40代女性の厳しい現実!
結婚相談所50社に聞いた、40代女性への「本音のアドバイス」
40代で婚活を始めると、努力しているのに結果だけがついてこない、という壁にぶつかることがある。
全国の結婚相談所50社に、同じ質問を投げたことがある。

40代女性に、本音でアドバイスしてください
返ってきたのは、カウンセラー本人が会員さんに面と向かっては言いづらい、ちょっと耳の痛い言葉ばかりだった。
- 「正直なところ41〜42歳が出産対象の上限」
- 「同世代男性はもう見てくれない」
──そういう類いの話だ。
だから、そこは私、岡田から書く。
私は男性カウンセラーとして、結婚相談所の実情を見てきた立場だからこそ、耳の痛い現実も、必要な希望も、両方をきちんと伝えたい。
ただし、真剣に悩みすぎても何も変わらないので、できれば気楽に読んでほしい。
この記事は、40代女性の婚活を「諦めさせる」ために書いているのではなく、「どこを見直せば、まだやれるのか?」を一緒に整理するために書いている。
50社に聞いてまず思ったのは、カウンセラーさんたちがみんな言葉を選んでいるな、ということだった。
会員さんの顔を毎日見ている人たちだから、「はっきり言うと傷つける」と感じる場面が多い。
だから現場では、優しくぼかして伝える。
その結果、会員さんには「現実」がなかなか届かない。
このズレを、私は埋めたいと思っている。
優しい言葉だけでは、かえって婚活が長引いてしまうこともあるからだ。
結婚相談所のカウンセラーは、会員さんに面と向かってズバリ真実を言えないことも多い。
だから、そこは私から、ズバッと言わせてもらいます。
ただし、ズバッと言うのはここだけで、あとは一緒に考える側に回る。
説教する気は一ミリもない。
まず、50社の声をまとめて見えてきた“根っこ”から話します。
40代女性の婚活が厳しい、たった一つの根っこ
いろいろ枝葉はあるけれど、根っこは一つしかない。
結婚相談所に登録している同世代男性の多くは、子どもを持てる可能性のある女性を求めている。

これに尽きる。
あるカウンセラーさんはこう書いてくれた。
40代半ば位までの男性は子供を望みますから、上限38歳位の女性になってしまいます。正直なところ41〜42歳が出産対象としてみられる上限枠です
別のカウンセラーさんはこう言う。
40代女性を求める男性は50代。10歳上になるのが普通です
厳しいです。正直、読んでいて胸が痛くなる現実です。
ここで大事なのは、これは「40代女性に魅力がない」という話ではない、ということ。
恋愛でも、職場でも、友人関係でも、40代女性は十分に魅力的だ。
プライベートで出会う世界なら、話はもっと違う。
ただ、「結婚相談所」という市場に限ると、話が変わる。
ここは「結婚したい男女」が集まる場所で、その男性の多くが「子どもが欲しい」と書いている。
その前提の上で、私たちは考えないといけない。
だから、同世代の“まあまあハイスペ”を希望して待っていると、なかなかお見合いが成立しない。
そのスペック帯の男性は、普通に30代前半の女性とマッチングできてしまうから、40代女性をあえて選ぶ理由が、彼らの中に立ち上がらない。
これは冷たい話に聞こえるかもしれない。腹が立つ人もいると思う。
でも、これは仕組みの話であって、あなた個人の魅力を否定する話ではない。
悔しい話だけれど、ここを知っている人ほど、戦い方を変えられる。
構造がわかったら、次は“自分の動き方”の話だ。
50社の声で浮かんだ、40代女性が苦戦する“共通パターン”
アンケートを並べて眺めていると、苦戦している40代女性には「あるある」の共通パターンが3つ見えてきた。
- 申し込み数が少ない(待ちの姿勢)
- 仮交際で同時進行を止めてしまう
- 仕事の評価軸を、そのまま婚活市場に持ち込んでしまう

確かに、40代になると、何にでも全力でパワーを振り向けるのが難しくなるのはわかります。
20代のころみたいに、勢いで毎週何人もお見合いして、という動き方は、体力的にも精神的にもしんどい。
仕事もあるし、疲れもあるし、何度も断られるのは普通にきつい。
ただ、それでも婚活は「申し込み数×質」の世界なので、申し込み数が少ないと母数が足りなくなる。
仮交際の同時進行を止めてしまうのも、時間が一番の資源である40代では痛い。
仕事の評価軸については、ある相談所がこう書いてくれた。
今までお仕事をバリバリしてきた女性が多く、40代でも『自分が必要とされている』という認識が強い
仕事の評価軸(成果・役職・年収)と、婚活の評価軸(年齢・一緒にいる安心感・会話のしやすさ)は、残念ながら別物として動いている。
でも、ここを見直した人から、少しずつ流れが変わっていくんです。
反省材料はこのくらいにして、決まる人の動き方に目を向けよう。
それでも決まる40代女性がやっている、現実的な3つの動き方
ここからが本題。
ここまで厳しい現実を話してきました。

でも、本当に大事なのはここからです。
アンケートと、私が見てきた成婚事例を重ねていくと、決まる人たちは、だいたい次の3つを自然にやっている。
順番で言うと、まず条件、次に対象、最後に伝え方、だ。
1. 条件を「下げる」ではなく「最低限だけ残す」
あるカウンセラーさんの言葉が、私の中でいちばん刺さった。
決まっていく人達は、『何が大切なのか?』『何を捨てられるのか?』を明確にしています
胸に刺さりますね。
これは「妥協しろ」という話ではない。
むしろ逆で、「本当に譲れないもの1つか2つだけ、はっきり残せ」という話。
たとえば、「年収600万以上・身長170以上・大卒・初婚・長男NG・同居NG・…」と並べていくと、対象はほぼゼロになる。
でも、「お金の使い方の感覚が近いこと」「会話のテンポが合うこと」──この2つだけに絞れば、年収や身長は“結果としてついてくるもの”として扱える。
紙に条件を全部書き出して、最後に2つだけ丸をつける。
それくらい極端にやって、ようやく本音が見えてくることもある。
捨てると残すは違う。
残すほうを、自分で選び直す作業だと思ってほしい。
2. 5歳上・10歳上も、“選択肢に入れる”
50社のうち、かなりの数が「10歳年上を狙え」と書いていた。
正直に言うと、
また出ましたね。10歳以上年上を狙え、という意見。正直、それだけで片づけるのは乱暴だと私も思います。
──と、私もちょっと苦笑した部分はある。
カウンセラー意見の偏り、と言ってもいい。
同じ結婚相談所のカウンセラーでも、いろいろな意見がある。
ただ、「無理して10歳上を狙え」ではなく、「検索条件のスライダーを、そこまで伸ばすだけ伸ばしておく」という意味なら、納得できる。
リストに入っていなければ、その人には一生会えない。
入っていれば、会うかどうかは自分で決められる。
選択肢は多く持っておいて、そこから選ぶのは自分でいい。
検索条件を広げることは、妥協ではない。
出会う可能性を残す、というだけだ。
3. 過去を“言い訳”じゃなく“物語”として話せるようにする
初婚か、再婚か、子どもを希望するか。
離婚の経緯、これまでのキャリア、親のこと──40年生きていれば、誰にでも語るべき過去がある。
あるカウンセラーさんはこう書いていた。
初婚・再婚・お子様の有無など、今までの軌跡を、お相手が納得できるようにお話ができるようになっておいてください
確かに。今まで、いろいろあったはずです。そこを「相手が納得できるように、理由をきちんと話せるようになっておきましょう」ということです。
ポイントは、「言い訳」を用意するのではなくて、「自分の物語」として、淡々と話せるようにしておくこと。
何があったかだけで終わらせない。
そこから何を学び、次の結婚で何を大切にしたいのかまで話せると、相手は安心する。
隠すと重くなる。
無理に明るく話す必要はない。
ただ、必要以上に自分を責めず、落ち着いて話せると、相手も安心する。
動き方が変われば、持っている武器も見えてくる。
条件より効くもの|40代女性が持っている「若い子にはない武器」
ここでちょっと、プラスの話をさせてほしい。
アンケートの中に、こんな一文があった。

『愛されるにはどうしたらいいのか?』と考えるよりも、どう愛するのかを大切にしてください
深いですね。
20代、30代には、若さや勢いという強みがある。
見た目、若さ、勢い──愛される側の資源が多いから、そっちの戦い方でなんとかなる場面も多い。
40代が同じ土俵で戦おうとすると、正直、分が悪い。
でも、土俵を変えれば勝ち筋はある。
「どう愛するか」側に軸を移すと、景色が変わる。
- 相手が仕事で失敗した日に、「大丈夫だよ、ご飯食べよう」と笑って流せる。
- 相手の親の愚痴を、否定も同調もせず、ただ聞ける。
- 相手の問題を背負い込むのではなく、必要以上に騒がず、落ち着いて隣にいられる。
こういう“受け止める力”は、20代にはどうやっても真似できない。
40年分の人生の分厚さがいる。
あるカウンセラーさんは、これを「包容力」と呼んでいた。
受け入れる型になれたらいいですね。相手の失敗を面白がったり、自分の機嫌を自分で取ったり──40年分の人生経験が、ここで武器になるんです。
50代男性がなぜ40代女性を選ぶか、といえば、容姿だけではない。
このあたりの“一緒にいて楽”という感覚が、じわじわ効くからだ。
武器はある。ちゃんと、ある。
40代前半と40代後半、同じ「40代」で語ってはいけない
「40代女性」とひとくくりにされがちだけれど、現場では40代前半と後半は別物だ。
前半なら同世代も視野に入り急ぎ目、後半なら年上シフトが基本。時間軸が違うだけで、戦略は自分で選べる。

40代前半の女性は、選択肢があるうちに動きましょう!
「もし今40歳、41歳なら、迷わず婚活スタートすることです。時間は待ってくれません」──これは、多くのカウンセラーが共通して口にしていたことだ。
前半のうちに動けば、戦略の選択肢がある。
40代後半になると、現実的には5〜15歳上の男性を中心に考える場面が増えてくるし、子ども希望の有無で狙うべきゾーンが分かれる。
子どもを希望しないなら、50代の、一度は結婚を経験した男性(離別・死別)が、相性としては悪くない。
お互い、人生の落ち着いたペースを共有できる。
焦らせたいわけではない。
「時間の使い方が違うだけ」という話だ。
受け入れるのに時間がかかってもいい。
ただ、知らないまま進むより、知ったうえで選んだほうがいい。
結婚だけが幸せじゃない。でも、結婚したいなら今日決めること
あるカウンセラーさんが、カウンセラーでありながら、こう書いてくれた。
こんなことを言ってはカウンセラー失格かもしれませんが、結婚だけが幸せではないと思います

そうです。結婚だけが幸せではありません。幸せの1つです。
結婚していない人生も、子どもがいない人生も、十分に豊かで意味がある。
友人、仕事、趣味、家族、ペット──幸せの入口はたくさんある。
でも、逆説的な話をすると、結婚を「幸せの1つ」として相対化できた人のほうが、婚活はうまくいく。
ゴールにし過ぎると、一人ひとりのお見合いに過剰な期待をかけ、「この人は違う」とすぐジャッジして、関係が育つ前に切ってしまう。
相対化できていると、「合わなかったら一人で生きていけばいい」という余裕が生まれて、目の前の人と落ち着いて話せる。
相対化は逃げ道ではない。むしろ、攻めのスタンスだ。
結婚できなかったら終わり、ではなく、結婚できたら人生の選択肢が一つ増える。
そのくらいの温度で動ける人のほうが、相手を冷静に見られる。
そのうえで、結婚を選ぶなら、今日決めてほしいことが2つある。
- いつまでに結論を出すか(たとえば「1年後の誕生日まで」)
- 何を手放し、何を残すか(年収か、年齢差か、初婚条件か、子ども希望か)
この2つは、他人が決めてくれない。カウンセラーも、私にも、決められない。
たとえ多くの相談所が「10歳上も見ましょう」と言ったとしても、最後に選ぶのは自分だ。
選択権は、ずっとあなたの手の中にある。
まとめ|厳しい現実の向こうに、まだ選択肢は残っている
今回は、全国の結婚相談所約50社に実施したアンケートから、40代女性への婚活のアドバイスをまとめてきた。
最後に3つだけ残していきたい。

- 構造を知ること──相談所にいる同世代男性の多くは、若い女性・子どもを持てる可能性のある女性を見ている。これはあなたの魅力の話じゃなくて、市場の話。混ぜないこと。
- 動き方を変えること──「最低限の条件」だけ残す、年上も選択肢に入れる、過去を自分の物語として話せるようにしておく。この3つだけで、見える景色がかなり変わる。
- 選ぶこと──結婚する・しないも含めて、自分で選ぶ。「いつまでに」「何を手放し、何を残すか」を、他人任せにしない。
厳しい話を並べてきたけれど、40代には40代の勝ち筋がある。
選択肢はまだちゃんと残っている。
婚活で一番苦しいのは、選べないことではない。
自分が何を選びたいのか、見えなくなることだ。
難しいかもしれないけれど、やってみよう。条件を見直す。年上の選択肢も開く。自分の過去を、ちゃんと語れる言葉にする。その一歩を今日踏み出せた人から、婚活の景色は変わっていきます。





