消極的というと、語弊があるかもしれませんね。
慎重になってしまうということです。
例えば、お見合いから交際期間となり、初めてデートしました。
この時、男性はとても楽しいと感じたのですが、女性が楽しんでくれたのかが分からない…
次のデートに誘うべきかどうか…
と悩んでしまうわけです。
そして、結局自信がないから誘わないという決断になる。
これではもったいないですよね。
自分が楽しいと感じたのですから「楽しかったのでよければまたご一緒にどうですか?」とお誘いすれば良いのです。
率直にお相手に気持ちを伝えてあげてください。
もし、お相手が行きたいと思っている場所を聞いているなら、そこに誘えればなおグッドでしょう。
タイミングはとっても大事です。
ですから、デート後ではなくデート中に、次回のデートのお誘いをしてしまうのも良いでしょう。
盛り上がっているタイミングで声をかけておきましょう。
では、どうして結婚となるとちょっとな…となってしまうのでしょうか。
それは、お相手と一緒に築く家族像がイメージできない場合です。
この人は、家庭向きでないと思われてしまうと、ちょっとな…となってしまうのです。
例えば、金銭感覚があまりにも違う、お金の使い方が粗い、趣味や仕事に時間を取り過ぎている、食べ物の好き嫌いが多すぎる、子供が嫌い、親とのつながりが強すぎるなどがあるでしょう。
これらにちょっとでも心当たりがあるならば、そこを見直すことで、結婚の話をスムーズに進めていくことができるかもしれません。
特に、年齢が高くなるほどそんなに簡単に人を「好き」になれないというのがあるでしょう。
それから、これまで人を好きになったことが無いという方だと、「好き」の感情が分からないということもあります。
でも、それでも問題ありません。
もし、お相手を生理的に無理だなと感じてしまった、どうしてもここは合わないというところが許容できる範囲ではないという場合は、お断りという流れになってしまいますが、そうでないなら大丈夫なのです。
ふたりで過ごす時間を増やしていくことで、だんだんと愛情が芽生えます。
結婚してからラブラブになったという人もいますので、それも素敵だと思いますね。
「好き」はすぐに育てなくても大丈夫です。
ゆっくり時間をかけて好きになり、お互いかけがえのない存在となる…
仮交際期間も楽しんでいきましょう。
完璧な人なんていないと思えば、少し楽になると思います。
婚活では、完璧をお相手に求めてしまい、なかなか出会えないという人もいます。
でも、外見や収入だけではありませんよね。
お相手の優しさや家庭的なところなど、もっと深い部分を見ていくと、あなたの理想の相手は案外簡単に見つかったりするものです。
結婚は、お金があったり容姿端麗だったりということで幸せな家庭を作れるとは限らないです。
完璧な人はいないのだから、お互いを補っていけるような相手を見つけることができれば良いですよね。
まずは、少し肩の力を抜いて、楽しく婚活してみましょう。
AさんはBさんから質問されてとっても楽しそうに話をしています。
かなり会話が盛り上がっているようなそんな雰囲気のところに、いきなりCさんという男性が入ってきてAさんに話しかけたのです。
AさんとBさんは途中で会話を中断せざるを得ない状態になりました。
もし、Aさんがとても大切なお話をしていたとしたらどうでしょうか…
Cさんの印象は、Aさんにはあまり良いように見えないでしょう。
もしその後、素敵な人だなとか、条件はいいなと思ったとしても、断られてしまう可能性が高くなってしまうのです。
もし、Cさんがいきなり入るのではなく、AさんとBさんの会話の様子をよく見ていて、タイミングを選んだり、おふたりの会話の邪魔にならないように、ひと言添えて話しかけていれば違ったでしょう。
交際で、断られてしまうことが多いという人は、空気が読めていない可能性があります。
空気が読めない男性は、知らず知らずのうちに女性を傷つけてしまうこともあるので、注意しましょう。
不必要な発言や行動、配慮にかけている態度などは、見直していかなければいけません。
すると、男性は「その試験のためにわざわざそんなに時間をかけて勉強されたのですね」と言いました。
お相手の女性は大変気分が悪くなったそうです。
ここで、どうして女性が気分を害してしまったのか…
それは男性の「わざわざ」という一言にありました。
この会話で、「わざわざ」は不要ですね。
なんだか上から目線な感じがしますし、無駄に勉強していると言われているようなそんな感じもしてしまうでしょう。
それから「その試験のために」というのも、その試験ならそんなに勉強しなくても合格するのにと言われているような気がしてしまいます。
お相手は、「大変だったけれどなんとか合格できた」ということを話したいのに、男性の回答では、「たいしたことないね」と言っているように聞こえてしまうのです。
コミュニケーションでは、相手がどのように感じるだろうかということも意識したいものです。
誰でも失礼な言葉をいってしまったり、無神経な質問をしてしまったりしてしまう可能性はあります。
でも、ここで大切なのが間違ってしまった後どうするかです。
今回の例も、うっかり発言してしまったかもしれませんね。
相手を不愉快にさせたかもしれない…と感じたら、すぐに言い直しする、謝るなどするのが良いでしょう。
ただ、空気が読めない人は、そのまま気が付かず話を続けてしまうことがあります。
空気が読めないと自分で感じているなら、まずはデリカシーのない会話はどのようなものなのか知りましょう。
ネガティブな気持ち全開でお相手に会うのは失礼ですよね。
しかも、婚活の席で「どうして自分なんかと会ってくれたのでしょうか?」と尋ねたら、お相手の女性はどんな気分になるでしょうか。
いいなと思ってお見合いを申し込みしたのに、自分が見る目がないみたいになってしまいますよね。
なにより、ネガティブ発言でげんなりしてしまうでしょう。
「自分なんて…」はやめましょう。
それから、「結婚は勢いがないとできない」という発言も要注意です。
結婚した男性は「勢いとタイミングが大事」とよく話されるのですが、これを女性に話してしまうと、女性は「勢いがないと結婚できない私って何?」となってしまうのです。
ふたりの関係がとても良くて、「これから先も一緒にいたいと感じている」「結婚するなら君以外は考えられない」そんな風に思ってもらってプロポーズを受けたいと女性は感じているのです。
「勢いが大事」というのは心の中だけに留めておいてください。
最後に、交際経験が少なく、交際の進め方が不安になり、お相手への配慮や優しさから「今後、どうお付き合いしていきますか?」と、尋ねてしまうと、女性はその瞬間フリーズしてしまいます。
男性はどのような交際が、よりベターなのか話し合いたかったのですが、女性からすると、そこは男性から提案してほしいところでもあります。
まだ、2人の関係がグレーな状態で聞いてしまうと、「それは私にもわかりません。」と、答えられてしらけてしまうので気をつけましょう。
婚活に限らず、就活でも見た目は重視されますよね。
だからそのために歯の矯正を受けるという学生さんもいると聞きました。
見た目というと、顔立ちとか服装とかそういうイメージがあるかもしれません。
でも、この見た目には、話し方も含まれています。
見た目9割の内訳は、見た目55%、聞こえる声38%、話す内容7%となっていて、この聞こえる声というところには、その人の話し方や声色や声のトーン、話をするスピードなどが含まれています。
アメリカの心理学者「アルバートメラビアン」の統計によるものなのですが、話し方で人柄が判断されることが分かるでしょう。
話し方で、印象は変わってきます。
声のトーン、速さ、言葉遣いなど、なんだか良い感じだなと思ってもらえるような話し方をすることが、見た目と同じくらい大事なのです。
目が合ったら、すぐにそらされてしまった…
そんな経験をすると、お相手は自分に興味を持っていないのかな?話が面白くないのかな?と感じてしまう人もいるでしょう。
目線を合わせるということには、様々な意味があります。
江戸時代以前の日本では、偉い人と目を合わせてはいけないという風習がありました。
侍と目を合わせてしまうと切られてしまうというような時代です。
そのため、目を合わせてはいけない、目を合わせないことで、相手と距離を取るというのは昔ながらの風習が残っているのかもしれませんが、今はもう令和です。
目を合わせない理由、昔は危険から守るためというような意味が大きかったのですが、おそらく今は違います。
例えば、「好意があることを悟られたくない」ということから目をそらす人は意外と多いです。
好意がバレてしまうから目線をそらせるのです。
後は、「好きな人だから緊張してしまう」という人もいるでしょう。
でも、出会ってすぐのお相手の場合は、目を合わせてくれないと、興味がないのかなと思われてしまっても仕方のないことです。
ですから、お見合いの席では、緊張があってもできるだけお相手と目線の高さを合わせて、時々目を見ながら話せるようにしたいですね。