婚活女子が絶句する男子のビックリ発言6選|円滑なコミュニケーション術~男性編~
B子がスマホを置いてため息をついた日
先日、私の相談所に通う婚活真っ最中の女性会員・B子と面談したときのことだ。
注文したコーヒーを一口飲むなり、B子はスマホを伏せ、ため息をついてこう言った。

初対面でね、『胸触っていいですか』って言われたの。理由聞いたら、”巨乳詐欺してないかチェックしたくて”って——
絶句した。
私も長年カウンセラーとして、幾度となく男性の勘違い発言には出会ってきたけれど、婚活市場にはまだ上がいた。
この記事で書くのは、一般論の婚活マナーではない。
B子が実際に遭遇し、私と思わず顔を見合わせた「絶句発言」6つと、男性が言ってしまった直後にどう立て直すかまで、すべて現場の実録ベースでお伝えする。
読み終わる頃には、初対面での即ゲームオーバーを回避できるだけでなく、他の男性会員に確実な差をつけるコミュニケーションの基本が身についているはずだ。
婚活男性が初対面で女性を絶句させる発言6選
①下ネタ系|「俺、意外とSなんだよね」
初対面で話が盛り上がらないことより、積極的なのに下ネタ全開のほうが困る

——B子の第一声がこれだった。
たしかに私も日々男性会員の相談に乗る中で、初っ端から下ネタ全開でギアマックスになってしまう男性心理はわからないでもない。
しかし、場を盛り上げるための冗談として受け流せる関係性と、真剣に結婚相手を探している初対面の婚活女性とでは、受け取り方がまるで違うのだ。
まだ信頼関係が築けていないときに、セクシャルな話題をされると恐怖を感じるのである。
「俺、意外とSなんだよね」「今までの経験人数は?」——こういう発言をする男性に限って、だいたいMである。
女性からすれば、「そんなこと知りません」となるだけだ。
その場の言い換え:下ネタで心を掴もうとする代わりに、「最近何か笑ったこととかありました?」。
笑いを取りたいなら、自分の失敗談のほうが百倍安全である。
②普通のこと自慢系|「実家だけどちゃんとお金入れてる」
「ギャンブル興味ないんだ〜」「実家暮らしだけど、お金入れてるよ!」「ワンナイトラブとか経験ないな〜」
これらは、結婚願望がある女性からすると確かにポイントアップなワードである。
しかし、あたかも「スゴイでしょ」というオーラ全開で発言されると、「え……それ普通じゃない?」となってしまうのだ。
30代以降のいい年齢で、実家にお金を入れていなかったらそっちのほうが問題だし、ワンナイトを繰り返していたら婚活の土俵に上がる資格がそもそも怪しい。
最低ラインをドヤ顔で差し出されても、受け取る側は反応に困るだけなのである。
その場の言い換え:自分から先出ししない。
聞かれてから「まあ、普通にそうしていますね」くらいで十分。
評価は相手にさせるものである。
③自己評価を迫る系|「僕ってモテない顔ですかね?」
これは、少し内気な男性がついつい気になって発言してしまうケースが多い。
外見にコンプレックスがあって、異性からどう見えるのか不安——その気持ちは、よ~~~~くわかる。
しかし、モテるかモテないか、かっこいいかかっこよくないかなどを初対面で聞かれてしまうと、女性は非常に返答に困ってしまうのだ!
お世辞で「モテそうですよ」と言った瞬間、「意外とそう言われるんですよ」と自信満々で返されたときのB子の呆れ顔が、私は忘れられない。
この人、他の女性にも同じこと聞いているのだろうな
と一瞬で見抜かれていた。
婚活は、モテるモテないを競う場ではなく、結婚相手を探す場である。
いきなり自分の印象を女性に採点させるのは、危険だ。
その場の言い換え:自分の評価を聞くより、「普段どんな男性が話しやすいですか?」。
主語を相手に移すだけで、同じ不安が質問として成立する。
④母親べったり系|「お母さんに相談してからね」
「ママ」「お母さん」、このワードが何度も出てくるとかなり黄色信号である。
母親を好きなのはかまわない。親だし、リスペクトもあるだろう。
しかし、婚活市場において初対面の女性にわざわざ見せる情報ではない。
女性からしたら、「嫌な予感」しかしないのである。
結婚後の『恐るべき姑』を想像してしまうのだ。
B子いわく、
何が嫌かって、すべての判断を母親にゆだねているってことなの
判断の軸が自分の外にある男性と、これから一緒に家庭を作っていく未来など描けない。
そういう話なのだ。
⑤年収マウント系|「年収600万って多いかな〜」
自分を大きく見せたいと焦る男性や、自信のなさの裏返しとして発してしまうことが多いフレーズだ。
婚活市場でありがちな、「お金で釣れる」と勘違いしているパターンでもある。
せめて、1000万に届いてから言ってほしい。
もちろんお金は大事だし、婚活市場では経済力優先で相手を探している女性も多い。
しかし、それだけで決まるわけではないし、他が伴っていなければ完全にアウトである!
そして、これは長年数多くの男女を見てきた婚活カウンセラーとしての体感込みで言うが——年収はその人間の価値ではない。しかし、それなりに稼いでいる男性からは、言われなくても余裕という名の匂いが漂っているものだ。
腕時計でも服でもなく、金銭感覚の端々や店員さんへの振る舞いに出る。
自分で言わないと伝わらないレベルの年収は、逆算すると大したことないのだ。
その場の言い換え:年収は聞かれたら答えるくらいでちょうどいい。
先出しするなら、「そんなに稼いでいるわけではないですけれど」の一言を添えるだけで印象は逆転する。
⑥身体ジャッジ系|「胸触っていいですか」
これは冒頭のB子のエピソードそのままである。
婚活業界でも最強級の最低発言だ。
会ったばかりの女性に「胸触らせてくれますか?」と言い、理由を聞いたら——
最近のブラジャーはよくできているので巨乳詐欺してないかチェックしようと思いまして
怖すぎる。理由がくだらなすぎる。
そんなことOKされるわけないのに、周りに人もいるのに。
いや、そんな人いる?
と思うのではないだろうか?
しかし、現場では本当にあるのだ。
女性とのコミュニケーションに不慣れなばかりに、距離感を見誤り、悪気なく取り返しのつかない発言をしてしまう男性が実は多いのだ。
ここまで極端な例は稀だとしても、「軽度版」は毎日のように起きている。
距離も縮まっていないうちに
「スタイルいいですね」「可愛い系ですよね」
と見た目を評価する男性だ。
褒めているつもりでも、値踏みされている側の感覚にしかならない。
その場の言い換え:外見への言及は「今日の雰囲気、優しそうですね」くらいまで。
身体のパーツには触れない。
これは交渉の余地なしである。
なぜ悪気ない男性ほど地雷を踏むのか|共通点は”自分ゴト”の会話
6つ並べて、帰り道にB子とめちゃくちゃ盛り上がったのだが——結局どれも「自分ゴト」ばかりなのだ、これは。
女性がドン引きする男性の発言は、共通して『自分ゴト』が多いのである。

「僕ってモテますかね?」は、質問の形をしているけれど主語は完全に自分。
「年収600万って多いかな?」も相手に尋ねているようで、話題の中心は自分の数字。
つまり、自分が気になっていることをそのまま口にしているだけなのだ。
母親の話も、下ネタの自己申告も、全部そう。
相手に質問した”つもり”で、実は自分のことをしゃべっている。
好意があればまだしも、
どんな人なのだろう?
と思っている段階で自分の話ばかりをされてしまうと、7割くらいは発展しない。
真面目な男性ほど陥るワナ
しかも厄介なことに、これをやってしまう男性の多くは真面目な人なのだ。
婚活を機に積極的におしゃべりをしてみようと腹をくくった男性。
相手の印象に残るように努力しようと意気込んでいる男性。
しかし、その意気込みこそが、婚活女子をビックリさせる原因かもしれない。
頑張れば頑張るほど、アピール材料を探してしまう。
アピール材料は、当然ながら自分の中にある。
そうやって会話の重心が、自分側に寄っていく。真面目ゆえの空回りなのだが、女性からは「自分勝手な人」と誤解されてしまう。非常にもったいないことである。
婚活で何を話せばいい?「絶句発言の、逆をやればいい」
では、何を話せばいいのか? 難しく考える必要はない。
さっきの6つの逆をやればいい、それだけだ。

自分4割・相手6割。このバランスだけ頭の隅に置いて、あとは具体例でいく。
- ×「僕ってモテなさそうに見えます?」 → ○「普段どんな感じの男性と話すことが多いですか?」
- ×「年収600万って多いかな?」 → ○「お仕事、お忙しい業界ですか?」
- ×「実家暮らしだけどお金入れてるよ!」 → ○(言わない。聞かれてから「まあ、普通に」で十分)
- ×「俺、意外とSなんだよね」 → ○(言わない)
コツは一つだけ。
自分を評価させる質問を、相手のことを教えてもらう質問に変える。
主語を相手にスライドさせる。
それだけで、同じ「話したい中身」が安全な形で成立する。
そして、話題に困ったら、これを使えば大丈夫だ。
- 「休日は何をされているんですか?」
- 「最近ちょっとハマってることとかあります?」
- 「お仕事、今の時期って忙しい感じですか?」
ありきたりだろうか?
しかし、ありきたりな質問でいいのである。最初はそれくらいでいいのだ!
盛り上げようとしなくていいし、印象に残そうとしなくていい。
つまらなくない程度にキャッチボールが続いていれば、初対面としては満点。
本当にそれで十分である。
言ってしまった直後のリカバリー|空気を戻す一言
とはいえ、人間なのでうっかりは起きる。
そこで終わりかというと、そんなことはない。

即死を避ける言葉を持っておけば、十分に立て直せる。
シーン①:下ネタや失礼な質問をしてしまったと気づいたとき
女性はこのとき、恐怖を感じている。
信頼関係ができていない相手からのセクシャルな話題は、笑いごとではない。
だから、ごまかさず謝って話題を完全に変える。
あ、すみません、緊張して変なことを言ってしまいました。初対面でする話じゃなかったですね。気を悪くさせたらごめんなさい。全然関係ないんですけど、このお店、来るの初めてで——
笑ってごまかそうとするのが一番ダメだ。
相手の恐怖を軽く扱ったことになる。
シーン②:自慢っぽく聞こえたと気づいたとき
女性側の内心は
え、それ普通じゃない?
胸を張られた分、逆方向に温度が下がっている。
ここで必要なのは、自分を下ろす自己開示だ。
……って言ってから、別に普通のこと言ってるなって自分で思いました。すいません、緊張してるのかもしれないです
自分で自分を軽く茶化すと、不思議と空気が戻る。
シーン③:相手を困らせてしまったとき
答えに困らせたり、呆れさせたりしたとき、相手は
この話、どう終わらせればいいの?
と頭を抱えている。ここは素直に委ねるのが一番速い。
あ、変なこと聞いてすみません。今のナシで。○○さんのほうが聞きたいこと、なんかありますか?
主導権をそっと返す。それだけで、場は息を吹き返す。
まとめ|即ゲームオーバーを防げば、婚活はまだ戦える
最後にもう一度、最低ラインだけ。
- 下ネタ(信頼関係ゼロの段階では絶対に地雷)
- 過去の恋愛話や経験人数(聞くのも言うのもアウト)
- 自己承認欲求がにじむ発言(「すごいだろ?」のトーン)
- 身体のジャッジ(褒め言葉のつもりでも、値踏みに見える)

この4つだけ避ければ、即ゲームオーバーはない。
女性側に対しては、
いきなり身体に触ろうとする男性もいるくらいなので気をつけて
という注意喚起で十分だ。
普通のことができるだけで上位に入れる
そして男性側へ。
婚活業界には、信じられない発言をしてしまうくらい女性と接したことがない男性が普通にいる。
だからこそ、普通のことを普通にできるだけで、かなり上位に入れるのだ。
頑張って盛り上げなくていい。
印象に残そうとしなくていい。怖がらせない、困らせない、値踏みしない。
この3つを守って、
休日は何をされているんですか?
から始めれば、それでいい。最初はそれくらいでいいのだ。
性急すぎは禁物である。まずは目の前の相手に興味を持ち、丁寧に話を聴くこと。それこそが、成婚への一番の近道なのだ。





