結婚相手を選ぶときの決め手ってどんなものがあるのでしょうか。
恋愛至上主義の時代に育った私たちにとって、結婚の決め手はトキメキだったり、恋心だったりするんじゃ……?と思ってしまいますよね。
でも、少し前、結婚を決めるのはお見合いが主流。もっと昔は親が決めていました。
生まれたときから、結婚相手が決まっていたなんてケースもあるでしょう。
結婚を決める時の基準は、時代によっても変わります。
最近は結婚の形や夫婦の関係も、どんどん多様になっています。
そんな時代だかからこそ、色々な角度から可能性を探るのが結婚への近道なのかもしれません。
今回は、そんな結婚を決める時の「好き」以外の基準、決め手についてご紹介します。
結婚の決め手1.におい
世の中には、DNA婚活という婚活があるのをご存じですか?
DNAレベルで相性のいい相手を探すという婚活方法です。
そんなDNA婚活の一つの選定方法に、相手のにおいをかいだ時に魅力的に感じるかどうかというものがあります。
においは、遺伝子レベルでの相性の良さを測る指標になるということで、相手を選ぶ一つの基準になるというのです。
(参考URL:http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/11/1113.html)
DNA云々ぬきにしても、生理的にありかなしかを考える時、相手のにおいはとても大事な決め手の一つになる女性も多いはず。
実際ににおいが魅力的で、安心感が得られ、相性もいいと結婚を決めた人もいます。
においでの相性にピンとこないまでも、清潔感を持つことは、婚活するうえでとても大事な要素のひとつ。
というわけで、においに気をつけたり、清潔感の有無で生理的にありかなしかの判断をしてみるのもおすすめです。
結婚の決め手2.安定志向
幸せに暮らすためには、何が必要かといえば、安定することも一つ、幸せな結婚の条件となります。
安定と言えば、お金を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、お金はいろいろなことを解決してくれます。
しかし、人によっては、精神的におちつけることが安定するために重要だったり、家庭の状況によっては夫の転勤がないことなどを指すかもしれません。
だから、婚活中は、自分が思い描く安定した生活をするための具体的な金額や、状況を明確にしておくのが大事です。
好きで結婚を決めなくても、結婚して幸せな生活を手に入れ、だんだん好きになっていく結婚もありだと思います。
もしかしたら、そのほうが幸せな結婚を長く続けられるかもしれません。
結婚の決め手3.趣味が同じ
趣味が同じで友人から恋人になり、そして結婚する人も多くいます。
もちろん、趣味が同じ人を選ぶメリットはいくつかあります。
一緒に楽しめる趣味があるのは、パートナーとして最高です。
そして、婚活で出会ったとしても、趣味を通して相手の素の部分を垣間見ることができます。
さらに、結婚しても、同じ趣味なら理解し合えて、結婚後も続けていくこともできるでしょう。
なかにはそんな自然で効率的な出会いのために、婚活中に新しく趣味を探す人もいます。
もし、趣味がある人は、趣味の同じ人をパートナー候補にしてみるのもいいかもしれません。
気になっている趣味がある人は、婚活しながらでも、一つの出会いのきっかけづくりとして趣味をはじめてみてはどうでしょうか。
結婚の決め手4.同じことを経験している
同じ体験や苦労をしてきた人も、分かり合えるポイントや悩みがが同じで距離がぐっと縮まります。
たとえば、仕事の職種が同じ、似たような病気をもっている、離婚経験ありなどです。
共通の話題があるだけでなく、苦労や、悩みもに対して二人で向き合えるのは心強いですよね。
また、お互いを理解できるからこそ、結びつきが深まり、理解し、時には支え合えることもできるでしょう。
ネガティブな体験も、もし分かり合える人と出会い、結ばれて幸せになれたなら、笑い話にできるようになるかもしれません。
結婚の決め手5.利害が一致
利害というと打算的な響きがありますが、結婚とはそもそも契約なので、その視点は間違っていません。
たとえば、年の差婚のように、若さに価値を感じる×稼ぎや落ち着きに価値を感じるカップルはお互いの利害が合っています。
他にも、公務員×フリーランスのように、硬い仕事と自由業の組み合わせなんかも相性がいいでしょう。
狙っていても、偶然でも、お互いの利害が一致する相手は結婚相手としておおいにありです。
現代では、女性が外で働いて、男性が主夫や在宅ワークをするなんていう家庭も少なくありません。
お互いの悩みが解消できる組み合わせは、利害が一致し、円満にすごせるので、結婚に向いていると言えるでしょう。
結婚の決め手6.出身が一致
これ結構大事なポイントです。
あまり意識している人はいないかもしれませんが、出身が一緒だと気が合うポイントがめちゃくちゃあります。
ちょっとしたことですが、方言で話すことができてリラックスすることができます。
また、料理の味も地方ごとに違うので、出汁の好みが一緒の可能性があり、料理選びで揉めません。
味噌汁、そば、うどんの味の好みが一緒なのって大事ですよね。
それ以外にも実家への帰省もまとめて一緒にいけますし、将来的に地元に戻りたくなった場合も納得してもらいやすいでしょう。
地元に遊びに戻ったときの変化にも一緒に驚けるし、結婚後なにかと話題のアクセントになるポイントが豊富にあります。
結婚の決め手7.嫌いなものや嫌いなことが一緒
好きなことや価値観などが同じことはもちろん、2人の関係にとってプラスに働きますが、その逆である嫌いなことが同じなのも大事なポイントです。
嫌いなものが同じカップルは、長続きすると言われています。
長い結婚期間において、当然、愚痴も言うでしょう。
その愚痴の対象が相手にとっては嫌いじゃない場合、もしくは好きな場合は相手も同意しにくいですし、場合によっては喧嘩の対象にもなります。
例えば、あなたがカレーが嫌いだったとします。
でも相手がカレーが好きだった場合、「カレーが好きな人なんて頭おかしい」とか言ったら、これは喧嘩になりますよね。
でも両方カレーが嫌いだったら、お互いにカレーのことをディスればいいわけです。
これはカレーなどの食べ物にかぎらず、スポーツチームや地方(特に関東と関西)などについても同様のことが言えます。
嫌いなものが一緒のパターンって、出身が一緒だとクリアされている場合があるので、出身が一緒なのはおすすめです。
結婚の決め手8.一緒にいて居心地がいい
最後に紹介するのは、男女ともに「結婚の決め手の第1位」になることが多い、「一緒にいて居心地がいい」です。
結婚と恋愛は違います。
これは婚活をしている人ならうすうす気づいていると思いますが、結婚は一生のことなので、プラス面が多いより、マイナス面が少ない方がベターです。
そうなると、一緒にいて居心地がいい相手が最高なんです。
この感覚は、20代より、30代、そして30代より、40代の方が多くなってきます。
年代が高くなるにつれて、外見やステータスではなく、中身を重視して相手を選ぶ兆候があるのでこうなります。
一緒にいて居心地がいいと、自然と人は幸せな時間を過ごせます。
忙しい現代では、常に平常心でいられるわけではありません。
仕事や育児で疲れた際に、家族と過ごす時間が居心地がいいのは嬉しいことですよね?
嬉しいと、心理的にも長くこの状態を続けたいと脳が思うようになり、結婚生活全般をとおしてお互いに協力的になります。
これまでに挙げてきた7つの決め手のどれも揃ってなくても、この1つが当てはまれば、大勝利です。
もしくは、どれも当てはまってるから、居心地がいいのかもしれません。
その場合、相手は最高のパートナーといっていいと思います。
結婚の決め手ランキングをチェック!
いかがでしたか?
全部で8つ、好き以外の決め手をあげてみました。
- におい
- 安定志向
- 趣味が同じ
- 同じことを経験している
- 利害が一致
- 出身が一致
- 嫌いなものや嫌いなことが一緒
- 一緒にいて居心地がいい
もちろん、このすべてに該当してもいいですし、1つでもいいわけです。
その人のことが好きなことが、もちろん、望ましいですが、まずはここにあげたような決め手から、相手との距離を縮めるきっかけになってもいいんじゃないでしょうか。
本サイトでは、男女別に結婚の決め手ランキングというものを実施しているので、よかったら確認してみてください。
結婚は運命の人ではなくパートナー選び
結婚する相手って、どうしてもときめきとか好きな気持ちがないとダメな気がしますよね。
「なんだかいい人だけど、ドキドキするわけではないな」という異性に出会ったことはないでしょうか?
でも、そもそも人を好きになりにくいタイプや、好きな人になかなか出会えない人も多いはず。
それならば、結婚相手をいろいろな角度から検討してみることの方が効率よく婚活できます。
もしかしたら、そうやって見つけた相手の方が結婚もうまくいくかもしれません。
実際に結婚を決めた人たちのきっかけも、意外と今回紹介したようなことだったりします。
結婚は、今までの自分史上一番好きな人を選ぶ場ではありません。
これから一緒に暮らしていけるパートナーを探す場です。
気負い過ぎず、いろんな可能性を持って、自分に合ったパートナーを探してみてくださいね。