【50代婚活の問題・悩み<金銭編>】老後2000万円問題も解決!

50代婚活のお金・老後問題

今回は、50代婚活のお悩み企画第2弾です。
今回の悩みも、これまた当サイトへの相談が多い内容です。

今回の悩みは、『お金・老後問題』です。

結婚後の生活として、切っても切れない関係の老後、そして、お金、どちらも必ずやってきます。

そして、50代婚活の場合には、だいぶ先ではなく、数十年後という、とても近い間隔で訪れる問題なのです。

50代婚活をしている人や同じような悩みをもっている人はぜひ、読み進めてください。

2組の50代夫婦紹介

今回は2組お呼びしています。

夫:52歳かつお(仮名)です。外資系製薬会社に勤務しています。

妻:51歳あきこ(仮名)です。

夫:55歳たつひこ(仮名)です。地方公務員としてコツコツ働いています。

妻:52歳さゆり(仮名)です。

今回の2組の夫婦は、まったく逆の金銭問題や悩みを抱えていました。

それでは1組ずつ、状況を聞いてみましょう!

50代婚活の【金銭問題】<貯金全然なし編>

まず、ご紹介するのは、かつおさん夫婦です。

かつおさん夫婦にはどのような金銭問題が起きたのでしょうか?

簡単に言うと、私が思ったよりお金を持っていなかったという。。。

半分詐欺です!まあ、聞いていたとおり、収入は多かったのですが。。全然貯金がない!って状態でした。

ほんと、申し訳ないを通り越して、、、情けなかったです。50代の貯金額っていろいろ言われていますが、そこそこの会社に勤めていながら300万円ほどしかありませんでした。

ちなみに一般的には、50代の貯金額は平均値1100万円、中央値300〜500万くらいと言われています。つまり、平均的な50代のサラリーマンだと500万前後って感じです。

最低でも2000万くらいもってる人かなって感じの羽振りだったんで、ビックリしました。もちろん、お金目当てだったわけではないのですが、少しは期待していました。

なるほど。。。ハッキリとした額は言ってはいなかった??

もちろん、「◯千万もってる!」とは言っていませんでしたが、自分のある程度の収入や仕事内容などは言っていたし、カッコつけて、豪遊してるような感じを出していました。気を引くために、少し盛っていたのも事実です。

もちろん大げんか!?

いえ、それほどの大げんかではありませんでした。会っていくうちに少しずつ貯金がないのが分かっていった感じで、心の準備はできていました(笑)。ある程度の予想はできていました。

申しわけなかったです。。そして、感謝しています。。
もしかしたら結婚してなかったら死ぬまで、ろくに貯金もせずに生活し、老後に苦しんでたと思います。

というと人生が変わった???

そうです。ちゃんと貯金できる人間になりました(笑)!
妻のおかげで、毎月、計画的に貯金ができ、精神的にもゆとりが生まれた気がします。それだけじゃなく、無駄遣いしていたせいで、旅行にも行けていけなかった人生でしたが、妻と旅行に行くようになり、人生が楽しくなりました。

ちょっと大袈裟ですが、それくらい無駄にお金を使う人だったんです、、本当にもったいない。

かつおさんからしたら、まさに人生の変わった結婚だったわけですね。

こんな言い方したら、アレですが、、期待どおりでした。初めて会った時から、すごく、しっかりした女性だと思っていたので、結婚したら、人生変わるなと期待していたんです。

まさに、そうなったと。(笑)

そうです。(笑)

ただ普通に節約してるだけなんですけどね。(笑)

1人だとできないものが、2人だとできるということもあります。
かつおさんとしては、まさに人生が変わる出会いでしたね。

50代婚活の【金銭問題】<老後のことまで堅実編>

次に紹介するのはたつひこさん夫婦です。

実はうちは特に問題はなかったんです。

えっ??というと貯金がいっぱいあったってことですか?

いえ、そんなにあったわけではありません。(笑)

はい、お金は大してありませんでした。(笑)

でも、ちゃんと貯金をしている人でした。
多いわけではありませんでしたが、しっかりと老後を見据えた貯蓄をしていました。

もしかしたら、最後まで独り身かもしれないとも、思っていましたし、老後のことはすごく心配していましたから。

私としては、堅実な考え方をもっていてくれたから嬉しかったんです。
お見合いの頃から、堅実なことは分かっていましたし、将来のことは考えている気はしていたので嬉しかったです。

なるほど、さゆりさん的には予想どおり堅実で良かったということですね。
たつひこさんは第一印象はどうだったんですか?

お金に関して、どう考えてるかまでは分かっていませんでした。
そのため、結婚しても質素な生活になってしまうことをどう思っているのか不安はありました。
なので、堅実派であることがプラスだという認識もありませんでした。

今回は予想どおりだったから良かったですが、そうじゃないこともあると思うんです。
だから、これから婚活する人たちには、老後のことを気にしているのなら、ハッキリとお見合いの時などに相手に考え方を聞いたり、自分の意見を言うべきだと思います。

たしかにそれは一案ですね。
なかなかお金のことなどは話しにくいですが、考え方を話し合うのはアリですね。
特に50代同士の結婚の場合には、退職なども10年後に訪れるわけですから、大切な問題です。

婚活における『お金・老後』について

2000万円問題
婚活に限らず、お金や老後についての話題は、今や大きな社会問題です。

つい最近も、老後には2000万円必要ということが話題になりました。

国も新NISAなど、いろいろと老後問題を解決するべく動いてくれてはいますが、まだまだ不十分です。

そんな中、『結婚』は老後問題を解決する手段だとも言われています。

仕事のチャンスの場の数を考えると、まだまだ男性の方が有利なので、女性にとっては結婚はかなり大きな問題であり、老後の安定を確保するチャンスでもあります。

収入のある男性と結婚をすれば、もしくはしっかりと貯蓄している男性と結婚すれば、将来にも不安はありません。

はたまた、収入のない男性との結婚や未婚は、将来に不安を抱えたまま老後を迎えることになるかもしれません。

だからこそ、婚活においては、お金や老後のことは適当にしてはいけないのです。

多くの婚活者が、この問題で後々つまづいています。

事前に話し合うのが一番!

やっぱり、老後の問題は結婚とは切り離せない問題なことを考えると、
事前に話し合ったほうがいいですね。

本当にそうですね。

特に女性は老後が気になってしまうものだと思います。
男性は働くことに大変で、そこまでの余裕はない人もいると思うので、老後のことや貯蓄はある程度女性側が考えてあげるのも良いことだと思います。

私は、妻と結婚していなければ、ずっと不安を抱えていたと思います。

私の場合は、おそらく結婚していなかったら、まったく貯金できず、、、相当苦しい老後を迎えていたでしょう。

特に私たちの場合は、事前にあまり話をできていなかったので、モヤモヤしていました。結果的に、しっかりと節約して、明るい老後に向けて一歩踏み出せたのは良かったです。

私たちも、特に話し合いはしていませんでしたし、結果的に良かっただけでもあります。

つまり、みなさん事前に老後や金銭のことは話し合うべきだということですね。

そうです。

そうです。

そうです。

そうです。

『人間は変われる』生き物!

人間は変われる

今回の2組のご夫婦の話から言えるのはこの一言ですね。

かつおさん夫婦は、文字どおり、かつおさんが変わりました。

そして、あきこさんも、安定した老後が迎えそうです。

たつひこさん夫婦は、一人で不安だった生活から一緒に暮らしながら、協力しながら安定した老後を迎えられるようになりました。

たつひこさん夫婦も、結果的には何も変わってないようで、しっかりと変わっています。

気になることは『聞く・話す』!

今回紹介した二人は、たまたま良い方向に行ったに過ぎません。

そうじゃない夫婦はたくさんいます。

20代や30代で結婚した夫婦が、金銭的な問題を理由に離婚することもあります。

そうならないために、唯一できることは、相手に聞く、話す、相談する、です。

いずれ話すことなので、結婚する前に話し合っていた方が絶対良いはずです。

お金のことって、実はみんな話したかったりします。(もちろん、隠したい人もいますが。。。)

話しにくいと思っている人がほとんどです。

だったら、あなたが話してあげればいいんです。

もちろん、今回のかつおさん夫婦みたいなケースもあります。

でも、結果的には良い方向に行ってますし、まったく老後について話が合わないのであれば、結婚しなければいいんです。

今、変われなさそうでも、10年後に相手の考えが変わりそうな気がしたのならば、結婚しても良いと思います。
ずっと話し合い続ければいいんです。
今回は、そのきっかけだと思ってください。
50代の結婚でも、人生は十分長いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

かつおさん夫婦もたつひこさん夫婦も、金銭問題についてはある程度、見通しがたっており素晴らしいですね。

理由は違えど、どちらも婚活の際にはちょっとした悩みとなっていたのだと思います。

老後のことは当然、50代の婚活では近い未来です。

お金、老後は、50代以降の人生においては切っても切れない関係ですし、話し合う必要性はやっぱりあると思います。

ぜひ、結婚前に一度話し合っておいた方が良いと思います。

介護について、第1回でお話ししているので、気になる方はそちらの方もチェックしてみてくださいね。

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