離婚後、父親側が子供を引き取りシングルファザーとして子育てに励む男性が増えています。
実際に筆者の友人もシングルファザーとして子育てを頑張っています。
そんな彼と食事をしていたとき、恋愛や再婚の話題がのぼりました。するとシングルファザーの彼は「いい人がいれば再婚もしたいけれど、無理だなぁ・・・」とつぶやいたのです。
シングルファザーが恋愛・再婚に踏み切れない理由にはどんなものがあるのでしょうか?
シングルファザーであるあなた自身。
または、シングルファザーの彼氏に興味をもつ女性に知ってほしい。
恋愛が難しい理由をお教えします!
婚活市場ではシングルファザーは実は人気!?
まずは再婚が難しい理由を話す前に、シングルファザーを勇気づけるためにシングルファザーの人気の話をします。
シングルファザーの多くが、再婚を諦めてしまっていますが、実は婚活市場では人気です。
本人的には、この後紹介する理由から恋愛から遠ざかっているのですが、周りは意外と好意を寄せているかもしれないですよ。
なぜ?って思っているシングルファザーさん、あなたたちにはかなりの魅力があることを、まずは理解してください。
そして、自信をもってくださいね。
シングルファザーの魅力とは?
シングルファザーにはいろいろな魅力があります。
子供に慣れている、自立している、結婚の形にこだわらない、スペックよりも中身をみてくれそう。
なかでも、一般的にシングルファザーの魅力といえば、こちらです。
- 家事・育児のスキルがある
- 結婚に対しての理想を相手に押し付けない
- 責任感があり、人としての器が大きい
すべての婚活中の女性にモテるわけではありませんが、確実に一部の女性からはシングルファザーはモテています。
それで良くないですか?
そもそも婚活市場では、1人だけ相手を見つけられればいいわけです。
「シングルファザーが希望」という人が必要なのではなく、「シングルファザーでも何も問題ない」という人がいるだけで十分なはずです。
希望をもって婚活しましょう!
<シングルファザーの魅力については以下の記事を参考に!>
シングルファザーが恋愛・再婚に踏み切れない大きな理由
シングルマザー(母子家庭世帯)の割合の方が多く、シングルファザー(父子家庭世帯)は少ないのでは?と思われがちですが、実は年々、シングルファザーの割合が増加しています。
10年近く前のデータになりますが、2012年に総務省統計研修所が発表した統計によると・・・
- 2000年|18.1万人
- 2005年|20.2万人
- 2010年|20.4万人
ご覧の通り、シングルファザーの割合が増加していることがわかります。
という風潮が時代遅れとなり、男女平等に社会進出できるようになった現代において、シングルファザーとして子育てに励む男性も決して珍しくはないのです。
しかし、まだまだシングルファザーに対して認識・理解が低いのは事実。
シングルファザーの男性もシングルマザーの女性同様、新しい恋がしたい気持ちと裏腹に恋愛に踏み込みにくい理由があるのです。
ここではシングルファザーが恋愛や再婚を躊躇してしまう理由を知って、どうすれば自分自身・子供・パートナーにとって素晴らしい関係を築くことができるのかみてみましょう。
理由1.仕事・育児が忙しく時間がない。
とくに恋愛・再婚に対して悩みを抱えているパパさんは、子どもがまだまだ小さく、育児に時間・手がかかるのではないでしょうか・・・?
小さいお子さんを育てるシングルファザーの多くが働き盛りの年代です。
シングルファザーさんがひとり親世帯として子育てをするようになったきっかけはさまざまですが、ほとんどの場合、今まで元奥さんと分担していた(または任せきりだった)家事や育児をひとりで担うようになったというケースでしょう。
もちろんシングルマザーさんも同じですが、二人で家事・育児をするより、ひとりで家事・育児をする方が負担が大きくなります・・・。
たとえおじいちゃん・おばあちゃんが育児を協力してくれる状態であっても、お子さんを養っていくために「頑張って働かなくちゃ!」と奮起しているでしょうから、毎日慌ただしい生活、お仕事。
そして家事育児の中で、なかなか恋愛の時間を取れないことも事実。
出会いがあったとしても、忙しさのあまり恋愛に発展する気分ではないという男性も多いですよね。
理由2.両親や親族の反対や環境
シングルファザーの中には、両親と同居をしている親子もいます。
奥さんと離婚後、両親と同居をするためにマイホームを購入したり、物理的に両親のサポートがなければ子育てが難しかったり・・・さまざまな背景があるでしょう。
サポートしてもらっている両親から、恋愛や再婚を遠回しに反対されるケースもあれば、両親との同居が引き目となり、再婚を前提に真剣交際をするのは難しいと判断するケースもありますよね。
実際に筆者の友人のシングルファザーは仕事が忙しいこと。
そして両親と同居をしていることが理由となり、なかなか新しい恋愛をする気が起きないと言っていました。
結婚後の同居問題は、たびたび問題となったり、ときに離婚原因となったりしますが・・・夫は妻の同居に対するストレスに気がつきにくいですよね。
けれどシングルファザーの場合、結婚経験があるからこそ「両親と同居を余儀なくされる環境で、わざわざ女性と交際してもな・・・」と遠慮してしまうのかもしれません。
理由3.子どもの気持ち
そして、なかなか恋愛・再婚に踏み切れないいちばんの理由となるのが、子どもの気持ちです。
これが一番大きな理由といっても過言ではありませんね。
シングルファザーになった経緯は人それぞれですが、お子さんの中にはまだお母さんへ馳せる想いが強く、複雑な心境の中、子育てに励んでいる人がいます。
とくに低年齢のお子さんは、夫婦仲がどうであろうとも、お父さん・お母さんと一緒に暮らしたいという願望を抱いているでしょう。
どんなことがあっても、子どもにとってお母さんという存在は偉大ですよね。
一緒に暮らせない母親への気持ちを上手に解釈できないお年頃のお子さんがいると、やはり恋愛をする気がわかないという意見もあります。
再婚を目指す場合には、子供目線での相手選びを心がけてあげたいですね。
理由4.生活圏内・住居を変えることができない
最近ではシングルマザー・シングルファザーに特化したマッチングアプリや婚活サービスも登場しています。
そういったサービスを使えば、日常生活では出会うことができない異性との可能性が広がりますし、お相手にも事前に自分が子連れであることや離婚歴があることを伝えられますよね。
しかし、出会いの可能性が広がるからこそ自分の『生活圏内』以外のお相手とご縁があるケースも珍しくはないのです。
たとえばお相手が自宅から2時間の場所に住んでいたとしましょう。
男女の関係も、そしてパートナーと子どもの関係も良好で、「この女性なら再婚して幸せになれるかも・・・」そう思えたとき、
あなたは生活圏内や住居を移り変わることができるでしょうか?
どちらかがどちらかの状況に合わせて引っ越しをしたり、環境を変えたりする必要が出てくると思いますよね。
しかし子どもの学校、職場がある生活圏内から、シングルファザーは離れることができるのでしょうか?
もしもお相手の女性に住居を変えられない理由があったら・・・?
大人同士だけの結婚なら、お互いの勤務先の折り合いをとりながら、新生活の拠点を決められるかもしれません。
通勤時間が長くなろうと一緒に暮らしたい・結婚したいという気持ちがあれば。
しかし子どもには学校生活があります。小学校・中学校・高校も引っ越しと同時に転校もできますが、子どもの慣れ親しんだ『環境』を変えてしまうことに抵抗がありますよね。
生活圏内を変えられないことも、シングルファザーが恋愛・再婚に踏み込めない理由のひとつなのです。
理由5.シングルファザーは受け入れられないと思い込んでいる!
「子連れの男性と結婚したい女性はいないだろう」と行動する前に諦めてしまうシングルファザーさんもいらっしゃるでしょう。
この気持ちがあると、まったくもって恋愛をする気持ちになんかなりませんよね?
ましてやシングルファザーであることを告げたことで敬遠されたり、リアクションが悪くなったりした経験を1度や2度してしまうと、もうダメです。
ある意味シングルファザーの最初の関門であり、最大の関門でもあります。
【シングルファザーが再婚する方法】幸せになるポイントとは?
このような理由から、「そもそも恋愛をしたいという気持ちがわかない」「シングルファザーは恋愛・再婚ができない」と思い込んでしまっている男性は少なくありません。
けれど、世の中には子連れ再婚で幸せになったシングルマザーさん・シングルファザーさんがたくさんいます。
最後にシングルさんが幸せになるポイントをいくつか紹介します。
ポイント1.まずは子供のことを大切にする!
何よりもシングルファザーが大切にすべきなのは子供です。
シングルファザーの元で育てられている子供、ただでさえ傷ついている可能性はあります。
ましてや見ず知らずの母親があらわれたら躊躇しますよね。
子供側からみて、いろいろな困難が待ち受けています。
子供のことを考えれば、自ずと選ぶべきパートナーも決まってくるかもしれません。
まずは子供と上手くやっていけそうなパートナーを選ぶのはどうでしょうか?
それとともに日頃から子供との信頼関係をしっかりと築き、いきなり結婚にもっていくのではなく、徐々に食事などの紹介を挟みつつ、家族ぐるみの進行を深めていきましょう。
さらに、両親・親族とも良い関係を築いておくことが大切です。
ポイント2.パートナー選びは恋愛のできる相手を選ぶ!
何よりもまず、子供の気持ちを優先することができたら、次は自分がしっかりと好きになりそうな相手を選ぶことです。
子供のために、以下の理由だけで新しいパートナーを見つけるのは無駄です。
- 早く新しいお母さんを見つけてあげたい
- 身の回りの家事や育児をこなしてもらいたい
子供は必ずしも新しいお母さんが欲しいわけではありませんし、身の回りのことを頼むだけであれば家政婦さんを雇った方がまだマシです。
子供のことを大事に考えることは大事ですが、あくまで選ぶ相手は恋愛のできる相手の方がベストです。
当然、シングルファザーである自分の状況は理解してもらえる人を優先することは大事ですが、恋愛できるかどうかもとても大事なポイントです。
子供を育てていくのは、だいたい20歳までです。
それ以降も毎日一緒にいるのは新しいパートナーなので、きっちりと愛し合っていけるパートナーを選びましょう。
ポイント3.親との同居も考えてみる!
もしもあなたが、まだ親と同居していないのならば、そして、シングルファザーのあなたを応援してくれるのならば、
両親との同居をおすすめします。
両親はあなたの強い支えとなってくれるはずです。
育児だけでなく、家事なども手伝ってくれるでしょう。
あなたの子供が小さいのなら、むしろ、両親も喜んでサポートしてくれるはずですよ。
ただし、問題もあります。
先ほどからもでているように、両親との同居は、恋愛へのステップの妨げになることがあるということです。
でも相手次第でこれはどうにでもなります。
同居していたってデートはできますし、むしろ子供を両親に預けられるのでメリットもたくさんあります。
両親のサポートは考えてもいいことだと思います。
ポイント4.父子家庭にプライドをもつ!
先ほど、再婚に踏み切れない理由のところでご紹介した『マイナスの思い込み』。
むしろ、『プラスの思い込み』をして欲しいのです。
だって、父親一人で生活しているだけであなたは十分立派なのです。
シングルマザーよりも、はるかに風当たりは強いはずです。
今、一人でがんばっていることをもっと誇りに思ってください。
おそらく周りの女性もあなたのがんばりに気づいています。
シングルファザーの大変さを理解できない人なんか興味ない!くらいの意気込みで今以上にプライドをもちましょう。
女性も、胸をはって前を向いている男性に惹かれるはずです。
ポイント5.結婚相談所や婚活パーティーに積極的に参加してみよう!
再婚の意思が固まったら、もしくは、どうすべきか迷ったら、まずは、結婚相談所などに相談してみてはいかがでしょうか?
まずは行動に移すことが大切です。
行動してみて、「まだ早いかな」、「まだ恋愛はちょっと」と思ったら、その気になるまで待ってもOKです。
自分の本当の気持ちを知る上でも、少し行動に起こすことが大切ですよ。
結婚相談所を通して、知り合う方々は普通に出会う人よりもシングルファザーに理解を示してくれるので良い機会だと思います。
また、パーティーなどでは、同じ境遇のシングルファザーさんに出会うこともでき、情報交換できるのもメリットの1つです。
父親でもあるけれど、あなたはあなたの幸せも考える権利があります。
子どもの年齢によっては、「今は父親業に専念しよう」と思っているかもしれません。けれど、恋愛や再婚を諦める必要はないのです。
年代ごとに結婚相談所選びは変わってきます。
それぞれの年代ごとに婚活方法は工夫していきましょう。
ポイント6.自分の人気を確かめるだけならマッチングアプリ
安心安全な相手を探したいなら結婚相談所がおすすめですが。
ただ単に自分の人気を知りたいなら、マッチングアプリがおすすめです。
マッチングアプリでシングルファザーであることをあらかじめ知ってもらってる状態でも、相手からの連絡がくるならそれはチャンスあり。
もちろん、マッチングアプリだと、軽い気持ちで出会いを求めている人もいるかもしれません。
とりあえず会ってみて、やっぱりシングルファザーはダメと思う人もいるかもしれません。
でも、男としてどう思われてるかも知りたくありませんか?
良い意味でも、悪い身でも、マッチングアプリは見た目やプロフィールだけで判断します。
あなたの男としての魅力を確かめるにはちょうどいい方法だと思います。
➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎マッチングアプリで気をつけること
【同棲のススメ】シングルファザーにこそ必要なもの!
これまで、シングルファザーの再婚の問題点や幸せになるための方法をご紹介してきましたが、最後に一番のおすすめ方法を伝授します!
それは、『同棲』です。
相手の女性もシングルファザーの大変さはおそらく理解はしていると思います。
でも、実際に体験するとなると話は別です。
子育てをしたことない人にはどんな大変な未来が待ち受けているか想像できていません。
たとえ、たまに会ってお食事する際には子どもと意気投合しているかもしれません。
それでも、一緒に暮らすということは大変なのです。
「自分の子供と思えるか」、ここにかかってきます。
それを実感できるのは、一緒に住むこと。
だからこそ、再婚までに同棲をすることがベストです。
これはお互いにとってベストだと思います。
特に子供が小さい場合には、同棲はおすすめです。
同棲はメリットだらけ!
同棲は大変かもしれませんが、メリットもかなり多いです。
<同棲のメリット>
・子育ての大変さ
・相手のダメな部分に気づける
・あなたのダメな部分を見てもらえる
・子供のダメな部分を見てもらえる
そもそも同棲は結婚する上では、かなりメリットのある方法です。
多くの人が同棲により相手の嫌な部分に気づいたり、自分のダメな部分に気づかれて結婚をあきらめ、別れています。
でも、それって気づけただけマシなんです。
もしもそのまま結婚していたら、最悪な自体が待っています。
特にシングルファザーの場合にはそのダメージは、精神面・財力面など比べ物にならないくらい甚大です。
相手がOKしてくれるなら、同棲はするべきです。
それは相手のためにもなることなのですから。
まとめ
バツイチ・子持ちの僕を好きになっている人なんかいるんだろうか・・・そんな不安が過ぎるでしょう。
しかし、女性はあなたの本質を見ています。
今は子育てや仕事で忙しく、恋愛する余裕がないかもしれませんが、いずれ「また女性と素敵な関係を築けたらな・・・」と思えるときがくるはず。
そのときには、子ども・家族に祝福されるような素晴らしい関係を築いていけるよう、このサイトでは引き続きお役に立てそうな情報を発信していきますね。
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