【調査】30代バツイチ女性さんは世間からどう見られているのか?
「バツイチです」と言った瞬間が怖い——30代女性が抱える、世間の目への不安
「バツイチです」——そう打ち明けた瞬間、相手の目が少し変わる気がする……。
笑顔は崩れない。会話も途切れない。

それでも、何かが一拍ずれた気がする。
気のせいかもしれない。
でも、その「気のせい」を何度も飲み込んできた人は、決して少なくないはずです。
3人に1人が離婚すると言われる時代になっても、いざ自分が当事者になると、世間の目はやっぱり気になるものです。
とはいえバツイチさん本人は、世間からどういうふうに見られているのか心配になりますよね?
厳しい意見の中に隠れた、価値ある気づき
この記事では、きれいごとの励ましは書きません。
「偏見ゼロ」と甘いことも言いません。厳しい目を向ける人は、たしかにいます。
でも、全員ではない。
その境目がどこにあるのかを、結婚相談所の実情を見てきた私自身が知りたかったのです。
男性のリアルな本音を知ることで、あなたが抱える「漠然とした不安」の正体が見え、次の一歩を踏み出しやすくなるはずです。
だから、調査に協力していただいたのは、30代男女(既婚、未婚問わず)20名です。
あなたと同じ時代を生きている人たちが、本当のところ何を思っているのか?
生の声をそのまま聞いてきました。
中には予想外に厳しい意見もありました。でも、その厳しい意見の中にこそ、読者にとって本当に価値のある気づきが隠れていたのです。
では、最初の質問の結果から見ていきます。
30代男女20人に聞いた「30代バツイチ女性に悪いイメージはある?」
最初に聞いたのは、シンプルな質問です。
30代バツイチ女性に、悪いイメージはありますか?

YES/NO/場合による、の3択で答えてもらいました。
結果はこうです。
- NO:15名
- 場合による:5名
- YES:0名
YESがゼロ。正直、私はこの結果に少し驚きました。
ただ、人数の多い調査ではないので、ここでは「私が直接聞いた、同年代の本音」として受け取っていただければと思います。
「悪いイメージはない」と即答した男性の声を、そのまま紹介します。
「バツイチだからといって、ダメな人だと決めつけるのはちょっと違うと思う。実際に僕の友人もバツイチだけど、<どうしてこんなに素敵な人が離婚したんだろう……>って不思議に思うことがある」(33歳/男性)
「独身だから、結婚しているから、バツイチだからっていう理由だけで人付き合いを考える人の方が信用できないかな」(35歳/男性)
特に2人目の言葉は、読み返すたびに刺さります。
離婚歴で人を判断する人の方が、むしろ信用できない——これを言ってくれたのが、当事者ではない35歳の男性だった、という事実が大きい。
一方で、「場合による」と答えた人もいます。
31歳女性の声です。
「私の周りにもバツイチ女性のお友達がいます。けれど、その人次第かな。めっちゃ優しい子で、友達から信頼されているような子も離婚したりするし。問題なのは本人の人柄。たとえば離婚歴がある女性自身に、何か問題がある場合は<バツイチ>という経歴にフォーカスされやすいかなと思う」(31歳/女性)
ここで気づいてほしいのは、「場合による」と答えた人たちが見ているのは「離婚したかどうか」ではない、ということ。彼らが見ているのは、その人が今どんな人か。
離婚歴は、後から付け足される説明のラベルにすぎない。
本人の人柄に何か気になる部分があるとき、初めて「あの人、バツイチだしね」という言葉が出てくる。
順番が逆なんです。
ただ、ここまでは「友達としての印象」の話。
読者が一番気になるのは、その先のはずです。
友達ならOK、でも恋愛対象としては?
次は、30代男性10人だけに聞いた質問の結果を見ていきます。
30代バツイチ女性は恋愛対象になる?男性10人の本音と、断った男性の意外な理由
ここが、この調査のいちばん緊張した部分でした。
バツイチというだけで、最初から自分を候補外にしてしまう女性は少なくありません。

でも、今回聞いた男性たちの声は、その思い込みを少し揺らしてくれるものでした。
30代バツイチ女性は、恋愛対象になりますか?
- YES:6名
- 場合による:2名
- NO:2名
10人中8人が肯定的でした。もちろん大規模な調査ではありません。
けれど、日々カウンセリングをしている私が実際に同年代男性に聞いた本音としては、「バツイチ女性だから無理」という空気は、思っていたよりずっと薄いと感じました。
「離婚歴は気にしない」派——実体験から語る男性の声
「離婚歴があるから……付き合うのはナシとは思えないかな。すごく価値観があったり、相性が良かったりしたら、関係ないかもしれない」(33歳/男性)
「29歳のとき、離婚歴のある女性と付き合いました。僕より3つ年上でしたが。とくに何も感じませんでしたよ。今は別れてしまいましたが、相手の離婚歴の有無とは関係ない部分が破局原因になっただけです」(37歳/男性)
37歳男性の言葉は、想像ではなく実体験です。
実際に付き合って、別れて、それでも「離婚歴のせいで何かがダメだったわけではない」と振り返っている。
これ以上にリアルな証言はありません。
「理由次第で判断する」派——見られているのは離婚歴ではなく離婚理由
「カミングアウトされたら正直びっくりすると思う。その子の離婚原因にもよるかな?たとえば女性側が不倫をして別れた……とかだと、自分も浮気されてしまうんじゃないか?と不安になるし」(35歳/男性)
「離婚歴だけでお付き合いできるかどうかは判断できないけれど、どうして離婚したのかとか、女性に離婚しなきゃダメな理由があったのか?とか。そういうところはチェックしちゃいますね」(32歳/男性)
ここで男性が見ているのは「離婚歴」そのものではなく、「離婚理由」です。
離婚した、という事実より、なぜ離婚したのか、その経緯にこの先の自分との関係を重ねている。
「自分の性格的に難しい」派——ここに、いちばん大きな発見がありました
そして、ここからが本題。
NOと答えた2人の声です。
「自分が嫉妬しやすいタイプなので、過去に結婚していた人がいると思ったら……ちょっと嫌かなと思います。バツイチさん自体に偏見はありませんが、自分の性格を踏まえると交際などはないかなと」(38歳/男性)
「バツイチさんと友達にはなれるけれど、恋愛対象としては見えない。自分がバツイチでお互い離婚歴があるなら、恋愛対象になるかもしれないけれど、離婚したとはいえ、元夫がどんな人だったか気にしてしまいそうだから」(31歳/男性)
この2人の言葉を、ぜひもう一度ゆっくり読んでみてください。
「自分が嫉妬しやすいタイプなので」「気にしてしまいそうだから」——主語が、全部「自分」なんです。
バツイチ女性に問題があるから断っているのではない。
自分の性格上、過去のある相手だと自分が苦しくなる、と言っている。
20名の調査をまたいで見えてきたのは、バツイチであることで恋愛対象から外れると答えた男性の意見は「自分の性格を踏まえて」というもの、という事実でした。
この構造の違いに、私はとても救われた気持ちになりました。断っているように見えて、実は女性の価値を否定しているのではない、自分の性格や器を理由に手を引いている男性もいる——そう気づいたとき、ひとつ肩の力が抜けたのです。
たしかに嫉妬しやすいタイプだったり、過去が気になってしまう男性にとって、離婚したとはいえ結婚した過去があるという事実は、やきもきしてしまうポイントになるのかもしれませんね……。
だとしたら、そういう男性とは、そもそも合わなかった——それだけの話なのかもしれません。
「私が選ばれなかった」のではなく、「相性の合う相手がまだ別にいる」。
同じ事実でも、見え方がまったく違ってきます。
NO回答も、捨てる必要はありません
私は、NOと答えた男性の声も、ただ傷つく材料として終わらせなくていいと思っています。
賢い人は、自分に好意的な言葉だけでなく、自分とは異なる視点を持つ男性の意見も利用します。「こういう見方をする男性もいるんだ」と知っておけば、最初から合わない相手を見抜くためのフィルターになるからです。
離婚という悲しい過去を背負ったあなただからこそ、相手の言葉の奥にある「その人の器」を見抜けるはずです。
ここまでは恋愛の話。
でも、30代バツイチ女性が世間の目を感じるのは、恋愛の場面だけではないはずです。
恋愛以外で刺さる視線——職場・親世代・ママ友・SNSの「世間の目」
恋愛とは別の場面で、ふとした瞬間に刺さる視線があります。
- 職場での何気ない会話のなかで「ご主人は?」と聞かれた一瞬。
- 親戚の集まりで、自分の親が言葉を濁すあの間。
- 子どもの保護者会で、家族構成の話題になったときの空気。
- SNSの匿名コメントで、見ず知らずの誰かが書く一行。

たしかに自分より目上の50代、60代の方は昔の考え方が根強く残っている可能性もあるので、離婚歴があるだけでイメージダウンすることもあると思います。
世代によって、価値観の更新スピードはまったく違う。これは、覚悟しておいたほうがいい現実です。
ただ——これは煽るのではなく、現実に戻すために書きます——実際に私がこれまでサポートしてきた相談所の会員様でも、離婚歴があるからといって職場で差別を受けた経験などはないと言っていました。
その反面、「恋愛になると少し難しいところもあるけれど、そういう人ばかりでもない」という体験談も耳にします。
視線はゼロではないが、全員が冷たいわけでもない
つまり、視線がゼロになることはない。でも、生活のすべての場面で刺さり続けるわけでもない。気のせいではないし、被害妄想でもない。けれど、全員が冷たいわけでもない。
それと、もう一つだけ書いておきたいことがあります。
「バツイチ=かわいそう」「バツイチ=強くてたくましい」——どちらのラベルも、本人にとっては窮屈なはず。
憐れまれるのも嫌だし、勝手に「乗り越えた人」扱いされるのも疲れる。
あなたはただ、あなたとして扱われたい。それだけのはずです。
再婚は、あなたが思っているほど特別ではない
世間の目を気にしているうちに、こう思い始める人もいます。
再婚なんて、もう無理かも

でも、それは事実ではありません。
厚生労働省のデータを見ても、再婚を含むカップルは毎年一定数います。
再婚した女性も、決して珍しい存在ではありません。
実際、私の相談所のデータや経験上でも、30代後半で再婚したバツイチ女性は決して少なくありません。
だから私は、「バツイチだからもう結婚はできない」と諦めてしまうのは、本当にもったいないと思っています。
諦める前に知ってほしい、男性たちの本当の視点
もちろん、子どもの年齢や生活状況によって、再婚のタイミングを慎重に考える必要はあります。
ただ、男性たちの声を聞いていて感じたのは、見ているのは「子どもがいるかどうか」だけではない、ということでした。
むしろ、次のような部分に目を向けている人が多かったのです。
- 今の生活をどう整えているか(例えば、自立して日々の生活を楽しめているか)
- 過去をどう受け止めているか(元夫の悪口を言わずに前を向いているか)
今すぐ動かないといけない理由は、本当はどこにもありません。
「バツイチだからもう結婚はできない」と諦めてしまう前に、選択肢が残っていることだけ知っておいてほしい。
動くか動かないかは、あなたが選ぶ。タイミングも、あなたが決める。
「再婚しない」という選択も、立派な答えの一つです。
子どもとの今の生活を最優先するのも、自分の仕事に集中するのも、ひとりの時間を守るのも、全部あり。
20人に聞いた調査結果は、あなたを婚活に押し出すためのものではなく、「もし望むなら、その道は閉じていない」という事実を確認するためのものです。
だから、バツイチだからもう恋愛対象に見られない、もう結婚は難しいと、自分で先に線を引いてしまうのは本当にもったいないのです。
まとめ|あなたの価値を決めるのは、離婚歴ではなく今の人柄
20人の調査を通じて、私が確認したのは一つのことでした。
結局、20人の声が教えてくれたのは、男性が見ているのは離婚歴そのものではなく、「今のあなたの人柄」だということでした。そして、断る男性の多くは、あなたの問題ではなく、自分の性格を理由に手を引いているということ。

だから、もし今後、新しい相手に「実は——」と話す日が来るとしたら、離婚理由を隠そうとせず、自分の言葉で短く整理しておくことをおすすめします。
長く語る必要はありません。
「価値観が合わなくて」「お互いに疲れてしまって」
その程度で十分。隠そうとするほど、相手は不安になります。
淡々と話せる人ほど、相手は安心します。
ただ、一つだけ気をつけてほしいことがあります。
「私なんて、バツイチだから」と先回りして自分を下げないこと。
卑屈になりすぎると、離婚歴そのものより、自己否定の空気のほうが相手に伝わってしまう。
「この人、自分のこと好きじゃないんだな」という印象は、離婚歴の何倍も重いものです。
しかし、あなたと同じ時代を生きた同年代からすると、あなたの過去より、あなたの心を見て接していることがわかったはずです。
20人の声は、それを裏づけていました。
私は、離婚歴のある女性に、自分で自分の可能性を小さく見積もってほしくありません。傷ついた過去があるからこそ、人の痛みがわかり、パートナーを大切にできる人もいます。
その価値まで、離婚歴という一言で消してしまわないでほしいのです。
あなたが偏見に負けず、あなたらしく、素敵な人生を歩めるよう、心から願っています。
まずは、「私なんて、バツイチだから」という言葉を捨てることから始めてみませんか?
そこから、あなたの新しい魅力が必ず伝わるはずです。





