結婚相談所を選ぶとき、何を重視していますか?
料金・サポート体制・成婚率も大切だけど、お見合い料金が無料・お見合い申し込み無制限制度がある結婚相談所を希望する方も増えています。
けれど、お見合い料金無料・申し込み無制限を謳う結婚相談所って、本当に安全な婚活ができるのでしょうか?
この記事では、お見合い無料・無制限のメリット&要注意なデメリットをまとめてみました。
現役仲介人に取材して、婚活のリアルな『からくり』を公開したいと思います。
そもそも結婚相談所のお見合い料金やお見合い申し込みってなに?
ところで、お見合い料金とか、申し込み無制限ってどういったものなのでしょうか?
結婚相談所で婚活をしたことがない人に向けて、お見合い料金やお見合い申し込みについて解説します。
お見合い申し込みとは?
結婚相談所での婚活は、
- 気になる異性にお見合いを申し込む
- 承諾されたらお見合いする
- お見合い後、双方の同意で仮交際
- 結婚を前提とした本交際
- 成婚退会
このような流れになります。
要するに、お見合いを申し込まなくてはお見合いにすら発展しません。
もちろん、異性から申し込みがあり、そこからお見合いに発展するケースもあります。そしてこのお見合い申し込みは結婚相談所によって、制限をかけていることも。
1ヶ月に5件までのお見合い申し込みができる結婚相談所もあれば、1ヶ月に10件までのお見合い申し込みが可能な相談所もあるのです。
もちろん、お見合い申し込み件数が無制限という結婚相談所もあります。
お見合い料金とは?
お見合い料金とは、月額費・入会費とは別に、お見合い1回あたりにかかってくる料金のこと。お見合い申し込みが承諾され、実際にお見合いするときに必要な費用です。
お見合い料金の有無は結婚相談所によってさまざま。お見合い料金がある結婚相談所の場合、その相場は1件のお見合いにつき5,000円ほどです。
「それならお見合い料金が無料の結婚相談所がいいんじゃ……?」と、思うかもしれません。
けれど、
・月額費が高いかわりにお見合い料金が無料
・月額費が低いかわりにお見合い料金がある
上記のような料金設定になっているので、お見合い料金の有無だけでは判断できません。
たとえば、お見合い料金が無料・月額費が5万円の結婚相談所と、1回5,000円のお見合い料金・月額費2万円の結婚相談所があったとします。
後者の結婚相談所で週に1度ペースでお見合いをしても、お見合い料金2万円・月額費2万円。
ということは、前者の月額費よりも1万円安い費用で婚活できています。
ただ、結婚相談所の質は費用だけで判断することはできません。
料金だけで相談所を選ぶのは危険とも言えるのです。
お見合い料金無料・申し込み無制限な結婚相談所で婚活するメリット
お見合い料金・申し込み制限は結婚相談所によって異なりますが『お見合い料金無料・申し込み無制限』という制度を設けている結婚相談所で婚活するメリットを具体的に解説しましょう!
現役の仲介人・カウンセラーの先輩たちにも協力してもらいました。
メリット1.婚活費用が気にならない
「本当に結婚できるんだろうか……?」ただでさえ、結婚に対する不安が募りがちな婚活。だからこそ、婚活費用くらいは気にしたくないですよね。
お見合い申し込み無制限・お見合い料金無料な相談所なら、積極的な婚活をしても費用が気にならないのが最大のメリット。
とくに男性はお見合い時にお茶代を支払います。ホテルによって料金は異なりますが、お茶代は平均して3,000~4,000円(2人分)。
これにお見合い費用の相場、5,000~7,000円を加算すれば、1人の女性とお見合いするたび、10,000円が必要です。
さらに別途交通費が必要なので、月会費や維持費などの費用を課金すれば、月に2人とお見合いするだけで、あっという間に20,000円~30,000円の費用がのしかかります。
そう考えると、お見合い料金が無料の方が、負担額が少なくなりますよね。
メリット2.あれこれ悩まず、積極的な婚活できる!
結婚相談所での婚活は、異性のプロフィールを閲覧して、その中から気になった人にお見合いを申し込みます。
ただ、プロフイールの内容・写真って、実際の人物とかなりギャップがあるケースが多いですね……。だからこそ、お見合い料金無料&申し込み制限がない結婚相談所なら、
「あれこれ迷うくらいなら会ってみる。また迷うくらいなら申し込んでみる!」と躊躇いのない婚活が積極的に行えるのです。
逆にお見合い費用がかかりすぎてしまうと「5,000円払っても、10,000円払ってでも会いたい!」こんな風に『縁』をスタート時点から勘違いし、選択の基準が素直じゃなくなってしまったりするんです。
仲介人の私からみて『この人はすぐに結婚できるだろうな……』と思うような人が、お見合いすら成立しない事例も出てきます。
逆にプロフイールに難点があったり、人間的に問題があってもお見合いがたくさん組める事例もあります。
とにもかくにも、お見合い費用が安いと『本人』だけでなく、『お申込みして会いたいと願っている人たち』の希望を叶える手助けにもなります。
メリット3.お見合い相手の苦情対策になる
実は、無料お見合いは苦情対策にもなっているんです。
お見合い費用はお見合いを組む前に、必ずいただくこと。結婚相談所を運営している立場の基本はコレ。
けれど、お見合いをしていると……
- 実際にお会いしたら、相手が写真と全然違った。
- 失礼な態度をとられビックリした。
- 話が合わない&結婚願望すら感じなかった。
こんな苦情も日常茶飯事です。
残念な結果になったお見合いであれ、ただご縁がなかっただけのケースとお相手に問題がありすぎたケースでは、結果を受け入れるに受け入れられないこともあります。
お見合い費用がかからなかった結婚相談所ならまだしも、お見合い費用が発生する結婚相談所だと「お見合い費用も払ったのに……」なんて会員さんからの無念も募りやすいのです。
「お見合い費用は正当な費用ですが……高過ぎると負担が大きすぎます。
私が以前勤務していた相談所は、お見合い費用が高い印象だったので「こんなにお金と時間をかけたのに……」と、いうセリフをよく耳にしていましたね。
メリット4.お見合いの練習・経験をつめる
お見合い費用が無料だと、恋愛経験・婚活経験が少ない人にとってはメリットがたくさんあります。お見合で異性と実際に会ってみて、話してみて、異性との交際感覚を体感できます。
恋愛経験・婚活経験がある人でも、婚活中の異性と会う機会が増えれば、婚活市場の感覚を掴んでいただけるんです。
- 実際に会うことで確かめる
- 嗅覚を養う
- 自らの経験値を高める
この3つのポイントは、婚活で成功するために必要なポイントなのです。
メリット5.見た目や条件で不利でも、確率を増やして成功しやすい
見た目や条件で婚活に難しさを感じている人でも、お見合い申し込みに制限がなければ、(申し込みをしまくって)成功の確率も増えやすいですよね。
言い方は悪いけど、数打ちゃ当たる作戦も時には重要。「待っていればお見合い申し込みがわんさか届いて……」という人にはメリットを感じにくい制度かもしれません。
けれど、とにかくアタックしなくちゃ可能性がないと感じているのであれば、お見合い無制限・無料のメリットを感じ安いです。
また、お見合い費用が発生しないからこそ、私たち仲介人も、『できるだけ会った方がいい』とポジティブなアドバイスができます。
有料だと『お見合いさせて利益がほしいだけ』と捉えられる危険性がありますから。
関連記事:お見合い結婚に偏見をもつあなたへ。結婚相談所の本当のメリット、ご存知ですか?
仲介人目線でお見合い無料・無制限な婚活のデメリットとその解決策
お見合い無料・無制限の結婚相談所だと、婚活にメリットが多い印象を受けますが、いい側面があれば、悪い側面だって必ずあります。
今度は仲介人目線で『お見合い無料・無制限な婚活のデメリット』を、嘘偽りなく解説していきましょう。
デメリットの解決方法についても触れていきます。
デメリット1.お見合い病に陥りやすい
結婚相談所の仲介人・カウンセラの間で、婚活中ならではのケースを『お見合い病』と呼んでいます。
お見合い病とは、お見合いを楽しんでいるのか、それともお見合いすることで安心感を得ているのか……まだまだいい人がいるんじゃないかと、次から次へお見合いをしようと行動する人を指しています。
実は結婚相談所でごく稀に、10年・15年・20年と婚活している人がいるんです。
お見合い費用が発生するコースでもそういう人がいらっしゃるのですが、課金や制限がないコースほど、このパターンに陥りやすいと考えます。
次から次にお見合いをしていく。けれど、お見合いをしているだけで、交際に発展しても長続きできない。しかし、お見合いをしている事実に満足してしまっている。
その結果、何十年も婚活を続けても、結婚に到達できなかったり、満足感があるからこそ『婚活長期化』を問題視していないのでしょう。
「とあるサイトで、『お見合い費用が発生しないコースの人は、お見合いを軽く考えている』 という記事を見ました。
仲介人の私からいうと、半分正解で半分間違っているという印象です。確かに、無料ならお見合いしてみてもいい。少なからず、そんな気持ちが湧くはずです。
けれど、そんな軽いノリではじまった出会いでも、出会ったときには心境に変化があります。すべてが軽い行動ではないということです。
そうはいっても、お見合いがなかなか決まらない・変われない人にとってみれば、ひとつひとつの出会いを大切にできていないとも言えます。
デメリット2.お見合いしすぎて、迷いの中に突入するケース
結婚相談所に入会して、最初の3か月がもっともお見合いを組みやすい時期と言えます。理由としては、会員さんがやる気・希望に満ちているからです。
そんなとき、お見合い費用がかからないからといって会いすぎてしまうと、少なからず危険性が生じます。
自分にとって、どんな人が最高のパートナーといえるのか?どういった条件を大切にしたいのか?
「婚活をはじめたばかりだからこそ、自分が何を重視しているかわからなくなる」そんな相談もよくあります。
そういう悩みに直面したときこそ、仲介人の腕の見せ所。会員さん一人ひとりが、自分らしく婚活できるよう助言をさせていただきます。
けれど、ほとんどの人が「お見合い回数を減らして、ゆっくり婚活しよう」という結論に達するのです。そこから婚活に対して、動き・考え方が変わってくるケースが多いですね。
この結論がいい方向に進むか、悪い方向に進むかも人によって異なります。
ただ、複数の人にたくさん会っていると、自分が求めているもの・自分の気持ちを見失いがち。プロフィールにある条件ばかりを重視してしまうという人も少なくはないのです。
「昔、当店で若い女性会員がいました。かわいくて若い彼女はどんどんお見合いが組めるものですから。ものすごいペースでお見合いに励んでいました。
ただ、お見合いには成立するものの、交際希望をもらえなかったのです。それから人格崩壊しましたね。やはりお見合いはほどほどにです……」
お見合いをしすぎて、自分にはどんな人がいいのかわからなくなるリスクだじゃありません。
お見合いから、同時交際OKな仮交際に発展し、交際しながらもお見合いをするため、本来、いちばん大切にすべき交際の時間が確保できず、それが原因で断られるケースもあるあるです。
デメリット3.お見合い1件に対する質・真剣さが低下し、婚期を逃す危険性
回数制限がなく、お相手の了承さえあれば、いつでもできる回数無制限・無料のお見合い制度。
積極的に活動できるメリットがあるけれど、その傍、お見合い病のリスクが潜んでいるとお伝えしました。
10年・15年・20年と婚活を続け、けれど不満を抱いていない婚活者もいる。
このケースは極端ではあるものの、回数に制限がないからこそ「まだまだいい人と出会えるんじゃ……」と高望みしてしまい、結局、婚期を逃してしまう人は珍しくありません。
出会いの数が増えるから、可能性が上がる。紛れもなくお見合い回数無制限・無料のメリット。うまくいきそうなお相手が現れる前なら、利点が多いです。
が、いい感じの方が現れているのに、それまでの習慣で申し込み続けてしまうと、どうなるでしょう?真剣交際に入って本音で話せるような密接な体験を阻害してしまう危険性もあるでしょう。
結婚相談所が定めている交際期間・3か月目に入り、本交際・真剣交際に挑む段階で、お相手が他にお見合いをしていたり、交際している人がいたりすることもあるでしょう。
お相手にこのパターンをされて、成婚が決まらず、心に傷を負うケースもあるでしょうお相手に悪びれなく、平気で交際期間を無下にする会員さんもいるくらいです。
結婚するためには、お見合い回数を論じるより、
- 相手に対する思いやり
- 相手の心を掴むこと
そこがいちばん大切なのです。
結構な人数とお見合いを重ねている人たちも、『貴方が一番だから、もう他の人に会いたいなんて思えない!』そんなお相手と出会えたら、スパっとお見合いをやめます。
制限がある結婚相談所でも、お見合いやデートが4~5件重なると、ひとり1人の印象は薄くなり、実際会える頻度が下がったり、成婚率が低下します。
数うちゃ当たるも半分正解で、半分不正解なのです。
「結局のところ、本当は……課金あるなし・無制限より、自己コントロール・自己認識・相手に対しての思い遣り・自分研き、そしてサポーターの助言にかかってくるんですけどね」
デメリット4.会ってもダメが続くと婚活疲れのスパイラルに入りやすい
お見合い申し込み回数に制限がないからこそ「たくさん申し込んだのに、お見合いできない」
お見合い費用がかからないからこそ「こんなにお見合いしているのに、会ってもダメ」
と、頑張っているのに『ダメ』な結果が続いてしまうと、婚活疲れのスパイラルに陥りやすいです。
もちろん、最初のお見合いでうまくいって、成婚する人の方が珍しいので、ほとんどの人が断られたり断ったりをしながら活動していきます。
ただ、自分の許容範囲で『失敗から学ぶ余裕がある』婚活でないと、改善すべき点もわからないまま。
10件のお見合いをしたけど、ダメだった……。より、10件のお見合いをしたけど、ダメだったから次ははこうしてみよう!
そんな風に、自分を見直す時間を確保できる婚活でないと、婚活疲れを感じてしまい本末転倒となってしまいます。
デメリット5.複数のお見合いでスケジュール調整が難しくなる
複数のお見合いができる婚活で注意しなければならないのが、日程調整。
申し込んだお見合いが多く成立すれば嬉しいことですが、会員さんもスケジューリングが大変になります。
もちろん、仲介人・お相手・お相手の仲介人の都合も関係してくるので、すべてのスケジュールが自分の思い通りになるわけではありません。
特に週末はお見合いが多くなります。週末(プライベート)は自分の予定もあるでしょう。何も予定がなくても、ゆっくりしたい時間もあるでしょう。
『休暇』のすべてを婚活に捧げてしまうと、ストレスにも繋がります。
交際へ進めるお相手が見つからない場合は、さらにモチベーションが下がります。もちろん、交際に進めるお相手が見つかったとしても、そのあとに入っているお見合い予定で、交際らしい交際ができない危険性も潜んでいるのです。
お見合い無制限といえど、スケジューリングが出来る範囲で、進めていくことがポイントになります。
お見合い無料・無制限の結婚相談所へ入会する前に確認すべき5つのポイント
お見合い申し込み無制限・お見合い費用無料のメリット・デメリットを踏まえたうえで、
「結婚相談所に入会するなら、無制限&無料の相談所を選びたい!」そう思ったあなたに、言いたいことがあります。
それは無制限・無料であっても、入会前に確認してほしいポイントがあるということ。
「悪質な結婚相談所の被害に遭った……」このトラブルは、年々減少していますが、「悪質ではなかったけれど、規約確認の落とし穴があった」というトラブルは絶えません。
無制限&無料の結婚相談所に入会するとき、どんなポイントに注意を払えばいいのでしょうか?
ポイント1.お見合いキャンセルの違約金・当日キャンセルについて
お見合い無料の場合「キャンセルが多いのでは……?」という疑問が生まれるかと思います。
結論からいうと、無制限・無料でお見合いができる相談所を利用する場合、キャンセル違約金はあった方が安心です。
というのも、自分だけでなく、お相手も複数のお見合いをセッティングしている状態なら、キャンセル違約金があることで、お見合いに対しての意識が高くなるから。
相談所が加入している連盟・協会によってお見合いキャンセルの扱いは異なりますが、キャンセル違約金が発生する相談所の方が、ドタキャンリスクを防ぐことができるのです。
ポイント2.希望する地域・年齢にあてはまる会員数を確認する
どんなに申し込み無制限といえど、自分が希望する地域に希望する年齢の会員がいないとお見合い申し込みすらできません。
全国的に会員が多い結婚相談所でも、地方になると「自分が希望する年齢の異性がいなかった」なんてトラブルがあるからです。
表面上の会員数だけでなく、『条件と一致する会員』がどれくらいいるのか確認しましょう。
ポイント3.お見合いの場所をセッティングしてくれるかどうか
お見合いの形式は、結婚相談所によって異なります。
- 結婚相談所のスタッフが現地立会をするかどうか?
- 会員に変わってお見合い場所となるラウンジの席の予約をしてくれるかどうか?
相談所と契約を交わす前に確認しましょう。
いくら無制限・無料であっても、お見合い場所のセッティングを自分で行う場合は手間がかかってしまいます。
ポイント4.特約・回数制限を確認しよう!
お見合い料金が無料・申し込み無制限を謳う結婚相談所でも、特約がついているケースもあります。
たとえば、お見合い申し込み制限なし!(月に4回以降は有料)お見合い費用も無料(月4回以降は有料)こういう特約ですね。
表示している言葉を鵜呑みせず、規約をしっかり理解すること。それも安全な婚活を行う上で欠かせません。
ポイント5.サクラやお見合いを操作する悪質な結婚相談所も……
結婚相談所が特定商取引法の対象となってから、悪質な結婚相談所によるトラブル件数も減少しています。
しかし、まだまだ信用できない相談所が存在するのも事実。
たとえば、お見合い申し込みが無制限であっても、そもそも申し込んだ相手がサクラである危険性も潜んでいるのです。
すべての結婚相談所が『良心的である』とは限らない。美味しすぎる話には裏がある。
そういう意識をもって、結婚相談所を選びましょう。
結婚相談所の『お見合い無制限・無料制度』だけでは結婚できない。こだわる点とは?
私の個人的な意見ですが、できるだけお見合い費用安いコースをおすすめしています。さらに、結婚相談所を選ぶポイントはこの点だけではありません。
結婚相談所で婚活しているみなさんは、働きながら、私生活と両立させながら、婚活をしています。
時間は有限。いくら無制限でも、無料でも、限度があるのです。
婚活スタート時は、どんな方でも意気揚々とお申し込みをしたり、お見合いをしたりします。
けれど、すぐに成果がでる人は珍しいので、体も心も疲労し、お財布も悲鳴をあげる……という方もいらっしゃいます。
無制限であるとか、無料であるとか……。実はそこまで追求すべき問題ではないのです。
お見合い回数よりも、人それぞれ異なる『状況』に最も適切な『選択』をすること。
これが婚活の秘訣なのです。
入会して、申し込んで、お見合いをして、交際をして……この流れは結婚相談所でかなり対応が異なります。
理想の婚活と、結婚相談所の対応がマッチングしているのか?
また、婚活が進行していく中で、心理状況も考慮しながら対応していける仲介人なのか?
相談所側の「信念」や「スタイル」ご自身の状態を照らし合わせながら、お見合い料金や制限以外のポイントも踏まえて相談所を選びましょう。
まとめ
お見合い無制限・無料。この仕組みには、メリットもデメリットもあります。けれど、それを自分自身がどう受け止め管理していくのか重要。
何が大切なことなのか、今どう行動することがいいのか?
それがしっかり見えている人にとってみれば、お見合いの課金なしもありも関係ありません。
けれど、自己コントロールが苦手な人やサポートがかなり必要な人は、お見合い費用がかかっても、仲介人が立ち会ってくれたり、手配してくれるお見合いを選ぶ方が賢明です。
次から次へと申込みすることが「努力の表れ」と思い込んでしまう方は案外たくさんいます。だからこそ、その都度目的を明確にして婚活を行いましょう。
「相手が決まってないときは、少しづつ、できる限り申し込んでみよう。」
「けれど、この人いいなと思ったら、申し込みはスパっとやめよう。」という感じです。
お見合い病に陥らないよう、サポート体制なども考慮しながら、自分らしい婚活に励んでくださいね。