【LGBT婚活】子供問題(人工授精・里親制度)や日本の法律・制度はどうなってるの?

LGBTの問題点と法制度
あなたは『LGBT』という言葉を聞いたことはありますか?

今は多様性の社会なので、多くの人が一度は耳にしたことがあると思います。

『LGBT』は性的少数者(セクシャルマイノリティー)をあらわす言葉で、頭文字でそれぞれのタイプを表現しています。

L:レズビアン(女性の同性愛者)
G:ゲイ(男性の同性愛者)
B:バイセクシャル(女性も男性も恋愛対象)
T:トランスジェンダー(体と心の性認識が一致しない者)

これらLGBTの方々は、多くの問題をかかえながら生活しています。

よく耳にするのは職場や学校などでの周りからの差別的発言に苦しんでいること。

カミングアウトできるかどうかなども大きな問題になっています。

そして、今回のテーマである『結婚』はもっと大きな問題です。

今回は、LGBTの婚活について、語っていきます。

国の制度:そもそも結婚はできるの?

LGBT制度
現在(2021年)のところ、日本では同性結婚は認められていません。

もちろん同性結婚を認めていない国はありますが、シビル・ユニオン(法的に承認されたパートナーシップ関係)を認めている国が増えています。

アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアなど誰でも知っている先進諸国(約30ヵ国)が、シビル・ユニオンを認めています。

日本は基本的になんでもかんでも保守的なところがあるので、まだまだ先になってしまうのかもしれません。

ただし、先駆けて、東京の渋谷区で「パートナーシップ証明書」というものを発行してくれるようになりました。

税金の配偶者控除などはまだ無理だが、保険において家族としての扱いを受けることなど、少しずつ適応される項目が増えています。

お金などのことも大事ですが、自治体が「結婚に相当する関係」だと認めてくれることは大きな進歩だと思います。

その後、他の自治体などでもパートナーシップ証明書に相当するものを発行しはじめているので、全国的に展開されていくことを期待したいところです。

LGBT子供問題

LGBT子供問題
一番の問題がコレですね。

子供問題。

生物学的には同性の場合には、二人の間で子供をもつことはできません。

ただし、いろいろな手法によってはLGBTのカップルでも子供をもつことはできます。

ところが、そこにはLGBT特有の社会の厳しい目があります。

一般的な家族の形ではないため、『生まれてくる子供がかわいそう!?』、『いじめられるのではないか!?』と世間から言われてしまう問題が生じます。

こればっかりはカップルの方々が生まれてくる子供の将来のことも考えた上で、決めていかなければなりません。

同性カップルの子供は法律的には可能!?

これが一番ややこしい問題です。

同性であるため、もしも子供が欲しいならば、人工受精を行わなければならなくなります。

現在の日本の法律では、『同性カップルが人工授精を行なってはならない』という法律はありません。

ただし、産婦人科学会のガイドラインにおいて提供された精子をもちいた人工授精ができるのは『法的に婚姻している夫婦』という決まりがあるのです。

もちろん、ガイドラインなので無視をすることも可能ですが、その場合にはその担当の医師は産婦人科学会からペナルティを受けたりするので、実際は難しいところなのです。

また、実際に子供を授かったとしても、婚姻関係がないので、子供が福祉を受けられないなんて問題もあるようです。

人工授精以外でも、里親制度(養子縁組ではない)によって子供も育てることも今は可能になっています。

とはいえ、またまだ日本はLGBTの方々に対しての法整備が進んでいないのです。

随時、自治体などに問い合わせて聞いてみることが必要です。

このサイトでも最新の動向を常にチェックしておきます。

LGBT向けの結婚相談所や婚活パーティーはあるの?

LGBT結婚相談所
もちろんあります。

たくさんあるわけではありませんが、少しずつ増えている段階です。

もともとLGBTの方々は自分たちで多くのコミュニティーを作っているので、ちょっと前までは公の状態ではそのようなパーティーは開かれていませんでした。

しかし現在は、LGBTという概念も浸透しつつあるので、結婚相談所や婚活パーティーの場でもLGBT限定のものは増えてきています。

インターネットで『LGBT 婚活』と調べるだけでも多くの会社を見つけることができます。

今後、本サイトではLGBTの方々のためのおすすめ結婚相談所を紹介していきたいと思います。

何か気になることがありましたら、迷ってる段階でもいいので問い合わせよりご連絡ください。

まずは前を向いて相手を探す!

LGBT一歩
法的な問題は多少あるにはせよ。

大事なのは自分が好きな人と一緒にいることがまずは大事です。

そのためには、相手を探さなければなりません。

日々の環境において、同性との出会いなどがない場合には、結婚相談所や婚活パーティーなどに目を向けて見るのもいいかもしれません。

まずは一歩進むことが大事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本におけるLGBTの認識はまだまだです。

そのため、結婚や子供の問題も当然まだまだなんです。

そもそも、日本では一般的な家庭でも保育所問題など困っている人はいるので、いたしかたないのかもしれません。

ただし、パートナーシップ制度のような新しい価値観もできてきはじめているので、今後に期待しましょう!

JapanMarriageは、LGBTの婚活を応援していきます!

本サイトにはまだまだLGBT向けの記事は少ないですが、女性向け・男性向けの記事の中にも、参考になるものはあると思うのでぜひチェックしてみてください!

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あっちゃんが執筆

結婚相談所のカウンセラー。データ分析や統計上で成婚可能性を高める方法を伝えることが得意です。

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