結婚相談所口コミサイトの上手な読み方

運営している結婚相談所の口コミについて話します。

みんなも口コミを書いたり、参考にしたりすることがあると思います。

新しいものを買う時や、初めてのお店に食べに行く時は、失敗したくないという想いが強いですから。

食べログとか、アマゾンレビューとか、楽天の買い物とかはホンマに参考になります。

でも、結婚相談所の口コミに関しては、参考にするのはちょっと注意しなくちゃいけない。

口コミサイトを運営していたら、いろいろな情報が舞い込んでくるんです。

最近は口コミに関する紛争やトラブルも増えてるから、ぜひ読んでください。

★結婚相談所の口コミは疑った方がイイ★

『結婚相談所 口コミ』
『結婚相談所 ランキング』
『結婚相談所 比較』
『結婚相談所 地名』

などで、みんなも調べているでしょう。

でもきっと辿り着いたページは、良いことばかり書いてる宣伝サイトだったり、褒め褒めばかりの口コミサイトだったりで「ホンマかな?」と疑問に思うことが多いはず。

これ、ほんまかいな?
やらせちゃうの?
スタッフが書いとるなこれ?

などなど。。。

おめでとう!

あなたのその感覚!大正解なんです!

僕も自分で口コミサイトを運営して初めて分かったことなんですが・・・

笑っちゃうくらいに、自作自演の宣伝口コミがよ~く投稿されるんです。

一番多い人なんか、一人で10社以上の「ここは最悪でした~」って口コミ書いてくる。おかしいでしょ?10社も。

そしてたった一つの相談所のことを良いこと書きまくって、おススメしてくる。

IPアドレスやら、クッキーやら、いろいろなWeb情報を集めたら分かるのだけれど、同一人物からの書き込みが多い、多い。

相談所のカウンセラーが、ライバル相談所の悪口を書いていることもよくあります。

会員から見たイメージと違う、相談所同士から見ての意見ってことで… 「ここは最低の相談所です!」って書いてくるんだけど…

伝えた方がええ情報かもしれないけど、会員のフリして嘘を書くのは違うやん?

当サイトも、もちろん真実の口コミが中心だけど、本当じゃない口コミが一部あるのも事実です。

ネットから情報を得る時は、書いていることをそのまま信じるのではなく「ちょっと疑ってみる」感覚が必要ってことを、肝に銘じていてください。

で、じゃあ、私たちが本当に知りたい『イイ結婚相談所の情報』は、いったいどこにあるのか?っていうことを考えていきます。

★結婚相談所の口コミサイトに真実が載らないワケ

結婚相談所に入会している人にとっては、自分が結婚相談所を利用しているってことを知られたくないんです。

まだまだネガティブイメージが強いんですね、結婚相談所は。

結婚式の馴れ初め紹介でも、結婚相談所の出会いを隠す人がほとんどなのです。

僕もよく結婚式に呼ばれるけれど、そこでは結婚相談所の関係者ってことはいつも隠しています。

やっぱりですね、自分自身の身分を明かしてまで結婚相談所の情報を発信する人は極めて少ないです。

口コミは匿名で書き込めるものだけれど、「内緒にしてる」っていう心理的なハードルがね、やっぱり高い。

結婚相談所の口コミは、軽い気持ちで書き込むものじゃないんです。

それでも書き込むというのはよっぽど、『死ぬほど、感謝している時』か、

反対に『メチャメチャ怒っている時』に、人は口コミを書きます。

その点で結婚相談所の口コミは、食べログや楽天の物品購入後の口コミとぜんぜん違うんです。

それともう一つ知っていてほしいのは、結婚相談所の口コミって、圧倒的に、感謝のお礼よりも、怒りや文句の方が多いってこと。

良い口コミ2 対 悪い口コミ8、くらいの比率が本当のところです。

★真実の口コミサイトが少ないもう一つの裏事情

サイトには毎日毎日、結婚相談所の良くない評判や文句の口コミがたくさん寄せられます。

10年前に作ったサイトなのだけど、作成した頃は、結婚相談所業界からはケチョンケチョンに文句を言われました。

オカダ~~、殺すぞ~~、とか。
オカダ~~、つぶすぞ~、とか。

ホンマに大変やったんです。

「なんでワシとこの悪い口コミを載せるんじゃ~」とか。

「早く消せ~~」とか。

「お前が書いとるんやろ~!」とかも言われましたよ。

今でこそ「このサイトが出てくれたおかげで業界が良くなりました」と感謝されるけれど、ホント最初の頃は毎週のように脅しの電話がありました。

ここがポイントなのですが、真実の口コミを掲載していると、業界から嫌われてしまうんです。

そして脅しや文句、僕と関係のある相談所も文句を言われました。

口コミサイトやランキングサイトを運営している人は、多かれ少なかれビジネス的な考えでやっていますから、そういうことを避けたい人が圧倒的に多いんです。

脅しとかいっちばん嫌がるタイプの人がサイト作っていますから。《プログラマーやライターなど》

だから、普通のサイト運営者は業界のイイことばかりを書いて宣伝するサイトを作ります。

そらそうなりますよね、楽ですもん。

でもそれって、口コミの意味ないじゃないですか???

口コミサイトを運営しているのだったら、業界から嫌われること承知でも、真実の声を掲載しなあかんと、僕は思っています。

★口コミサイトの上手な読み方

店側が書いている自作自演の「誉め誉め口コミ」は多いです。

そんなヤラセの文章は、少し注意して読めば分かります。

自作自演で自社の相談所を誉めている口コミの内容は、どこか不自然

どこがおかしいのかというと、

「優しかった」「良いサポートだった」「たくさんアドバイスしてくれた」とか、話が抽象的で、具体的なことをまったく書いていません。

反対に、本当の口コミは「なぜ嬉しかったのか?」「どんなことがあったのか?」「感動したところはどこなのか?」を感情を込めて表現しているもんです。

やっぱり嘘で書く口コミは、感情が乗っていないってことです。

いくら文章の上手い人でも、魂の入った話って書くの難しいんです。

そして、怒りの口コミのほとんどは感情が乗っています。

そんな感情が伝わる怒りの口コミは、ほとんどが本当やと思っていいんです。

なぜなら、相談所の評判を落とすために嘘の口コミや、嘘の悪評を広めることなどは明らかな法律違反ですから。

そんな大きなリスクを犯す人は多くない。

その口コミサイトが信用できるかどうか? 収益目的の褒め褒めサイトじゃないかどうか? は、

「悪い口コミがどれくらい書かれているか?」で見分けることができます。

悪い口コミの投稿数が多ければ多いほど「そのサイトには本当の感想が多く届いている」と判断してください。

しかし!!

ここが難しい所なんですけど、一方的な、被害妄想的な考えの口コミを書く人がいるのもまた事実で…

一つの口コミだけを鵜呑みにせずに、

・具体的かな?
・感情が込められているかな?
・被害妄想じゃないかな?

と、この3つの疑いを持つことが大切です。

★運営サイトの口コミの大きな問題点

僕が運営してるサイトの口コミは、他のどんなサイトと比べても、真実の口コミや感想が掲載されています。

それこそ自画自賛の褒め褒めだけど、「最高に信憑性があるサイト」です。

でもですね、大きな問題点があるんです。

それはさっきも言いましたけど、「悪い口コミが多過ぎて、良い口コミが圧倒的に少ない」こと。

このサイトを作ったのは、「悪い結婚相談所に入ったらあかんで~」

「イイ相談所いっぱいあるからちゃんと調べや~」って目的だったのに…

今、悪い口コミが想像以上に増えてしまいました。

読者からしたら、

「結婚相談所って悪いところばかりで、入らない方がいいんかな…」

って思ってしまうんです。

違います!違います!

悪い人も多いのですが、良いカウンセラーもめっちゃたくさんいてるんです。

★イイ結婚相談所もたくさんあります

結婚相談所の口コミサイトの特性上、人は良い口コミをほとんど書きません。

結婚相談所から素晴らしいサポートを受けたら、サイトには書かずに直接お礼を言いますからね。

また、良いサポートを受けている人は、そもそも口コミサイトを探すことすらありません。

サポートに満足していない人が、ネットで「もっとイイ相談所はないかな?」「今の相談所は大丈夫なんか?」って探すのです。

そして、結婚相談所の会員数が多くなればなるほど、数に比例して被害妄想やクレーマー的な人は、増えます。

残念ながら、一定数のそういう人がいるのが現実なんです。

これはその相談所がどれほど頑張ってても、防ぎようがないってことがあります。

一つの口コミだけで判断するのは危険ですから、複数の情報を見る癖をつけましょう。

まとめ

・結婚相談所の口コミは疑った方がイイ
鵜呑みにするのではなく、色んな角度から見て判断しましょう
・結婚相談所の口コミサイトに真実が載らないワケ
結婚相談所の口コミを書くのは、『死ぬほど、感謝している時』か、反対に『メチャメチャ怒っている時』に、人は口コミを書く。
どうしても偏りが出るものが結婚相談所の口コミです。
・もう一つの裏事情
真実の口コミを掲載すると、たくさん文句を言われます。
ホームぺージ側と業界との摩擦が起きやすくて、真実の口コミが載せにくいってことがあります。
・口コミサイトの上手な読み方
褒め褒め口コミだけじゃなく、悪い口コミの投稿数が多いほど「そのサイトには本当の感想が多く届いている」と判断して下さい。
・イイ結婚相談所もたくさんある
どうしても悪い口コミが多くなっているけど、本当にイイ結婚相談所もたくさんあります。
一つの口コミだけで判断するのは危険だから、複数の情報を見る癖をつけましょう。