まだ学生の子供が2人いるシングルマザーだった私は、39歳で再婚のための婚活を始めました。
再婚したいと思っていてもなかなか出会いがなかった私は、娘に相談して思い切って●●に登録することにしました。
シングルマザー向けの婚活プランがある●●は、値段がお手頃で成婚料も不要なので、ここにして本当に良かったと思っています。
再婚ということで自信はなかったですし、看護師の仕事をしながらでしたので時間もあまりありません。
そのなかで、重視したのは子供に対して良い父親になることが出来る人かという点です。
つまり、人間として尊敬できるかどうかという点を重視したのです。
私は、手に職があるので、収入面ではあまり不安がなかったのですが、心が寂しく「家族」を作り直したいと思っていました。
プロフィール検索で気になった人が出てきて、楽しく結婚に向けて活動を始めることが出来ました。
一番気になった男性は、仕事上家を空けることが多いとのことでしたが、私としては問題ないと思ったので彼とやり取りを始めました。
お互いの家も近く、さらに彼は3歳年上の公務員とのことで、落ち着いた感じの好印象な男性です。
メッセージのやり取りで、映画やお酒が好きだという共通の趣味もあり、とても盛り上がりました。
実際に会い、顔を拝見したときは、正直びっくりしました。
正面からの写真ではわかりにくいのですが、彼は事故で顔をかなり大きなケガをしていました。
歪みや傷あとのほか、まぶたが閉じにくいほどにひきつっているなど、後遺症があったのです。
特に右の横顔には、壮絶な事故の爪痕がくっきりと見て取れます。
彼が結婚相談所に登録しているのは、きっと見た目で女性が怖がってしまったりするからだと思いました。
実際にデートをすると、周りの人がぎょっとして彼の顔を見るのがわかるほどでした。
私は看護師をしていますので、傷跡などは最初びっくりしただけで、すぐに慣れました。
事故のせいで腕の可動域が制限されていたりと、少し不安に感じる部分もありましたが、私は彼の人柄に惚れました。
なにより、お互いの家が同じ市内で、結婚後の生活をすんなりと思い描くことが出来たのです。
彼が「仕事で家を空けることが多い」と言っていた理由は、海上自衛官で船に乗る仕事だったからです。
長くて半年間帰って来られなくなることもあるそうで、それが前の恋人と長続きしなかった理由でもあるということでした。
私自身は娘との日常がありますし、それに、結婚後彼が不在がちでも私たちは「戻ってくる場所」として存在することが出来ます。
彼は私にとって●●で出会う1人目の男性でしたが、すでに私は結婚を決意していました。
彼は●●で数人と会ったようでしたが、やはり見た目や仕事のことが原因で、成婚には至っていなかったようです。
私からしたら、本当にラッキーだとしか言えませんでした。
彼は本当に誠実で穏やかで、私の理想通りの性格の男性でした。
娘たちも彼の外見のことは気にしていないようでした。
最初からシングルマザーだと伝えてある婚活ですので、気持ちも楽でとても楽しかったです。
婚活をする前は、私なんかが再婚できるのかと不安でしたが、そのような気持ちは吹っ飛びました。
プロポーズは、実は私からしました。
「また会いたいから、結婚しましょう」と、さらっと口から出て自分でも驚いたほど。
登録して3か月で結婚が決まり●●を退会しましたが、●●に登録しなければ彼とは出会えなかったので、勇気を出して行動した自分を褒めたいです。
彼とは同じ市内にいましたが、道ですれ違っても絶対に声をかけたりしませんからね。
入会金や月々の料金を合わせても10万くらいで終えることができ、懐にも優しかったです。
結婚相談所って高額なイメージだったので、シングルマザープランがあるのはかなり良いと感じました。
実際に会ってみて、過ごした感覚がしっくりきたので、彼と結婚できたのは運命だと感じています。