3人に1人が離婚すると言われている日本。
最近ではさまざまな生き方、価値観が認められていますし、昔のようにバツイチさんに対する偏見も少なくなってきました。
とはいえバツイチさん本人は、世間からどういうふうに見られているのか心配になりますよね。
「この先、離婚歴が不利になることがあるかもしれない」
「バツイチだったら恋愛もできないの?」
この記事では、そんな不安を抱いている30代バツイチ女性さんに向けて、世間が抱く30代バツイチ女性さんへのイメージを調査してみました。
30代バツイチ女性の世間のイメージとは?恋愛対象になるの?
調査に協力していただいたのは、30代男女(既婚、未婚問わず)20名です。
まずは以下の質問に「YES」・「NO」・「場合による」、この3つの項目の中から回答していただきました。
1.30代バツイチ女性に悪いイメージがある?
- NO→15名
- 場合による→5名
- YES→0名
「悪いイメージはない(NO)」と答えた男性の意見
「場合による」と答えた男性の意見
2.30代バツイチ女性は恋愛対象に入る?
次は30代男性限定で、バツイチ女性が恋愛対象に入るかどうか伺ってみました。
- YES→6名
- NO→2名
- 場合による→2名
「恋愛対象になる(YES)」と答えた男性の意見
「場合によっては恋愛対象になる」と答えた男性の意見
「恋愛対象にならない(NO)」と答えた男性の意見
30代バツイチ女性でも恋愛対象になる、人によっては恋愛対象になると答えた男性が8人いましたが、バツイチであることで恋愛対象から外れると答えた男性の意見は「自分の性格と照らし合わせて」というものです。
たしかに嫉妬しやすいタイプだったり、過去が気になってしまう男性にとって、離婚したとはいえ結婚した過去があるという事実は、やきもきしてしまうポイントになるのかもしれませんね……。
30代バツイチ女性の再婚率は?
とはいえ、30代バツイチ女性の割合は皆さんが想像している以上に多いかもしれません。
そして、バツイチ女性の再婚率も、思っているより高いのです。
それを裏付けるデータとして以下をご覧ください。
厚生労働省が発表している平成28年度(最新)のデータによれば、635156組の男女が結婚しています。
この婚姻夫婦のパターンを見てみると夫婦ともに初婚であるカップルが約46万組。
夫婦どちらかが再婚、またはどちらも再婚であるカップルは約17万組。
再婚の方がいるカップルの内訳はこんな感じ↓↓↓
- 男性(夫)が再婚・女性(妻)は初婚→約6万3000組
- 女性(妻)が再婚・男性(夫)は初婚→約4万5000組
- 男性・女性どちらも再婚である夫婦→約6万1000組
再婚した女性の数だけを考えると、約11万人もいるわけです。
離婚した女性の人数は、22万人と言われているので、人数だけを比較すると、離婚した人数の半分くらいの人数が再婚していることにはなります。(※もちろん、離婚と再婚は同一人物とは限らないので、単なる数の比較です。)
重要なのはあなたの人柄・性格!バツイチは関係ない!
30代男女20名に、30代バツイチ女性へのイメージを調査した結果を紹介しましたが、その内容を見ていただければ「バツイチという事実より、本人の人柄、性格が重視されている」ことがわかったかと思います。
たしかに自分より目上の50代、60代の方は昔の考え方が根強く残っている可能性もあるので、離婚歴があるだけでイメージダウンすることもあると思います。
しかし、あなたと同じ時代を生きた同年代からすると、あなたの過去より、あなたの心を見て接していることがわかったはずです。
実際に筆者の周りにも離婚歴のある女友達が数人いるのですが、離婚歴があるからといって職場で差別を受けた経験などはないと言っていました。
その反面、「恋愛になると少し難しいところもあるけれど、そういう人ばかりでもない」という体験談も耳にします。
そもそもバツイチ女性には再婚への壁がある
また、30代バツイチ女性に限っていえば、
- まだまだ子供が小さく自分の時間が取れない
- 家事や育児に追われている
といった背景もあります。
しかし、いずれ子供も手が離れますし、年齢を重ねるたび、あなたにも心の余裕が出てきますよね。
だからこそ「バツイチだからもう結婚はできない」と諦めてしまうのはもったいないのです。
このサイト内でも、子連れ再婚のリスクや注意点を紹介していますが、子連れ再婚のリスクがなくなる「子どもの手が離れたタイミング」から再婚を意識するのも良いと思います。
大切なのは過去より今であるということを意識してみましょう。
まとめ
多様性が認められ始めた現代。まだまださまざまな部分に偏見が残っている人もいるかもしれません。
しかし、過去の出来事はどう頑張っても「なかったこと」にできませんよね。
賢い人は味方ではなく敵を利用するといいますが、離婚という悲しい過去を利用して、さらに人の気持ちがわかる女性を目指してみるのもいいですよね。
あなたが偏見に負けず、あなたらしく、素敵な人生を歩めるよう心から願っています。