離婚後は孫のためにも義実家(義両親)と連絡をとるべき?再婚ママが教えます!
義実家(義両親)との関係が悪かったことが離婚の原因であった場合、離婚したらもう一生義実家と、連絡なんて取りたくないですよね。
ただ、元旦那に問題があるだけで、義両親は良い人たちだったというケースもあります。
おまけに、義両親にとって元旦那との子供は、たった1人の孫だったり、初孫でめちゃくちゃ可愛がられていたりして、離婚により孫と会えなくなることに罪悪感を感じてしまうでしょう。
元旦那とは離婚時に、養育費や子供の面会頻度について話し合えるけど、義両親とは話し合う機会もないので「離婚後の関係性ってどうすればいいの!?」と私自身かなり悩みました。
そこで今回は離婚・再婚経験者である私の体験談をもとに、離婚後の義実家(義両親)とどう関わるかバッチリお教えします!
(以下、読みやすさのために義実家(義両親)は義実家に統一しての文章となります。)
離婚後の義実家(義両親)との関係性はどうするべき?
私は離婚して3年以上経ちますが、自分から義実家へ連絡は取っていません。
子供は義両親にとって、たった1人の孫でした。とても可愛がってくれたし、義両親は良い人たちだったので、離婚によって孫の成長を見せてあげられないのは私も辛かったです。
しかし、私の場合は定期的に父親面会をしているので、元旦那が面会時間にテレビ電話をしたり、面会時に撮った写真を送ったりして孫の成長を伝えています。
また、タイミングが合えば、父親面会の時に義両親も参加しているので、孫との触れ合いを楽しんでいるようです。
父親面会を通じて定期的に孫と関われている状況なので、私は義実家の連絡先も削除してしまいました。
父親面会が定期的に開催されているのであれば、義実家と子供の関りは元旦那に任せてしまいましょう。
仮に父親面会がなかったとしても、義実家に孫の成長を見せるのは父親側の責任であると思うので、妻側が気にかける必要はないと考えています。
孫のためにも義実家(義両親)と関係を持つメリット・デメリット
離婚したことで、自分が義実家と今後関りを持ちたくないと思っていても、子供が義両親の孫であることは変わりません。
祖父母に可愛がられるのは子供にとっても、嬉しいことです。
しかし、その反面、元旦那との関係を断ち切れないデメリットもあります。
孫のために義実家と関係を持つ場合、どんなメリット・デメリットがあるか解説していきますね。
義実家(義両親)と関係を持つメリット
シングルマザーとして子供を育てるのは大変なので、サポートを頼める人が多いにこしたことはありません。
義実家と関係を続けていれば、いざという時に子供の世話をお願いすることができます。
孫の成長を楽しみにしている義両親だった場合は、会えるのが嬉しくて積極的に育児に協力してくれるかもしれませんね。
また、誕生日や進学といったお祝い事では子供にプレゼントを与えてくれて、子供にとっても喜びが増えるというメリットがあります。
義実家(義両親)と関係を持つデメリット
義実家と関係を持つのであれば、元旦那と嫌でも関わることになります。
元旦那がいない時に義実家に訪れることが出来ればいいですが、勝手に義実家を訪ねると元旦那とトラブルに発展することもあるでしょう。
また、元旦那に恋人や再婚相手ができているなら、お相手を嫌な気分にさせてしまうかもしれません…。
そうならないよう、あらかじめ離婚時の話し合いでは義実家との関係についても話合っておくのがベストです。
また、自分が再婚した場合は、子供にとっては祖父母が増えることになります。
私のケースでは、父親面会時に義実家と関りを続けていたので、子供は新しい祖父母を受け入れることに抵抗があったようです。
親が再婚したことを理解できるくらい子供が大きければいいですが、年齢が低いうちは混乱させてしまう可能性があるので注意が必要です。
元旦那と縁を切るためにも関係を断つ場合のメリット・デメリット
孫のために義実家と関係を持つメリットがあったとしても、やっぱり元旦那とは縁を切りたいと思ってしまいますよね。
また離婚後にそれぞれ別の人と再婚し新しい道を歩んでいく可能性もあるので、義実家との関係を断ってしまう方が気持ちが楽になることもあります。
義実家と関係を断つ場合のメリット・デメリットを考えてみました!
義実家(義両親)と関係を断つ場合のメリット
離婚後、心機一転して新しい生活をしたいと考えているのなら、義実家との関係を断つことで過去のしがらみから解放されます。
義実家の顔をみると、どうしても当時の結婚生活のことが思い出されて気持ちが滅入ってしまいますよね。
とくに離婚理由が元旦那の浮気やDVだった場合は、過去の思い出が心のトラウマになっているので、思い切って義実家との関係を断ってしまった方がいいでしょう。
また、もし元旦那が別の女性と再婚した時は、元嫁が義実家に来ることを嫌がるケースもあります。
離婚後はそれぞれ別の道を歩むと割り切って生活した方が、あとくされなく過ごすことができますよ。
義実家(義両親)と関係を断つ場合のデメリット
シングルマザーにとって、生活する上でお金はとても大切です。
離婚後、毎月しっかり決めた金額の養育費を支払ってもらえているのなら少しは安心ですが、残念なことに養育費を支払わない男性が多いのが現状です。
実際に養育費をもらってないシングルマザーは8割にも登ります。
養育費の件で、元旦那に直接連絡をとっても音信不通になってしまうケースもあるんですよね。
養育費の請求を行政書士や弁護士に依頼することもできますが、お金がかかってしまうので結局泣き寝入りするリスクがあります。
そんなときに、義実家と親交があれば解決へ向かう可能性を期待できますが、関係を断っている場合は義実家に協力を仰ぐこともできません。
義実家との関係を断つことで、離婚後のトラブルに1人で対応しなければいけない覚悟を持っておくようにしましょう。
「孫に会いたい!」と義母、義父に言われたときの対処法
元旦那が離婚後に子供と面会をしていて、定期的に孫の様子を伝えていれば問題ないとは思いますが、全く会わせていなかった場合は直接自分に連絡がくる可能性があります。
義母・義父が孫の顔を見たいという気持ちもわかるので、連絡を無視することもできず困ってしまいまいますよね。
元旦那が義実家と疎遠になっていて、元嫁が両親に会うことに抵抗のない人なら孫の顔を見せにいってもいいと思います。
ただ、もう義実家とは一切関りを持ちたくないと思っているのなら、孫に会いたいと言われてもハッキリと断るようにしましょう。
シングルマザーは仕事と育児の両立で毎日忙しいので、スケジュールが合わないことを理由にしてしまうのも1つの方法です。
また、できることなら離婚の話合いの時には、養育費や子供の面会頻度だけではなく義実家との関係をどうするのか明確にしておくことをおすすめします。
あらかじめ決めたルールがあれば、突然「孫に会いたい!」と連絡が来た場合も冷静に対応することができますよ。
元旦那の冠婚葬祭はどこまで付き合うべき?
離婚後に義実家の親戚が行う結婚式などの祝い事に招待されることはないと思いますが、訃報の知らせがくることは考えられます。
生前お世話になっていた人だと、葬式に参列すべきなのか、他人と割り切ってしまっていいのか悩んでしまいますよね。
子供が懐いていた場合は、最後に顔を見せてあげたいと思うかもしれません。
しかし、よほど親しい関係でなければ、冠婚葬祭にまで顔を出す必要はないと私は考えています。
葬儀には義実家の親戚もたくさん集まると思うので、離婚した立場で参列したときには嫌な思いをしてしまう可能性もあります。
もし、全く無視できないと思うのであれば、電報や香典を送ってあげる方法もあります。
生前の感謝を伝えるのは、葬儀に参列するだけではありません。できる範囲で気持ちを伝えてあげられるといいですね。
まとめ
離婚するときは、決めなければならないことがたくさんあります。
子の面会頻度や養育費・慰謝料や財産分与など、話し合うべきことが多すぎて義実家との関係まで考える余地もないでしょう…。
そのため、離婚して落ち着いた頃に、義実家との関係性をどうするべきなのか問題になってくるケースが多いです。
義実家との関係が良かった場合は、孫の顔を見せてあげるためにも関係を持ち続けた方がいいのだろうかと悩んでしまうかと思いますが、それによってストレスを感じてしまうのはよくありません。
また、孫と義両親の関わりについて考えるべきなのは元旦那だと私は考えています。
事実、私の場合は父親面会に定期的に協力し、元旦那が孫の顔を義両親に見せているので、直接私に連絡がくることはありません。
子供は会えた時におもちゃを買ってもらったり、お年玉をもらったりしていますが、進学のお祝いが届くことはなかったので、義実家で冠婚葬祭があってもこちらから何かすることはないと思います。
離婚して日が経つにつれて、義実家との関係は明確になってくると思うので、ストレスのない付き合い方を考えてみてくださいね。