【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★
【都道府県】東京都
【年齢】26歳
【職業】会社員
【活動期間】平成28年5月~平成28年8月
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当時、婚活アプリの先駆けとなっていた某マッチングアプリで婚約した異性の友達の話を聞いて、私は焦っていました。
私もこっそりそのマッチングアプリに登録をして、また、覇権を二分していたもうひとつのマッチングアプリにも登録。
しかし、マッチングするだけでメッセージのやり取りに進む相手は5割も満たず、実際に会った人は一人二人ほどしかいませんでした。
効率が悪いと感じ始めた私は、婚活系の情報を探しているうちに結婚相談所の存在を知り、その中でもコンシェルジュがサポートをしてくれるという●●に興味を持ち、入会を決めました。
●●では、まずコンシェルジュが選んだお相手のプロフィールがこちらにメールで送られてきて、その中から会いたいと思う人を選びます。
選んだ相手もOKを出してくれるとマッチングとなり、日程の調整と会う場所(駅など)を決めるという流れ。
カレンダーから空いている日を選んでおけば良いシステムなので、直接相手とメッセージのやり取りをする必要がなく、とても楽かつスムーズに話が進んでいきました。
マッチングアプリなどに多くある、メッセージのやり取りだけしてなかなか会わない(誘われない・誘わない)といった煩わしさがなかったことは非常に良かったと思います。
実際に会う日は、ここで会うのがおススメ!といったメールが届くので、そこで待ち合わせてメールに記載のあるカフェで1時間ほど話してその日は解散。
後ほどやり取りを続けるか回答し、そこでお互いにマッチングすれば個別でメールのやり取りを始めます。
会った人は10~15人ほどだったと思います。
土日の休みを面談に当てると、週に会える相手は1~2人が限界。
1日に2人あったこともありましたが、精神的な疲労感がすごく、前半戦の1人目の記憶はなくなりました(申し訳ない)。
私は外見は全く良くありませんが、26歳という年齢で定職についており、オタクな相手を希望+年収による振り分けをしなかったため、紹介されるお相手は非常に多く、初めは自分がモテる人間であるかのような錯覚さえ抱くぐらい、うまくいっていました。
会う人は皆、職場で出会いがないと言う若干内気そうな男性という印象が多かったです(おそらく私が顔写真でそういう人を選んでるのだと思いますが)。
とても緊張されているのが伝わってくる方もいて、なんていうか、いわゆる「いい人そう」という感じ人。
悪い印象を受ける人は一人もいませんでした。
以前、趣味の集まりでのオフ会を頻繁にしていたおかげで、初対面の人と会話して間を持たせることはそれほど苦痛ではありませんでした。
しかし、特別相手のことが記憶に残ることもなくて、自己紹介をして、ふわっとした趣味の話をして、なんとなく話をして終わるといったことばかりが続きました。
お断りをするほどでもないけど、やり取りを続けていきたいと思うほどでもない。
メールのやり取りが苦手な私は面談後交際に進んでも急激に面倒くさくなってしまい、真剣交際に進むことは1度もありませんでした。
新宿サザンテラスに行くと、あのカフェもそのカフェも行ったなあと、ぼんやりと思い出します。
あの時はまだ(後に何度か行く羽目になる)SHINJUKU-BOXもなくて、クリスピークリームドーナツを食べたなあ、と。
よくある婚活実録マンガのような仰天エピソードや、ありえない人が来た!というような話は何もありません。
自堕落な女の平凡な婚活にドラマはないのです。
だんだんと送られてくるプロフィールを読むことすら面倒になり、流れ作業のようにお見送りボタンを押して、面談もほぼしなくなって…お金がもったいないなと思い、中途退会をしました。
数ヶ月が経ち、10万以上のお金をかけて、ようやく気付くことができました。
私は結婚に対する本気度が低く、そもそも婚活に向いていなかったのです。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】31歳
【職業】会社員
【活動期間】平成31年1月~平成31年1月
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20代後半で結婚したいと思っていたのに、いつの間にか30代になって結婚を焦る女性が多いですが、私もその一人です。
私は31歳になってから、かなり焦って婚活をスタートさせました。
仕事に没頭していたら、いつの間にか30歳を超えてしまっていたのです。
そんな私は、●●という結婚相談所に登録をして婚活を始めました。
そして、わずか2ヶ月で婚活を終わらせ、結婚することができたのですが、なぜそんなに短い期間で成婚できたのか、その理由を書いていきます。
まず、私がアプリやサイトなどを利用するネット婚活でなく店舗型の結婚相談所で婚活を始めた理由ですが、とにかく早く、なるべく1年以内に結婚したかったからです。
ネットですべて完結する婚活は手軽ですが、店舗型の相談所はスピード婚が叶う仕組みが揃っていることと、結婚に対しての会員さん方の本気度の高さが良い点だと感じています。
マッチングアプリと違い、結婚相談所には結婚願望がない男性が紛れ込むことがなく、結婚に前向きな男性と効率よく出会えます。
そして、希望すれば1日で3~4人とお見合いを組めるため、時間を有効利用でき、仕事で忙しい人も時間をやり繰りして活動することができます。
それから、仲人さんからの対面サポートがある点も魅力に感じました。
私は、31歳という決して若くはない年齢から婚活をスタートさせたので、その道のプロのサポートが必要だと思っていました。
実は、私は社会人になって3人と交際したのですが、プロポーズはおろか結婚の話が出たこともなかったのです。
こんな私でも結婚できるのだろうかとか、お見合いが組めるかとか不安でいっぱいでしたが、仲人さんの適切なフォローのおかげで順調に婚活を進めることができました。
登録してすぐ「とりあえず1日10名に申し込みをしてみましょう」と具体的なアドバイスを仲人さんからもらい、その通りに進めていったのです。
2ヶ月の婚活期間で40名ぐらいの人に申し込みをして、10人以上の人とお見合いをしました。
最初の頃のお見合いで出会った人と交際を始め、結果、彼が私の今の主人となりました。
しかし、彼と本交際を始めるまで、他の男性とも並行して仮交際やお見合いを進めていたため、なかなか彼とのデートの時間が確保できず……迷ったのですが、「彼が一番合っている」と思った私は、思い切って他の男性との予定をほとんどキャンセルしたのでした。
これも、仲人さんに相談をさせてもらいながら婚活を進めていったので出た結果です。
自分ひとりだけで婚活を進めていたら、こんなに思い切ったことはできなかったと思います。
他の男性とのお見合いをキャンセルしたことを彼に言うと、「あなたの本気度が伝わる」と言ってもらえました。
そして、そのまま彼と本交際を続けている間に彼の結婚への意識も高まったみたいで、交際スタートから3週間後に、私の実家に挨拶に、という話になったのです。
そこからの展開は本当にとても早くて、相談所入会から2ヶ月で成婚退会、その半年後に私たちは入籍をしました。
自分ひとりで婚活していたなら、絶対にこんなに早く結婚することはできなかったと思います。
30代まで独身だった私は、婚活を始めるまで、特に秀でた魅力もないので結婚できないと落ち込んだり自分を責めたりしていましたが、●●に登録して真剣に婚活を始めて、本当によかったと思っています。
私みたいに30代まで婚約者がいないという人も、仲人さんと二人三脚で婚活を進めていけば、半年以内の結婚も夢ではないことが自分の経験からわかりました。
大事なことは、仲人さんのアドバイスをしっかりと聞ける素直さや謙虚さです。
たとえば……実年齢より若く見えたり異性にモテたりして自信のある人は、自分の方法や考えに固執してしまって、他人からのアドバイスをすんなりと受け入れることができず、せっかくの良縁を逃してしまうこともあるようです。
恋愛に対して自信ない人ほど、謙虚な気持ちを持って婚活に臨む人が多く、そういう人のほうが婚活がうまくいく可能性が高いとのことでした。
そして、婚活は女性から積極的に進めていったほうが出会いの幅が広がるとも仲人さんは言っていました。
申し込みも、デートもプロポーズもすべてそうです。
女性からデートの提案をしたり逆プロポーズしたりすることは、いまや珍しいことでも変なことでもありません。
最近特にそういった事例が増えているようです。
申し込みをしたから、デートしたから絶対にその人と結婚しなければならないということはないので、気軽に交際を進めていけます。
お断りも、自分から相手に直接言うのではなく、仲人さんを通しておこなえるので、とても気が楽でした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】35歳
【職業】会社員
【活動期間】平成30年4月~平成30年10月
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覚悟はしていたんですけど、結婚相談所に登録している男性って、やっぱり女性経験がなさそうな「生理的に無理ー!」って感じの人が大半なんですね。
おどおどしていて話が全然噛み合わない人もいれば、見た目は清潔にしているのに何か内面から不潔さが漂っている人とか。
もちろん普通の男性もいるにはいるんですけど、そういう人には女性が殺到するので、お会いすることができません。
そんな中、ごく普通というか、少しイケメンぐらいの男性とマッチングすることができました。
年収はそこまでよくはなかったけれど、顔が良ければ問題ありませんでした。
私は特にイケメンが好きってわけではないんですけど、それでも顔は大事なんだなって活動していて改めて思い知らされましたよ。
その男性との交際は順調に進み、結婚相談所を介してのデートだなんて忘れるくらい、普通のカップルのように過ごしていました。
毎週のように彼に会えるので、私が本命かな?なんて浮かれてもいたんです。
そして交際から3ヶ月を迎える頃に、彼から「大事な話がしたいから、遠出のドライブデートをしよう」と誘われました。
まだ彼に決めきれてはいなかったけれど、私が登録した●●では仮交際から3ヶ月で1人に一旦絞って本気の交際に移るかどうか決めなければなりません。
もうそろそろその時期が近づいており、その話かもしれないと覚悟して当日のドライブデートへ向かいました。
行きはいつものように会話が盛り上がり、観光地で食事をしてお土産を買って、楽しい気分で帰路を迎えました。
けれど、頭には大事な話のことがずっと残っています。
疲れていたのもありますが、行きとは違ってちょっと重い空気の中、いつ切り出せば良いか悩んでいたところ、やっと彼が口を開きました。
「君は結婚相談所に入会するのは何回目?」と聞かれたのです。
私は「え?」と思いながらも、「もちろん初めてです」と答えました。
すると、彼はなんと「実は僕はこれが4回目なんだ」と答えてきたのです!
しかも過去3回成婚退会という、結婚を決めた上での退会をしているとのこと。
話をよく聞いてみると、今の結婚相談所は再入会で、あとの2回は他の相談所らしく納得です。
さすがに同じ結婚相談所で成婚退会を何度も繰り返していたら、再入会も断られるかもしれません。
彼曰く、どこの結婚相談所も仮交際期間が3ヶ月程の短期間で設定されており、デートをしているとすぐにその期間がきてしまうのだそうです。
その時点では1人に絞ることはできるのですが、本交際に入ると、周りから押されて流されるように毎回成婚退会をしてしまうのだとか。
確かに、私もカウンセラーから「本交際に入ったあと、その人をやめてまた最初からご紹介もできますが、本交際に入るとそのまま成婚退会される方が多いです」と言われたんですよね。
本交際に決められた期間はないけれど、そのまま続けていても会費はかかってしまうので、あとは退会して仲を深めていけば良いと。
きっと何度もカウンセラーから電話がかかってきて、「どうしますか?」って言われ続けて、それを圧力みたいに感じて流されてしまうのかもしれませんが。
結局彼は成婚退会して、両親に挨拶に行ったり、提携の結婚式場に行ったり本格的に話が進む中で「こんなに早くは決められない」と別れてしまうそうです。
でも、やはり結婚はしたいから、また入会し直すんだと。
正直これ、私にとっては婚約破棄をしているのも同然です。
話を聞くうちにイライラしてきてしまって、はっきり「それって婚約破棄を3回してるってことだよね?」と言ってしまいました。
彼はわかってはいるようで「まあ、そう思われても仕方ないよね」と言っていましたが、なんだか煮えきりませんでした。
私はこれじゃ、私も彼と成婚退会しても、結局同じことになるのかなと思ってしまいましたよ。
両親に会わせたり、結婚式場の下見まで行ったりした上で破談にされたら、傷が大きすぎますしね。
私はその後、彼との交際を打ち切るのと同時に、●●も退会してしまいました。
なんだか、成婚退会しても結婚できないこともある事実を目の当たりにして心が折れてしまったんです。
彼は今もまだどこかの結婚相談所で活動しているかもしれませんね。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】33歳
【職業】会社員
【活動期間】平成27年1月~平成27年4月
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●●に入会してから担当がついたのですが、その担当者が思っていた人と違って戸惑いました。
入会時に説明をしてくださった男性の方だと思い込んでいたのですが、実際に私の担当になったのは、ご年配の女性の方だったのです。
でも、その女性に相談したところ、私の家族や生活環境が特殊であることから同情の言葉をかけてくださり、私の結婚を心から応援してくださったため、とても良い方だな、この人も信頼できる人だなと感じ、私は●●を選んでよかったと思いました。
ところが、ご紹介いただく男性が私の希望にマッチしない方ばかりだったのです……。
そもそも私のような30越えの女性は考えてないという男性ばかりだったのかもしれませんし、私のリクエストにOKしてくださる男性がいなかったのだと思いますが……。
そして、なんとかマッチングして、いざお見合い!となると、どの男性も受け身すぎてまいりました。
なんと、寝ぐせが付いたままお見合いに来られた男性もいたんです。
どうして最も良い自分の状態でお見合いに臨まないのだろう!?と私は驚愕しました。
高い会費を払ってお会いするのですから(会うのも1回5,000円掛かりました。なので、失敗はあまりしたくないと私は考えていました)、自分を整えてお会いしようとするのは当然ではないか!という私の常識が崩れ去った瞬間でした。
ある男性とお会いしたときにも、びっくりしたことがありました。
確か日曜日の14時頃、待ち合わせ場所は銀座。
どこか落ち着いてお話ができるカフェにでも入ろうとなったのですが、男性は何もお店を調べて来ていなかったのです。
私も調べていなかったため悪いのですが、私が今まで出会ってきた男性は皆事前に調べてくださっていたため、私はずっと男性に任せきりにしてきていました。
これは私の反省する点でもあるのですが……、まさか男性側が何も調べてきていないとは思いもしていなかったので、びっくりしてしまったのです。
結局、私が行ったことのあるところへ行くことになったのですが、14時過ぎの銀座、お店に入っては店員さんから「ただいま満席です」という返答が……。
男性は「どうしましょう」と言うばかりで、自分で調べようとはしませんでした。
私は「そういえば!」と、そこから10分くらい歩いたところに昔ながらの喫茶店があり、そこがいつもすぐに入れる穴場だったことを思い出したため、そこに行くことにしました。
お店に入って時計を見ると14時30分。
お会いしてから既に30分が経過しています。
「お店に入るだけで30分ってありえないでしょ」と、既に私の中でこの男性は「なし判定」でした。
この喫茶店は、店員さんに「すみませーん」と声をかけて席まで来ていただいて注文するスタイルなのですが、男性はなかなか店員さんを呼びません。
なぜ!? なぜ呼ばない!?
30分ウロウロしていたので既に喉がカラカラ、早く飲み物を飲みたい……そう思って、私が店員さんを呼びました。
話をするのも話題を振るのも私から。
結婚相談所に登録している男性って、こんな受け身の人しかいないの??と疑いたくなるレベル。
あぁ、でも、コミュニケーション能力が高い男性はもっと若くて美人な女性が持っていくんだな、私の年齢とスペックからするとしょうがないんだなと痛感した瞬間でした。
この男性とは30分で会話を切り上げて、さくっと帰りました。
男性からは「交際希望」が出ていましたが、お断りをしました。
そりゃ、あれだけ面倒みてあげたら「交際希望」は出るよね、でも私はお前のかーちゃんじゃない!お断りだ!とボタンをポチっと押したのでした。
それから、担当のご年配の女性と入会時に説明をしてくれた男性にメールを送りました。
私の希望と異なる男性を紹介されるので、担当を変えてもらいたいという内容のメールです。
成婚率が高かろうと何だろうと、私が結婚する確率は0か100しかないのです!!と熱弁すると、担当は変わりませんでしたが、ご紹介いただく男性が変わりました。
清潔感があって、話していて楽しい男性だったので、思い切って担当の方に言ってよかったーと思ったのでした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】29歳
【職業】会社員
【活動期間】平成18年5月~平成20年2月
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●●に登録後半年くらいが経ち、だんだんと結婚相談所の紹介で会うことにも慣れてきた頃の話です。
半年の間に4人の男性とお会いしたのですが、なかなかうまくいかないな~と思っていた私。
そんな中、5人目に紹介されたTさんは、団体職員で真面目な印象の人でした。
会う前のメールのやり取りで、きちっと自己紹介をしてくれたTさん。
初めてお会いした日、喫茶店で2時間くらいお話をしたのですが、Tさんはメールのときと変わらず誠実な感じだったので、私は彼に対して非常に良い印象を持ちました。
2回目に彼と会ったときに(仕事帰りに夕飯をご一緒しました)友達のように話が出来る人だなと感じ、もしかしたらうまくいくかも?と淡い期待を私は抱きました。
一緒にいてドキドキするとか、ときめくといったようなことはないけれど、結婚するならそんな感じでリラックスできる人がいいのかなぁ~などと思っていた私。
ただ、1つ彼に対して気になるかな?と思った点があったのですが、それは、家族の話題、特に母親に関する話が少し多いかな?と感じた点。
このときはまだ、そこまで取り立てて気になる!というほどではありませんでしたが。
また、住んでいる場所の話になったときに、Tさんは実家住まいで最寄駅まで25分くらいかかると言っていたので、「駅まで自転車ですか?」と聞いたら、彼は「朝はだいたい父が駅まで車で送ってくれます。父は一応社長で重役出勤なので」と答えたのです。
そのとき、私は「ずいぶん過保護だな~」と思う反面、「おぼっちゃまか! 実家がお金持ちなのはいいかも!」など、内心考えてもいました。
そんなこんなでデートを重ねていった私たち。
3回目のデートで、初めて休日に1日デートに出かけることになりました。
少し遠くにある水族館に行くことが決まり、Tさんが車を出してくれることに。
私は、ウキウキ気分で彼の車に乗り込みました。
ところが……。
車で出発をして高速に乗り、パーキングエリアに入ったときに、いきなりTさんが電話をし始めたのです。
Tさんは電話で「高速乗って半分くらいきたよ。うん。大丈夫」と話し、切ってから「今、話していたのはお母さんだよ。普段はあまり車に乗らないから、ずっと心配しててさ」と私に言ってきました。
そのときは「へえー」と思っただけでしたが、水族館についたときもまたTさんは「着いたよ」と自分の母親に電話をしていたのです。
だんだんと私の中で「Tさんって実がマザコン?」という疑惑がムクムクと湧いてきました。
お手洗いの時間も毎回長く、もしかしたらそのたびに電話をしていたのかもしれません。
極めつけが、帰りに「お母さんがぜひ家に寄ってって言ってる」という一言。
私は慌てて「いえいえ、もう遅いからお邪魔したら悪いし……」と言うと、なんと彼は「大丈夫だよ。君のことは全部話してあるし、お母さんも君のことを気に入ってるから」と言ったのです!
マザコン決定!
私はもう一刻も早く帰りたくて仕方がありませんでした。
この日は「今日はそういう覚悟はしてなかったので」と強引に帰らせてもらいました。
マザコン男は私には無理です。
帰ってから、どうやって断ろうかと私は頭を悩ませました。
そして翌日、「Tさんとは一緒にいて楽しかったのですが、友達のような感覚になってしまって結婚を前提のお付き合いとなるとちょっと考えられなくなってしまいました。ごめんなさい」とメールを入れました。
すると、その日のうちに彼から返信がきたのですが……、長いのでまとめると「まさに青天の霹靂。5回くらい会ったらプロポーズするつもりだったのに! お母さんもあなたをとても気に入っていて、僕の結婚を楽しみにしてくれていたのに悲しい思いをさせることになってしまった。結婚する気がないのに●●に登録しているのは違反だから●●に通報する」という内容だったのです。
開いた口が塞がらない状態の私。
マザコン炸裂に加え、相談所で出会った相手とは必ず結婚できると思っていそうな彼の思考回路を、私は恐ろしく感じました。
すぐに担当者の方に連絡して経緯を話すと、すでにTさんからお怒りの電話があったらしく、担当者の方は私に「お付き合いが始まったのちにお断りをすることはじゅうぶんありえることですし、普通のことです。今回はまだお付き合いの意思確認もなかったのですから、まったく問題ありません。嫌な思いをさせてしまってすみません」と言ってくれたので、私は変なマザコンくじを引いてしまっただけだと落ち着くことができました。
それにしても、結婚相談所を介した出会いとはいえ、出会って間もない人間のことを親に詳しく話す男性がいるとは、驚きです。
もしかしたら相談所に登録するときも、相手選びをするときも母親同伴だったのでは……とまで私は考えてしまい、身の毛がよだつ思いをしました。
その後、担当者の方に「マザコン撃退方はないですか?」と聞いたら、「登録時にお母様と一緒に来られている場合はそのように記録しておりますので、紹介時にそういった方を避けることは可能です」ということだったので、「ぜひぜひ!それで!」とお願いしておきました。
その後、担当者の女性が気軽に話ができてなんでも相談しやすい方だったことから、私は挫けず前向きに相談所での活動を続けることができ、成婚に至りました。
担当者との相性はとても大事だなと感じました。
どんなにつらい思いをしても、相手が残念な人で落ち込んでも、担当者の方と相性が良ければ気持ちを切り替えてがんばっていけます。
もしも担当者が違ったら……、もしかしたら私は結婚を諦めてしまっていたかもしれません。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★
【都道府県】東京都
【年齢】24歳
【職業】会社員
【活動期間】平成22年9月~平成22年10月
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●●に入会した当時、私は恋愛や婚活というものがあまりよくわかっていなかったので、「結婚相談所を利用すれば結婚ができる」と勝手に思い込んでいました。
私は男ばかりの職場におり、また、四六時中に仕事に追われ、残業どころか会社で夜を明かすのが当たり前の日々を送っていたので、とてもじゃありませんが相手を探す時間なんてありませんでした。
給料も今よりかなり低く極貧状態だったので、婚活パーティなどへ何度も参加するのは難しい。
いくらかかるかはわからないが、とりあえず説明を聞きに行こうという、そんな軽い気持ちで●●を訪問しました。
殺風景な事務所に通されるのかと思ったら、●●の事務所は雰囲気があって、とても綺麗だったことにビックリ。
スタッフさんも訪れる相談客たちも皆スーツを着てビシッとキメており、洗練された空気が漂っていたのです。
当時の私は私服OKの会社で働いており、かつスーツなんて買う余裕がなかったので、Tシャツにジーンズというラフな格好をしていました。
ヨレヨレのTシャツにジーンズの私は、完全に浮きまくっていたのです。
受付の女性はそんな私を笑うこともなく、実に優しそうな笑顔で対応してくれ、奥の部屋に私を案内してくれました。
渡されたアンケート用紙に記入をしていると、別の女性スタッフが現れ、結婚相談所の仕組みについて説明してくれたのです。
●●には多くの女性たちが登録しているため、たくさんの出会いがあること。
(サンプル写真やプロフィールを見せてもらい、どういった男性が好まれるかについても詳しく説明をしてもらいました)
さらに、定期的に婚活パーティを開催しているため、そういった場でも出会いを見つけることができること。
マッチング率が高く、今月も結婚が決まっているカップルが何組もいること。
彼女もいない私には、夢のような話が次々と続きました。
「年収が低くても、イケメンでなくても、若くて誠実であれば十分望みがありますよ」と言われ、私はかなりノリ気になっていたのですが、マッチング成功後の成功報酬が二桁万円だったので、そこでかなり気落ちしました……。
「結婚相手は欲しいけど、そんな大金を払うことになるのか……」という私の不安が伝わったのか、女性スタッフは分割支払いについての説明を手早くおこなってくれ、また、現在相談所に来ている女性たちとお見合いの準備をしてくれました。
訪問した当日にお見合いができるとは思っていなかったので、めちゃくちゃ緊張したことを覚えています。
マッチングするまでは無料とのことだったので、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでお見合いを開始。
当時、24歳だった私に対し、お見合い相手の女性は20代後半や30代前半。
ちょっと年上ですが、そんなに気にはなりませんでした。
ヨガの先生をしている女性や、ピアノの先生になるのが夢という女性など、計3名の女性とお見合いをしたのですが……正直、私はその日のうちに心が折れてしまったのです……。
お見合いをした女性はどの人も、とびきりの美人とまではいかないまでも顔が整っていて、性格も優しく、私からすれば彼女たちは、普段の生活では絶対に出会えることのない素敵な女性たちばかりでした。
また、彼女たちは最初の挨拶や軽い雑談など、女性慣れしていない私に対して、非常に穏やかに対応をしてくださったのです。
ただ……年収の話を終えると、途端に態度が変わったのです……。
趣味の話や結婚後の生活の話をしていたときは、明るく笑顔を向けてくれていた女性たちが、私の収入が少ないとわかった時点で、明らかに話をしなくなり、そっぽを向き、早々に話を切り上げようとしてきたのです。
あれはダメージ大きかったです……。
自分でも、自分の収入は少なすぎるとわかっていました。
わかってはいたのですが、まさか女性たちの対応があそこまで露骨に変わるとは思っていなかったので、本当に落ち込んでしまいました……。
お見合いが終わった後、●●のスタッフが私にフォローを入れてくださったのですが、それでも私の気持ちは回復することなく、その日はそのまま帰宅。
しばらくして、私は●●にお断りの連絡を入れました。
私には結婚相談所での婚活は向いていないと、そう確信したのです……。
それが私の、最初で最後の結婚相談所の利用でした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】32歳
【職業】会社員
【活動期間】平成29年5月~平成30年1月
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●●は他の結婚相談所と違って、相談所からのサポートなど全てオンライン上で受けられるところだったので、とても気軽に婚活することができました。
私は恋愛に関して疎かったこともあって、ある程度の距離感がある恋愛を求めていたので、婚活もベッタリのところじゃない相談所で進めていきたいと考えていました。
結婚に関しても、自分たちの時間を大事にするような結婚生活が送れるといいなと思い、また、そういった生活に憧れていました。
最初は自分からアプローチ(検索して相手を探す)はせず、1週間待って誰からも音沙汰がなかったら、自分から進めようと考えていたのですが、●●に登録完了した翌日には複数の男性からメッセージがありました。
見るからに年上の男性ばかりだったので、とりあえず年収面などの条件が合いそうだと感じた41歳の男性とお食事に行くことに。
彼の趣味は野球らしく、正直私の趣味(オタク系)とは全く違うので話が合わないだろうなとは思ったのですが、私のプロフィールを見て選んでくれたのだから、会話もきっと色々配慮してくれるんだろうなと思って、会うことにしたのです。
ですが、彼からの話は全て野球に関するものばかり……。
しかも、野球に興味のない私に「今度一緒にドーム行きませんか?」と誘ってくる始末。
デートに誘っていただけるのはありがたいと感じたのですが、正直もう彼には冷めてしまっていたのでお断りしました。
そして、誰かからアプローチが来るのを待っているだけではダメだと思い、自分から探すことに。
年齢差に関しても、あまりにも上の人とは話が合わないだろうと感じ、5歳上までの人を検索して何人かにアプローチをしました。
そして、お返事が来た同い年のSEの方と知り合ったのです。
彼は私と同じようなオタクっていうわけではなかったのですが、メッセージ上でも私の話を親身に聞いてくれたため、私は彼に好印象を抱きました。
「今度食事に行きましょう」と誘いが彼からあり、お互いお酒が好きだったので、ワインのおいしい料理店に行くことになりました。
そして、当日。
シンプルな服装をしていた彼は、顔もサイト上と変わらず第一印象は◎
ご飯を食べるときの行儀もOK、会話も聞き上手でGOOD……といった具合に心の中で採点をする私。
初対面でも、同い年ということもあってかあまり距離感がなく、楽しく食事ができたように感じました。
その後何度かご飯に行き、相手から告白してもらってお付き合いをスタートさせることに。
告白をしてくれた時、結婚の話にはかすりもしなかったので、正直私は「結婚相談所に登録して出会っているのに何で結婚前提とか言わないんだろう」とモヤモヤした気持ちを抱きましたが、「最初からそんなガツガツしても仕方ないな」と思い直して、彼とお付き合いをすることに決めたのです。
お互い相談所を退会し、ふたりだけの交際を続けていきました。
お互いの趣味を尊重しようと2週間に1回くらいのデートペースで連絡は毎日とっていましたが、特に浮気などの心配もなく、月日は流れて1年半……、私も30歳を超えたので「そろそろ結婚の話題が出るかな」と思っていましたが、一向にその気配はなく……。
友達にこの状況を相談していましたが、「結婚相談所で出会ったのに結婚しないことはないから安心しなさい」となだめられることが多く、私のモヤモヤは解消されずにいました。
ある日、彼の家で一緒に雑誌を読んでると、ウェディングドレスの特集が!
内心、私は「もしかして今日私が来るからこの雑誌仕込んだのかな?」とワクワクしていました。
そして、その雑誌を見ながら「着るならこれかな?」と彼に言ってみたところ……なんと彼は「そうだね、でも結婚するのは5年後になるから、このデザインはちょっと若すぎるんじゃない?」と言ったのです。
その年月に驚き、「えっ……5年後?」と思わず彼に聞き返してしまいました。
すると彼は「うん、5年後。俺がもう少し仕事で成長したら収入も上がるし苦労させないと思う。ごめん、プロポーズする前に言っちゃって」と言ったのです。
私が「5年後に結婚する相手を探すために結婚相談所入ったの?」と聞くと、「うん。なんかおかしいかな?」と言った彼。
私は、結婚相談所を利用した婚活の場合、成婚退会後1~2年後には結婚するものだと思っていたので衝撃でした。
プロポーズに近いことを言ってくれた彼でしたが、私はそこまで待てる気になれなかったため、別れてしまいました。
結婚するなら何年後に結婚する予定なのか、相手とよく話し合ってから成婚退会に繋げる必要があると学んだ経験です。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】26歳
【職業】事務職
【活動期間】平成29年5月~平成30年1月
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友人が結婚相談所を介して彼氏ができたことをきっかけに、私も結婚相談所を利用した婚活に興味を持ちました。
昔、お見合いを題材にしたドラマがやっていたのですが、その再放送を見て憧れていた、という理由も(笑)
友人にはどの結婚相談所に入ったかまでは聞かなかったため、検索して出てきたサイトをいくつか比較して、価格が手頃だと感じた●●に説明を聞きに行きました。
そして、「合わなかったら辞めればいいや」という軽いノリで●●に入会。
結婚相談所に入ればすぐにお相手が見つかると思っていたですが、実際にはなかなかデートまでこぎつけず……。
「思ったより大変だな」というのが正直な感想です。
担当アドバイザーに相談しても、「待っていればきっと大丈夫」とか「プロフィール写真を変えてみれば?」といったありきたりなことしか言ってくれず、親身になって相談に乗ってくれるわけじゃないんだなと残念に思いました。
「もう退会しようかな」と諦めかけていた頃、ようやく良さそうな男性とマッチング!
とんとん拍子でうまくいき、5名の男性とデートすることができました。
その5名のうち1名だけ、真剣にお付き合いしてみたいと感じる男性がいました。
その男性は、年上で優しくて高学歴、高収入とまさに「女性が思い描く理想の男性」といった人で、出会えたことが夢のようでした。
しかし、そんな夢物語がそう上手く転がってくるはずもなく……
数か月もしないうちに、私は彼の本質を知ってしまい、別れることになったのです。
というのも……
彼が私を実家に招いてくれたときのことなのですが……。
彼のお家は、閑静な住宅街にある、とても立派な戸建てのお家でした。
上品なお母さんが優しく私を迎え入れてくれました。
本当に嬉しかったことを覚えています。
そこまではよかったのですが、家の中に入った途端、彼が靴下をポイポイっと玄関に投げ飛ばしたのです。
私はあっけにとられていたのですが、彼のお母さんは「こら、もう~だらしないんだから」と言いながら彼の靴下を拾い集め、洗濯機のある部屋に持っていったのです。
この時、彼に対して初めて違和感を持ったのですが、せっかく招いてくれたのだからと、とりあえずこの場は忘れることにしました。
その後、リビングで談笑していると、彼が「なんか甘いもん食べたいな~、母さんなんか買ってきて~」と言い出し、お母さんを使いに出したのです。
これに私はドン引き!!
将来結婚したら、きっと私もお母さんのようにこき使われるんだと簡単に想像することができ、彼への愛情が一気に冷めていきました。
私は家事、育児に協力できない男性に興味はありません。
その後は彼と連絡を取ることを控え、音信不通になっていきました。
結婚の話を本格的にする前に、ふたりだけでデートするだけではわからなかった彼の本性が見られて本当に良かったと思った出来事です。
なんだか婚活への意欲も失せてしまったことと、●●のほうからも特に対応してくれる気配はなかったので、このままダラダラ料金をとられるよりは退会したほうがいいなと思い、退会することにしました。
結婚相談所は親身になって色々なアドバイスをくれ、一緒に運命の人を探してくれる場所だと思っていましたが、私が利用した●●は大手だからか常に”接客”という感じでした。
もしかしたら個人でやっている小さい相談所のほうが、親身になって相談に乗ってくれるのかもしれません。
私自身20代も終わりの年代なので、このまま30代になっても結婚できなかったら、次は大手ではなく個人営業の相談所を探して婚活するかもしれません。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】30歳
【職業】介護職
【活動期間】平成18年1月~平成19年3月
|
私が登録していた●●のようなデータマッチング型の結婚紹介所は、お相手を紹介された時点で希望条件はお互いにクリアしていると判断、あとはプロフィールを見て良ければ連絡をし合う、というシステムであるため、連絡交換をしてからのやりとりや実際に会う手配など、すべてを当人同士で決めて進めていかなければなりません(そこに紹介所からの介入はありません)。
私は自分のペースで婚活を進めたかったので、そのシステムが気に入って入会しました。
入会してから月に2~3人ほど紹介を受け、コンスタントに婚活は続いていきました。
メールのやりとりをしているときに「この人とは合わないな」と感じてお会いしなかったこともありますし、会ってからメールのときとのイメージと違うと感じてお断りさせてもらったこともありました。
そんな感じで数か月が過ぎ、「まあこんなものだろう」と思いながらマイペースに活動を続けていましたが……、4人目に会ったAさんから、私は打ちのめされるような経験を味わわされたのです。
公務員のAさんは、高収入というわけではないけれど仕事は安定していて、中肉中背、写真では穏やかな印象の人でした。
ピンとくるものはないけれど、マイナス面もないというのが彼に対する私の正直な感想でしたが、せっかくのご縁ですから、まずはメールでやりとりをすることに。
彼は、婚活男性によくありがちな「会うことを急かしてくる」ということもなかったため、私は彼に対して好印象を抱き、2週間ほどやりとりをした後に会う約束をしました。
お互いの勤務先が都内で近かったこともあり、「仕事帰りに軽く夕飯を食べに行こう」ということになりました。
初対面時、少し疲れているのかなんとなく写真より老けて見えた彼。
お互いに気を遣いつつの会話だったため、当たり障りのない内容……仕事のことだったり、家族のことだったりといった内容しか話せなかったのですが、特に悪い印象を受けることもなく、可も不可もなくという感じ。
もし彼から2回目のお誘いがあれば、会ってみてもいいかな?と思う程度のものでした。
それでも、初めて会った日以降もメールは続き、再び「仕事帰りに会いましょう」というお誘いをいただいたので、「私を気に入ってくれているんだな」と感じ、2回目会ったときの感覚を頼りに、今後のことを考えようと心に決めて会いました。
しかし、困ったことに2回目もまた、可も不可もなく……な感じで、結婚を考えてお付き合いするような気持ちにはなれなかったのです。
ですから、申し訳ないけれどお断りしようと思い、傷つけないような断り方をあれこれ考えていたところ、翌日にAさんからメールがきたのですが……、その内容に驚愕させられたのです。
要約すると「あなたに会ってみて、正直写真が実物の3割増しになっていると感じました。でも最初に会ったときずっと顔を見ていると可愛いなと思う仕草もあったので、2回目も会うことにしました。ただ2回目に会ったときには写真に比べてがっかりした部分を補える何かを見つけることができなかったので、今回のお話はなかったことにさせていただきます」ということが書かれていました。
最初読んだときは意味がわからず、何回も読み直して理解するとともに、だんだんフツフツと怒りがこみあげてきました。
すぐに怒りの返信をしてやろうと思いましたが、ここは大人の対応をしつつでもチクリと言ってやろうと思い、しばらく気持ちを抑えた後、「正直なお気持ちをお伝えくださり、ありがとうございます。写真についての3割増は私もあなたに同じように感じていました。ただ、結婚相談所の写真なので私はそれが当然だと思って活動しています。今度の健闘をお祈りします」と返事をしました。
お断りの際に、評価内容をそのまま本人に伝える人がいるとは!と、本当に驚愕でした。
同日中に、よいタイミングでアドバイザーさんから「Aさんとどうでしたか?」という連絡があったため、それはもう堰を切ったように愚痴愚痴と顛末を話してしまった私。
すると、アドバイザーさんは大変驚かれ、「私もこの仕事を始めて10年以上経ちますが、それは前代未聞のケースです。大変申し訳ありません。Aさんにもそれとなくお話できれば……」とおっしゃっていました。
アドバイザーさんが悪いわけではありませんし、散々愚痴らせてもらってスッキリしたので、婚活の愚痴を聞いてもらえる相手がいるというのはよいことだなとつくづく感じました。
でも……。
私は万人受けする容姿ではないですし、断られたら「タイプじゃなかったんだな」と思いますが、Aさんにされたように、お断りの際に容姿についてあれこれ言われたことは今まで一度も経験したことがなかったので、それからしばらくは自信をなくし、婚活する意欲も失せてしまいました。
気持ちを切り替えられてからは、新たな人と出会ったときに「私写真が3割増しだって断られたことあるんですよ~。そんなにひどいですか?」とネタにして話せるようになりました。
私のこの経験は本当にまれなケースだと思いますが、こんなこともあるのだなぁと思ったので、この体験談を書きました。
もしも私と同じように、容姿が原因でお相手に断られたという人がいたら、「人の気持ちを考えられない人だと早くわかってよかった」と気持ちを切り替えて次にいけば良いよ!とアドバイスしたいと私は思っています。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★★
【都道府県】東京都
【年齢】33歳
【職業】会社員
【活動期間】平成30年1月~平成30年5月
|
私は●●に入会したものの、しばらくはなかなかピンとくる人が現れず、どうしようかなと悩みながら活動していました。
「自分の理想が高すぎるのかな?」と思って希望条件を自分なりに削ってみたり、「いいな」と思った人には積極的にお見合い希望を出してみたりして頑張っていましたが、なかなか良いご縁に結びつかず……「もう少し頑張ってみてダメなら他のやり方を検討するしかないかな」とちょっと気持ちが落ちてきた頃、どうにかひとりの男性と交際に発展!
その人は私の好みというわけではなかったのですが、同じ業界に勤めていることで話が弾んだため、彼と連絡を取り合うことは楽しいものでした。
「晩ごはんでも一緒に食べに行かない?」と、ついに彼から初デートのお誘いが!
私は本当に嬉しくて、「どんなお店が良いかな?」とウキウキしながらあれこれ考えましたが、彼から「ちょっと早めに○○駅に行って、ブラブラしながらいい店ないか調べておくね」と連絡がありました。
でも、当日になってどこも満席で入れなかったら嫌だと私は思ったので、「どこか調べて予約しようか?」と答えましたが、彼は初めてその街に行くらしく、周りをちょっと散策したいと返信がありました。
彼曰く、初めて行く街を一人でブラブラするのが好きとのこと。
その気持ちがよくわかったので、「わかった、散策楽しんでね! 駅の近くはご飯屋さんとか色んなお店があるから、きっといいお店もすぐに見つかると思う。よろしくね」と彼に伝え、初デートの日を今か今かと楽しみに待っていました。
そして、ついに当日。
気合いを入れてお洒落をし、遅刻しないようにと少し早めに家を出た私。
待ち合わせ場所に到着して待っていてくれた彼と合流し、他愛もない話をしながら彼の探してくれたお店へと向かいました。
私はその街に行くのは初めてではないものの、連れていってくれる方向には行ったことがありませんでした。
道をどんどん進んでいくと、お洒落なイタリアンや多国籍料理のお店が!
「どんな店に連れていってくれるんだろう」とワクワクしながら駅から10分くらい歩いたでしょうか、「着いたよ~」と、とある店の前で足を止めた彼。
そこは……、なんと大学生で溢れかえった居酒屋チェーンだったのです。
私は衝撃を受けました。
なぜ、こんなに沢山のお店がある中でわざわざこの居酒屋チェーンを?
なぜ、初デートで……。
ここまで歩いてくる間に、イタリアンとか多国籍料理のお店とか、良さそうなところが色々とあったのに!
私はこの初デートのお食事中に、彼と真面目な話も含めて色々な話をしたかったので、お互いの会話がきちんと聞こえるような個室席のお店などをイメージしていました。
それなのに、まさか初デートで居酒屋チェーンに入ることになろうとは!
とりあえずお店に入りましたが、案の定、若者たちがいっぱいいてやかましい店内。
席につき、彼が何か私に言ったのですが……
その声があまりにも小さいのです!
頑張って聞こうと顔を近づけましたが、周りの若者たちのノイズには勝てず……。
何度も聞き返すのも悪いなと思って、途中からは適当に愛想笑いをして時が過ぎるのを待った私。
しかも、「一人でブラブラしてる時にどこに行っていたの?」と聞いたら、なんと彼は「一人カラオケ! RADWIMPSとか歌って、一人で盛り上がっちゃったよ!」と答えたのです。
なぜそこで大切な声量を使ったの!?と、私は思わず言いそうになってしまいました。
カラオケででなく、今そのときの声量を使ってくれたらよかったのに。
こんなにうるさい店をチョイスするのなら、せめて声を張ってくれ!と。
店を出て彼と別れた途端にドッと疲れが出て、足早に帰路についたのでした……。
もちろん、その後二人の仲が進展することはありませんでした。
結局●●で出会ってデートまで進展したのは彼ひとりだけでしたが、別の相談所で知り合った男性とお付き合いすることになり、今はその方と結婚して幸せに暮らしています。
残念ながら●●では良いご縁がありませんでしたが、●●はサロンに行かなくても相手探しができるところとお値段がリーズナブルだと感じたところが、個人的にはよかった点でした。
ただ、一定期間やってみて結果が出ない場合、登録している相談所や婚活のやり方が自分に合っていないこともあるので、再検討することが必要なのだなということを、私は身をもって実感しました。
今となっては、当時の出来事はいい笑い話となっています。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★★
【都道府県】東京都
【年齢】20歳
【職業】soho
【活動期間】平成31年1月~平成31年3月
|
●●には独自システムとして、都道府県や年齢、婚姻歴などの条件や趣味、自己紹介文からお相手を検索して申し込むサービスがあり、毎月8名のお申し込みが可能です。
そこに掲載されれば、一気に申し込みが殺到する「バブル」と呼ばれる現状もあり、私もこれを経験して成婚に至りました。
また、他の相談所では紹介書を見てからお相手の写真を見るという流れになりますが、●●では写真からお相手選びができる独自のサービスがあるため、「見た目から入りたい」「雰囲気重視」という人にオススメです。
こちらは年3回利用可能で、30人にお申し込みが可能。
さらに、お見合い設定をしてもらえる”コーディネートサービス”というサービスを利用すれば、アドバイザーが自分に合うお相手を見繕ってデートセッティングをしてくれるので「色々な婚活をしてきて自分で選ぶのにくたびれた」「自分に合う人が自分だけでは選べない、わからない」といった人にぴったりです。
また、●●の会員のみ参加可能なパーティ・イベントもあり、一度に大勢の人と会えますから、気分を変えて一対一のお見合いではなく、たくさんの人と出会いたいという人にオススメ。
一度お申し込みをしてお断りとなった人が鉢合わせしないよう、システムが組まれているので安心です。
私は36歳のときに「今年中に結婚するぞ!」と決めて、●●など複数の結婚相談所に登録をしました。
婚活を始めてすぐ、ある程度恋愛経験がなくては難しいと痛感することになりましたが、私は行き詰まるたび、説明会で聞いたことを思い出して活動に励んだのです。
それは、私はそれぞれの説明会で必ず「ここで結婚できる人はどういう人か」を聞いていったのですが、返ってきた答えが「仲人・アドバイザーの言うことをちゃんと聞き、しっかり自分の中に落とし込んで活動できる人」だったということ。
これはどこの相談所でも同じでした。
たった一人とのお見合いだけでとんとん拍子にうまくいくケースは珍しく、何度も断られて落ち込むことを皆が婚活では経験しますが、そうしたときにアドバイザーに相談してアドバイスを受け、その通りに動いていく、それが肝なのです。
●●のアドバイザーは、本当に親身になって色々なアドバイスを私にしてくれました。
つらいときやうまくいかないとき、人は誰かに頼りたくなりますよね。
そういうときに、アドバイザーの言うことを素直に聞けるかどうかが大事なのです。
「自分はこう信じているから」「そんなことをするのは嫌だ」なんて言わず、アドバイザーの言う通りに動いてみることで道が開けてくるのです。
また、●●では入会前の無料説明会で実際にデータマッチングしてもらうことが可能です。
「あなたの出した条件に合う人は、ここではこのぐらいです」と、リアルな人数を出してくれるのです。
その場で実際に自分の目で見てみると、より実感ややる気がわいてきます。
私はあまり厳しい条件を設定せず、500人以上に申し込みを出しました。
上に挙げたすべてのサービスを利用し、アドバイザーの意見を取り入れて婚活した結果、幸せな結婚をすることができたのです。
諦めず根気よく、アドバイザーの言う通りに頑張ることが大切なのだと私は思っています。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★ 【自分の婚活の点数】★
【都道府県】東京都
【年齢】43歳
【職業】会社員
【活動期間】平成28年4月~平成28年12月
|
「こんなこともあるんだ!」ということを皆さんに知ってもらいたいと思いましたので、●●という結婚相談所のカウンセラーから受けた最悪な対応について書いていきます。
私と同年代だというその女性カウンセラーは、最初は穏やかに私の話に耳を傾けてくれていました。
しかし、私が希望する女性の条件や私自身の仕事の話などを一通り話し終えると、彼女の本来の性格なのか、かなり率直に話をしてくるようになったのです。
「いつから坊主頭に?」という質問に、私は「20代半ばからずっと丸坊主にしています」と答えたのですが、彼女は腕組みをして「そのヘアスタイルをなんとかしたい」と言ってきたため、私は「えっ?」と内心思いつつも、自分の頭髪について説明をしました。
髪の毛が薄いので仕方なく丸坊主にしていること、つまり、禿げていることを。
彼女は「ヘアスタイル」と言いましたが、私が髪の毛を伸ばしてもヘアスタイルを作ることはできません。
醜い外見になることを避けるために丸坊主にしているのだと、恥ずかしい思いをしながら真剣に話したつもりだったのですが、彼女は引き下がりませんでした。
「丸坊主の男性でも成婚に至るケースはあります。しかし、そういう男性は体格が良いんです。スポーツマンタイプで筋肉がついている男性とか」と言い、さらに「失礼ですけど、お客様は痩せていて筋肉もついていませんよね。おまけに神経質そうな印象を受けます。これで丸坊主では、プロフィール写真を見た段階で女性はあなたを避けてしまいますよ」と続けたのです。
私は返す言葉を失ってしまい、彼女に「じゃあ、どうすればいいんですか?」と尋ねたところ、「とりあえず髪の毛を伸ばしてください。少しずつ伸ばしていって、その都度ヘアスタイルを検討しましょう」と明るい声でアドバイスをしてきました。
私は乗り気ではありませんでしたが、結婚するためだと思い、髪の毛を伸ばすことにしました。
理容室に行くのをやめ、髪の毛が約10ミリ伸びたところで再びカウンセラーと面談したのですが、なんと彼女は「すごいことになっていますね。まるで中途半端に草むしりされた草原みたい。地肌が見えちゃってるし」と言ってゲラゲラ笑い出したのです。
私はムカッとして「その言い方はないでしょう」と反論し、再びどうすればよいかを彼女に尋ねたのですが、彼女はビックリするような提案をしてきたのです。
それは、プロフィール用の写真を加工するというものでした。
私が「でも、普段の私はこの通り髪の毛が薄い状態ですから、いくら写真がフサフサの状態になっていても、このままではお見合いをしても失敗してしまいます」と言うと、彼女は「そうですね、その髪の毛の薄さではきちんとしたヘアスタイルを作ることは無理ですから、元通り丸坊主にしましょう。お見合いすることが決まったら、相手の女性には理由を話して丸坊主にすることにしたと言っておけば問題ないですよ」とあっさり言ったのです。
さらに「こんなに禿げてるとは思わなかったですよ。丸坊主の人でも、髪の毛を伸ばすとフサフサの人が圧倒的に多いじゃないですか。お客様もフサフサのほうだと思っていたんですよ」と彼女はあっけらかんと言いました。
アドバイスを受けてから2ヶ月間、職場の人たちに奇異の目で見られながらも恥をしのんで髪の毛を伸ばしてきた私の努力は無駄だったわけです。
私は無力感でいっぱいになりました。
このままこの結婚相談所で婚活をして、結婚をすることができるのだろうかと不安を感じたため、私はその場で●●を辞めることを伝え、他の相談所を探すことにしました。
カウンセラーとの相性はやはり大事だと痛感した出来事でした。
●●のカウンセラーは、私には合いませんでしたが、他の人なら合うのかもしれません。
婚活は、自分と合うカウンセラーを探すことから始まるのだと私は思いました。
皆さんも、合わないカウンセラーとの婚活はやめて、自分に合うカウンセラー、相談所を探してくださいね。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】32歳
【職業】派遣の事務
【活動期間】平成29年4月~平成30年9月
|
私は女性ばかりの職場で働いていて、出会いにとんと縁のない日々を過ごしていたため、清水の舞台から飛び降りるつもりで結婚相談所のドアをノックしました。
説明会に行く前から緊張で手が震えたことを覚えています。
でも、思ったよりも女性の数が多く、畏まった雰囲気ではなかったのでホッとしました。
「おせっかいなおばちゃんタイプの仲人さんばかりだったらどうしよう」と不安に思っていましたが、●●のスタッフさんは20代~40代くらいの女性ばかり。
綺麗なお姉さんタイプの女性が多く、ほとんどが既婚者でしたので構えることなく相談できました。
入会について2つ3つ分からないことがあったのですが、非常に丁寧に教えてくれた上、説明会に出たからといって必ず入会しなければならないというルールはないみたいでしたので、その点も好ましく思いました。
●●は全体的にとっつきやすいサロンだと感じました。
また、●●のよかった点は、スタッフさんがまるでコンシェルジュのように手取り足取り対応してくれること。
最初に面談シートを記載するのですが、どんな年齢のどんなタイプの男性が好きなのかを非常に細かく聞かれました。
「こんなことまで聞かれるの?」と感じるくらいに。
その後担当のアドバイザーと面談があり、どのような婚活をしたいのか聞かれたため、同い年くらいの男性とご縁を持ちたかった私は「多少遠い場所に住んでいる人でもいいので、実のある恋愛がしたい」と要望。
年収は少し高めの男性がよいとお願いしました。
その日から約3週間後に、「このようなタイプの男性はいかがですか?」と提案がありました。
詳しい個人情報は伏せてあるものの、相手の顔写真と職業、年齢などが記載されたファイルがメールで送られてきました。
ピックアップされた男性は5名で、皆なかなかの好男子。
「できれば2人くらい選んでほしい」と言われたので、その中で一番愛想の良さそうな人を選びました。
2週間後に、1人目の男性とのお見合いがありました。
●●ではお見合いするごとに1万円の追加料金が発生します。
アドバイザーも同席してくれて、会話を盛り上げてくれたのでとても助かりました。
ただ、お店をどこにしたら良いか分からなかったため、●●でよく利用しているという個室の高級料亭にお邪魔することになったのですが、1人5万円の料金をアドバイザーは経費で払い、お見合い参加者の私たちはもちろん自腹。
割烹料理でとても美味しかったのですが、お値段が……。
お見合い相手の男性がお支払いしてくれるのかと思っていたのですが「割り勘にしましょう」とあっさり言われ、ガッカリしてしまいました。
その後、私は月に1回くらいのペースでお見合いをこなしていきました。
毎回高級フレンチやイタリアン、割烹料理でのお見合いで、時々は男性が支払ってくれるものの約4割の確率で自腹支払い。
お金も続かなくなり、しっくりくる男性とも出会うことができず、今はもう●●を退会してしまいましたが、もう少し粘っていたら良い結果になったかもしれないと思うと内心悔しさでいっぱいです。
お見合いのお店のランクを下げるとか、お食事ではなくお茶だけにするとか、アドバイザーに掛け合ってみればよかったのですが、なかなか言えず……。
スタッフさんたちの対応はとてもよかっただけに、そういった費用面での配慮がなかった点を非常に残念に思いました。
おんぶに抱っこの状態ではなく、自分からしっかりとアドバイザーに意見が言えるようにならないといけないなと勉強になりました。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】33歳
【職業】当時は会社員(現在は専業主婦)
【活動期間】平成19年7月~平成20年7月
|
小規模の結婚相談所に入会していたときの話です。
そこは、マンションの一室をサロンとして使い、仲人の女性がひとりで切り盛りしている結婚相談所でした。
紹介された両者が決められた日時にその部屋へ出向き、仲人を交えてお話をするというスタイル。
私がそこで紹介されたAさん。
第一印象は「あれ? 写真と違う」でした。
もらった写真よりも一回りか二周り、ふっくらされていました。
おそらく、少し前の写真を使っていたのでしょう。
その点は「まあ、そういうこともあるよね」くらいに思っていたのですが、仲人を交え、お話をしているときに私はある違和感を抱いたのです。
仲人が話題を振ってくれるのはよかったのですが、その女性がとにかくよくしゃべるのです。
仲人がAさんに質問してAさんが答える、仲人が私にも質問し、答える……ということが続きました。
それがいつの間にか、仲人が話すことに私たちが相づちを打つ、という形に変わっていったのです。
私は「全然、Aさんとしゃべってない!」と途中で気づきました。
相談所内で話したあとは外へ出て、ふたりで自由に2、3時間一緒に出歩いたり、食事をしたりすることがその日のミッションとして決まっていましたので、私たちは仲人に促されるまま公園へ行くことになりました。
Aさんはとても無口なひとでした。
会話がなかなか進まず困りましたので、プロフィールを見て知っていたAさんのお仕事のことや、ご兄弟のことを私から聞いてみました。
そうすると、質問に対してAさんは「そうです」「違います」という返事しかしなかったのです。
これでは会話が全然続きません。
趣味は電車だということを聞き出せたので、今度は電車に関する話題をふってみたところ、今まで一文だった答えが、二文、三文に長くなって返ってきたのです。
私は「あっ、のってきた!」と思って、しばらくAさんの電車トークに付き合うことにしました。
しかし、ものの数分で「もう電車の話題は飽きたな」と思ってしまったので、試しに「海外に行かれたことありますか」とAさんに聞いてみました。
申し訳ないことに覚えてないのですが、Aさんはおそらく、イギリスに行ったことがあると仰っていたと思います。
でも、語られたのはイギリスで見た「電車」のお話でした。
また電車!
結局どんな話をしても、電車の話に戻るのでした。
帰り道、地下鉄の駅の前を通ったときにAさんが「ちょっと取りにいきたいものがあるんですが、いいですか?」と聞いてきたので了解し、10分くらい待ったのですが、待っている間に「私、今日何しにきたんだっけ。何でここに立ってるんだっけ?」と思い、少し切なくなりました。
帰ってきたAさんの手にはパンフレットみたいなものが握られていましたが、私はもうどうでもよくなっていました。
Aさんは、おそらくいいひとだと思います。
善良さが全身から滲み出ていました。
嘘を言ったり、からかったりしようなんていう不誠実さは感じられないひとです。
でも、私は2、3時間のAさんとのお話にものすごい疲労感を覚えたのです。
そして気づきました。
どうして仲人の女性がほぼひとりでしゃべっていたのかを。
また、彼女がどうして近くの公園に行くことを猛プッシュしてきたかを。
Aさんが電車以外に興味がないことを仲人は知っていたのでしょう。
細かった頃の過去の写真で婚活するほどAさんに結婚したいという気持ちががあるのなら、せめてもう少し、電車以外のことにも興味を持ったらいいのにと、私は彼に対して思ってしまいました。
相談所にお断りの連絡とともに伝えた感想は、「Aさんはいいひとだと思いますが、電車に対する情熱の3割りほどを別のことにも向けてくれたらいいなと感じました」です。
もちろんそれっきりAさんとは会っていませんが、世の中にはこういうひともいるのだな、という勉強になりました。
また、仲人が一方的に話をするケースには注意しようと思ったのでした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】44歳
【職業】会社員
【活動期間】平成28年12月~平成29年5月
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●●の説明会へ行ったとき、中高年の年齢の婚活についても成功事例が多いと説明を受けたため、私は入会を決めました。
そして、面談したうえで入会を決断したあと、さっそく私に対してアドバイスが始まったのですが、なかなか辛辣な意見が多かったです。
具体的には「まず、外見をなんとかしましょう。婚活はイメージが大切ですからね」「髪の毛が薄いですね。なんとか、ごまかそうとしているのはわかりますが、禿げているのはわかりますよ」とのこと。
当時の私は、薄くなっている登頂部分を、周囲の毛で無理して覆い隠そうとするヘアスタイルにしていました。私は「頭髪が薄いのは悩みなんです。実は、カツラは被ることも考えているんです」と説明しました。
すると、●●の代表者は「カツラは難しいですよ。お見合いの段階では問題なくても、お付き合いが始まってから、結婚するまでのどこかのタイミングで、実はカツラだということを相手の女性に告白しなくてはいけませんから」と言い、「カツラだということがバレて破談になったケースもあるんですよ」と…。
さらに「言いにくいことですけど、実際に夫婦生活が始まって、眠っている間もカツラをかぶるわけにはいかないですよね。眠っている間もカツラをかぶっていたら、頭のサイズが変形しますからね。隣で寝ている奥さんは、驚きますよ。あなたの頭が変形しているのを見て」と言い、カツラは難しいことを力説されました。
そして「髪の毛は薄くても問題はありませんよ。ただし、禿げているのに、潔く禿げていることをさらけださない男性は嫌がられます」と言われてしまいました。
私が「どうすればいいですか」と尋ねると、代表者は「思い切って、丸刈りにしてはどうですか」と提案してきました。
「丸刈りなら、かえって女性に対して清潔感を与えます。女性は清潔感を感じられる男性に対して好印象を抱くんですよ。髪の毛が薄い男性を嫌うわけではないんです」と言い、「無理して禿げている部分を隠そうとしていると、不潔な印象を感じるんですよ。おまけに、あなたは痩せ型ですよね。痩せている不潔な禿げは相手に良い印象を与えません」とズケズケと言われました。
さらに「いまの、あなたのヘアスタイルですと、潔さを感じませんね。男らしくありません」とまで言われてしまいました。
そこで私も意を決して「しかし、まるっきり丸刈りというわけにもいきませんよね?」と尋ねました。
すると代表者から「5分刈りか、3分刈りあたりですね。とにかくすっきりさせたほうがいいですよ」とアドバイスされたので、私は、理容室に出向いて頭髪を3分刈りにしました。
翌週、再び結婚相談室に出向くと、今度は代表者と美容アドバイザーの2人と面談しました。
代表者は「ずいぶん、すっきりしましたね」と笑顔を見せてくれました。
そして「どうですか?ご自分でも意外とイメージが悪くないと思われたんじゃないですか?」と尋ねてきましたので、私は「ええ、意外と悪くないと思っています」と答えました。
すると代表者は「そうでしょう。世の中には、素敵な禿げもたくさんいらっしゃいますよ」と言いますので、少しムカつきました。
次のステップとして、プロフィールに掲載する写真についてアドバイスを受けました。
美容アドバイザーが「写真撮影するとき、頭が禿げていますから、フラッシュが反射しますけど、仕方ないですね」と、余計なことを言います。
そして「清々しい禿げ頭ですから、服装は明るい印象を与えるものを着たほうがいいですよ。間違っても黒いシャツを着ないでください。それに黒いズボンはやめてくださいね。怖い男性かと勘違いされますから」とアドバイスされてしまい、ムカッときた反面、そりゃそうだと思いました。
私が「白いズボンではおかしいですか?」と尋ねると、美容アドバイザーは「撮影するとき、白い色のズボンでフラッシュが反射して、禿げ頭でもフラッシュが反射してしまいますね」と言いケラケラ笑うため、私はゲンナリしてしまいました。
そこで「ブラウン系統のスーツ姿なら問題ないですね」と言うと、美容アドバイザーも「問題ありません」と言ってくれました。
このように、婚活で外見が重要であり、女性に与える清潔感や印象が重要とは言いつつも、ここまで徹頭徹尾、髪の毛の薄さについて言及された結婚相談所は初めてでした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】36歳
【職業】会社員
【活動期間】平成30年1月~平成31年2月
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●●に入会し活動しているときに、ハローキティちゃんマニアの女性と出会いました。
彼女とは●●のシステムでお見合いをして、良い感じだったので交際となりました。
その女性の方は38歳でしたが、あまりにもハローキティちゃんが大好きなことがわかり、ゾッとするような出来事になったのです。
それは、一回目のデートでの出来事でした。
私達は東京の新宿でデートをすることに。
特に女性とのデートプランなどは考えいませんでしたが、何をするのか決めるためにカフェでゆっくりと過ごすことなったのです。
カフェの店内では、とても上品で落ち着いた雰囲気を醸し出しているため、38歳になるまでなぜ結婚できないのか疑問に思いました。
お互いの趣味や学生時代の話などをしてゆっくり過ごしていましたが、突然ハローキティちゃんの話を持ち出してきたため驚いてしまいました。
勿論ハローキティちゃんが好きな女性を毛嫌いしているわけではありませんが、新しく購入したハローキティちゃんのタオルを見せてきたためビックリしたのです。
初対面の人とコミュニケーションを取る中で、ハローキティちゃんのタオルを見せつけるような行為は考えられません。
私が、初対面の女性にガンダムのフィギュアやグッズを見せつけるようなものなので、相手がどのような反応をするのかわかることだと思います。
何度も相手とデートを重ねてきたり、信頼できる関係になっていれば問題ですが、このようなゾッとするような振る舞いができる彼女に私は驚いてしまったのです。
出会ってからすぐの行動だったため、その後のテンションモチベーションは下がってしまい、すぐに帰りたい気持ちになりました。
しかしながら、すぐに帰ることは失礼になってしまうので夕方までは我慢しようと思いました。
その後カフェでお茶をしてからは、近くのショッピング施設でショッピングをすることになったのですが、ハローキティちゃんのグッズを購入しているのを目撃したのです。
ハローキティちゃんが好きなのは分かりましたが、デートをしている最中は趣味を持ち出すようなことはやめてほしかったです。
これまでの自己中心的な行動や過度なハローキティちゃんマニアだったため、女性のことを一気に興味を無くしてしまいました。
ショッピングが終わろうしていたために、デートを終わらせようと女性に提案しようとしたところ、女性から「サンリオピューロランド」に行きませんかとの逆提案をうけることになったのです。
サンリオピューロランドのことを全く知らなかったためどのような施設なのか聞いたところ、キティちゃんのテーマパークだったことがわかりゾッとしていました。
勿論、この後用事があることにして断りましたが、そのことを伝えた時の女性のリアクションもあっさりしたものだったので出会ったことに後悔しました。
サンリオピューロランドは子どもや家族向けのテーマパークであり、大の大人がデートスポットで訪れるところではないと感じます。
サンリオピューロランドを否定することはありませんが、自分の趣味を押し付ける女性の行動に腹が立ちました。
もう少し相手のことを思いやり、自己中心的な行動は避けてほしいです。
出会う相手がどのような趣味を持っているのか、しっかり把握していなければ同じようなことにあってしまうので気をつけようと思っています。
自宅に帰ってからは、1日無駄にしてしまったことや、もっと早めに帰っても良かったのではないのか考えこむようなりました。
相手のことを思って早めに切り上げることはしませんでしたが、今思えば後悔しています。
様々な女性と出会ってきましたが、初めて出会った人に対して趣味を押しつけたり、ハローキティちゃん大好きアピールをしてくる人はいませんでした。
相手の女性が38歳になるまで結婚できない理由がわかりました。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】36歳
【職業】会社員
【活動期間】平成28年4月~平成30年1月
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私はどちらかというと昔から奥手で人と話したりするのはそんなに好きではなかったので、お付き合いした経験もそんなにありませんでした。
ですので、周りの友人や同世代の会社の同僚がどんどん先に結婚をしていくのを見ていて、自分も努力をして結婚をしようと決意し、相談所に入会しました。
入会して何人かの女性と出会ったりデートや食事に行きました。
それほど出会った人数も多くない中でびっくりした経験がありました。
その人とは相談所に登録してから5人目ぐらいに会った人で写真では目元や顔立ちのハッキリしたタイプの女性でした。
初めて会ったときからとても礼儀正しく「初めまして〇〇です、今日は宜しくお願います」と丁寧な挨拶で、ランチで食事をしている時もきちんと私の顔を見て喋って愛想も良くて少し品のある感じの女性でした。
1回目はホテルのカフェで1時間のお見合い。
その時はお互いの自己紹介や趣味や好きなことを話しをしたぐらいの事で終わり、趣味が二人とも映画が好きだという事と相手がお酒が好きだという事だったので次回は映画を観る約束をして解散しました。
2回目の映画デートは昼間に見に行ってそのあとカフェでまたお互いの事について話しをしました。
私が昔から奥手で結婚できない事を話すると、「奥手なのは優しい人が多いから結婚には実は向いているはず」とか「もっと自分に自信を持ってください」とか前向きでズバリと物事を解決するようなタイプの人で、言いたいことはちゃんというような性格の人だという事がわかってきました。
奥手な私とはバランスがとれていいのかなと勝手に考えたりしていました。
相手の女性も結婚願望が強く、なんとなく話をしていい感じかなと思っていました。
ところが3回目のデートで夕食をお酒が好きと言っていた事もあって、居酒屋デートをした時にびっくりする事件が起こりました。
お互い三回目で少しずつ距離感も縮まりはじめたころで、お酒好きだと言っていたので飲み放題のコースでお店に入りました。
一杯目はお互いにビールを注文していつもどおりお互いの事を話しており、最近のお互いの近況や、お互いの会員での出来事などを話していました。
そこからお酒もだんだん進んできて、過去の恋愛や失敗についての話をするようになってきました。
相手の女性もお酒が進み、私は「奥手なので、いいなと思う人がいても今まで好きな事を伝えるのが苦手で勇気がない」とか「この歳で結婚できてないのは自分がダメなところが他人より多いからだ」という話をしていたら、お酒の力もあってなのでしょうが、いきなり彼女が大きな声で「何言ってんの??バッカじゃないの!」と怒鳴りだしたのです。
「初めて会った時からほんとに小さいことやしょうもないことばっか気にしてんじゃねーよ!男だろうが!」と。
お店の中で周りにお客さんがいるのもおかまいなしに、「だいたい根性がなさすぎ、一回気合い入れなおせよ!」と、どんどん声が大きくなります。
私もいけないのですが彼女がこんなにお酒で豹変する人物だと思わなかったので、それ以降は相談所に「交際を辞めます」と言って、一切連絡をとりませんでした。
私の中でとてもびっくりした体験でした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】34歳
【職業】会社員
【活動期間】平成29年6月~平成30年2月
|
●●●には本格的に婚活を行いたいという確固たる意志から入会を決めたのです。
初回の説明を受けて、とても実績のある結婚相談所だと思いましたし、説明の際のカウンセラーの方が非常に親切にしてくださったので期待していたのです。
お見合い料が無料という点も素晴らしいですし、実際にここで10件以上のお見合いをしてきたのですが、結論から言ってろくなものではありませんでした。
最初の方にお見合いを行った女性は僕の顔を見た瞬間、学歴や家族構成を一通り聞いた後、時間の無駄だと思ったのでしょう、こちらからの質問はなあなあですぐにお見合いは終了してしまいました。
このお見合いで僕は心に傷を持ってしまいましたし、学歴や年収が相手の意に添わなかっただけでこんなにも下の扱いを受けなければならないのかと非常に落ち込んだのです。
唯一の救いはその後のカウンセラーの方のフォローが優しかったという事で、その後もしばらくはお見合いの紹介が届いても返信することができませんでした。
その後のお見合いではなんとデートを行う事も決定したのですが、よく考えてみればお見合いの段階からなんだか心に闇を持っているような雰囲気の人であり、デートをしている途中でも最初はしゃべっていたのですが、後半になっていくとだんだんと互いに喋らなくなってしまいました。
これは、こちらからどんどん話しかけるべきだったのですが本当に彼女にたいして喋ることというのが早々に尽きてしまいました。
こちらが適当にあのお店可愛いですね?と聞いてもリアクションが薄いタイプの性格の人でした。
リアクションが良くないとこちらも気に沿わないのかなと思ってしまいますし、やはりこちらの反応に対してリアクションが大きい人が僕の好みだと思いました。
この段階でお見合い人数は5人程度なのですが、一向に結婚の兆しが見えてこない現状にだんだんと疲弊していきました。
僕のイメージでは1人か2人目の段階で直ぐに結婚を誓い合ったパートナーができるというイメージだったのですが、現実はそう簡単にうまくいくものではないのだと実感しました。
6人目の段階で僕はお見合い相手の条件を緩和することを決定します。
20代に絞っていた範囲を30代後半までに広げました。
そこから紹介された女性というのが僕よりも5歳年上の女性であり、その方とは年が離れているのでやや会話がかみ合わないという印象がありましたが、とりあえずデートを行ってみる事に。
ですが彼女は年上で年下の僕を引っ張っていきたいという欲が強かったのでしょう、何かにつけて僕に指示を出してくるのです。
正直これはデートではなく引率の生徒と先生であり、デートなのにとても窮屈な思いをしたので彼女は無いなと思いお断りをしたのです。
この段階でかなり女性不振を発症しているのですが、せっかく高い入会料金を支払って利用しているので元を取らなければならないという思いも強く、しばらく休んだのちまたお見合いの連絡に対応していったのです。
ですがその後もお見合いできた女性はすべて上記に該当する特徴を持ったような人ばかりで、最終的にはここで恋人も結婚相手を作るという事も出来ずに退会をしてしまったのです。
婚活パーティにも参加してみたのですが、こちらも誰ともマッチングをすることなく終了しました。
せめてもの収穫といえば女性と数人とデートをできたという実績であり、これは僕の中で結構な思い出となっているのですが、僕の理想の人は最後まで現れませんでした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】33歳
【職業】会社員
【活動期間】平成30年4月~平成31年10月
|
●●は、相手を自分で探して自分からアタックを行っていくという形式の結婚相談所です。
自分の好みの見た目の女性にピンポイントで向かう事ができるシステムが気に入って、●●に入会しました。
結論から言うと見た目でアタックした人と実際に会ってみると、ああ写真を加工していたんだなという感想しか抱きませんでした。
一人だけ相性がいいなと思い、相手側もそう思ったのか一緒にデートを行う中になった人もいますが結局は性格の不一致で縁がない状態になってしまったのです。
基本的にここで婚活をしていた約1年間は非常にスローペースで進んでいきました。
月に1回紹介されればいい方であり、僕の見た目が悪いことが原因かどうかはわかりませんが、相手側が僕を選んでくれるという事はほぼありませんでした。
そうなってくると自分から選んでいくしかなくなってくるのですが、先ほども申した通り僕が選んでいく女性はたいていが写真を加工している確率が高いので、実際に会ってみた時にギャップがものすごいことが欠点です。
僕の女性を見る目線が完全に一般的な美人という物を基準に見ていることがこれらの原因となるのですが、あまり言いたくありませんが結婚するのであれば見た目が良い人と結婚を行いたいと思っています。
そのためのこの結婚相談所を選んで自分で女性を選択しているわけで、アドバイザーが僕に合っている女性を選んで紹介された場合には、どうしても見た目が僕と同レベルの人を紹介される未来しか待っていないと思うのです。
こんなことを言っていると当然こんな僕を好きになってくれる美人の女性なんて人はこの世にいない可能性がありますし、たまに月一で僕を選んでくれる女性がいたとしても当日ドタキャンされてしまったという事も経験してトラウマになりました。
そのため●●にはあまりいい思い出がありませんし、結果としてこの相談所で結婚に至ったり恋人を作るという事はついにありませんでした。
また完全にマッチングをAIに任せて行うというものも行ってみたのですが、いざ紹介された女性を合ってみるとピンとくるような人と出会う事ができませんでしたし、なかには私に紹介される男がこんなやつだなんてがっかりと面と向かって言われたモラルのない女もいました。
僕はトラウマを作るために高いお金を払ったのではありません。
しっかりと結婚相手を探すために入会したのであり、女性側も男だからといって感情のままに言いたい放題言うのではなく、嫌なのであればそれとなく断ればいいのにと思いました。
その理論で言うと、僕だって感情のままに女性を罵倒する権利くらいはあると思いますし、実際に言ってもいいと思います。
ですが、僕はそこのようなことを言える人間ではなく、実際にのようなことを思っていても相手が傷つくのではないかと怖くて言えません。
言ってしまったとしてその女性とトラブルになることは確実です。
圧倒的に弱い立場での婚活となってしまったのですが、婚活パーティを紹介されて、そちらの方にも参加を行ってみたのですが、誰からも指名されずに食事を食べて帰ってきました。
僕は29歳と比較的若いはずなのにこんなにも人気がないという事は僕の見た目が劣っているかにじみ出る性格の悪さが原因なのでしょう。
退会して現在は何もしていませんし、ここでの経験から女性恐怖症になってしまったのでしばらくは婚活は控えたいと思っています。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】31歳
【職業】会社員
【活動期間】平成30年4月~平成31年3月
|
私が●●に入ってから初めて会った人とのことを書いていきます。
彼女は30歳の女性で、年収や容姿を始めとした条件のほとんどが私が希望した条件と一致してしていました。
よくよく考えたら、なぜこのレベルの人が結婚相談所に登録しているのかを深ーく考えるべきでしたね。
初めてのお会いした後にカフェに入り、色々と話をすると相手方と趣味が合うこと合うこと。
不思議な縁だ、運命だと勘違いしてもおかしくないほどに理想的な方でした。
何度かお会いするうちに、知り合いのお宅のホームパーティがあり、一人では参加しにくいからと言われて、彼氏気分での参加を二つ返事でしたところから少しずつおかしくなっていきました。
まずそのホームパーティで伺った都内のマンション、これが豪邸とも言えるマンションで場所も一等地、最上階、迎えに来てくれた方の車も高級外車でした。
やはりすごいお友達がいるな、くらいに感じていたのですが、いざパーティが始まってみると様子は一変しました。
少しのお酒が入り、少々の時間が過ぎた頃に急に始まるプレゼン大会。
「この商品は…」「こんなに素晴らしいもので…」と言った、あからさまな営業。
そうです、彼女は某有名ネズミ講まがいのセールスをしている人だったのです。
後から調べましたが、その某有名ネズミ講まがいの会社は売上が高い人は表彰などがあるらしく、写真を見るとスタイルや顔が良い方が多く、まんまと手法にひっかかるところでした。
その日はその方のマンションの一室に泊まれると聞いていたので、アルコールも入るしと思い、泊まる気満々で来ていたので当然帰る足もなく(というか、彼女の友人の所有車で来ていたので最初から逃がさないようにしていたのでしょう)仕方なしに話を聞いては興味のあるふりをしてなんとかお茶を濁していました。
2、3時間立って、信者の人たちの熱狂的な販売促進活動やパーティも落ち着き、いざ就寝の部屋に行くと、彼女がもう少し飲みたいと誘ってきました。
この時点で私の中では騙されたまではいかないものの、おそらくエサを撒かれて釣り上げられたんだろうなと考えていたので、冷たくあしらおうとしたのですが、さすがそこは歴戦の販売員です。
色気作戦も使ってきたのです。
そこまでして売上を上げる必要があるのかと未だに疑問ですが。
商品に興味はあったかという話から始まり、段々とお酒を進めてきては大人の雰囲気になり、私としてもタダで帰るのはもったいないなくらいの精神で受け答えしていました。
ただ肝心なところまで踏み込もうとするとそこは上手にはぐらかしてくるので、最早そのやり取りを楽しもうかなと思うくらいでしたが。
特に大きな事は何もなく、あくる朝に本部のある都心のビルで大口の説明会があるから行こうよと誘われました。
大勢がいる中で断るとまた面倒だなと思ったので、その場では行く方向で検討すると伝えて、後日お断りの連絡をしようと考えていました。
するとまた彼女が豹変してきました。
もう可愛いそぶりを出すような事もなく、釣った魚にはエサはやらんばりに露骨な営業をしてきました。
最初からネズミ講まがいには興味がなかったので、色々な理由を託けては本社に行かない作戦を取ってきたのですが、いよいよ業を煮やしたようでパワープレイに出てきたのです。
ある晩急に「近くで飲んでたんだけど帰れなくなった。部屋の隅で良いから寝かせてほしい。迷惑はかけない」と連絡が来ました。
「そんな訳あるか」と思いながら、ワンチャンあるかなと面白半分で了承すると、早速彼女が家に来ました。
大きな外車に乗って…笑
「たまたまこの間のパーティの先輩に会ってさー、一緒にまた先輩の家に行こうよ」と。
先輩と一緒であれば大丈夫だね、明日も仕事だからと追い返し、その後は連絡も一切取ることをやめ、相談所の方にもそれとなく内容の方は伝えておきました。
その後に何人か相談所からの紹介も貰いましたが、あまり良い方とは巡り会えず退会する運びになったのですが、その理由も知ることが出来ました。
相談所関連でたまたま知り合った人から聞いた話ですが、そのネズミ講女が私宛に相談所にクレームを付けていたとのことでした。
内容としては無理矢理部屋に連れ込まれそうになった、私や友人が裕福と知り金策をしてくる等、ある事を捻じ曲げて伝えていたり、そもそもない事を伝えていたりと散々な事をクレームとして言われていたようです。
そのせいもあってか、中々良い話を頂けずだったのかもしれません。
スタッフさんや相談所としてはとても良いところでしたが、今回の相談所に限らず相談所の中にはこんな爆弾案件も潜んでいる場合があると心に刻んで頂ければと思います。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】39歳
【職業】会社員
【活動期間】平成25年10月~平成26年2月
|
結婚相談所に入会して2ヶ月後にお見合いをすることができました。
カウンセラーの方から「是非、ご紹介したい」と熱心に勧められて、私の方からお見合いを要望しました。
その女性は私よりも2歳だけ年下でしたので、仮に結婚に至った場合でも、子供ができるかどうか不安に思いましたが、とりあえずお見合いをして会ってみることにしたのです。
原宿にある喫茶店で、カウンセラー同席のもと会ってみると、私好みのタイプの女性でした。
控えめで、おとなしめな女性でした。
そして、1時間ほど喫茶店で話をした後、私と彼女の2人で街を散歩することになりました。
私が彼女に、「とりあえず表参道方面へ歩いてみましょうか」と尋ねると、彼女は「明治神宮に行きませんか?」と私を誘いました。
そして、2人で明治神宮の長い参道を歩き始めました。
彼女が神道に傾倒しているのかどうかは分からなかったのですが、神宮内での作法をきちんと行いました。
鳥居をくぐるときには、必ず深々とお辞儀をしていました。
このため、私も慌てて同様に鳥居をくぐるときにはお辞儀をしました。
参道を歩いている時、彼女はまっすぐ前を見て歩いていました。
私の顔を見ようとはしませんでした。
しかし、私には話しかけてきます。
「どうです。空気がきれいでしょう」とか、「6月になると菖蒲園がきれいなんですよ」など、私に教えてくれます。
そして、明治神宮の社殿にたどり着いて参拝をして、その日のデートは終わりました。
彼女とは原宿駅前で別れました。
私は、「今日はありがとうございました」と彼女にお礼を言い、彼女は私に「ごきげんよう」と言いました。
こんな形のお見合いがあるのか?と内心思いつつ、「しかし彼女はお嬢様だから、ああいう振る舞いをするのかもしれない」など自問自答しました。
結婚相談所には、デートの結果を電話で報告をして、彼女とはまたお会いしたいと伝えました。
この時は積極的にお会いしたいという訳では無く、彼女という人間は一体何者なのかということに興味が沸いたのです。
私も神社仏閣は好きですので、彼女とは相性が良いかもしれないという期待感も抱きました。
数日後、結婚相談所から連絡がきて、彼女も私とまた会いたいと言ってくれているとのことでした。
そして、その次の休日に再び、彼女と原宿でお会いしたのです。
昼間でしたので、喫茶店で2時間ほど話をしました。
ところが、あまり彼女は自分の家族の話や、仕事の話はしてくれません。
彼女は、「宇宙の神秘に関心ありますか?」と尋ねてきました。
私は思わず「なんですか、それ」と聞き返しました。
すると彼女は「長い人生を生きていると、辛いことや苦しいことがあるでしょ。そういう時に、どう対処すべきかを教えてくれるんですよ」と私を教え諭すような言い方をします。
さらに「高輪に良い場所があるんですよ。これから行きませんか。気持ちが落ち着いて、自分をじっくりと見つめ直すことができますよ」と嬉しそうな表情で言うのです。
思わず私は「行きましょう」と言ってしまいました。
その高輪の良い場所というのは、古いワンルームマンションの一室でした。
彼女が呼び鈴を鳴らすと、私たちと同年代の女性が出てきて、「あらー、今日はどうしたの?」と驚いた表情を見せます。
すると彼女が、「私のお友達がどうしても神秘を体験したいと言うから連れてきたんですよ」と言うのです。
そして、部屋に通されました。
この女性が普段生活している部屋にも思えましたが、一画に三角形のテントのようなものが置かれていました。
壁一面には一見、宗教的な絵が何枚も置かれていました。
「あのテントの中に入って瞑想をすると、気持ちが落ち着くのよ。入ってらっしゃいよ」と、しきりに彼女が勧めてきます。
私がためらってじっとテントを見ていると、彼女が「じゃあ私がお先に使わせてもらおうかな」と言って、テントの中に入り、目をつぶって瞑想し始めました。
私はこの間、この空間を見回して、宗教的な絵を何枚も見ました。
すると女性が「どうですか、絵を見ているとパワーをもらった気持ちになりませんか?」と尋ねてきます。
そう言われると、私もそのような気持ちになってきて、「この黄金で描かれた仏像の絵なんか良いですね」と言いました。
その女性は「そう思いますか?あなた、敏感ですね。この絵がこの部屋の中にある絵の中では一番パワーを持っているんですよ」と力説するのです。
このような会話を私がしていると、彼女がテントから出てきて、私に「あなたも瞑想してごらんなさいよ。気持ちがスッキリするから」と再び勧めてきました。
そしてテントの中に入って、瞑想を始めました。
ところが私が瞑想を始めた途端、彼女が「じゃあ、私は今日はこれで。〇〇さん、後は彼のことお願いしますね」と言って、マンションから帰ってしまったのです。
私がテントの中で唖然としていると、女性に「あら、もう瞑想は終わりかしら。こちらでお茶を飲みませんか」と言われ、この女性と2人で向き合ってお茶を飲みながら、宇宙の神秘の話を聞かされました。
この時、私は「嵌められかかっている」と気がついたのです。
この部屋の住人からは、絵を一枚買うように何度も何度もしつこく勧誘されましたが、私は逃げるように帰ったのです。
それ以来、私はお見合いをした彼女とは会っていませんし、結婚相談所もさっさと退会したのでした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★
【都道府県】東京都
【年齢】29歳
【職業】会社員
【活動期間】平成24年4月~平成26年1月
|
やはり30代近くになってくると、両親からもプレッシャーがあり、それで自分も渋々婚活をすることにしました。
とは言っても、ナンパや合コンなどは苦手なので、自分から出会いを求めるとなると、ここは結婚相談所を利用するべきかなと思いました。
結婚相談所に関しては、やはり大手のお店が信頼できると思いますし、なにより会員数も多いという点が嬉しいですね。
東京都に住んでいるので結婚相談所の件数はとても多いのですが、自分が選んだのは●●という大手の結婚相談所でした。
公式サイトを見てみると、仲介式となっているそうであり、中には定額で紹介をしてくれる辺りが大手の自信を感じました。
さて、実際の大手結婚相談所というもののイメージについてですが、やはりちゃんとした女性が揃っているんだろうなと思う反面、その彼女らのハードルも高いのではという不安がありました。
自分はなんというか、田舎臭い感じが抜けないこともあり、恋愛経験なども少ないのがとても不安な点でした。
まずは初回ということで、実際に●●にて無料コンサルティングというものがあるんですが、これにどんな服装で行けば良いのか分かりませんでした。
まぁでも無難にスーツでも良いのかな?と思いましたが、ひょっとしたら仲介人に何か文句を言われるのかもと不安になりました。
多少の気後れはあったのですが、なんとか自分を奮い立たせて無料コンサルティングに行ってみました。
大手ということでお店の雰囲気は綺麗で、自分には場違いな感じがしましたが、スタッフさんの説明はとにかく丁寧で感心しました。
実際にプロフィールなどを聞いてくるのですが、やはり田舎臭い感じが出てしまっているせいか、どうも調子が悪い感じがしました。
でも、さすがそこは大手のスタッフさんです。
なぜかそこで野菜のトークになってしまいました。
スタッフさんの実家が農家ということで、自分も田舎暮らしが長かったので、なぜか懐かしさを覚えてしまい、次第にリラックスすることが出来て、色々な相談をすることが出来ました。
女性との出会いも縁ですが、仲介人に関しても縁というものを感じることもあり、インスピレーションでこの結婚相談所にしてみようと思いました。
スタッフさんはちょっと年齢のいった方だったのですが、どこか実家の母の様な感じがして、この人なら大丈夫だと思いました。
そんな訳で、野菜トークから縁が始まったこの結婚相談所とそのスタッフさんですが、実際に紹介してもらう女性に関しては、やはり大手ということで、とても良い女性が多かったですね。
良い女性という点に関しては、ハードルが高いという点にも現れて、その辺はちょっと自分の年収とか仕事関係だと望めないかなと思いました。
しかし、こういうところも婚活男性によくある悩みなのかもしれません。
また自分は田舎暮らしが長かったので、女性への対応の基本が出来てないように感じ、それについても担当のスタッフさんに色々アドバイスをいただきました。
「いただいたもの」についてですと、アドバイス以外にも、野菜好きなスタッフさんに農家の実家から送られてきたという野菜などを個人的にいただいたりもしましたね。
ヘルシーな野菜についての話題は、女性とのトークに使えるということが分かりましたし、少し深く付き合いが進んだ女性を家に招いた時に、そのスタッフさんの野菜を料理したところ、とても好評だったのはよく覚えています。
縁というものはどこから繋がるのか分かりませんし、最近では自宅で野菜を育てる男子や、アイドルも農業をする時代ですし、全体的にこういった男性のウケが良いという点を学べたのは大きかったですね。
婚活に関しては、やはり個人差がありますし、実際に大手の結婚相談所ということでサポートなど、とても充実をしていました。
個人的なアドバイスなどもあり、女性への対応も少しはマシになった気がします。
しかし、男女の縁というものはどこから結びつくのかは分からないものであり、結婚相談所以外の場所で彼女が出来てしまいました。
こればっかりはどうしようもないのですが、しかし、この彼女が出来たきっかけというものが、あの野菜好きのスタッフさんからもらった農家の野菜でした。
彼女も野菜が好きかというと、実は全然そうでは無く、お肉大好き派だったのですが、この野菜を食べてみたところ、野菜も案外イケるという話になり、そのへんがきっかけで付き合うようになりました。
ある意味、正反対な趣向なのですが、カップルというものは反対な性格だったりすると、案外上手くいくという話もあります。
やはり恋愛は一生掛かっても理解できないものだと思いますね。
無料コンサルティングなどは実際にとても良かったので、悩んでいる方は一度受けてみると良いと思います。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】36歳
【職業】現在はフリーライター、婚活当時はサラリーマン
【活動期間】平成26年4月~平成26年9月
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私は2013年にインターネット&カウンター形式の婚活サービス「●●」を利用して、現在の妻と結婚しました。
私は21歳の時に、前妻と結婚して1年足らずで離婚した経験があったため、女性不信に陥っていましたが、周りの知人や友人がどんどん結婚しているのを見て焦りを感じ、4年前の4月に「とにかく婚活をしなければ」と思って入会したのが●●でした。
しかし、●●での婚活は私が想像していたよりもずっとフランク、いえ、少し親しすぎるくらいの関係を私の担当女性と結ぶこととなり、てんやわんやの婚活が始まったのです。
私は2013年4月に初めて●●を訪れ、正式に入会しました。
しかしその際、●●の私の担当になったYさんが、私の想像を超えるキャラクターの持ち主だったのです。
Yさんは年齢は33歳で、一見すると普通の女性会社員のようなルックスの方なのですが、Yさんの説明する姿が「まるで女性議員」のように力強く、弁舌を振るう感じで、私は初回の●●の訪問で、すっかり「Yリズム」に乗せられてしまいました。
この「Yリズム」とは、まるで友達のように親しく話してくる一方で、「婚活は相手の気持ちも考えること」「焦って行う婚活に勝機はない」など、格言や名言を話す政治家のような口調で、婚活の要点についてのアドバイスをしてくれる独特のリズムです。
最初は●●の店内で「Yリズム」を聞いて、キツネにつままれたような感じになったのですが、Yさんの話を聞いていると、「確かにその通りだ」ということが多く、初日のカウンセリングは通常であれば30分と決められているにもかかわらず、1時間30分近くYさんから婚活のアドバイスをいただいたことで、「信頼できる担当者だな」と感じ、●●への正式入会を決めることとなりました。
ここまでであれば、「結婚相談所によくいるパワフルな相談員」ということで片付くのですが、●●のYさんは、私の担当になってから色々な身の上話を聞かせてくれました。
そして、マッチングアドバイザーであるYさんと徐々に親しくなった私は、●●の閉店時間間際のカウンセリングを受けている際に、「時間外のプライベートな身の上話」ということで、私が21歳の時に別れた前妻のことや、パチスロに狂った元夫のギャンブル癖が原因で離婚したYさんの元夫のことを、●●の近隣にあるファミレスで、お茶を飲みながら話あったりしました。
驚いたのは、マッチングアドバイザーという職業に就いているYさんは、仕事の時間外でも私の婚活についてのアドバイスをしてくれたことです。
特にビックリしたのは、Yさんとファミレスでお話をしている時に、「ギャンブル好きの男性は総じてクズ」などという強めの言葉で、「ギャンブルをしては再婚のメドは立たない」というアドバイスを貰った時でした。
何でも、Yさんの元夫はパチスロ狂いで、借金を400万円以上抱えており、そのことをYさんに黙っていたそうです。
それが原因でYさんは元夫と離婚したそうです。
そんな「かなり深い身の上話」や、「再婚を成功させるにはまずギャンブルをやめること」といった、突っ込んだ部分にまでアドバイスをもらい、私の婚活は順調に進んでいきました。
●●に入会して、カウンターの担当者であるYさんからアドバイスをもらうこと3ヶ月目。
その日、いつものように●●のサイトにある自分のページに、「お相手のご紹介」があるのを確認し、その中の一人の女性に目が留まったため、お申し込みをしました。
●●は、マッチングコーディネーターの方(私の場合はYさん)がお相手の方を紹介するシステムのため、Yさんが選んでピックアップしてくれた女性は、どなたも私の希望する条件をクリアしており、尚且つ、私が望んでいた40代以下という条件もクリアしていました。
そして、私が申し込みを行った女性会員の方からお返事が来て、実際に会うことに。
ファーストコンタクトでは、Yさんおすすめの赤坂のお店で、初めてお相手の女性と会うこととなりました。
その女性が現在の妻です。
Yさんは、私たちのマッチングを行う際に、私が多少ギャンブルをすることを踏まえ、私のギャンブル癖をコントロールしてくれるような身持ちのしっかりした女性をピックアップしてくださいました。
その後、●●の規定で、Yさんとはお会いすることが出来なくなったのですが、最後にYさんがくれた私宛のメールには、「ギャンブルはほどほどに」と書いてありました。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★ 【自分の婚活の点数】★★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】29歳
【職業】会社員(当時)
【活動期間】平成20年3月~平成27年9月
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7年~8年前に退会しましたが、●●で婚活していた時の話です。
当時、まったくモテなかった私は●●に入会し、婚活をしていました。
自分のスペックはそこそこ良いので、紹介された女性と会えるものの、次へ進めずに断られるというダメなパターンを繰り返していました。
今回紹介するのは、その時に出会ったとんでもない女性、C子さんのお話です。
見た目はそこそこで、初回の面接を何とか突破することができ、次回のランチデートの約束を取り付けることができました。
私が「どこがいいですか?」と聞くと「そうですね、自然食っぽいおしゃれなレストランが良いです」と彼女が言ったので、私は探しに探して、新宿伊勢丹のレストランでマクロビオティックを扱っているお店を見つけました。
メールにて、私が「いつにしましょう?」と聞くと「〇日の土曜日、ランチがいいです」と言うので、「予約しますね」と言って予約を入れました。
こうして土曜日のランチデートが決まったはずでした。
そして、デート当日の土曜日。
待ち合わせ時間になっても、待ち合わせ場所にC子さんは現れません。
不安になってメールをしました(当時はLINEがない)。
C子「すみません。少し遅れます。寝坊しちゃって」と返信がありましたが、その後15分待っても彼女は来ません。
私が「あとどのくらいかかりそうですか?お店に連絡しないと」と送ると「あと30分くらいです。すみません。近くの喫茶店にでも入っていてください」とのこと。
私は何か感じるものがあり、喫茶店に入らず待つことにしました。
お店には連絡を入れて、「最悪連れが来ないかもしれませんが、その場合、私が2人分食べます」と伝えました。
30分経ってもやはりC子さんは来ません。
メールにて再度、「いまどこですか?」と連絡しました。
すると、彼女から「電車逆に乗っちゃって、今淡路町です」と返信がありました。
都内在住の人が電車を逆に乗って気付かないはずはありません。
そう、C子は最初からすっぽかす気満々だったんです。
ランチの予約をさせて、喫茶店にも入らせて、意図的に私に散財させる目的です。
単なるすっぽかしではなく、これは悪意を持った犯罪行為とも言えました。
お店に連絡すると、「大丈夫です。カウンターで1人分だけ用意しておきます」というありがたいお返事でした。
料理は最高、私のお店選びは間違っていませんでした。
でもC子は許せません!
単なる無断キャンセルやすっぽかしでは無く、悪意を持った行為に憤慨し、●●のアドバイザーのおばちゃんに電話をしました。
おばちゃん「いや、そういうことはお客様センターに言ってください」
私「え?だって入会する際には『何でも聞いて』と言ったじゃないですか!」
おばちゃん「こういう専門的なことは分からないので、まずお客様センターに連絡してください」
まぁ、後で知ったのですが、●●のアドバイザーは単なる歩合制の営業。
入会させるのが仕事であって、その後は知ったこっちゃないという態度でした。
仕方なく、総合窓口であるお客様センターに電話することにしました。
私「悪意を持ってすっぽかされて、時間とお金を無駄にしました。C子についてブラックリストに載せるなり、退会させるなりしかるべき処分をお願いします」
窓口「えーと、こういうお二人のことはここでは取り扱えかねます。お2人のお付き合いのことですから、あとは当人同士で解決していただかないと。先方にも言い分があると思いますし…」
私は「言い分?向こうが100%悪いですよ。私のどこに落ち度があったんですか?」と聞くと、「いや、それは私どもには分かりかねますし、どうしようもないです」という感じで話になりません。
こういうトラブルはあるはずなのに、対応するマニュアルが無くて、色々な部署をたらい回しにされる。
そして、何も解決しないという事なんですね。
10,000円を超える月会費は、一体どこに消えているのでしょうか?
この件で分かったのは、結婚相談所と言いながら何一つ相談に乗らず、何かあっても当事者に丸投げする●●の姿勢です。
これで一部上場企業なのだから笑えます。
お客様センターの人も、恐らく社員ではなく、派遣か何かなんでしょう。
人の人生をかけた活動を支援するはずなのに、支援をせず放置する。
後は適当にコンピューターでマッチングした異性を紹介するだけ、というのはどうなんでしょうか?
結局●●で婚活していた間は、何一つ具体的なアドバイスをいただくことが出来ませんでした。
そしてC子については退会することもなく、何年も居座ったようです。
メシモクですら無い、謀り、相手のお金を無駄遣いさせる、魔性というよりも詐欺師レベルの女がいるのが結婚相談所です。
これでは「ヤリモクの男性はいません」というキャッチフレーズも怪しくなります。
絶対にヤリモク、遊び目的の男性はいるはずです。
●●では人間の嫌なところばかり見えてしまい、結局、結婚相手とめぐり会ったのは、●●ではなく別の相談所○○に入会してからでした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★★★
【都道府県】東京都
【年齢】39歳
【職業】会社員
【活動期間】平成26年2月~平成26年6月
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この結婚相談所に入会してから、2ヶ月くらいはお見合いを申し込んでも相手の女性から断られてばかりでした。
やはり39歳という年齢にもなると、若い女性は嫌がるのかと心配になったのですが、男性カウンセラーが「〇〇さん、あなたに引き合わせたい女性がいるんだけど、どうだい?」と言って、私にプロフィールと写真を見せました。
その女性は、病院で理学療法士をしている30歳の女性で、小柄な体型の女性でした。
カウンセラーは、「この女性は快活で明るい性格の持ち主だから、あなたのような堅実そうな性格の男性とはバランスが取れてお似合いだと思うんだ」と言い、「僕からこの女性に直接連絡を取って『ぜひ会ってみて欲しい』と依頼するから、君も前向きに考えてください」と、強くお見合いを勧められたのでした。
そこで私は翌日、結婚相談所の男性カウンセラーに電話をして、ぜひご紹介をお願いしますとお伝えすると、数日後にはお見合いのセッティングがされたのです。
カウンセラーからメールを受け取ったのですが、待ち合わせの日程が平日の19時となっていました。
場所は銀座です。
しかも、焼き肉屋で待ち合わせと書かれていました。
メールによると、お見合い当日にはカウンセラー夫妻と、私とお見合い相手の女性の4人で行いたいと書かれていました。
私は仕事帰りのお見合いなのかと、段取りの方法に疑問を抱きつつ、「了解しました」と返事を送ったのです。
お見合い当日、約束時間の10分前にお店に着いて、個室に通されたのですが、すでにカウンセラー夫妻とお見合い相手の女性は来ていました。
そして、なんとすでに3人で楽しくビールを飲み、焼き肉を食べていたのです。
私は座敷に正座をして、「遅れて申し訳ありませんでした」と言い、お見合い相手の女性に対して「初めまして、〇〇です」と挨拶しました。
すると相手の彼女からは、「えっ、どうも。こんにちは」としか返事がありませんでした。
この時点で、何かおかしいなと感じたのですが、性格的に我の強い女性なのかなとも思い、とりあえずカウンセラーが強く勧めたのだから、お見合いはこなして帰ろうと思いなおしたのです。
男性カウンセラーは、「君もビールにするか」とビールを勧めてくれて、あらためて4人で乾杯しました。
それからカウンセラーが私に対して、お見合い相手のことを紹介してくれました。
「彼女は〇〇病院で理学療法士をしていて、優秀な人なんだ。実は私が日課にしているジョギングで足をくじいてしまった時には、彼女にリハビリを手伝ってもらったんだよ」と言うのです。
つまり、彼女と男性カウンセラーは個人的に知り合いだったというわけです。
するとお見合い相手の彼女が、男性カウンセラーに向かって「〇〇さん、足の具合はもう大丈夫ですか?」と優しい声で尋ねます。
そして、「治ったからといって、無理して長距離を走ろうとしちゃだめですよ」と続けました。
カウンセラーは「大丈夫、大丈夫」と言い、奥さんの女性カウンセラーは「〇〇ちゃん、うちの主人にはもっと厳しく注意していいからね」と言っていました。
お見合いにしては自分は蚊帳の外に置かれているなと思いつつ、話に加わろうとお見合い相手に向かって「理学療法士ってどんなお仕事をされてるんですか?」と質問してみました。
ところが彼女は「何、この男」というような怪訝な顔をするのです。
そして私と視線を合わせようとせず、男性カウンセラーの方を向いて「骨折した患者さんとか、捻挫した患者さんのリハビリテーションのお仕事をしてるんですよ」と返事をしてきました。
しかし、顔つきが険しくなっています。
私は全く面白くないお見合いだなと思い、男性カウンセラーの顔をじっと見ました。
私の疑問を投げかけたつもりでしたが、彼は何も感じようとせず、お見合い相手との会話を楽しんでいるだけでした。
内心「俺をバカにするな」と思い、それから2ヶ月後には結婚相談所を退会したのでした。
もちろんこのお見合いは不成立に終わりました。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】27歳
【職業】銀行員
【活動期間】平成27年4月~平成28年1月
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私が婚活を本気で考えるようになったキッカケは、「結婚はしない」と言っていた友達が結婚をしたことです。
その人は「仕事が生きがい」だという人だったのに、いつの間にか男性とお付き合いをしていて、そしていつの間にか結婚。
この友達から、結婚相談所を通じて結婚をしたと聞きました。
私もこのまま一生独り身でいるよりは、結婚をして将来の安心を保証してもらいたいと思うようになりました。
私が●●を選んだ理由は、大手では無いので地元に根付いた婚活が出来るということです。
私は全国規模で結婚相手を探していた訳では無いので、地元の人と出来れば結婚したいと思っていました。
その為、地元で活躍している●●に入会したいと思ったのです。
●●の料金体制は良心的でした。
入会費・月会費・お見合い料が無料なので、経済的にも余裕が出てきます。
婚活は何かとお金がかかるので、あまりお金をかけずに婚活をする事が出来るのはとても素晴らしいです。
まずカウンセリングを最初に受けました。
カウンセリングでは、私がこれまで男性とのお付き合い経験が無いことを説明しました。
お付き合いの経験が無かったので、お見合いで失敗しないか心配でした。
カウンセラーはそんな私の不安な気持ちに寄り添って話を聞いてくれました。
「最初は誰でも初めてだし、恋愛経験があってもお見合いの席では皆緊張してしまいます。あなただけではありません」と言ってもらえたので、とても安心しました。
お見合いでは、第一印象がとても大切だということを教えてもらいました。
第一印象が悪ければ、次のお見合いに繋げることが出来ません。
でも、逆に言うとお見合いでの第一印象が良ければ、次のお見合いも決まって結婚にも結び付くということです。
お見合いでは、清潔感があって可愛らしい服装にするようにアドバイスを受けました。
私はまだ20代だったということもあり、女性らしいフリルやリボンがある服装でも良いと言われました。
私は普段動きやすい服装を選ぶのですが、お見合いのときはワンピースを着て行きました。
男性からのウケも良く、「素敵な服ですね」と褒められることが多かったです。
私は、残念ながらここで結婚に結びつく出会いを見つけられませんでした。
でも、多くの男性とお見合いをしたことで、次の婚活に活かせる経験が出来ました。
男性との会話にも慣れてきたので、これからも婚活を続けていきたいと思います。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】東京都
【年齢】34歳
【職業】OL 事務員
【活動期間】平成29年1月~平成29年4月
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私は現在34歳のOLです。
社会人として働き出して、既に10年以上が経っており、同期で会社に残っているのは私だけです。
8人いた同期は全員結婚をしました。
周りを見渡しても、友人達のほとんどが結婚をして、子供を産み、母親となっています。
私も40歳になるまでにはどうにか結婚をしたい!と考えてはいたものの、好きな人もいないし、社内には目ぼしい相手もいません。
母親となった知り合いとは、生活スタイルが変わってしまい、飲み会が開かれることも無くなって、会社と自宅の行き来だけの生活を送っていました。
そんな私は、偶然高校時代の友人に街中で会いました。
彼女はベビーカーで赤ちゃんと出掛けていたようで、とても幸せそうでした。
話に聞くと、彼女も私のように全く出会いというものが無く、結婚相談所の●●で今の旦那さんと出会ったと言うのです。
そこで私も早速登録をして、結婚という夢を叶えるための第一歩を踏み出したのです。
友人から信用出来ることは聞いていたので、不安はありませんでした。
登録をしてから、自分の希望に合った男性から会ってみたいというオファーを受けました。
久しぶりに男性と二人で会うという事への不安はありましたが、これで上手くいけば私も結婚が出来るかもしれない!という期待の方が、むしろ大きかったです。
しかも、相手から私に興味を持って貰えたという、変な自信が私にはありました。
結婚出来ていない34歳の女が自信を持つことも変な話ですが、勘違いという名の自信をつけてしまったアラフォー女性ほど強いものはありません。
相手が私に会いたがっている、イコール結婚するかもしれない、なんていう妄想が頭の中を巡っていました。
私は、学生時代に生まれて初めて買ったブランドものの高いワンピースを久しぶりに着て行くことにしたのです。
上品なネイビーのサテンのワンピース。
それを着て彼とのお茶を楽しみました。
何となく彼の視線が足に行くなとは思っていましたが、後日彼の方からお断りしたいという連絡がありました。
駄目だった理由は明らかになっていませんが、後日私が着て行ったワンピースを妹に見せたところ、絶句されたのです。
年齢に全く合っていないミニ丈、大きなリボン、これを30歳過ぎた人が着ているなんて男性は絶対引くと言われました。
私はあまりに恋愛をしてこなかったので、学生時代に買った高級なワンピースは、いつかデートで着れるという憧れを持ち続けていたのです。
ようやく私は振られたんだと自覚をし、一気に自惚れから目覚めました。
通りで彼は一流企業に勤めていると聞いていたのに、会計の時に数十円単位までお金を支払わされたはずです。
完全に私の格好も、自信もアウトだったという事に終わってから気がつきました。
そんな金額も支払ってもらえないなんて笑える、と今では友人達と笑いのネタになっています。
ワンピースのことは恥ずかし過ぎるので、身内にしか話していません。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】37歳
【職業】自営業
【活動期間】平成28年6月~平成28年12月
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入会した結婚相談所でお見合いした方達の中から、1人のエピソードを書きます。
その方は元看護師で、当時は退職して転職活動をしていると言っていました。
私より3歳年上で40歳。
年齢については、あまり気になりませんでした。
初回のお見合いで双方OKとなり「仮交際」になりました。
そのデート1回目での体験談です。
赤坂にあるレストランで食事をしました。
彼女は「家事手伝い」(転職活動中)なので時間があり、仮交際からすぐに1回目のデートをすることが出来ました。
それは特に問題ありませんでしたが、1回目のデート(食事)で彼女は2つの暴露をしました。
その1、ある新興宗教に入っていて、しかも幹部だという事。
私に「勧誘はしませんよ」と言ってましたが、何かすごく精神世界にはまっている感じでした。
「私はその宗教で『得度』をしていまして…」と言われ、
「得度って出家のことですよね。え、だって髪の毛あるし、仕事を宗教に捧げている訳では無いですよね。そこまでしているならば何故、同じ宗教の方で結婚相手を見つけないんですか?」と思いました。
その2、彼女は看護師を退職後、「ネットワークビジネス」を始めていました。
噂には聞いていましたが、本当に婚活でマルチ商法の勧誘をしてくる人がいると思いもしませんでした。
怒りや諦念というよりも「キターーー」と感激してしまいました。
もちろん、その時点で交際はお断りと決まりましたが、せっかくなので彼女にしゃべらせてみました。
彼女は「私はかねてから時間や出勤というスタイルに囚われない働き方を考えていました。
正直、看護師の仕事は辛過ぎで、もう外で働きたくないんです。
だから、このネットワークビジネスをすれば、何人かに入会して貰えばそれだけで会費収入が入って…」と。
なので私は、「それって『ねずみ講』ですよね。宗教で徳の高い地位にいるはずのあなたが、何でこんな見え見えのものに引っかかってしまうのですか?」と言いました。
すると彼女は「いや宗教とは関係なくて…」と。
ひょっとすると宗教については本当のことでは無いのかも知れません。
天性のサイコパス、異常者と私は1対1で会っているのかも…。
こんな人間が結婚相談所にいるのだなと正直感嘆した次第です。
顛末としては
①宗教の信仰を隠してた(結婚相談所の宗教欄「なし」では無かった)
②マルチ商法の勧誘を婚活の場でした
という2点を、結婚相談所連盟の本部に突き付けて、彼女を永久退会措置にして貰いました。
こんな人間をのさばらせることは出来ません。
連盟や相談所の「申し訳ないです」という反応に少しすっきりした夏の日の出来事でした。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】27歳
【職業】SE
【活動期間】平成28年11月~平成28年12月
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私が興味深いと思ったのは、こういった結婚相談所では通常絶対に出会うことの出来ない女性と出会うことが出来る点です。
例えば、メーカーの研究開発センターに勤務する私にとって、合コンでもしない限り、ナースや学校の先生、公務員などお会いすることはありませんので、こういったお金を支払って、通常なら接点の無い女性と出会う機会を作れる事は非常に有益な訳です。
ただ今回お話しする体験は、そういった普段出会うことが出来ないという意味でもアンラッキーな出会いについて、ご紹介したいと思います。
まず一般常識ですが、結婚相談所では、(1)一般にカウンセラーからの紹介状によるお見合い(2)沢山のお見合い写真から是非会ってみたい女性にラブコールを送るシステム上でのマッチングの2種類があります(もっと細かくすると他にもありますが)。
(1)はカウンセラーが実際にお相手様の性格を考慮して、紹介してくれるので顔はタイプでなくても話してみると当たり!ということはとても多いです。
一方で、(2)というのは基本的なプロフィールとお見合い写真で判断をするので見誤ることが多々あります。
多くの男性会員にとって、(2)は入会序盤で行います。
かくいう私もそうでした。
私もお金を払っている以上、ある程度の人数の中から生涯の伴侶を見つけたいと思っていたので、ぶっちゃけた話、「自分の中のボーダーラインより少し下目の女性」にもラブコールを送ることにしました。
ましてや、結婚相談所に入会当初なんて、期待を膨らませて入会しているので多少写真でタイプで無くても良いかも!と思わせてくれることもあるのです。
今回お話をする女性はお写真で見た感想では、「無くは無い」程度の印象でした。
プロフィールにも宗教的な問題要素はありませんし、わりとお見合いスケジュールの優先順位を高めにしてセッティングをしてもらったことを覚えています。
いざ、お見合い当日。
スーツをビシっと着て、会場へ行き、指定時刻の10分前には着席して、何を話そうかと期待を膨らませて待機していました。
カウンセラーの満面の笑みから、いざ女性登場と思っていたのですが、「あ。あれ?」…そこに現れたのは、写真からは想像出来ないほどの人物。
写真とかけ離れた人物が座っていたのです。
対面した瞬間にこれから過ぎる時間を気にしてしまう自分がいました。
お見合いですから、ある程度外見を気にせず、中身で勝負!と言いたいところですが、あまりに写真とかけ離れた風貌に意気消沈しました。
お相手様に無礼が無い様に当たり障りのない世間話をして、連絡先の交換もせずにさよなら。
もちろん、お相手様も感じ取ったのか連絡先交換の要望もありませんでした。
男性としては外見も重要視しますが、それよりも真摯さを私は重視していましたので、写真があまりに加工され過ぎていると信頼出来ないという思いが強くなってしまいました。
女性の皆さん、お化粧や写真加工で外見を盛ることは否定しませんが、ほどほどにして下さいね…。
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★ 【自分の婚活の点数】★★★
【都道府県】東京都
【年齢】40歳
【職業】会社員
【活動期間】平成26年5月~平成27年5月
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私は特段の趣味も無く、日常での異性との出会いが全く見込めませんでした。
また暫くの期間、ネットでの婚活サイトも利用しましたが、本気で結婚を求めているような人になかなか出会えず、40歳に近づくにつれて実際に会うところまでも行き着かなくなりました。
費用が高額であることに悩みましたが、本格的に活動できる結婚相談所への入会を検討して、当相談所への入会を決断しました。
入会してから感じた点について幾つか記します。
まずは費用の高額さです。
月々の会費以外に、女性会員に会うだけで高額なお見合い費が掛かります。
人のご縁を求めて活動しているのに、沢山の費用が掛かる事には活動を始めてから間もなくストレスを感じました。
また、私は相手への希望が色々とあったのですが、それはまずは会ってみないと当然分かりません。
しかし会うだけでお金が掛かってしまうので、コストパフォーマンスに見合わないシステムだと思いました。
次にカウンセラーについてです。
カウンセラーの方は親身に対応してくれました。
しかしながら、結婚は結局は自分でするものなので、助言によって直接的に相手との交際が上手くいくというまでの実感は得られませんでした。
そうしたサポートでモチベーションが上がる人もいると思いますが、私の場合はそもそもがあまり相談することが出来なかった為、あまり恩恵を受けられなかったと思います。
次に実際にお見合いや交際に入ってみての感想です。
相談所に登録する女性は私と同様に、日常生活の中ではなかなかご縁が無く、その理由が私と同様にどこかに結婚というテーマについては問題を抱えている人が多いと感じました。
例えば、趣味や仕事の世界に生きていて、生活が確立され過ぎてしまっているケースです。
個人の世界のお話として外から聞く分には、何ら問題無いですが、二人の生活を想像した時に、お相手の世界が強く入り込める余地がありません。
二人での世界を築けるというイメージがつかめる女性にはなかなか会えませんでした。
また、私自身が柔軟に相手に合わせることを得意とするスタンスでは無かった為、自然に楽しい話をしたり、意気投合したり、という場面が少なかったように思います。
わざわざその人と一緒になりたいと、理屈で無く、ごく自然にそうなれるという人には出会えませんでした。
活動をしましたが、結局のところご縁がなく退会するに至りました。
総合的に感じた事は、人とのご縁を求める割には費用が高額過ぎます。
しかしその分、会員の人は皆真剣には活動しているので、巡り会うチャンスはあったとは思いました。
活動が上手く行かなった理由は私自身が若い頃のように純粋な気持ちで相手を単純に好きになるということが出来ず、途中から活動疲れで結婚に対する気持ちも停滞してしまったことが考えられます。