあるけど、発展しない」
のです。
5. 結婚への王道・東京の職場恋愛事情
結婚のなれそめで最も可能性の高いものが、職場での恋愛です。
しかし、昨今は異性に対してのパワハラやセクハラのリスクもあって、男女の関係へ発展しにくくなっています。
実際に職場結婚の割合が1991~1995年は35%だったのに対し、2011~2015年は20%にまで落ち込んでいます。
職場での出会いはあれども、恋愛感情に発展しにくい時代になってしまいました。
また、学歴や収入でプライドをへし折られた東京の男性は「女性からこれ以上傷つけられたくない」という思いがあると言います。
それを表す面白い都市調査(東京を含めた世界32ヶ国対象)があります。
独身男女へのアンケートで、「あなたが最近、デートしたのはいつですか?」という質問に、
「ここ1週間以内」
と答えた東京の人は43%で世界最高(他都市の平均は25%)。
しかし、
「直近でセックスをしたのはいつですか?」という質問に、
「1週間以内」
と回答した人は世界平均が45%なのに対して、東京はたった28%です。
つまり、東京の人は、デートはよく行くけど、ベッドインまではいかないということ。
あと一歩が踏み込めないのです。
そう、東京の婚活には、「出会っているけど発展せず」という一面があります。
時代は変われど、さすがに、この一歩は女性からは踏み込みにくいもの。
東京では出会いはあるけど発展せず、その結果、結婚になりにくいのです。
6. 東京の婚活の特徴
全国と比較した場合の東京の婚活の特徴を調べてみると・・・
男性は、結婚相手に共働きを望む方が多く、女性は、経済力のある男性を理想としています。
男女とも金銭的価値観をしっかり持っているのが東京の婚活の特徴と言えます。
また、納得した相手が見つかった場合は結婚への決断が早く、形式にこだわらないで生活を共にする方も多いです。
東京の婚活スタイルは、婚活最先端地域ということもあり、多種多彩の中から選ぶことが可能です。
ですが、その
「婚活ツールの多さと婚活者の多さ」
という理由が結婚を困難にもしています。
婚活パーティー、婚活アプリ、ズーム婚活、婚活イベント・・・
少し検索すれば山のように出てきます。
ここでひとつ、心に留めて置くべき婚活の最重要ポイントをお伝えします。
東京に限らず、婚活中の男女に、常に頭に入れておいてほしいこと。
それは・・・
人は・・・
選択肢が増えるほど、判断できなくなる
ということ。
これは人間が本来から持っている、変えようがない習性です。
現在の婚活ツールは、登録している何万人もの人から相手を探すことができます。
対象が増えて、一人に決められなくて、あれもいい、これもいい、とか思ってしまって、結婚に結び付かない恋愛が増えています。
7. 東京の結婚相談所の特徴
選択肢が多いからこそ、自分に合った婚活方法を的確に選ぶことがカギとなります。
何よりも「結婚する」という強い意志を持った方と出会うことが必須です。
東京での婚活で迷った場合はまず、結婚相談所をオススメします。
東京は結婚相談所の数が日本一多い街。
結婚相談所での出会いは本気で結婚を考えている婚活者ばかりなので、「結婚にならない恋愛に何年も費やした」、というリスクがないのが最大のメリット。
東京は結婚相談所に登録している人数も日本一多く、幅広い年齢層や様々な地域の異性と出会うことができます。
また、東京のカウンセラーは、平均年齢が若い傾向にあります。
そのためか、おせっかいオバサン、親切オジサン的な感じではなく、邪魔にならない距離感でサポートしてくれる相談所も多いです。
仲人というと、地域の中に溶け込み、人脈が広く世話好きなキャラを想像すると思いますが、
東京地域には、そういう感じの仲人は少なくなり、ビジネスライクなキャラや「お兄さん・お姉さん」的な感じの人が増えました。
押し付けのようなサポートにならないほうが、東京の気質にあっているのかもしれません。
お見合い時も、東京以外の地域ではカウンセラーが立ち会いをすることも多いですが、東京ではほとんどありません。
一見、気楽そうだということで、メリットにも思えます。
けれど、カウンセラーに同席してもらうことで第三者目線で相手を評価でき、自分一人では見逃してしまう相手の魅力や欠点に気付くこともあります。
おせっかいなサポートが全く不要だとは限りません。
距離感を持ったサポートをする相談所は、
「活動が気楽??? 放置されただけだ」
「会員から相談をしなければ何も動いてくれない」
「婚活アプリと一緒」
というクレームもよく出ているので注意してください。
8. 東京で結婚するためには?(男性の場合)
婚活には、前向きで素直な心が必要不可欠。
これは、東京に限らず全国共通の話です。
ここでは、東京の男性ならではの婚活の現状をご紹介します。
東京は全国で1番晩婚化している地域なので、女性に求める上限年齢を1歳でも2歳でも幅を持たせると間口がグッと広がります。
そう、東京の婚活市場には30代後半の素敵な女性がたくさんいるのです。
特に男性には結婚相談所をオススメします。
なぜなら、東京の相談所の男女の比率は、どの世代であっても男性の方が圧倒的に少ないから。結果、男性が断然にモテています。
ある結婚相談所連盟の30代の男女比率は、男1:女2。
男性はとても有利な状況で、少し頑張れば理想の女性と結婚できる可能性が高いのです。
では、東京の女性はどのような男性を求めているのでしょうか?
東京は地価・物価が高いことからも、やはり地方に比べて「経済力」が重要視されます。
では、高収入であれば必ず結婚できるのか?
答えはNO!
確かに、高収入の男性はお声が掛かりやすいです。
しかし、経済的・精神的に自立した東京の女性は自身も一定の収入があるので、収入が高いだけでは首を縦にふりません。
なんだと~っ! ってなりますね。
事実です。許してください。
東京の女性は豊富な婚活ツールを使って、多くの男性と出会っています。
また、東京にはデートスポットも多く、遊びのレパートリーも豊富。
一般的に男性よりも女性の方が流行に敏感なので、オシャレスポットなどでも場慣れしています。
東京の女性は、
「リッチな、ただそれだけの人」
より、
「収入が一定ライン以上で、かつプラスアルファがある人」
を望みます。
ふざけるな~っ! ってなります。
これも事実です。受け入れてください。
例えば・・・
●女性の聞き役に徹したコミュニケーションスキルがある
●家事能力が高い
など、女性にアピールできるプラスアルファを作る必要があります。
男性たち、頑張りましょう。
9. 東京で結婚するためには?(女性の場合)
東京は全国1番、晩婚化が進んでいるので、男性に求める上限年齢を1歳でも2歳でも幅を持たせると間口が広がります。
東京の男性は地方の女性からも人気があるので、周りの女性たちに負けていられません。
積極的な婚活が必要となります。
いつの時代も、男性は見た目などの第一印象でお相手を選ぶ傾向があります。
結婚相談所で婚活をする場合は、検索システムでふるい落とされないようにするため、プロフィール写真がとても重要になってきます。
ここで一番のポイントは・・・
ほとんどの女性が勘違いしているのですが・・・
それは・・・
盛り盛り写真を辞めること。
最近、日に日に増えていますね。
本人と全く別人に見えるような修正写真、
照明で本来の顔をトバシている写真、
プロのメイクでお化粧塗り塗りの写真。
こういうの、絶対にやめましょう。
なぜなら・・・
そんなことをしても成婚にならないから。
もっと言えば・・・
時間の無駄だから。
こんなことを言えば、また全国の相談所から嫌われてしまいますが、私は言います。
能力のない結婚相談所は、会員さんが別人のように生まれ変わった修正写真を持ってきてくれたら助かるんです。
理由は・・・
お見合いが組めるから。
能力のない相談所にとって最も大変なクレームは、
「おいおい、お見合いが全然組めないじゃないかー!」
っていうものなんです。
でも、修正写真でも、盛り盛り写真でも、塗り塗り写真でも、お見合いが組めたらこっちのもの。
たとえ会員さんがお見合いで断られても、
「それはあなたの問題です。私たちの最低限の仕事はやってますよ。」
って言えます。
だから、お見合いがなかなか組めない会員さんには、画像修正を思いっきりやってくれるフォトスタジオを紹介したりします。
でもこれ、相談所にとっても、会員にとっても、禁断の果実。
やるのは簡単ですが、辞めることが難しい。
お見合いさえしていれば、会員は婚活をしている気分、結婚相談所は婚活を提供している気分になりますからね。
しか~しっ!!!
あなたの目的は「お見合い」ではありませ~ん!!!
望んでいるのは「幸せな結婚」でしょ。
幸せな結婚がしたいなら、盛り盛り写真は即刻止めてください。
なぜなら・・・
写真で期待値を高めておいて・・・
会ったとたんに期待値よりも印象が下がってしまうお見合いは・・・
結婚まで発展する確率がグッと下がってしまうから。
こんなこと、相談所の人なら全員知っています。
知らない人は大したカウンセラーではありません。
「でも、イイ写真をアップしないとお見合いにならないから。」
はぁ???
何度も言っているでしょう。
盛り盛り写真でたくさんお見合いをしても、結果、成婚にはなりません。
成婚になる相手だったなら、本来の写真であっても、お見合いになっているんです。
盛り盛り写真をアップしたお見合いで、断られる時間や労力は、他のことに使ってください。
(太田房江元知事、ごめんなさい。)
ちょっと話が逸れましたね。
女性の婚活の話に戻します。
経済的にも精神的にも自立している東京の女性は、プライドが高い傾向にあります。
●友人の旦那より上でなければならない
●自分より高収入でなければならない
といった固定概念を持っている女性が多いです。
こういった固定観念を持って結婚相手探しをしています。
これこそ、まさしくレッドオーシャンに飛び込んでいます。
これに対して、競争相手のいない(少ない)穏やかな市場をブルーオーシャン(Blue Ocean)という。
レッドオーシャンとはビジネス用語なのですが、ビジネスであれ、婚活であれ、ライバルたちの中で良い結果を出すには、やみくもに動き回るよりも勝ちやすい方法を取る方がいいです。
良い結果を出すには、
現在の周りの状況を正確に把握すること。
そこで自分の力を冷静に見極めること。
そして戦略を立てて努力し、実行していくこと。
が大切です。
良いですか?
大事なことを言いますから、耳の穴を優しく掃除して、聞いてくださいね。
婚活で成功するためには・・・
自分がライバル達から抜け出るか、ライバル達と違う場所で戦うことが重要です。
出た、出た====!
相談所得意の、定番アドバイス、
「目標を下げろ~~~」が出た==!
とか思わないでください。
妥協や我慢ではなくて、本気で相手のことをステキと思えたなら、問題なんて何一つなくなります。
まあ、そう言ってはみても・・・
私の言っていることも・・・
「妥協と我慢」に聞こえるのですが・・・
大切なことは、なぜ妥協しなきゃいけないのか?
なぜ目標を下げるのか?
「理由」と「目的」を明確にすることなんです。
目的に合わない条件をがむしゃらに追いかけるのではなく「軌道修正」する。
なぜ、あなたは結婚したいと思っているのですか?
を、今一度、よーく考えて下さい。
そして、独身のまま生きていく不安や寂しさ、デメリットの部分を見つめ直してみてください。
今のあなたの状況を、真面目に考えてみて、
「我慢できない」と思ったら婚活を諦めていいし、
「やっぱり結婚したい」と思ったらもう少し頑張ってみましょう。
イイ男、イイ女、になる努力、相手から求められるようになる努力も、もちろん必要です。
目に見えるものは、いつかなくなる可能性もあります。
仕事、収入、地位、財産、そういったもの全てが無くなったとしても、お相手を生涯の伴侶として選べるか? という視点も持ってみてください。
とことん性格のイイ人、とんでもなく優しい人、何よりも家族を第一に考えてくれる人、
みたいな男性と共に人生を歩んでいくことは、
目に見えるどんな好条件よりも、何倍も、何倍も素敵なことかもしれません。
どのような状況でも二人で乗り越えて、ゼロからやり直せる「愛情・信頼・絆」が芽生えるかどうか?
等身大の自分と向き合い、相応のお相手探しをしていきましょう。
10. 東京での婚活の重要ポイント
そして、男性にも女性にも、ここが一番大事だというポイントは・・・
孤独な婚活を続けるのはキツイので、必ず相談できる相手を確保する。
婚活が長くなると結婚相手をどう決めたらいいのかだけでなく、相手以前に自分自身がどうしたいのかが分からなくなって、挫折してしまうことが多いです。
そのためにも、しっかり信頼できる相談相手を確保しておくこと。
結婚相談所の選び方としては「加盟組織などの違い」も大事ですが、一番の決め手はやはり、「信頼できる担当者に相談できるかどうか」。
そのカウンセラーは、会員が悩んだ時、
どこまで真剣に相談に乗ってくれるのか?
どれだけ自分の価値観を尊重してくれるのか?
本当に自分が望む状態を知ってくれているのか?
を注視してください。
11. 東京結婚事情あるある
東京での婚活の注意点として、東京には地方出身者の男性が多くいます。
転勤や海外勤務を伴う職業の男性も多いです。
ですから、結婚後にUターンする可能性があるのかどうかなどの確認も必要になります。
転勤の可能性があるのかどうか?
これは相手男性からの言葉だけを信じるのではなくて、独自に調査することも必要です。
結婚前は転勤の可能性は少ない、と言ってたのに・・・
結婚後すぐに引っ越すことになるなんて・・・
これ、「東京あるある」です。
12.東京内格差ってなんだ?
住む場所によって、家賃が大きく異なるのが東京ならではの特徴です。
東京都内のどの地域に住むのか? が意外に大きな問題になります。
同じ年収800万円を希望していても、東京23区に住むのとそれ以外の市に住むのとは、実際に生活で使えるお金が大きく変わってくるからです。
特に、中央区・渋谷区・港区に、夫婦二人、子供一人と仮定すると、家賃で40万円前後と想定されます。
同じ条件で23区以外なら、15万円程度。
この差が非常に大きく、結婚後に住む場所で一悶着なんてことも。
例えば、男女共働きの場合、
23区内に住める世帯年収でない場合は、都心から離れた場所に住むことになって、通勤に2時間かかったり・・・
それが嫌で女性が仕事を辞めると、今度は世帯年収が低くなって、結局23区内には住めなくなったり・・・
独身時代は23区内に住んでいたのが郊外に住むことになって、生活レベルが下がってしまったり・・・
女性はこの現実を突きつけられた時に、
かなり揺らぎます。
とくに23区内の実家暮らしで育った女性は、結婚後の現実を直視すると耐えられず、改めて高年収を求める傾向になります。
極度の経済的な理由による2
極化が、東京にはハッキリとあるのです。
やはり、年収が低い男女は年収が低い方同士、
年収が高い男女は高い方同士、
結ばれる確率が高いです。
いわゆる格差婚は、あまり東京には見られないのが実態です。
また、地方出身の男女で結婚がまとまるケースも、とても多いです。
13.まとめ
東京はおひとり様に優しい街です。
結婚していなくても、十二分に楽しめる街です。
精神的にも金銭的にも気兼ねなく、自由で楽しい生活を送るのに結婚は邪魔な存在かもしれません。
でも、「良い人がいたら結婚したい」と少しでも思っているのであれば、一刻も早く結婚したい人と出会える場所に出向いてください。
あなたに適した婚活方法が見つかれば、東京は婚活するには最高に恵まれた街です。
独身ジャングル東京・・・
抜け出す方法が、必ずあります。