【「結婚は無理」から「結婚できる」に変わる方法】大事なのは気持ちの切り替え方法!
「結婚できる気がしない」のは、あなただけじゃない
結婚したいけれど、結婚できる気がしないんです
入会面談でこう打ち明ける方を、私はこれまで何人も見てきました。

私自身、結婚相談所のカウンセラーをしていますが、引き寄せの法則の信者ではありません(笑)
それでも、現場で会員さんを見てきて、ひとつだけ確信していることがあります。
できるという気持ちの元で行動すれば、できる方向に進むんです。プラセボ効果が大事なんです。自己暗示でもなんでもいいから、まずは「できる」と思うことが本当に大切です。
実際に結婚相談所で見てきた会員さまでも、「よし!できる」と思って活動された方と、「できる気がしない」まま活動された方では、結果が出るスピードが明らかに違っていました。
これは現場でひとつのパターンとしてはっきり出ています。
もちろん、お守りを握ったりパワースポットに行ったりするだけで結婚できるわけではありません。
気持ちだけで結婚できることはないんです。
でも、気持ちが向いている方向と、行動が向かう方向は、思っているよりずっと連動しています。
「結婚は無理」と思ってしまう自分を、まず責めないでほしい
結婚は無理かもしれない
そう口に出してしまった自分を、責めたくなる気持ちはよくわかります。

前向きになれない自分はダメなんじゃないか、こんな後ろ向きな人間が結婚できるはずないじゃないか、と。
外から見れば些細なことでも、本人にとっては大問題。
だからこそ、まずはその気持ちを抱くこと自体、何もおかしくないということをお伝えしたいです。
入会面談に来られる方の中には、明るい笑顔で「絶対に結婚します!」と来られる方もいれば、消え入りそうな声で「私なんかが、本当に結婚できるんでしょうか」と来られる方もいます。
比率でいうと、圧倒的に後者が多い。
最初から自信満々の人なんて、ほとんどいません。
ただ、ここからが現場で見てきた事実です。
うまくいかない人は大抵、後ろ向きな気持ちが「行動の向き」までひっくり返してしまっているだけなんです。
気持ちと行動は、思っているより一蓮托生で、片方が後ろを向くと、もう片方も自然と後ろを向きます。
逆もまた然り。
だから、気持ちを「無理矢理ポジティブに変えましょう」とは言いません。
お守りやパワースポットで結婚できないのと同じで、気合だけでも結婚はできない。
でも、感じている気持ちの中身を一度ほどいてみると、「思っていたより、自分は無理ではないかもしれない」と気づくことはあります。
ではなぜ、「できる気がしない」という感覚が生まれるのか?
私は、ここには3つの正体があると思っています。
「結婚できる気がしない」の正体は、3つに分けられる
「結婚できる気がしない」とひとくちに言っても、その中身は人によって違います。
会員さんの話を聞いていると、だいたいこの3つのどれか、あるいは複数が重なっているケースがほとんどです。

①最近恋愛をしていない、出会いがない
「もう何年も恋人がいなくて」「職場と家の往復だけで、出会いゼロです」
これは本当に多いパターンです。
こういう声は、面談で毎週のように聞きます。
長く誰とも付き合っていないと、恋する気持ち自体を忘れてしまうし、「自分は恋愛対象として見られないんじゃないか」とまで思い始めてしまうものです。
これ、他人事ではなく、私自身の過去の話でもあります。
かくいう私も数年ほど交際から遠ざかっていた時期があり、「結婚どころか恋人もできないかも……」と思い込んでいた時期がありました。
あのころは、街で楽しそうなカップルを見るたびに、自分だけ世界からはじき出されたような気分になっていました。
②交際が長続きしたことがない
恋人はできるんですけど、長くて1年なんです
という人、相談所には驚くほどいらっしゃいます。
みなさん、「こんなに続かない自分が、結婚なんて続けられるはずがない」と落ち込んでいる。
でも、長続きしないのは、自分のせいだと思っていませんか?それは違いますよ。たまままです。相性やタイミングが合わなかっただけ、というケースは本当に多いです。
③自己評価が低い
「私なんて気立てもよくないし」「特別な魅力もないし」
と、自分に対する点数を自分で下げてしまっている人。
これは①や②のあとに後天的にくっついてくることも多くて、出会いがない・続かないが続くと、「だから自分はダメんだ」と話が飛躍してしまう。
上手くいっていないことで、マイナスマイナスに物事を考えてしまっているだけです。
一度、正気に戻りましょう。
3つの正体に分けてみると、「自分が世の中で唯一おかしい人」ではなくて、「3つのうちのどこかに当てはまっている、よくある状態」だとわかってくる。
ここからは、3つそれぞれについて、じゃあどうするかを順番に見ていきます。
出会いがないなら、性格より先に「居場所」を疑ってみる
「出会いがない」と感じたとき、多くの人がまず疑うのは自分の性格や見た目です。
「私が地味だから」「話が下手だから」「年齢的にもう厳しいから」

でも、現場で見ている限り、出会いがない理由のほとんどは環境の問題です。
性格の問題ではない。
考えてみてください。
会社と家を往復するだけの生活で、新しい異性と出会えるほうがむしろ奇跡です。
それは魅力の問題ではなく、単純に「異性が存在する場所」に物理的にいないだけ。
野球場に行かなければバットを振っている人を見られないのと同じ話で、あなたの魅力が低いからではありません。
これは、能力の問題ではありません。場所の問題です。そして、タイミングの問題です。
実際、相談所で見ていると、職場では「真面目で地味」と言われていた人が、お見合いの席ではむしろ「落ち着きがあって誠実」と高く評価される、なんてことがよくあります。
プロフィール上では弱く見えた人が、対面で一気に印象を変えることもある。
場所が変われば、評価される魅力そのものが変わるんです。
ここで、ひとつ正直に言わせてください。
こんなことを言うと、今の上司に怒られそうですが(笑)、私は結婚相談所だけにこだわる必要はないと思っています。
街コンでもいいし、婚活パーティーでもいいし、最近は当たり前になっているマッチングアプリでも、出会いを見つけることはできます。
大事なのは「自分が普段いない場所」に身体ごと移動してみること。
- 普段は飲みに行かない街
- 行ったことのない趣味の集まり
そういう場所に一回だけ顔を出してみる。
最初は「自分なんて」と言っていた人ほど、場所が変わると急に表情が変わることがあるんです。
性格を作り直すより、地図上の自分の位置を変えるほうが、ずっと早い。
次は、出会いはある、けれど続かないという悩みについて。
ここがいちばん深い話になります。
長く続いた恋愛がなくても、結婚生活はやっていける
交際が長続きしないから、結婚生活なんてもっと無理に決まっている
この理屈、すごくよくわかります。

1年で別れてきた人が「一生」を続けられるはずがない、というのは、計算式としては正しく見える。
でも、これは結婚相談所にいらっしゃる人もみんな悩んでいます。
長く付き合えても1年くらいなんですよ
という人、かなりいらっしゃいますよ。
本当にかなり。
たぶん、面談で出会う方の3〜4割はこの悩みを抱えています。
ここで正直に言うと、私も結婚するまでは、長く付き合えて1年くらいでした。
それ以上長い交際期間を体験したことがなかったので、正直いうと「私、結婚しても大丈夫なのかな」という不安がありました。
式の前夜、本当に「私、続けられるのかな」と思ったのを覚えています。
が、なんとかやっています。
これは強がりでも自慢でもなく、本当に「なんとか」です。
喧嘩もするし、相手のことが理解できない日もある。
それでも、別れるという選択肢が真っ先に出てこないのは、結婚という枠組みが恋人時代とはまったく別物だからです。
恋人のときは、合わなければ「別れる」がいちばん近い解決策でした。
でも結婚すると、家族・住居・生活費・親戚づきあい、いろんなものが絡まって、「別れる」が最初の選択肢ではなくなる。
だから自然と、「平穏に続けていく方法」を考える方向に頭が動くんです。
これは、長続きしなかった人ほど意外とちゃんとできる、というのが現場で見てきた実感です。
そもそも、はじめて付き合った異性と結婚した人も、相談所では珍しくありません。
交際歴の長さと結婚適性は、思っているほど比例しないんです。
結婚って、人生の中で何度もする人の方が少ない。
誰にとっても未知なる挑戦なので、過去の経験値が必要になる、というわけでもありません。
長続きしなかったのは、その相手とのタイミングや相性が合わなかった、本当にそれだけのこと。「結婚に向いていない証拠」ではなく、「まだ長く付き合うべき相手に出会っていなかった」というだけの話です。
ここまで読んで、「それでもやっぱり自信が持てない」という人もいるはずです。
次は、その自信の話をもう一歩踏み込んで考えます。
自信がないのではなく、「自分の得意」を婚活で使えていないだけ
自分に自信が持てない、という相談を受けるとき、私はいつも同じことを思います。
その人に魅力がないのではなく、自分の魅力を発揮できる場所にいないだけなんじゃないか、と。

自分で自分の評価を下げてしまうのが、一番ダメ。
なぜなら、自己評価は他人からの評価より先に効いてしまうから。
私は地味で華がない
と自分で決めつけている人は、その姿勢で婚活の場に立つので、結局そう見られて終わってしまう。
これは性格の問題というより、ポジショニングの問題です。
人って持って生まれた能力に、あまり大差はないんですよね。
ただ、自分の能力をどんな場面でどう使うか、見せるかだけの話。
そして決定的に違うのは、「得意・不得意」を知っていて、自分の得意を活かせている人こそ、何にしてもうまくいっている、ということです。
たとえばの話。
スティーブ・ジョブズが芸能界を目指していたら、たぶん成功していません。
逆に松田聖子さんがプログラミングの世界にいたら、あの輝きにはならなかったはずです。
みんな、自分の得意が活きる市場を選んだから結果が出ただけで、能力の総量に大差があるわけではない。
正式に言えば、これは芸能人や経営者だけの話ではないんです。
私が見てきた婚活会員さんでも、まったく同じことが起きています。
ある婚活パーティーでは「ちょっと地味かな」と埋もれていた女性が、相談所のお見合いではむしろ「落ち着いていて好印象」と評価が一変することがあります。
逆に、賑やかなパーティーでは輝いていた男性が、1対1のお見合いだと話が続かず苦戦する、ということも。
同じ人なのに、場所が変わるだけで魅力の伝わり方がここまで違うのか、と現場で何度も驚かされます。
賑やかな婚活パーティーで自分をアピールするのが苦手な人が、無理してそこにい続けても、自分の良さは出ません。
逆に、じっくり1対1で話せる場所だと急に魅力的に見える人もいる。
- 「口下手で内向的だわ」と思っていても、話が下手なのではなく、人混みが向いていないだけかもしれない。
- 「ポジティブじゃない」と思っていても、現実的に物事を考えられる得意の裏返しかもしれない。
自信がない、ではなく、「自分の得意が活きる場所に、まだ立てていない」。そう捉え直すだけで、やることが変わります。性格を変える必要はないんです。場所と見せ方を変える。それだけで、同じ自分でも届き方は変わります。
気持ちの整理ができたら、最後は「動き方」の話です。
「結婚できる方法」は、前向きさより”行動の向き”を変えること
もっと前向きにならないと、結婚なんてできないよ
そう言われて、素直に「はい、前向きになります」と切り替えられる人なんて、ほとんどいません。

前向きになれない自分にさらに罪悪感が乗っかって、もっと動けなくなる。
これが現場でいちばんよく見る悪循環です。
だから私は、前向きさそのものを目標にしなくていいと思っています。
大事なのは、気持ちのテンションではなく、「行動の向き」を1ミリ変えることです。
私もまさか自分が結婚できるなんて、思っていませんでした。
その私が結婚にたどり着いたのは、別に前向きになったからじゃない。
とりあえず、これまでと違う方向に半歩動いてみるか
を繰り返しただけです。
気分は最後まで重かったし、不安もありました。
それでも、行動の向きだけは前を向かせていた。
逆に、現場で結果が出にくい人の共通点ははっきりしています。
理想の条件ばかりに目を奪われて、自分の足を動かすのを忘れてしまうケースが少なくありません。
「年収はこれくらいで、身長はこれくらいで、性格は優しい人」と相手に求めるリストはどんどん増えていくのに、自分側のことは何ひとつ動かさない。
気持ちが焦るあまり相手ばかり見てしまうと、いくら前向きでも結果は出ません。
前向きの方向が「相手」に向いているだけだからです。
行動の向きを変える、というのは大袈裟な話ではありません。
- 出会いの場をひとつ増やしてみる
- 普段は声をかけない人に挨拶してみる
- 条件のひとつをゆるめてみる
本当にそれくらいの粒度で十分です。
気分が後ろ向きでも、足だけ前を向いていれば、ちゃんと前に進めます。
「結婚は無理」を口ぐせにしない。でも弱音はゼロにしなくていい
最後にひとつだけ、言葉の話をさせてください。
口にしないでほしい言葉が3つだけあります。

- 「結婚は無理」
- 「どうせ私なんか」
- 「また失敗するに決まってる」
ここから先は、私の信念のような話になります。
ただ、口ぐせにする「結婚は無理」だけは、本当にやめてほしいです。言葉は、思考の通り道を固めてしまいます。何度も口にしているうちに、本当にその方向へ自分を連れていってしまうんです。
これは言霊がどうとか、神秘的な話ではありません。
同じ言葉を繰り返していると、その言葉が前提になって、その前提に合った情報ばかり拾うようになる。
「どうせ無理」が口ぐせの人は、無理だと思える証拠ばかり目に入るようになる。
脳の節約機能が、そういうふうにできています。
ここで、ひとつ本音を言わせてください。
人間って、けっこう賢く立ち回れる生き物なんです(笑)
- 「無理かも」と言えば、動かなくていい理由ができる。
- 「できるかも」と言えば、ちょっとだけ動ける気がしてくる。
同じ自分なのに、口にする言葉ひとつで動ける範囲が変わってしまう。
だからこそ、どうせなら自分が幸せになる方向に、上手な言い訳を作ってあげたほうが得だと思いませんか?
ただ——ここからが大事なのですが——弱音をゼロにしろ、とは言いません。
努力しても報われないことはあります。
婚活なんて、報われない期間のほうが長いことだってあります。
だから、辛くなったら休むのも大事です。
「もう疲れた」「今日はもう何もしたくない」
そういう弱音は出していい。
それは口ぐせとは別物です。
私がいちばん危険視したいのは、湧き上がったネガティブな感情をほおっておくこと。
一瞬忘れられても、どんどん「ネガティブな気持ち」が肥大化していく可能性があるからです。
だから、弱音は出していい。むしろ出してほしい。
出してから、休んで、また半歩動く。
それでいいんです。
封じるべきは「結論を決めつける言葉」だけ。途中経過のしんどさは、ちゃんと言葉にしてあげてください。
最後に、ここまでの話を3つの問いに整理します。
まとめ|「結婚できる気がしない」は、変えられる感情にすぎない
「結婚できる気がしない」は、性格や運命ではなく、変えられる感情です。
劇的に変わらなくていい。

今日からひとつだけ、変えてみてください。
最後に、自分に問いかけてほしいことを3つだけ置いておきます。
- 本当に出会いがないのか、それとも、今いる場所が自分に合っていないだけなのか?
- 本当に長続きしない人間なのか、それとも、たまたま合わない相手が続いただけなのか?
- 本当に結婚は無理なのか、それとも「無理」という言葉を、自分で先に置いてしまっているだけなのか?
最後の問いだけは、もう一度繰り返させてください。
「無理」と口にしているうちに、自分で自分を「無理な人」にしてしまっていないか?
言葉は、思っているより先に効きます。
ポジティブな気持ちに切り替わる瞬間というのは、本当に一瞬だったりします。その一瞬を、見逃さないでください。
気持ちがついてこなくても大丈夫です。
まずは今日、気になる婚活サービスを検索してみる、いつもと違う道を歩いてみる。
その小さな半歩から、新しい未来は確実に始まっています。





